ハヤカワ文庫刊行、小川 一水著「復活の地 1」
復活の日、となんか関係あるかとおもったが(笑)
それにしても、この作者、この手のテーマがすきだな。
災害復旧話。ディザスターもの、といっていいか。
ディザスターからみですごい作品、というのは災害が起きる前の色々を書いた「星の大地」とか
あるいはわりと起こりうる災害の救助を描いた「クリムゾン・インフェルノ」と自分的な名作が多かったりする。
まだ終わってないが、この話は災害復旧というより、それにからめた政治話のような気もするなぁ。
ちょっと方向性が思っていたのと違うが、これはこれでよし、と。
ちゃんと決着つけてくれよ、と。
富士見ファンタジ文庫刊行、冲方 丁著「カオス レギオン 03 夢幻彷徨編」
過去話のはずなんだが妙に長いな。しかも一応区切りはついてるが続いてるし。
当初のエンディングと妙な矛盾がでなきゃいいがな。
ああ。ラスボスが弱い、というのはありがちなのでいいとして。
それに今回、主人公が「敵」を倒しきってなかったのが新鮮といえば新鮮。
一応、術を破って退散はさせたものの、倒してなかったんだよな。
ま、続くし。状況どうなるか見てみましょ
電撃文庫刊行、川上 稔著「終わりのクロニクル 3[中]」
中巻。初めてではなかろうか。
下巻はすぐに出る、とのことなので、中巻が出て続きが出ない、とかいうパターンにはならないようでちょっと安心。
ヒロインが正体あかしてどうかなぁ、と上巻の時は思ったものの、中巻でそれを逆手にとっての
ギャグ連発というか、少し下品になったかなぁ、と思うこともしばしば。
笑えるんだけどな。
あいも変わらずの分厚さなのだが、先は長いだろうしな。
気長にいこうか。
およそ一月ぶりの更新。
高杉良だとかサスペンスに分類される翻訳ものを読んでたせいで、ライトノベルの量は激減。
さらにこのサイトに晒すものについても激減、と。
ま、そんな中で。
富士見ファンタジア文庫刊行、舞阪 洸著「火魅子炎戦記 1 -ひみこえんせんき-」
なんか、連続して出るとここに書くのが簡単そうなタイトルだな。
以前紹介もしてるが、「火魅子伝」の続編。
キャラゲーといううわさを聞いたが、架空の古代を舞台にしたシミュレーションゲームがコアになった話で、
やはりどことなく戦略シミュレーションのにおいがする。
絵師が変わった影響がどこまであるはわからんが、中身については関係ないしな。様子見だが。