GA文庫刊行、逢空 万太著「這いよれ!ニャル子さん 5」
いや、そろそろネタについていけない部分が多々。
よくもまあ、ここまで思いつく。
バックにブレインでもいるのかねぇ。
話はね、いつもの。
ただ、伏線の打ち方がうまい。前半のくだらない掛け合いのどれが核心に至る伏線かを考える
のも面白かったり。
今回はヒットした、とおもったらダブルできて、裏をかかれた感。
はてさて、どこまで続くのかな。
ハヤカワ文庫刊行、榊 一郎著「ザ・ジャグル 汝と共に平和のあらんことを 4」
正体ばれるのはお約束事だし。
というクライマックス目前の4巻。「味方が誰も死なない戦争は嘘」という言葉にちょっと感銘。
当たり前なんだけどね。時期が時期だけに。
こういう、ある意味の時事ネタをこの人は盛り込んでくるので、自称「軽小説家」が侮れないというか、
前もガス事件のあとあたりで宗教テロの話書いていたしな。
仲間の死を迎えてちょっと主人公たちの異様さを浮かしだしをしつつ、もっと濃い新キャラを出し
考え方の差を出すことで主人公を主人公らしくした巻。
正義の味方じゃないし、いろいろあってゆがんでいるけど、なんとか人間してるよ、ということろか。
あ、なんかHTOD思い出したな。あっちはそんなにゆがんでないのに、なんでだろ。
富士見ファンタジア文庫刊行、賀東 招二著「フルメタル・パニック! ずっとスタン・バイ・ミー(下)」
ということで真・最終巻。
そういうオチか。と。
あと最後のシーンはあきらかにハリウッドを意識してるよなぁ。とか。
長い話ではありましたが、いいシリーズでした。
シリアス場面でもそんなにどんより感はなかったし。
あ、でも。
「弓」である必要性はなかったと思うので(性能的に)、どうせやるならその辺の屁理屈も
あってほしかった。と、無茶振りを。
富士見ファンタジア文庫刊行、賀東 招二著「フルメタル・パニック! ずっとスタン・バイ・ミー(上)」
最終巻。長かったシリーズもついに完結。なのだけれども、その上巻。
なんか、読んでみるとわりとまともな飛行装置だったので、ちょっと期待はずれだったり
あるいは理にかなってる分、まともに読めたり。
口絵から某小説の有り余る推力で無理矢理飛行するバックパックと同類と思っていたせい。
ただ、前から飛行ユニットってあったか?ちょっと疑問っていうか、忘れてる。
アニメの設定とごちゃ混ぜになってるせいもあるけど
電撃文庫刊行、藤原 祐著「煉獄姫」
新シリーズ。
自分的にはこの作者の作品、アタリハズレがあったりするのだが、この作品は今のところアタリ。
コンバットネガマギ大活躍、というところか。
レジンキャストの時がそうだったのだけれども、単純なハッピーエンドにしないので
どうおとしていくか、見所ではある。
しばらく読んでみようかと。
ファミ通文庫刊行、榊 一郎著「まかでみックス しくすす 名探偵と呼ぶんじゃねえッ!」
実は短編集。
某正答率1%をほうふつとさせるネタ。
あれもだし、これもだがわかるわけねぇっていうパターン。
それをネタにしてるんだけどな。
あと、巨大ショッピングモールもそうだし、危険なネタ多いなあ。
さすが、というべきなんだろうけど、どこまでやるのかね。
電撃文庫刊行、榊 涼介著「ガンパレード・マーチ 逆襲の刻 極東終戦」
主人公たち、どれだけ人外なんだか。
という感じの最終巻。
こういう激戦のある話を読んだことがなかったので、シリーズ通して新鮮だった。
まだまだ含みも残しているので、どうなるか。
とはいえ、内部の勢力争いはなくなりそうだし、面白みが薄れるので、続きがあるとしても
外伝だろうなぁ。
外伝でもいいので出してほしいけど。
ともあれ、大団円といって悪くはなかろう。
電撃文庫刊行、鎌池 和馬著「ヘヴィーオブジェクト 採用戦争」
資本も資源の有限だからこそ次期兵器の採用コンペはあるわけで。
まあ、正直、何が言いたいかはわからんが、お姫様がいい味だしてるなぁ、と。
社会が明らかに偏った状態にしているのは現実との乖離をするためかなぁ。
同じ作家の別シリーズも現実によく似た世界を背景にしてるようだけでど、関連性は
わからんし。
結局、巨大ロボット同時の戦闘はロマンで終わってしまう話なわけだが。
MF文庫刊行、平坂 読著「僕は友達が少ない 4」
結局関係は変わらず、という結果に。
そして4巻目の引きも3巻と同じようなもので。
ま、多少はドタバタするだろうが、メインヒロインが明らかに彼女なので
最終的には何事もなかったかのような関係に戻るんだろうな。ありがちというか、
そうでないと話が成立しないので仕方ないけど、主人公の唐変木ぶりからすると
そうしないとダメなんだろうねぇ。
・・・ひっくり返ったりするとすごいかも。他にレイがないし。
ということで。
MF文庫刊行、平坂 読著「僕は友達が少ない 3」
充分友達多いよな、とか思っちゃいけないんだろうねぇ。
口絵はダミーなんだろうなぁ、あまりにもあんまりだったし。
ま、実に充実した夏休みの情景でした。
最後で伏線のひとつを回収したので、次巻でどう関係が変わるか、だが。
自分の時は中高6年間クラブ活動でひと夏過ぎてたので、ある意味充実してたと思われ。
少し前に出た最終巻4冊同時刊行とかいうのを読んでたこともあり、日付は帳尻あわせしてるので
あまり気にしないように。
MF文庫刊行、平坂 読著「僕は友達が少ない 2」
じつはリア充な登場人物たちの話。つまりはハーレムもの。
なんていうんだろ、わかるようなわからないような妙にリアリティがあるというか、所詮ラノベというか。
話の中はな、正直・・・・一過性そのものというか、後には何ものこらんがな。
コバルト文庫刊行、前田 珠子著「破妖の剣 6 鬱金の暁闇 6」
そういえば、今年の常用漢字に「鬱」が入ったそうで。
PCや携帯での漢字変換を主流にするようになったことで少々難しい漢字も常用の中にはいってくるようになった
とはいえ、「うつ」が常用っていうもの、現代社会を反映してるというかなんというか。
「林の間に缶を置き、わカンムリを下にする。米印(※)がお風呂に入って下からヒをたくが
風が吹いてきて鬱になる。」とおぼえるそうで。書き順ぐちゃだけどな。
あ、小説の中?未だ途中というか、復活といいつつうそくさいというか。
やはりRPGの敵は主人公のレベルを上げるために存在してるんだなー、というか。
そんな感じ。
MF文庫刊行、平坂 読著「僕は友達が少ない」
何気に気に入った話。中はただのハーレムものなんだけど。
出てくる登場人物がありえないパターンばかりで笑えるというか、こんなのありえねー、と。
1巻目の最初で出た登場人物が1巻で全部そろわないのってどうよ、とか、
闇なべってやはりはたで見る分には楽しいよな、とか。やりたかねーが。
何気にツンデレな部分とかテンプレぞろいではあるけど、しばらく読み続けてみようかと。
富士見ファンタジア文庫刊行、吉村 夜著「RPG WORLD 6」
やられた。完全にやられた。
いままで多少の例外はあったにせよ、女性キャラが参入しつづけていたので次はフェアリーかリザードマンか
とかいってたら○○ァとわっ!(苦笑)
何気にレベルが高いというのもなんだかなぁ。
中の人、なんだろ。中の人なんかいないのかなぁ。
そういえば、昔オンラインゲームを元ネタにしたアニメで中の人が死んじゃって遺族がそのキャラで
ゲームの世界に挨拶にくる、というのがあったけど、あれはあれである意味新鮮だったというか衝撃的だったというか。