2004年12月の徒然草紙


「徒然草紙」2004年12月版です。
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2004/12/26

おそらく年内最後の更新となるでしょう。 電撃文庫刊行、鷹見 一幸著「ガンズ・ハート 4 硝煙の彼方
作者の書く物語の一部、ということで色々とネタばらしもあり、みえてきたもんが。
あいもかわらず難しいテーマに挑戦してる作者ではあるが、さて。今回はどうなるやら。
とはいえな、第3勢力が宇宙からあらわれて、という展開はパスしたいところではあるがな。
主人公達に勝ち目ないし。・・・発掘戦艦とかでるなら勝てるかも。(笑)
ま、あと1巻。作者の結論みせてもらいましょ。


2004/12/25

富士見ファンタジア文庫刊行、冲方 丁著「カオス レギオン 05 聖魔飛翔編
ああ、なんとか落ち着くところにおちついたのかねぇ。
実際は最初の長編をじっくりと読み直さないと最後の飛翔の意味とかよくわからなかったりするんだけどな。
ゲームが素材だけに戦闘らしい戦闘に終始しなくてはいけなかったのだろう、というのが残念なところ。
作者には別作品でみせてくれた戦闘ではないクライマックスを期待したいところではある。
いや、恋愛小説はかんべん。
これも終了したんだよな。


2004/12/23

富士見ミステリー文庫刊行、上遠野 浩平著「しずるさんと底無し密室たち
えーと・・・なんと評したらよいのかねぇ。
とりあえず、密室特集?ま、閉ざされた雪山とか嵐の孤島でなくとも密室は存在しうる、ということなんだろうが。
ちりばめられた内輪ネタが他の作品も同じことしてることもあって少々食傷気味ではあるが。


2004/12/19

電撃文庫刊行、川上 稔著「終わりのクロニクル 4[上]
はんだろ。このはっちゃけぶりは。確かにいつもテンション高めの話ではあるが、
いつにもましてテンション高いよなぁ。
まぁ、最大の見せ場は主人公の所属する組織を占領した米国組織に対しての主人公の態度か。
悪役以外のなにものでもないよなぁ。
それがいいんだけどね。


2004/12/12

富士見ファンタジア文庫刊行、星野 亮著「ザ・サード Z 死すべき神々の荒野(上)
こう、なんか道が見えなくなったというか。
強くなりすぎた主人公に苦境を与えるために出す敵はますます強くなり、強さのインフレが起こる、というのを素でいってるよなぁ。
できれば状況で苦境に立たせて欲しいものだが。
作者の愛を一身に背負う主人公だとそれも無理かのぉ(苦笑)


2004/12/11

実のところ、書くだけの本を読んでなったりする。
いや、まぁ、ここに書くのを止めたのとかは読んでるんだけどな。
富士見ファンタジア文庫刊行、榊 一郎著「ストレイト・ジャケット フラグメント01 トモガラのエン 〜THE RELATION〜
このシリーズの魔族はいい味だしてるなぁ。
「ビミョー」には笑わせてもらった。
短編なせいか、さくさくと読める。いや、長編でもさくさくよめちゃうんだが。
しかし、長編とクロスするんだろおなぁ。何かえらく話しがつながってるし。
・・・連作短編?


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