やや「タイトルに偽りあり」かな、という感想も抱くことはできますが、サイケデリック・レスキューの新作となります。
新レーベルに移行した後、妙にラブコメ部分が増えてきて、同時に「クリムゾン・インフェルノ」であった
情け容赦のない惨劇もかげを潜めて、いまいち感のある作品となりました。
正直なところね。
災害に対するレスキューなはずなのに、「広義のレスキュー活動」と称して対テロ対策を行うことろなど
なんかちがうな、とおもいながら読んでいたのですが。
そもそも高校生の少年に銃器を持たせて対テロ対策ができるか、という根本的な疑問は
ないのかなぁ。
などと思ったりもしたんですが。
案の定、テロリストへの発砲ができずに犠牲者が出ましたが。
あたりまえだよなー。
次巻で最終話だそうで。
書名 | 著者 | ISBN | 値段 | 出版社 | 初版 | 装丁 |
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D/d レスキュー フロイライン・ヴァルキリー | 一条 理希 | 4-08-630074-5 | \533 | 集英社スーパーダッシュ文庫/集英社 | 2002/03/30 | 文 庫 |