過去の徒然草紙


「徒然草紙」2009年01月版です。
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2009/01/18

電撃文庫刊行、成田 良悟著「バッカーノ! 1931 臨時急行編
ある種の短編集。1931の列車事件の補足というか、事後処理に近いもの。
1934につながる部分の補足ではないかと。
問題は。
登場人物多すぎて誰が誰やら。
まあ、よくでばってくる主要なのはわかるけど、裏で暗躍するような輩は出番もすくないしねぇ。
かといってウィキペディアみながら読むもんじゃないしな。


2009/01/17

ファミ通文庫刊行、榊 一郎著「まかでみックス さーど 将軍様と呼ぶんじゃねえっ!
・・・将軍ってあまりインパクトないよなあ。
どっちかっていうと義妹の反則ぶりのほうがインパクトでかかったし。
アサシンの攻撃に対しての防御でアレが使われたのは予想とおりだったしな。
ああ、どっちかっていうと、内容そのものより作者のお遊びのほうがなあ。
アラン・スミシーはないよなあ。


2009/01/12

電撃文庫刊行、榊 涼介著「ガンパレードマーチ 九州奪還 5
オリジナルシリーズのガンパレ最終巻。
幻獣の秘密が一部とはいえ明かされたり、長期間の休戦が結ばれたりと本当の意味での完結か。
最後の1文からすると、まだまだつづけられそうだけどね。他にもまだ勢力はあるみたいだし。
絶望的な状況の中、ギリギリのところで勝利をもぎ取る、というスタイルは全巻通じて統一されていて、
この巻でも最後の最後で起死回生の一撃でおわったのは、なんともゲーム的、アニメ的ではあった。ま、それがいいんだけどね。
読めば読むほどオリジナルのゲームを見てみたいとは思うが、流通してないんだよねぇ。
(あまりやってみたいとはおもわなかったりする)
似たようなゲームがあったが、あれはどうなのかな。鬱ゲーと聞いているので手をだしていないのだが。


2009/01/11

角川スニーカー文庫刊行、林 トモアキ著「戦闘城塞マスラヲ Vol.5 川村ヒデオの帰還
前巻で、主人公は敗退する、という状況で(連載まで)終わるというなんか男坂のような展開をみせた本作
本当の完結。
不覚にも涙ちょちょぎれたね。いやまあ、精神的にいろいろあった時期なのでコントロールがきかなかっただけかもしれんが。
でも「俺の・・・・・・勝ちだっ」のセリフはくるものがあったのは確かで。
自分も日本人だねぇ。と思い知った場面でもあったりする。
もっとも、こういう覚悟のできる人間が引きこもりだ、というのは納得いかないわけで。
舞台となった「聖魔杯」を勝ち抜くために、力がないゆえに考えて考えて考え抜いて
知恵や詭弁やトリックや、あるいは運もあったけど、勝ち抜いてきて、その力よりも知恵
で危機を切り抜ける、というスタイルはこの最終巻でも十分に発揮されていて
こんな人間が引きこもりっていうか、こんだけの能力もった人間見抜けない人事担当者って
そうそういないとおもうけどなーっと思ったり。
とはいえ、それを言い出すと、このシリーズの根本的な問題にもいたるから。
所で、何気にどこのエロゲですか、というくらいハーレム状態だったのは笑うところだろうか?


2009/01/10

謹賀新年。
サイトを開いて今年の7月で何気に10年が経過することに。
・・・10年かあ。
まあ、気の向くままにボチボチとやっていきますよ。
例のごとくまとめ書きなので日付は適当に。
角川スニーカー文庫刊行、三雲 岳斗著「ダンタリアンの書架 2
こういう設定の話を読むと、どうしてもラヴクラフトというか、クトゥルーに意識が向くっていうのは
あまりよくないんだろうねぇ。ちゃんと中ではクトゥルーとは関係ない方向で話を進めてるのに。
それに、中国の古書関係だとクトゥルーよりよっぽど怪しい文書多いしね。
ともあれ、書き下ろしが特に楽しめましたよ。主人公の過去に何があったんだ!?と
興味はつきないけど。
連載が一区切りしたけど、ネタが切れたかな?しばらくは連載分の文庫化でしのぐとして、その先を様子見してみよう

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