「狐と踊れ」に収録された短編を筆頭に4編の短編をあつめた初の短編集です。
「狐と踊れ」に入っているものが独立したという意味ではありがたくもあり、再録という意味は・・・
ともあれ、売りは書き下ろしとそして自分自身は読むまで気がつかなかった「雪風」とのコラボでしょうか。
そうか、あの世界は「外」からみるとああとらえられるのか、とある種新鮮な感じでした。
欲をいえば、他の作者さんにかいてほしかったところですが、さすがに難しいでしょう。
わかかりし頃のヨーメイの話は、読み流しました。いきなりヨーメイのイメージがなんかこう違ったので。
駆け出し海賊の頃の話なので当たり前なんですけどね。なんか違和感が。
ということで、シリーズなのでこちらで紹介です。
書名 | 著者 | ISBN | 値段 | 出版社 | 初版 | 装丁 |
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敵は海賊・短編版 | 神林 長平 | 978-4-15-030963-3 | \600 | ハヤカワ文庫 | 2009/08/25 | 文庫 |