電撃文庫刊行、伊達 将範著「DADDYFACE メドゥーサ W」
トンデモ設定の宝探し親子の話続編。一応この編はおしまい。
色々と詰め込みすぎ。
伏線なしで必殺技だすのはかまわんが、ごちゃごちゃしすぎてわけわからねぇし。
主人公がようやく「強い」ということが証明はされたが、結局「倒していない」し。
まぁ、「人魚」の話の時のように使うために色々と画策してるのかもしれんが。
面白しは面白いんだが、もう少しすっきりとさせてほしかったな。
あるいは、メデューサ編でいっかい切って、最後に過去世界の導入をもってきて2部構成にするとか。
超人多すぎてちと引いてきたが。
今月の電撃はかなり楽しみにしていて、そのせいか一気読みが多かったりする。もったいけどな。
で、その第二段。
電撃文庫刊行、冲方 丁著「蒼穹のファフナー」
この冬に終わったTVアニメのノベライズである。
かなりアニメとは異なり、いじってある。
かなり陰鬱ではある。
でもちゃんと設定がいかされているし、アニメ本編では出なかったと思われる凶暴化などの設定も説明されてるし、
自分的には全然OK。
っていうか、神林長平のラーゼフォンノベライズから見ればなんだってOKのような気もするが。
ま、この小説のようにアニメ化、というのは多分、無理だろうから、これはこれで。
アニメが無難に終わったためか、ちょっと盛り上がりを期待したのだが、それ以前の話だったしな。
電撃文庫刊行、川上 稔著「終わりのクロニクル 4[下]」
上巻のはっちゃけぶりから転じて比較的まとも、というか、ああ、主人公側戦力充実してるし。
最後の上昇、爆散、のシーンはいい感じにできたのでは。
ま、これで主人公チームが入手した新戦力は反則級というか、キューティハニーというか。
そろそろ交渉も大詰めを向かえ、真の敵とのバトルにシフト、かな。
ま、いつものノリで進むんだろうけど。
眼が離せないというか、イラストのエロさはかんべんしてくれ。
富士見ファンタジア文庫刊行、舞阪 洸著「火魅子炎戦記 3」
古代日本風の世界を舞台にした戦略シミュレーションっぽい作品(笑)
少し前の本ではあるが、ようやく読んだもの。
閑話休題というか、主人公途中でどっかいちまうし。
脇役が絶体絶命だし。
そろそろおっきなイベントがありそうな予感はするけどな。5巻あたりで決着、かな。
新年。ここ最近、だからなに?てなもんで。
若干連休があるだけ程度だしな。今年はそれでも4連休。
てなことで、今年もまた〜りといくので生暖かい眼で見過ごしてください。
よろ。
そして、1作目。
角川スニーカー文庫刊行、浅井 ラボ著「されど罪人は竜と踊る Y 追憶の欠片」
短編集。
隔月刊誌に連載されたものを集めたもの。多分、加筆修正あり。
あいかわらずの化学フェチぶりと悪舌ぶりが味をだしてはいる、いるが、正直化学フェチにはそろそろ飽きた。
とはいえ、強大な敵に対して主人公がどうたちまわるか、楽しみでもあるので、買い続けてたりする。
あまりマンチ風味になんてもインフレするだけなのだが、その面、多少は考えてくれて入るらしいし。
ま、必殺技があるのは主人公特権としうことで。かなり使いにくいように縛りをいれてるみたいではあるし。
ということでまったりとした正月はこれから。いや、正月に読んだわけじゃないけどな。