2002年04月の一品


2002年04月に読んだ本となります。
ネタばれに注意!

楽園の魔女たち 〜月と太陽のパラソル〜

初の前後編となります。
主人公は万年お子様人妻のマリア。
たしかにマリアが主人公格として動いてはいますが、それ以上に師匠と殿下の動きに目が行きます。
とくに前回、結婚相手を自分で決めた殿下の相手が誰か、わずか数行だけヒントが出ていました。
わっかんないし(苦笑)
ネットの世界でも主人公の活躍やめったにないサラの慌てる姿なぞ置いておいて殿下の相手が誰か、ということに話題に集中していましたな。
それでも主人公。
最後のあたりの暴走もそうですが、いつの間にか40人以上の人間をひきつれてテレポートしたり、
ライトニングを放てたり、成長したもんです。
行方不明となっただんなを探して海へ、そして再会するもあんた誰?てな具合で前編は終了し、後編へ。
んで、後編。
まぁ、ハッピーエンドはうすうす感づいていたんで、はっきりいってどうでもよかったのですが。
やはり気になるのが殿下のプロポーズ相手。・・・誰だろう?(苦笑)
後、私的に気になったのはサラの入手した呪文、というか、おそらくは呪文そのものというよりも
理論体系ではないかと。
弟子たちのパワーアップもさながら、師匠の謎も「ちょびっとだけ」あかされたり、
殿下のアレはどうみてもアレなんじゃないかなぁ、などと思ったりしまして、いよいよクライマックスも近いというところでしょうか。
ラストワードの予想は変化せず、言うのは4人娘、という所でしょうか。
しかし、マリアはなんで最後で・・・・???

書名著者ISBN値段出版社初版装丁
楽園の魔女たち〜月と太陽のパラソル〜(前編)樹川 さとみ4-08-600064-4\495コバルト文庫/集英社2002/02/10文庫
楽園の魔女たち〜月と太陽のパラソル〜(後編)樹川 さとみ4-08-600091-1\533コバルト文庫/集英社2002/04/10文庫


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