学園ファンタジーコメディ第13弾。
不吉な巻数故か、いきなりの「楽園」崩壊にさすがにびっくり。
コメディばかりではやってはおられないのでしょうか、ややシリアス気味。
というか、この作品、やたらと「師匠」の設定がシビアな様子で、それを明かそうとすると
自然とシリアスな展開をせざるを得ないのでしょう。タブン。
のっけからいきなり弟子たちの独立じみた話が始まり、どきっとしたのだけれども。
いや、これはどうせ裏があるだろうと踏んでいたのだが・・・裏がないとはおもわなかったよ
出てくるキャラクターもオールスキャストとなって、もはや覚えてもいないキャラとかも出てきて、もしや、ラスト、とまで思ったのだが。
楽園が崩壊し、ついに独立するはめとなった「魔女たち」がこの先どうするのか、
というよりぶっちゃけた話、続刊以降どうなるのか、非常に楽しみだったりします。
おそらく最後に楽園の再建がなって、ラストワード、となるのではなかろうか、と考えてはいるのですが。さてさて。
もともとこの作者はシリアス方面の作品を多く書いていたと記憶しているので、もしかすると
本領発揮、ということなのかもしれません。
書名 | 著者 | ISBN | 値段 | 出版社 | 初版 | 装丁 |
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楽園の魔女たち〜星が落ちた日〜 | 樹川 さとみ | 4-08-614792-0 | \495 | コバルト文庫/集英社 | 2000/12/10 | 文庫 |