角川スニーカー文庫刊行、 林 トモアキ著「ミスマルカ興国物語 5]
「首領、何者?」っていうのと「メイドさん、最強」というのがかんそう。
いや、姫が正体現したりとか色々あったけど、ストーリーとか取り巻く環境とかが混迷していって
はてさてどうなることやら、というほうが強くて。風呂敷広げすぎたようだし。
考古物のコレクションでガンプラとかフィギアだした後にガレージに案内するんなら実物大ガ○ダムとか
1/1ATがお約束ではないのか!?とくだらんこと思ったりも。
登場人物のほとんどが色々と「裏」を抱えているので、作者、手に負えなくならなきゃいいが。
あとがき読んでちと不安に(苦笑)
珍しいことに、更新。まあ、時間があったというかあっさりよめたというか。
電撃文庫刊行、 南井 大介著「ピクシー・ワークス]
「裏山の宇宙船」かなぁ、と思って読んだらまあ、ある意味そのとおり。
宇宙船ではなくて雪風だったけど。
っていうか、メタに「神林長平の小説じゃあるまいし」というセリフが出たのには笑ったが。
電撃なせいかどうかわからんが、キャラ小説であることには変わりなく、
個性的過ぎる女子高生どもが主人公。毒が強いんだが、やはりどうしても笹本のにおいを感じてしまう。
いや、よくよく読むとそんなデッドコピーとかじゃないよ?>主人公たち。
でもさすがに「裏山の宇宙船」展開がねぇ。。。
とはいえ、「エリアル」の女子高生3人娘のことを知ってる読者ってターゲット層にはいないんだろうなぁ、
などと思ったりも。
わりとよかったかも。ストーリーの中身はないに等しかったが。
今月、法事で帰省したこともあり、おとなしくしていたシルバーウィーク。ま、金欠で。
積読山脈を制覇できるかと思ったけど、なかなかそうもいかなくて、なんとか2冊だけ。
えらく長い間休んでいたシリーズの続編。おもわず購入、というのが正解。
集英社コバルト文庫刊行、 前田 珠子著「破妖の剣 6鬱金の暁闇 4]
3巻を読んだのが2003年8月。同時期に終わクロ1巻(下)を読んでいる。
終わクロは徐々に分厚くなりつつ都合12冊を出して完結。新シリーズまで出たというに。
もはや前の話は忘れているし、誰がだれやら。
っていうか、ヒロインやーい(苦笑)
てな感じで。
あ、あとライトノベルで大事なこと。
あまりにも時間を空けすぎたせいか、何気に絵師が変更。より少女漫画っぽくなったな。
こっちはえっらい古いもの。
電撃文庫刊行、上遠野 浩平著「ヴァルプルギスの後悔 File2.」
まぁ、中二小説の代表格っちゃあそう。
とはいえ、さすがにプロ作家である。この展開とか設定はすごいと。
あとは内面の敵にどう打ち勝つか、あるいは負けてみせるか。
世界を同一とするとはいえ、他の主人公陣(とくに泡とか探偵とか)がでしゃばるとは思えないので
さてはて。
と思ってたら、別作品の主人公格登場。まあ、彼らなら許せるか。
結構ぎりぎりいってないかなぁ?
タイトルからすると打ち勝つとは思うのけど、どうやってら勝てるのか現状思いつかないのである意味
そこが楽しみ。
あと、特殊能力者多すぎ。
ライトノベルじゃないもの読んでたせいか、あまりここに書くもの多くなく。
まあ、それでもまとめ書きしてしまう悪い癖はなんとか。というか記録のスタイル変えようかな。
MFダ・ヴィンチ文庫刊行、冲方 丁著「ストーム・ブリング・ワールド 1」
カルドセプト小説。カルドセプトのことは全くわからないものの、問題なく読めた。
意外な展開にびっくり。え?マジ?あれ?でもキット。
てな感じで少々混乱気味。ある意味すごいヒキ。
いや、でもこういう終わり方されるとすんげー気になるしな。途中で意味深な会話もあったし、
仮にも主人公。抵抗皆無ってあり得ないって思ってるし。
想像している手段はいくつかあるものの、さて。
きっとカルドセプトを熟知してるとわかるんだろうけどな>手段
富士見書房刊行、上遠野 浩平著「騎士は恋情の血を流す」
まあ、どれだけ中二なんだか。という話。
クロスオーバーというか同一世界化も進んできたなぁ、と。
ただ、まさかこの時期の話とは思っていなくて、最後に出たときにはちょっとびっくり。
「しずるさん」の話であるこはオビのあおりでわかっていたし、表紙のイラストもそうなので
よいのだけど、ヒロインのひとりがそんなところに!てな感じで。全く気がつかず。
まあ、B5変形版である以上、なんか特殊なことだろうとはおもったけど。
電撃文庫刊行、渡瀬 草一郎著「輪環の魔導師 6 賢人達の見る夢」
気がつけば6巻目。早いもの。
王道といえば王道なので、悪役ではないし、「悪」ではないけどちょっと/かなり?/黒いヒロインという、
あまり見ないタイプがいるので、それがある意味うりというか。
で、今回転生ネタがキタ、と。ま、なんでもアリではありますな。
現実的に敵対サイドへのシフトも十分に考えられる設定とか描写なので結構目がはなせなかったり。