過去の徒然草紙


「徒然草紙」2006年12月版です。
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2006/12/31

2006年最後の更新です。ええ、2006年です。
HJ文庫刊行、神野 オキナ著「うらにわのかみさま 夜空の海と炭酸と
この作品にも名前を出す登場人物が、並行宇宙を飛び越えて4人、集まったことがある。
この作品と、「あそびにいくよ」「シュレイオー」まではわかったんだが、あと1作品、なんだろ?
と本作のことよりそういった裏設定が気になるっていうのは、やはり自分も設定マニアだからだろうか。
たしかにFSSとかもその裏設定に惹かれた部分はあるもんなぁ(苦笑)
自分がモデラーではないので、所々に出てくる専門用語にビビリつつも、
「基地」の完成が楽しみになってきてたりする。どんな基地や街になるのかなぁ、と。
あとは今回の伏線が次回以降どうつかわれるか、という所か。
まさか共同戦線はるとはおもわなかったもんな。


2006/12/30

HJ文庫刊行、清水 文化著「くじびき勇者様 2番札  誰がお荷物よ!
意外なことに、主人公の主張がひっくり返りそうな展開をみせつつ。
まぁ、主人公の薀蓄語るセリフはおおよそにして読み飛ばしてるので、
意外なところに伏線があったりするのかもしれんが。
主人公=ヒロインの成長物語となれば、また少し違った目線でよめるかな。


2006/12/29

昨日付けで納会。会社はおしまい。今日から休日出勤扱いで出社、と。
世の中おかしいよ、なんか。
角川ファンタジア文庫刊行、舞阪 洸著「火魅子炎戦記 7
古代日本風の世界を舞台にした戦略シミュレーションっぽい作品(笑)
展開はあいも変わらず遅々としてるが、まぁ、それでも少しずつすすんできたかな?
中盤のじゃれあいなんか少しついていけなくなりつつあるが、それでも頑張って読んでみたりしてる。
おかげで次巻からは敵の要塞攻略作戦らしい。
ようやく読みたかったシーンに至る・・・かも。
攻略するかどうかわかんねーんだよなぁ。一時的に無力化、とかもありそうだし。
とはいえ、こういう場面目当てで読んでいるのでちょっと楽しみになってきたりもする。


2006/12/24

電撃文庫刊行、甲田 学人著「断章のグリム 3 人魚姫・上
ライトノベルホラーなんだけれども、今作はスプラッタ風味。
かなり読み飛ばしたな。
まぁ、自分はぐじゅぐじゅのスプラッター系はダメな人なので
仕方がないといえば仕方ない話で。
まぁ、おとなしく下巻を待ちましょうか。


2006/12/23

電撃文庫刊行、藤原 祐著「れじみる。
本編がダークさを増してきていて、うつ状態にある中、ほぼ「ほのぼの」のみで 構成された短編集。
頭わりー会話や天然な行動が山となっており、なごむ。
逆にいえば、それだけなのだが、その会話も結局本編にあるわけで、
本編の「ほのぼの」と「ダーク」のギャップが良くわかるというもの。
嗜好的にはこっちのほうが好きだったり。
最近、うつ展開ってみてられねーんだわ。なんでかしらんが。


2006/12/17

電撃文庫刊行、成田 良悟著「バッカーノ! 1934 娑婆編 Alice In Jails
おわってねーっ!。
まさか上巻相当が2冊でるとわ。
というよりもなによりも登場人物多すぎてわけわかんねー。
相関関係も複雑っていうかよくわからなかったり。
実のところ、積読が増えていて、それを消化するためにやや駆け足で読んだことが影響
していることは間違いないところで、少し時間を置いて読み直してみようかとも。
1931あたりも影響してそうだし。
・・・その前に完結編か。


2006/12/16

角川スニーカー文庫刊行、三田 誠著「レンタルマギカ 鬼の祭りと魔法使い(上)(下)
上下巻一気読み。
お姉ちゃんがもっと年に見えた。言葉使いのせいかなぁ、なんか子供らしくないっていうか。
態度とかあるんだろうけど、一番は口絵の男が原因かなぁ。
最後の力技はまぁ、主人公面目躍如っていうか、いい感じのもっていきかたなんだろうな。


2006/12/10

ハヤカワ文庫刊行、冲方 丁著「マルドゥック・ヴェロシティ 3
そして、最終巻。落ち着くべく所にちゃんと着陸。見事。
冲方つながりなのだが「蒼穹のファフナー」というアニメがあった。
そのスペシャル番組で前日譚が書かれたのだが、それを思い出した。
本編に登場しない人物を残すわけには行かない、と。
まぁ、タイトルからして「加速」だし。「加速」の先は「激突」しかなかろぉ。
太っちょの博士がいかにしてガリガリになったかちょっと興味あったが、あれじゃ
真似るのは無理だな。普通、死ぬし。
ある種の悲劇といえるのかな?それでもまぁ、男の生き様を見せてもらった、といえばいえるし。
・・・スクランブルを読み返している自分がいるよ(苦笑)


2006/12/09

ハヤカワ文庫刊行、冲方 丁著「マルドゥック・ヴェロシティ 2
もはやただの刑事ドラマ。いや、刑事小説か。
はっきりとした上下関係がないせいで、警察小説のような構造にはなってないけど、
主人公のやってることがまるっきり刑事だしな。
そしていい味だしてる透明犬。
犬いいね、犬。
という巻だった。あ、でもすごい強敵チームを前に、VIP誘拐、となんとなく先が見えてきたな。
結末は確定しているので、見るべきは過程だが。

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