富士見ファンタジア文庫刊行、秋田 禎信著「エンジェル・ハウリング8 帝都崩壊A - from the aspect of FURIU - 」
実のところ、読んでてイライラすること多かったりする。
話をきかせたかったらキチンと説明しろ、とかも思うのが一番多いんだが。
前々から不思議だったこの作者の作品の違和感。今回ようやく判明、てか今頃かよ、と突っ込みをいれてもいいくらい
遅いんだが。
つまりは、登場人物が「考えすぎる」ように思われるせい。
多分、気のせいではない。
剣戟の真っ最中に1ページまるまる主役の思考を書いておいて一行、「刹那な出来事だった」とかかかれてもねぇ。
この手の風潮は某ロボットアニメからかな?
次の2巻が各主人公の最終巻とのこと。+1巻でエピローグ、かな?それともあと2巻で終わりか。
何はともあれ、後少し
電撃文庫刊行、川上 稔著「終わりのクロニクル 3[上]」
都市シリーズは完結してない気がするんだけど、最近はこちらを連続刊行。
連続で出してる分ましかな。
中身的には様子見。少しギャグの雰囲気が変わったかな?とおもえなくもない。
ヒロインが正体明かしたからなぁ・・・
もちっとひっぱってもよかったかもな。
電撃文庫刊行、上遠野 浩平著「機械仕掛けの蛇奇使い」
何気にブギーとつながる世界観でのファンタジーっていうか。
昔、季刊誌(今は隔月刊だが)に掲載されたことがある。ま、それとは色々なところで違っているんだが。
その辺りを詳細に分析しているサイトもあるので、タイトル辺りで検索かけると色々ひっかかるでしょう。
自分的にはイマイチというか、昔のBoy Meets Girlのほうがよかったかな、と。
何気にバカ一的展開がすきなのかなぁ>自分。
電撃文庫刊行、成田 良悟著「デュラララ!!」
相変わらず映画的。というか、主人公(=ヒロイン)そっちか。という驚きのほうが。
副ネタ的に組み込まれてたハンドル名と登場人物の一致は最初だけしかあってなかったな。と。
映画的な話であるせでもあるけど、映画にしてみたら面白いかもな。CGバリバリの実写で。
特殊シーンはあまりないしな。どうだろう?
角川スニーカー文庫刊行、椎葉 周著「アルティメット・ファクター 軌道上のキリングゾーン」
新人作品。最初に思ったのがあ、ガンスリンガーだ、と。
巨大鉄道を舞台にしたTRPGなのだけれども、雰囲気がそれといっしょだったもので。
あのTRPGはシステムはともかく、フレーバーは好きだったので、どうかと思ったけれども、中々に読めた、というか。
主人公の特殊能力がイマイチよくわからない、というか、通常能力がすごすぎてどこからが特殊能力かわからなかったり。
特殊能力いらなかったかもなぁ。この手のはインフレするのが目に見えてるので、イマイチ不安だ。
富士見ファンタジア文庫刊行、星野 亮著「ザ・サード 黒髪のジャンヌ」
短編集。月刊誌に連載されたものに書き下ろしの中編を加えたもの。
とりあえずヒロイン萌えなしリーズなんだろうけど、それ以外の女性キャラが全部ちっちゃい
のか非人間しかいない、というのは色々な意味で問題多いんではないかと。
パターン化はしているのであとはそれをどう読ませるか、が最近のライトノベルの見せ所ではないだろうか
と勝手に思っているが、まぁ、普通というか、代わり映えしないと言うか。
一度レーザー切っちゃたからねぇ。あとに続くインパクトがないのがね。