富士見ファンタジア文庫刊行、神坂 一著「アビス・ゲート 2 深きを夢見る淵の王」
この作者にして、ギャグが少ないシリーズ。
サブタイトルはアレだよなあ。出だしもそうだったし。
作者いわく、「萌えキャラ登場」とのことだけど、さすがにイマイチピンとこず。
イラストにするわけにもいかんかね。
イロモノ武器はどっかで使ってみたい気もするが。再現出来るRPGはさすがにないか。
ハヤカワ文庫刊行、高千穂 遥著「ダーティペア・シリーズ 6 ダーティペアの大征服」
1冊使ってプロローグ。っていうか、最後にはしっかりとどんでん返し。
最後のどんでん返しも最初に伏線があったり、とさすが。
とはいえ、なんとなく古い感がぬぐえないのは何ゆえ?
舞台的にダーティペアである必要がなさそうであるっていうところが
舞台設定のうまさ、なんだろうねえ。
結局安心して読める本ではある。
電撃文庫刊行、三雲 岳斗著「アスラクライン 10 科学部カイメツ」
はやくも10巻。
最初のころから言ってた「2巡目の世界」がじつはネタっていうか、大うそつきだったことの判明した巻。
同時にパラドックスって何?を実現しくさった話でもあった。
相変わらずの大風呂敷広げる作者だな。畳み切れないのだろおなあ。(苦笑)
ま、そこがよかったりするんだが。整合性とか考えちゃだめだしな。きっと
HJ文庫刊行、清水 文化著「くじびき勇者さま 7番札 誰がくじびき女王よ!」
中世の世界に現代人が行って、現代科学の技術を披露、次々に実現して周囲からソンケーの目で見られる
そんな話。ちなみに戦争中の出来事なので兵器も多いのだが人道的でなんとも。
この辺、作者の思想がはいっているんだろうね。実際にはむごいことになるんだろうけど、言っちゃいけないのかも。
最後の最後で無理矢理のようにくじびきを出したが、あまり気にしなくてもいいんじゃないかなあ。
くじびきがでてこなければそれはそれでネタにできるし。
ハルキ文庫刊行、機本 伸司著「僕たちの終末」
ちょっと未来の地球脱出計画の話。
結構今の科学技術に根っこがあり、科学技術の話ばかりではなく、
組織運営とか政治とかの話もあり、結構リアル風。
前半ディスカッションで問題視していた技術をしれっとスルーして宇宙船作ってるところがSFっちゃあSF。
惜しむらくは、ディスカッションが中心なのにソウヤーのようなわくわく感がなぜかなかったこと。
話が技術的すぎてついていけなかったことも多々あり。
最後が結局「人」の話になってしまうのは作者らしいというかなんというか。
ファミ通文庫刊行、榊 一郎著「まかでみックス ふぁーすと ご主人様と呼ぶんじゃねえッ!」
まがでみの新シリーズ。
相変わらずよくわからん濃いネタが。
まったりと、生暖かくみまもっていきませう。
第二ヒロイン(?)の彼女の正体、昔やったRPGのセッションのボスキャラ思い出したよ。
そうか、そういう弱点があったか(苦笑)←ツボに入ったらしい
富士見ファンタジア文庫刊行、榊 一郎著「ディスパレイト! 2 陰謀とその残骸のこと」
連載されていたものをとりまとめたもの。おかげかどうか、サブタイトルの割にはたいした陰謀ではなかったな、と
最終話のどんでん返しは理屈がイマイチよくわからんのだが、考えちゃいけないのだろ
おか。
作者にアリガチな話がなかったわけではないけど、気楽に読める話ではあった。
あ、でも最初の話はちと耳に痛いというか2キロなんぞ計測誤差だ!と・・・いや失敬(苦笑)。
まとめ読みしたのでちと日付は調整して。
角川スニーカー文庫刊行、林 トモアキ著「ミスマルカ興国物語」
ちょっと古い本でもあるけど。1巻と2巻一気読み。
クロスオーバーになるのかなあ。マスラヲほどじゃないけど何気にありがみネタ。
で、読んだ瞬間思いついたのがでたまか。
タイラーを読んでないので即座に思いつきはしなかったが、おそらくは同じ系統かな。
どこまでガンジー路線でやってくれるかねえ。
マスラヲを見ると結構なところまでやってくれそうだけど。さて。