相変わらず刊行速度が速いです。
とはいえ、実のところ月間ベースで書き下ろしを書いてた作家もいるわけでして、
それからずればまぁ・・・。
ブギーポップのシリーズは結構好みなのですが、今回の話は一回読んだ所では、残念ながら味が薄れているかな、という感じがしました。
いくつかの事件が同時進行でおきて、それが見事にひとつになってゆく。
第一作目のそんな感覚が欲しかったのですが、巻数を重ねるにつれてそれが薄れていった感じがしてます。
「敵」が見えてきて、その「敵」の目的がはっきりしてくると同時に物語のスケールも
大きくせざるを得ないのでしょうか、
その影響を受けているような気もします。
タイトルからして一冊完結かと思ったけれども、実のところ完結しません。
結構むごい所で終わってる、ともいいます。(苦笑)
が、このタイトルはこの一冊でおわりじゃなかろうか?続きの話(次巻?)はおそらく
別サブタイトルになるんでわないかと。
わたしは携帯ゲーム機をもっていません。持ってる人は恐れおののきましょう(苦笑)
そうそう。「卵」と聞いてすぐさまベルセルクを思い出した私は毒されているのでしょうか?
書名 | 著者 | ISBN | 値段 | 出版社 | 初版 | 装丁 |
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ブギーポップ・カウントダウン エンブリオ侵蝕 | 上遠野 浩平 | 4-8402-1358-5 | \510 | 電撃文庫/メディアワークス | 1999/12/25 | 文庫 |