過去の徒然草紙


「徒然草紙」2007年10月版です。
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2007/10/28

富士見ファンタジア文庫刊行、神坂 一著「アビス・ゲート 1 果て見えぬ淵の畔に
新シリーズ。まだまだ様子見状態。
出てくるモンスターのモチーフは某有名幻想文学から、ということだが、
残念なことに1回目の読み通しではイマイチ。
ゆっくりと読んでいく2回目以降どうなるかしらんがね。
そもそも2回目以降があるかどうかも知らんが。
主人公の青年よりそのバックについているおっさんの方がキャラたってる気がするのは気のせいか。
青年のスタンスというか立ち位置が微妙にわからん。
色々と伏線があるせいではあろうが。
ま、様子見にはかわりあるめぇ。


2007/10/27

朝日文庫刊行、菊地 秀行著「D−魔道衆
ソノラマ文庫が営業終了し、ソノラマコレクションとして朝日文庫から出た初のD。
基本に立ち返るっていうか、あいも変わらずのロードノベル。
最後、あの少年にはびっくりだー。今までならおねぇちゃんといっしょに後々の世でDのことを
語りつぐエンドとおもいきや。
敵勢力がやや錯綜してて誰が誰かよくわからなかったのはヒミツ。
無論、多勢に影響なし。
敵役なんてそんなもん。


2007/10/21

角川スニーカー文庫刊行、三田 誠著「レンタルマギカ  妖都の魔法使い
えー。んなのありかぁ?というような展開というか能力というか。
インフレしはじめたんだけど・・・主人公チームがちゃんと「負けた」ってのは評価できるかなぁ。
今後でわかるか。
最終的に敵対とかなって力づく、とかなったら危険。ジャンプ化。・・それもいいか?。


2007/10/20

電撃文庫刊行、時雨沢 恵一著「キノの旅 - the Beautiful World -
定番というか、相変わらずのシリーズ。
あとがきはますますわけわからんことに。あそんでるなぁ(苦笑)
アジン(略)の国の話はよかったけど、あれって、覚えなおすんだろうか?


2007/10/14

電撃文庫刊行、三枝 零一著「ウィザーズ・ブレイン Y 再会の天地<下>
一通りの区切りをつけて、シリーズ全体の主人公と思しき3兄弟がそれぞれの勢力にわかれて、
ということろで話が終了。
このあとお互いを止めたり止められたり求めたり求められたりと続くのかな、と。
正直登場人物が多すぎて/しかも似たよう行動・思考するのが/流し読みしてるレベルでは
わけわかんなくなった。
ライトノベルなんだからさぁ。もうちっと肩の力抜いてよめるものにしようよお。
ま、テーマも非常に重いというか、1000万人救う為に一人を犠牲にするのをよしとするか否か。
ちなみに、それでも1000万人はもって数十年。という
まぁ、現在の環境がすべての原因なので最終的には環境を打破する、という方向で話が
進むのだろうけど。
もう少し登場人物整理してほしいなぁ・・・


2007/10/13

角川文庫刊行、冲方 丁著「ばいばい、アース 1 理由の少女
古い作品の再販。最近、こういうの多いな。
最近の冲方作品は/を多用した並行記述が多くて、若干なじめない部分もあったりするので、
原点回帰というか、安心して読めたりする。
自分も古い人間になったのかねぇ。
舞台も明らかに地球じゃなくて、まず間違いなく地球からきた少女が主人公で
どういう舞台になっているのか楽しみで。
・・・BESTのほうに入れてもよかったかな?というもの。
ライトノベルには違いないと思うのであまり過剰な期待も厳禁だが
たまたま、同時期にD&Dのリプレイででっかい剣を振り回す戦士、というものを見た
せいか、イメージがかぶりまくり(苦笑)。


2007/10/07

HJ文庫刊行、清水 文化著「くじびき勇者さま 5番札 誰が守り神よ!?
北と南とで技術格差がすごいイメージがあるなぁ。
実際は同じ技術を別のことに使っている。といってはいるけど・・・。
グライダーがあるとないとじゃまったく話が違うとおもうのだけど。
ライト兄弟の存在は一部のものでしかなかった、ということなのかな?
いや、史実はどうかしらんけど。
ま、なんだかんだいってほのぼのと話は進んでいっております。
一部不穏な空気を見せながら。
よくネタきれせずに続くな・・・


2007/10/06

富士見書房刊行、榊 一郎著「ディスパレイト!コンプ 02 落日の双銀
連載しているバージョンの過去話、でまったく異なりシリアスな話という説明。
連載のほうを知らないのでなんともいえないが、確かにシリアスな話。
最後にヒロインがああなるとは思ってもいなかった。
もっとも、真逆ということは、コメディ風ということなので、さて、どうしたらコメディに
できるのか、連載版に興味津々。
・・・罠にはまった?(苦笑)

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