2004年09月の徒然草紙


「徒然草紙」2004年09月版です。
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2004/09/26

本日、休日出勤の予定で、出る気マンマンだったのが、土曜日の夜に「終わったので出勤なしです」との連絡。
予定もくるって暇だったのでひさしぶりにDVDレンタルしたら見終わったところでDVDプレイヤーがうんともすんともいわなくなり。
見終わった後でよかった、とおもいつつプレイヤーを分解、DVDだけは確保、と。
おかげで読もうと思った本も読めず。いや、読んでもここに書かないけどな。
電撃文庫刊行、上遠野 浩平著「ビートのディシプリン SIDE 3[Providence]
<炎の魔女>かっこええ。
あと、いきなりな感じで回り道とビートがいい感じになってたのが笑えるといえば。
最大の問題は、前までの話をきれいさっぱりわすれてる、というところか。
「本編」ともいうべきブギーポップとすごい深いかかわりをしつつも、ブギーのほうより時間流が先いってるんではなかろうか。
登場人物が同じなせいもあって、色々と面倒じゃないかなぁ、といたらん心配をしたり。
いいかげん、人物相関わけわかんねぇ。と。


2004/09/20

通勤時間を利用して本を読んでいた/いるのだが、中々に難しい面もあって。
いやまぁ、気がつくと寝てる、とか。
そんな中でちまちまと読んでたりはするわけで。
電撃文庫刊行、成田 良悟著「バッカーノ! 1933<上> THE SLASH 〜クモリノチアメ〜
ああ、やっぱこのシリーズいいね。
映画ライクな所もそうだし、おとぼけバカップルがいい味だしてるし。
列車の話と薬の話から直に続く話で、一応主人公はいままでとは別にしてるらしいけど。
結構下巻の展開が楽しみで。
お約束を曲げない部分はあるので、そういう映画的なお約束が受け入れられないとちと辛いかもしれんがな。
自分的には全然OKで。


2004/09/12

ノン・ノベル刊行、上遠野 浩平著「ソウルドロップの幽体研究
ブギーポップの世界で展開される奇妙な能力をもった泥棒と探偵の追いかけっこ。
結局イマジネーターの影響が大きいので、そろそろブギーポップのvsイマジネーターでも読み返すかな、と思い始めた。
色々出ている話でもイマジネーターの話がかなり絡んでるし。・・・忘れてるし。


2004/09/11

ハヤカワ文庫刊行、小川 一水著「復活の地 2
大地震で崩壊した帝都を復活させる話。
主人公の強引さも鼻についたが、市民の傲慢さも鼻についた。
一番まともに見えたのが最大の敵役らしい政治家、というのは自分の感性がおかしいのか。
最後で主人公がなにやら悟りに目覚めたらしいので、最終巻で銅動くか。
最後の最後の地震の元凶にはびっくりしたが、さて、どう対処するのだろうか。


2004/09/05

電撃文庫刊行、三雲 岳斗著「[ i.d.] U seven
昔、この作者が書いたシリーズに直結する話。
特に前シリーズの登場人物が出てきてますますもって関連性をうかがわせる。
話は非常に素直といえば素直で、最後の部分で「それはありか?」とかおもいはしたが。


2004/09/04

この月の前半に前月の後半の読んだものをまとめて後半さぼる、というルーチンはどうにかして
たださないとなぁ。とおもいつつ、つい。
ということで今月もまとめて紹介。
・・・出版順がもはや不明だな(苦笑
富士見ファンタジア文庫刊行、榊 一郎著「君の居た昨日、僕の見る明日 1  - STARTING BELL-
スクラップド・プリンセスの作者による新シリーズ。
膨大な話の序章、と評した人がいたが、確かにそんな感じ。
ただ、同じ作者のシリーズであれば同じレーベルのストレイトジャケットのほうが好み
にあってるので、そっちを進めて欲しいところ。
話が佳境になれば考えもかわるかな?


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