過去の徒然草紙


「徒然草紙」2005年12月版です。
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2005/12/11

電撃文庫刊行、高畑 京一郎著「Hyper Hybrid Organization 00-03 組織誕生
本編より外伝のほうが長い、という某作家のような状態。
でもショッカー誕生秘話は本編より面白かったりも。
一枚岩でない組織といい、なるほどと頷かせる流れで、無理の・・・ない・・・?
無理ありまくりだけどなぁ・・・(苦笑)
まぁ、一枚岩でないので、本編の主人公が"正義"に転じるようなことがあれば、
そこらへんが原因とか発端にできるかなぁ、と。
自分の彼女が「正義の味方」に殺された、と思っている主人公のことだから
どうなるかわからんがね。どう考えても自業自得だし、いわゆる逆恨みみたいなもんだしな。
ともあれ、本編を望む。


2005/12/10

電撃文庫刊行、川上 稔著「終わりのクロニクル 7
最終巻。AHEADシリーズと銘打たれており、シリーズそのものは続くそうな。
しかし、久しぶりに文庫で1000ページ越えを見たよ。
持ち運んで読むのに一苦労したりして。
ま、内容とかイラストとか問題おおありで外で読むにはどうよ、的な本ではあるが。
終わクロ最終話だけあって戦闘につぐ戦闘。
戦闘中でもはっちゃけてるところはすごい、と思ったがやはり今までのようなじっくりとした
馬鹿がないのは少し寂しかったな。
ま、途中の展開で不安な部分もでてきたが、結果は・・・。
都市シリーズ再開してくれないかなぁ。


2005/12/04

角川スニーカー文庫刊行、三田 誠著「レンタルマギカ 竜と魔法使い
結構気に入っ たシリーズ。
長編は色々と策謀が張り巡らされて、伏線も色々ありそうで、少し重いかな、という感じで。
そういう意味では短編のほうが気楽に読める分、お気に入り度は高いかも。
ただ、魔法好きにとっては今回も密教が出てきたし、作品の性質上、色々な魔法や魔術が出るのは間違いない話で。
作者は調査で大変だろうけど、読者としてはそこが楽しみなので頑張って欲しいところ。



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