チェンマイで見られるお祭り@
(最新更新日2003/07/02)
11月 ロイガトーン(灯篭流し)
11月にチェンマイに遊びに来られる方に是非オススメしたいのは、ロイガトーン(灯篭流し)のお祭り(『灯篭と花火の祭り』とも言われます。)です。このお祭りは4月のソンクラーン(水掛祭り)と並んで、チェンマイで最も盛りあがるお祭りです。陰暦12月の満月に行われるため毎年日程が変り、去年(2002年)は11月19日をはさむ3日間、今年(2003年)は11月8日をはさむ3日間で行われます。
もともとロイガトーンとは、『ロイ(流す)+ガトーン(バナナの葉などで作られた灯篭』と言われるように、川や水辺に灯篭を流すことによって、今年にもたらされた雨と水の神様に感謝を捧げるためのお祭りです。また同時に、灯篭を水に流したり、火の入った風船を空へ放つことによって、災いや嫌な出来事を流し去るという意味もあります。
この時期にチェンマイに来ると、空には無数のコムファイ(コムローイ)と呼ばれる火の入った風船が浮かび、またピン川へ行くと、祈りをこめて灯篭を流している人々がたくさんおり、ピン川には火の灯った蝋燭をたてた灯篭がたくさん浮かんでいてとても幻想的です。
*コムファイは空に高く行けば、『災いは去ったからこれからは運が良い(チョークディー)』と言われます。
(ただ『花火の祭り』とも言われるように、至る所で爆竹やロケット花火やその他様々な花火が放たれるので、歩く時には充分注意してくださいね。)
ガトーン(灯篭)はタイ人の女性や女の子は自分で作ったりしますが、ピン川へ行く道沿いや市場などでも売っているので、きれいで遠くまで流れそうなものを選んで流してみるのも素敵かもしれませんね。
その他ミス・ロイガトーンやガトーン(自然素材のみでどれだけきれいな灯篭を作れるか)のコンテスト、パレードも催されます。是非1度、ロイガトーンの時期に遊びに来てくださいね。いつもと違ったチェンマイが楽しめるはずです。