GA文庫刊行、逢空 万太著「這いよれ!ニャル子さん 4」
ネタの宝庫。よく続く。ネタそのものは知ってるものもあれば知らないものもあるし
ふと気を抜くと他愛無い会話の中にネタが仕込んであるので電車の中で読みづらい本ではある。
メディア展開はいろいろとまずくないかなぁ?(苦笑)
メインの話は、本文にもある通り、くだらないのだけどねぇ。
ネタで話を引っ張るのはタイヘンだと思うが、続けてほしいもの。
電撃文庫刊行、榊 涼介著「ガンパレード・マーチ 逆襲の刻 青森血戦」
部隊=登場人物が多くなってきて、一覧がほしいなぁ、と。
口絵に紹介(36人ほど)あるけど、足りてないし。
シベリアという新しい土地も出てきて、世界が広がっている感じが強く、
はたして収束できるかな、という不安がないでもない。
九州奪還も実は最後で無理矢理帳尻合わせた部分あるしねぇ。
とはいえ、眼が離せないし、今回の話なんかもいかにして戦闘から一歩引いて休暇をとるか
ワーカホリックたちの葛藤だったり、その休暇の様子だったりとはっちゃけぶりは相変わらずなので。
ところで、彼ら、何歳になるんだ?(苦笑)
電撃文庫刊行、時雨沢 恵一著「メグとセロン 5 ラリー・ヘップバーンの罠」
時系列を見直す必要があるかな?あまり相互に関与していないので独立はしてるんだけど。
リリアとトレイズのような国を巻き込む話ではなくて、あくまで学園を中心とした話。
登場人物の全員がブルジョワなのでまぁ、なんというか。
あと、カップリングもちと面白いコトになりつつあるなぁ、というか想像とちょっと違ってたりも。
まったりいくのがいいシリーズではあろう。
GA刊行、林 亮介著「迷宮街クロニクル 4 青空のもと道は別れ」
完結。いいダンジョンメイカーでした。
最終決戦はWeb版と大きく展開が異なっていて、ちょっと残念な部分もあったかな、と。
マリクト炸裂でも誰にもわかんねー、というのを見てみたかったな、と。
主人公がリアルに近くなって、たぶん、読者目線に近づけるためかなーっと思わないでも
ないが、最後のWeb版にあった「普通の人」ではありえない決断が大きく変化して
残念といえばそこの部分。
とどのつまり、カエルと熊の置物を入手しないとは何事か、の一言につきるんだが。
さて、一発屋のにおいはぷんぷんするけど、どうなるかねぇ。
コバルト刊行、前田 珠子著「破妖の剣 外伝 言の葉は呪縛する」
正直、本編より面白かったりする。
おそらく、本編で主人公(ヒロイン)が寝たきりなのが理由ではないかと。
ダブルヒロイン?知らんよ、んなの。
本編はご都合にもほどがある展開になってしまってはいるが、それでも。
なんだかんだ言ってるけど、決着はみたいんだよねぇ・・・。悩ましい。
祥伝社ノン・ノベル刊行、上遠野 浩平著「クリプトマスクの擬死工作」
相変わらずというか、いまいちよくわからん世界というか。
何が言いたいのかがね、。
ただ、今回の「命に等しいもの」についてはストン、と納得がいった。
ああ、確かにそれはあるかもな、的な意味で。
無論、なぜその状態にいったのが「盗む」ことになるのかがイマイチわかんねーんだよなぁ。
あと、この先何がしたいのかも。
世界観がひとつなので(今回、しずるさんがらみが出た気がする)時間は進むハズなので。
角川スニーカー文庫刊行、三田 誠著「レンタルマギカ 銀の騎士と魔法使い」
なんだろ。今までの話は「くもり空」なイメージでしかよめなかったのに、この話は晴れた感じだった。
能力が安定してきて、主人公がいろいろな意味で安定したせいかな?
今までのイヤボーンもいいっちゃいいけど、ご都合な感がぬぐえなかったので
そういう意味では戦術立てやすい今のほうがいいかな、と。
そういう意味では安定したけどレベルダウンしたこの第3部は楽しみ多し。
魔術決闘のペテンとか自分好みだし。
HJ文庫刊行、神野 オキナ著「疾走れ、撃て! 4」
いろいろ吸った妹登場。
実際、そういうことってあるのかねぇ?(苦笑)
まあ、休暇編というか、閑話休題的な話で、いまからクライマックスってところ。
でも、海の次は山、って発想単純すぎ。
その単純な発想を軍隊生活の中でうまく組み込んで話し作ってるのはすごいよねぇ。
ハヤカワ文庫刊行、榊 一郎著「ザ・ジャグル 汝と共に平和のあらんことを 1」
どうしたハヤカワっていう作品。
アニメだなぁ。なんかちょっと前に見た仮面ライダーじみたのとか、変形する車だかバイクだかのアニメを
思い出した。
でもまぁ、正直この状態でアニメにするって難しいかも。
あまりにもSFSFしすぎてるし。
この辺は小説にするから、そうなのかもしれないけどね。
1クール13話か1話を上下に分けて26話かな、といたらんことを考えてみたり。