過去の徒然草紙


「徒然草紙」2008年09月版です。
徒然なる本棚(過去ログ) 今月の徒然草紙に戻る TopPageに戻る

2008/09/15

角川スニーカー文庫刊行、林 トモアキ著「戦闘城塞 マスラヲ Vol.4  戦場にかかる橋
連載では、主人公が敗れて終わり、続きは文庫、という言語道断なパターンで終わってくれたもの。
次がすげー気になるじゃねえか。
とはいっても、ひきこもりの主人公ががんばる、という展開からは少し離れそうで、
それはしかたないのかねえ。
運だけで勝ち続ける主人公の姿も見たかったが・・・そんな主人公、吉岡平か火浦功か。
そのへんの古株でないとかけないかも。
書いたとおり、次がすっげー楽しみだったりする。


2008/09/14

朝日文庫刊行、菊地 秀行著「D−不死者島
久しぶりのD。
えー、でも、こういう終わりありかー?。
前にも似たようなエンドがあったけど、あればヒロイン守るために少年が
決断した話だったからよかったけどなあ。
今回のはなー。気がついたら、というのはなんか肩すかしというか。
ヒロインがんばってる!すげー!とかおもってたら実は、というのはな。
あと、主人公誰?(苦笑)


2008/09/07

ハヤカワ文庫刊行、ジェイムズ・P・ホーガン著「黎明の星
地球再生話。にしてもあまりにあんまりの展開ではないだろうか。
まあ、おかげで面白いは面白かったけどさ。
あと、あまりに科学バンザイ、理性バンザイの展開というか主張にちょっと疑問。
人間って、そこまで理性的にはなれないんではなかろうか、と。
まあ、もともといびつ、としか自分には思えない社会を理想のごとく書いているので、
この展開は矛盾していない。していないからこそ悔しいというか。
3部作ということなので、後一作。宇宙にのこった科学バンザイ・理性バンザイの
主張をする「国」の危機を予感させる展開で今作が終わっているので、どうなるか
楽しみ。
まだ書かれていないそうだけど:-)

徒然なる本棚(過去ログ)