電撃文庫刊行、成田 良悟著「バッカーノ! 2002 [A Side] Bullet Garden」
&「バッカーノ! 2002 [B Side] Blood Sabbath」
結論からいえば、こういう終わり方は嫌い。
きっちりおわってくれてないどころか、終わったように見せかけてまったく始まってすらしないし。
気になってた過去話の続編がこんな所でわかるとは思わなかったし、そういう意味でサプライズはあったけど。
相変わらず登場人物の行動方針がまったく見えなくて、イライラするというか。
・・2冊一気読みすべきではなかったかなぁ。
特にB Sideの締めの部分がなんかすんげー駆け足に思えてなぁ・・・
角川文庫刊行、冲方 丁著「ばいばい、アース 2 懐疑者と鍵」
やや難易度高し。演劇がベースにあるのかな?
まぁ、話としては己の存在理由にもんもんとする男女が迷走のあげく、
いろんな人の犠牲やらなんやらで自らを見つける、と見たが。
・・・ぶっちゃけ最近、読解力は底辺をうろついているのでなんとも。
まぁ、あと2冊あるし、正直、まぎれもなく中間部でイマイチな部分だったので、
後に期待、と。
ハヤカワ文庫刊行、小川 一水著「時砂の王」
あ、なんかこういうのすっげー好き。
時間遡及をしながらそれがパラレルワールドを生み出すことになり、
元の世界に"絶対"に戻れないことが前提、とある意味思い切った設定だし。
エイリアンの進行の原因もまたよくこんなこと考えたな、と。
邪馬台国の時代に交易を行っていた、魏を超えた所にある
苦品(くしな)国・阿去年(あくそ)国・剣卓(けんたく)・羅馬(ろま)がわかんなくて。
作中で剣卓がこの時代ありえない国だということはわかったが。
あと羅馬はローマだろうな、と。
読み始めて6ページ目でこんなのがでたんでさすがにびびりまくったが。
逆を言えばこの時点で実際の邪馬台国とは別物だ、という認識が出来たが。
なんだかんだでバトルものだったりして結構燃えたり萌えたり。
HJ文庫刊行、神野 オキナ著「うらにわのかみさま 虎と猫と君と僕」
ほのぼの特撮バトルもの。
まぁ、まったりというか、猫大活躍というか。
でもアレはねぇよなぁ。
なんで恋愛の神様と愛玩動物の神様にかな。なんかモトネタあったか?
・・・翼のはえたハムスターであれって昔見た記憶があるなぁ。。。
なんだっけか。
でもまぁ、こういう大団円というか、ハッピーエンドは好きだったりするので大歓迎。
コバルト文庫刊行、樹川 さとみ著「グランドマスター! 呪われた女騎士?」
ヒロインの特殊能力がイマイチよくわからんな。結構色んなところで暗躍してるふうだし。
正統派ヒロインは団長のほうだって気がしないでもないけど。
まぁ、コバルトというレーベルとメインの対象読者を考えるとあながちはずれでもないかも。
なんにしろ水戸黄門だし、あとがきにあったように毎回入浴シーンは欠かせないわけで(苦笑)
ないけどなー。