電撃文庫刊行、藤原 祐著「レジンキャストミルク」
あ、こういうのいいな。日常の中の非日常ってのが何気に好きで。
特にこの話は(おそらくシリーズものの)第一作目なんだけれども、既に事件は
いくつか起きており、
その事件が人間関係を作り出してる、という点で最近、あまり自分が読んでないタイプ
の作品だな、と。
自分がどんなの読んでるかはおしてしるべし。
とまれ、この「過去の事件」がうまい感じで人間関係を隠しつつ作り出しており、それを読者に説明させることで、
世界の状況を説明する、という・・・・・・うむ?よくある手だな。
いいや、何気に気に入った話であった。
電撃文庫刊行、三枝 零一著「ウィザーズ・ブレインX 賢人の庭(下)」
難易度の高いテーマだこと。
もう少し肩の力を抜いた話にしたほうが自分的には好みではあるけどな。
登場人物が痛々しい戦闘を行うのは、まぁ、慣れもあるのでなんとなくスルーできるんだけど。
話がひとつの転機を迎えてこれからどうなるか、見てなくなった、というのもあって
実のところ、先を読んでしまうんだろうけど。
法事で帰省してたり、研修があったりといつにもまして更新サボってますが、加えて読んでる本がここに載せないものばっかりだったり。
西尾維新とか霧舎巧あたりはライトノベルにひっかかるかもしれんがさすがに高杉良はちがうだろぉなぁ・・・と。
で、数少ないよんだ本を少し紹介。
朝日ソノラマ文庫刊行、小川 一水著「疾走!千マイル急行(上)」
思い出されるのが某RPG。銀河鉄道がモチーフかもしれんが、RPGerとしてはアレを思い出してしまう。
さすがにアレほどハチャメチャではないけどな。
ちょっと読後感がわるいが、上巻でもあるし、わざとやっている部分はあるだろう。
10月に下巻がでるハズなので、解決篇ともいうべき下巻で爽快感がでるとよいが。
まぁ、そのあたりこの作者ははずさないので、ある意味安心して読めるんだが。