電撃文庫刊行、渡瀬 草一郎著「輪環の魔導師 5 傀儡の城」
うわー。さすがに予想の斜め上いったな。
ヒロインがまともじゃないのは前からわかっていたが、主人公はもっとまともじゃねーし。
この世界の基盤も少しわからなくなってきたしな。特に賢者っていわれている存在のステータスとか立ち位置とか。
昔、ブレイドオブアルカナというゲームをやった時のこと。
ラスボスを「リボン」にしたことがあって。
(リボンが、それを身に着けている人物を操って悪巧みしてた「意思のある邪悪な存在」という設定)
まあ、たまに目にする設定なんだけど、それかなーと思って読んでた。敵は人形使いだし。
これは半分あたり半分はずれ、といったところか。
はずれ、のほうもある意味たまに目にする設定なんだけど、それを組み合わせたのはさすがだなーと。
話は一区切りしたけど、謎はてんこ盛り。忘れないうちに次出してほしーなー
電撃文庫刊行、成田 良悟著「デュラララ!!×5」
なんていおうか、まともな登場人物がいねーなーっと。
北からきた暗殺者(←こいつもいいかげん普通じゃないが)がかわいそうになってきたりして。
ヒロインには、自分の実力ぐらいわかってほしいなあ、などと思ったりもしたが、いや、ホントに裏
のある奴多すぎて。
学生トリオが主人公じみてて勘違いしそうなるんだが、主人公はあくまでデュラハンの彼女なわけで、
それを考えると彼らの運命もなぁ。
まあ、この作者ひどいことはするし、めちゃくちゃやるけど、基本、名ありキャラを殺さないので。
・・・・・・さて、どうだろう?(苦笑)
電撃文庫刊行、時雨沢 恵一著「メグとセロン 4 エアコ村連続殺人事件」
作者らしからぬ、いい話。
いや、ほめてるんだよ?多分。
問題は、タイトルのわりにヒロインがあまり目立ってないところか。
主役というか、男のほうは頭脳明晰の探偵役でそこそこ使えてるんだけどな。ヒロインが彼の
モチベーション担当になってしまっているので、過去のアリソンとかリリアに比べるとね。
・・・ワザとやっている可能性もあるか。
ともあれ、ああ、青春してるねえ、君たち。っていうシリーズなので
そこそこ続けてほしいところ。
角川スニーカー文庫刊行、三田 誠著「レンタル・マギカ 旧い都の魔法使い」
京都を舞台にクライマックス。
主人公の成長が感じられる話。・・・・・・らしいのだが、さすがに過去の話を覚えていないので
どれだけ成長したのか不明。読み返さないといけないねぇ。
一応、「昔なら・・・」とか比較するような記述も多少あるので成長したんだね、ということは
わからないでもないけど。さすがに実感できず。
長いシリーズの弱点といえば弱点か。
まあ、長すぎて破綻する例も多いので、こっちが過去のことにこだわらない=忘れても平気、という読み方
なったのもあるんだけど。
これもいいところで終わってるので次回を早く、と督促したい所。
電撃文庫刊行、三枝 零一著「ウィザーズ・ブレイン 7 天の回廊<中> 」
他にもいっぱい読んでるけどね。なんかこう・・・・・・今月今の所書くのはこれだけですな。
世界の謎解き回その2。
何気に人と人同士の関係より、こういうことのほうがわくわくするのって人としてどうなんですかね。
すんげー問題ありそうな気もするけど。
ともあれ、それでも最後のとあるキャラの突然の変化にどきどき、てなもんで。
特にどのキャラに思い入れが行ってもおかしくないように、展開してきたシリーズで
過去に出てきた主役クラスのキャラ同士が戦いあってる今の状況でわねえ。。
勝敗つけられない気もするけど。さて
6月は待てないので早めに出してほしい所。