久しぶりの新刊になるのでしょう。
正直、「紋章」でやめておけばよかったのだろうな、とおもわないでもないです。
話が大きくなりすぎて、主人公たちの話がその一部でしかなくなり、薄味にあってきているな、と感じてしまいます。
戦争が大きくなり、主人公たちが出世して部下を持つようになるとさらにそう感じてしまうのは、
「紋章」でみせた「ふたりでがんばる」というイメージからかけはなれてしまうせいでしょう。
それでも買い続けるのはコレクターの性か、惰性か。続きは気になるし
と、いうことで、多分、買い続けるでしょう。
書名 | 著者 | ISBN | 値段 | 出版社 | 初版 | 装丁 |
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星界の戦旗4 −軋む時空− | 森岡 浩之 | 4-15-030774-1 | \520 | ハヤカワ文庫/早川書房 | 2004/12/25 | 文庫本 |