Index

1. 上遠野　浩平著「ブギーポップ・スタッカート ジンクスショップへようこそ」
2. 榊 一郎著「スクラップド・プリンセス 路地裏の挽歌」

ブギーポップ・スタッカート　　ジンクスショップへようこそ

いい加減マンネリ感のあるシリーズなのですが、ここに至ってようやく物語が進みました。
できれば、今後加速していってもらいたいものです。
タイトルからして短編集に思えたのですが、若干異なっていました。
とはいえ、初期に見られたパズル感がなくなり、主人公であり、ここぞというときしか出てこないはずの彼が
狂言回しとはいえ出ずっぱりに近くなると、ちょっと・・・という感もします。 加えて登場人物の相関関係の複雑さや多さにややついていけなくなりつつあったりします。
歳とったせいですかねぇ？(苦笑)

スクラップド・プリンセス 路地裏の挽歌

本当の４月のThe BESTはこちら。
色々わけありで３月分の上記もいっしょに書いてたりします。
クライマックスも近いシリーズの新刊。
ここまでは月刊誌を読んでました。序章あたりが加筆されたのかな？という感じですが。
悪くはないんです。ないんですが、どうしても真・女神転生と比べてしまいました。
今回似たような展開だったので。
そういう意味では真・女神転生の１作目、「廃墟の中のジン」には及ばず、といったところでしょうか。
単にシリーズ全体として気に入っていたのでこちらに来ている。ただそれだけの差でしかなかったりします。
連載は既に終了、どう終わるかだけは立ち読んでたりするので、あとは加筆をどうしてくれるか、と外伝を楽しみに買い続けるのでしょう。きっと。