富士見ファンタジア文庫刊行、榊 一郎著「ストレイトジャケット 10 ニンゲンのオワリ - THE DEATH BELL 1st.HALF -」
クライマックス。急展開といえば急展開。
そしてヒロインがけなげというか、なんというか。
ある意味、使い古されてわかりきった答えを10巻かけて出すのもどうかな、と思わないでもないが。
主人公不在の中、残されたヒロインたちがどうなるか、結構危機的状況だとは思うのだけれども、
かといって警察機構が無能なわけではないので、はてさて。
電撃文庫刊行、榊 涼介著「ガンパレード・マーチ 逆襲の刻 東京動乱」
あるぇ?完結したんじゃねぇの?
と思ったけど、まぁ、政治的な面からの話で、ある意味地味で、容赦ない。
何の「逆襲」なんだろうなぁ、と思わないでもない。次巻の予告もきついものがあるし
主人公たちが偉くなってきて動かしづらいだろうなぁ、と思うんだけど、そこはさすが。
サブタイトルが気にはなるけど、次も楽しみにさせてもらいましょう。
ソノラマノベルズ刊行、笹本 祐一著「ミニスカ宇宙海賊 3 コスプレ見習海賊」
なにより、アイデアがすごい。普通考えつかないよなぁ。
と思うもので、中身は相変わらずの笹本節。これ、アニメ化するそうだけど、面白いかねぇ?
展開そのものって実は地味なので、どうだろうかなぁ。
今回に限っていえば「華」が多い(というか華しかないというか)のでなんとかなると
思うけど。
某星船オペレーターズとは違うよ?(苦笑)
ソノラマノベルズ刊行、菊地 秀行著「エイリアン旋風譚 トレジャーハンター八頭大 別巻」
過去の文庫を書き直して新書で再版されたシリーズが、巻末に短編を収録していた。
その短編をまとめたもの。
もう「懐かしい」という感じしかない。エイリアンシリーズは大好きなシリーズだったし。
<完結編1・2・・・>と続いた時にはあいた口がふさがらなかったしな。
内容は、まあ、相変わらずというか、エンタテイメントに撤しているのでこんなもの
だろう、と。充分面白いしろいし。