HJ文庫刊行、清水 文化著「くじびき勇者様 4番札 誰が女神さまよ!?」
謀略に巻き込まれ、手に手をとっての逃避行。
のわりにはのんびり緊張感のない主人公サイド。
しかも、謀略がバレバレですでに謀略とか縁がない話になってたり。
ああ、この作者の書く話はこんなんばかりだぁ。
と、全作読んでいるわけではないので言い切れはしないのだが、それでも。
薀蓄垂れ流す主人公といい、なんというか、独特の空気があることは間違いない。
緊迫感がない、というの?まったりと流れていく感は間違いなくある。
ま、そこがいいんだが。
HJ文庫刊行、神野 オキナ著「うらにわのかみさま 邪神さまにお願い」
いくらホビージャパンつながりとはいえ、いくらなんでもヒドイんでわ。
邪神がらみでインパクトあったのは菊地秀行の「妖神グルメ」とか、
あとは魔道書をゴスロリ少女にした某ゲームだが、匹敵した。
イラストのインパクトってすごい。
なんかこー・・・天罰くらってもしらんぞ、をい。てな感じで。
話も双方正体がばれて次回最終回。
結局ほのぼので終わるとはおもうけど。
コバルト文庫刊行、樹川 さとみ著「グランドマスター! 総長はお嬢様」
サブタイトルから珍走族とかそこらの話かとおもってた。
水戸黄門だった。
ヒロイン視点の描写が一切なので、逆に取り付きやすい面は間違いなくあるが、
コバルトとしてはどうよ、と思わないでもないが。
ある種のロードノベルとして、というか、水戸黄門として、ネタのある限り続けられる
ような。
続いてくれるといいな。
周囲を固める脇役もいい味だしてるのも多いし。
角川スニーカー文庫刊行、後藤 リウ著「イリーガル・テクニカ W 囚われの賢者」
ロボットもののはずなのに主人公ロボの戦闘がすくねぇし。
なんかうじうじしくさってうごかねぇし。
雌伏の時、というわけかな?
とはいえ、流されてばかりでなぁ・・・
次巻が最終巻らしいので、どうケリをつけるか楽しみにしておこう。
後1巻で終わるとはおもえないんだがな。結構根深い問題だし。
角川スニーカー文庫刊行、冲方 丁著「オイレンシュピーゲル 弐 FRAGILE!!/壊れもの注意!!」
ロシアの軍人さんかっけぇ。
まぁ、インパクト強すぎてな。
あとは
白犬すげー。
言語Bはずっけー。
てなところか?
スプライトの方と交差があったので、次のスプライト2巻は今回の話のスプライト側かな?
富士見ファンタジア文庫刊行、神野 オキナ著「あくまデふぁんたジー!?」
富士見?何で連載されてたんだっけか?とちと記憶があいまいになってる作品。
連載してるときに一応は読んだもの、結構気に入ったもの。
主人公が実わ・・・というのはちょっと残念なところだった。どうせなら最後まで
一般人でいてほしかった所。
召還された悪魔っ娘のボケ加減とか双子の凶悪さとかちょっと変わった要素こそあるものの、
ステレオタイプなラブコメなのである意味安心して読める。