1999年7月の一品
1999年7月の一品です。ホントに一品しかねぇの。
ネタばれに注意!
E.G.コンバット3rd
「お勧めの一冊」にもある「E.G.コンバット」の第三巻。最新刊です。
話の舞台は地球へ。軍属の主人公が許可なくして月から地球へ降りるために色々と
手をつくすのですが、
そのプロセスが3分の2。思いも寄らぬ地球の姿が書かれている
のが3分の1ほどとなります。
読んでてワクワクしてきました。特にクラッキングのシーンと地球行きの船を手に入れるためのシーンと。
スピード感があって、いかにもSF的なギミックを使いまくりで。
ラスト近く、ついに主役クラスの登場人物が死ぬか!?と思わせた話の進行があり、(
結局は助かるのですが)
ご都合的な生きて帰ったぞ、ではなく、しっかりと、周囲の人々の懸命の救命活動
もかかれており、ある意味最近のライトノベルも変わってきたかな、と思わせる部分ではありました。
後書きによると、次の巻で終わりだそうで、でも地球の謎といい、月の騒ぎといい、
いったいどうやって収めるのか、楽しみではあります。
書名 | 著者 | ISBN | 値段 | 出版社 | 初版 | 装丁 |
E.G.コンバット3rd | 秋山瑞人 | 4-8402-1239-2 | \610 | 電撃文庫/メディアワークス | 1999/7/25 | 文庫 |
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