2000年07月の一品


2000年7月に読んだ本となります。再読なんですが、出版社が違うので。
ネタばれに注意!

星虫

大復活!!
よくも復活したもんです。
すでにMuseumには紹介していますが、岩本 隆雄著作の「星虫」が見事、朝日ソノラマより復刊しました。
前の新潮文庫が1990年の作品(思えばライトノベルブームであった)なので、きれいに10年前の話となります。
新潮文庫がライト系から手を引いて(どうしても角川系が強いせいでしょうか)
この本も絶版となったわけですが、いやー・・・・・・よくぞ復刊したもんだ。
最近、ハルキ文庫が力を入れてるようなのでしが、古い、それこそ10年以上前の本が復刊されることが続いてます。
文庫から新書に姿を変えて復刊するものまである。
それの影響をうけたのでしょうか。
とはいえ、当時の新潮社から出た同系シリーズの本は他にもあります。そのなかでこの話がえらばれた、というのはそれだけ、読者からの反響が強かったのでしょう。
BBSでもたまに話題に登ることがあります。・・・そう、復刊の目処が立っていなかった頃にも、です。
さすがに話自体は古めなのですが、テーマそのものは今でも読めます。
っていうことは人間今も10年前と抱えてる問題かわんない、ってことか。

読み逃した人は今がちゃんす。
今度こそは入手し忘れのないように。
・・・・・・って私が購入してどうするんだろうねぇ。

書名著者ISBN値段出版社初版装丁
星虫岩本 隆雄4-257-76907-6\571朝日ソノラマ文庫/朝日ソノラマ社2000/6/30文庫

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