ちっちゃな雪使いシュガーページトップ



ヨーロッパ初進出!
ヨーロッパ!感動の旅行記
03/08/14〜
〜03/08/15



プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
日本
からパリ
パリ
ヴェルサイユ
パリ
ランス
ドイツ
パリ
から飛行機
成田帰国
こちら
こちら
こちら
こちら
こちら
こちら
こちら
こちら



プロローグ

 2年に1回、会社で海外研修という名の海外旅行があります。前回の2年前、イタリア8日の旅では当時16万円というぼったくりに近い旅行代金に激昂して10万で同じ内容のツアーが催行できると言い切って不参加を速攻で表明したら案の定同じ出発日&同じ内容のツアーが10万円ぽっきりで出てくる体たらく。なお、ホテルランクは10万円のほうが上だったのはまさに詐欺。

 そんなこんなで今年はフランスで16万円だそうです。高くはないね。で、何でソウルの仁川空港(ICN)経由なんざんしょ? 大韓航空(KE)ですか。地球が丸いことに真っ向から対向するおつもりですね??帰り便の便名・・・KE5902・・・。は?コードシェアっすか?ってことは同じ航空アライアンスのスカイチームのエールフランス(AF)のB777‐200ER(機材のことね)っすか?じゃあ行きます(核爆破)。
 都合で出発日が変わって結局は成田(NRT)〜仁川(ICN)〜パリ往復の全4レグ共、大韓航空のB747‐400となる。まあ、ヨーロッパは初めてだしワールドツアーコンダクターの巡礼が出来るじゃん!!
 
 巡礼ですか・・・。そんなこんなでワールドツアーコンダクター巡礼を準備しだしたところでたまたまちっちゃな雪使いシュガーというアニメの背景地(巡礼地)が隣国のドイツ・ローテンブルグオブゼアタウバーであることが判明!隣国か?飛行機で日帰りでもしよっかな?そして旅行会社に航空運賃の問い合わせ。行程はパリ〜ニュルンブルグの往復&ドイツ国鉄です。料金の回答はスカイチームのヨーロッパ航路+EU内2区間ボーナス付チケットで往復7800円の破格だそうです。
 会社の旅行担当がパリ〜ニュルンブルグの行き航空券の予約をしくじった為に12月25日に直接交渉で
パリシャルルドゴール国際空港(CDG)〜フランクフルトアムマイン国際空港(FRA)・・・AF1218(機材・319)
ニュルンブルク国際空港(NUE)〜CDG・・・AF5521(機材・E14)これは??
 319はエアバスA319ではあるが?ER4・・・?エンブラエルE145ですか・・・。コミューターだ!!これはネタ!!
 そんなわけで、係員に7800円でOKっていう言質をもらって無事です。
 シュガーに会いに行くっす!しゅがーべいべーーらーーぶ!!


プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
日本
からパリ
パリ
ヴェルサイユ
パリ
ランス
ドイツ
パリ
から飛行機
成田帰国
こちら
こちら
こちら
こちら
こちら
こちら
こちら
こちら

上に戻る


1日目(1月29日)

 気分はめっちゃうっきうきです!初めてのヨーロッパ&初めての国際線乗継です!3時過ぎにおきて4時過ぎに車で茂原&東金で参加者を拾って空港へ!途中でさくらの丘に寄って滑走路方位は確認(^-^;) 今日は34です。冬の定番。
 6時過ぎに空港近くの民間駐車場に車を止めて送迎してもらって空港内部へ!今日の航空会社はKEなんで2つあるターミナルのうち、第1ターミナルです。古いほうです。どれみの関先生の巡礼地はこっちですね。早速、コンビニでお買い物と国際携帯電話ローミングサービス利用の為に携帯電話を借りに行きます。1日400円でほとんど世界中使えるという話です。通話料金は1分180円程度・・・。特に私たちは自由行動がほかの一般ピーポーの連中とは訳が違うんで連絡手段はもっていないと。直線で約400Kmですか。

 さて、センティング会社も来たし旅行会社の連中も来たんでICNまでので航空券をもらって少々自由行動。その間に例のドイツ行きの件のお話を旅行会社の係員に聞いたら聞いてないと言い放ったのですぐ調べろ!と怒ってみる・・・。どうなるやら・・・。
 ICNまでの航空券がどうやら発券手続きミスで無記名のにとりあえず名前入れておきましたっていうのが到着・・・。いったい・・・いったいこの旅行会社は本当に大丈夫なのか???恐ろしいくらい不安だぞ??東急ナビジョン??
 荷物を預けて特別待合室で休憩。少々説明があったので、ここでマイレージに関して航空券にマイレージ会員の会員番号が入ってないけど反映されてますか?という意地悪問題を出して添乗員のレベルチェック。結果、やはりお間違いな回答をくれました。添乗員もたかが知れている模様です・・・。
 座る席がなんと窓側でも通路側でもねえとんでもねえはずれ席がアサインされているんでチェックインのときに文句をいって代えてもらう。42K。翼の上の窓側です。

 さて、そんなこんなで自由行動で勝手に出国してゲートの前で出発30分前に集合ということなので速攻で出国して保税エリアのネットキオスクであそんでおく。
 正しい手順でマイルを積算していざ搭乗!

 大韓航空706便(KE706:定刻NRT0920〜ICN1200/B747-400)は22スポットより搭乗です。定刻より早い9:14に出発!23分にタキシーを始めてP4〜A-TWY〜A11の通りに進んで34Lエンドに向って離陸準備!今回はローリングテイクオフです!一気にパワー全開!9:29:19エアボーン!成田リバーサルディパーチャーでまずは銚子方面へ向って一気に羽田のほうに機種を向け後はW22で韓国の浦項(ポハン)まで一直線!フライトレベル350で約750〜850Kmの速度ですっ飛んでいきます!
機内食がちょうど足立区上空にいるときにサービスされました。内容は・・・かにあんかけご飯・パン・フルーツゼリー・オレンジジュース・済州島(水の銘柄ね)です。かにあんかけご飯・・・味薄っ!!!機内食によくあるご飯とパンのコラボレーション・・・。主食を2種類出すのねえ・・・。基本的に量が少ないのね・・・。
微妙なご飯でした・・・。そんな中、私は航空旅行の永遠の私的テーマソングのAIRで盛り上がっておく(^-^;) ♪きーえるひこーきぐもーーおいかけておいーかけてーー♪
 
 浦項より水原へ向い、高度を下げてきます!雲&もやの中に仁川空港が見えてきました!!今日も北側から入る15Lへの進入!11:38:21にICNの15Lにタッチダウン!11:45に24スポットに到着!定刻よりえらく早いです!これはご機嫌になるというもの!とっとと降機してトランジット手続きをして次の15スポットへ移動!そこでカスっぱ添乗員のつまらん説明の後に約1時間の自由行動!速攻でレストランに入ってユッケジャン定食でランチタイム!!機内食では量が少ない!塩味ピーナツを10個もらっても飽きる!!
 空港のご飯の割に非常においしかったのでOKです!!保税区域外のレストランは恐ろしいくらいまずかったけど・・・。
本屋さんの前を通りかかったときについに発動!ニュータイプの韓国版が発見されました。まぶらぼが!表紙です!速攻でご購入!

 大韓航空901便(KE901:定刻ICN1330〜CDG1730/B747-400)は定刻より3分遅れて15スポットを出発!この機体は約9000Kmを飛ぶ上に満席なのでめちゃくちゃ重いです!思いっきり滑走路を端っこから端っこまで使ってようやく離陸!この現象は引っ張って離陸するといって長距離便でよくやる手法です。13:53:31にエアボーン!15Rより離陸!飛行機は一路西の黄海に向けて飛びます!ここから先は私が初めて見る景色です。窓際じゃないのが実に悔やまれます・・・。61G。全日空だと完全優先的に窓際をチョイスしてくれるのでこの差は非常になんともいえん・・・。やはりスターアライアンスのほうが私にはぶっちぎりに待遇がよい・・・。ただし、この便はエコノミーにもパーソナルテレビがついている最新機材です!!そんなわけでエアショーをずーっと出しっぱなしにしておいて現在位置通報と飛行データを常に確認です。このエアショーの優れた点は上空の風の強さが通告される点です。すなわちジェット気流を飛行する今回のフライトでは非常に重要な到着時間予想ツールな訳です。
 
 北朝鮮の持つ平壌FIRを通過できない為、黄海&渤海上を飛行して北京より張家口〜ウランバートル〜ノヴォシビルスク〜セロフ〜ペドロザヴォーツク〜ヘルシンキ〜コペンハーゲン〜ブリュッセル〜パリという風に飛ぶわけですが、当ページにあるまじきカタカナ地名のオンパレードです。いつもはKOWA(河和・愛知県)とかOHTU(大津・滋賀県)だのKAKO(加古川・兵庫県)なんで非常に新鮮です!!
 離陸後2時間くらいしてご飯のお時間です。ここではビーフorビビンバという2種類のお食事ですがなんとチョイスが可能なんですね!大韓航空のビビンバは機内食コンクールで優勝をかっさらったことがあるものですので無論ビビンバをチョイスしておきます。なんと!若布スープのカップスープに配膳時にお湯を入れてくれます!全日空の羽田〜那覇線のうどんでは魔法瓶で自分で入れなきゃいけない事情があったものの、こっちはお湯を入れてくれます!ご飯は真空パックをレンジにかけたものが出てきました。これをナムルの入ったどんぶりに突っ込んでチューブ状のコチュジャンとごま油を叩き込んで混ぜて食べます。これがめっちゃおいしいのですよ!!

 時に日本時間で午後3時ですが、フランスではまだ朝の7時です。しかも飛行時間が12時間もあるんでみんなやることは一つ。寝ます・・・。乗務員の指示で窓が閉められて真っ暗です。ほぼ全員が寝てます。つまんねーーー。たまに暇なんでトイレに行くときに非常ドアの窓を開けて外を見ますが凍てついた台地です・・・。
 仕方なくお休みタイムを生かしておねんねですが起きて暇な場合は乗務員よりトランプをもらって隣のやつとセブンブリッジでもやって時間つぶしです。
 
 離陸後8〜9時間。ウラル山脈を越えてヨーロッパに入るかっていった頃合。上空のジェット気流の速さが4Km/hという、この冬の時期としては極めて異例のほぼ無風状態となっているので30分ほど早く到着できそうです。
そんな中2回目のお食事が出ます。今回もお食事が2種類あってのチョイスとなっていますが、乗務員が「シーフードorフィッシュ?」という全く訳のわかんねー小ネタをはさんできます(^-^;) しかし乗務員はいたって真面目なんでしょう・・・。何が違うん???フィッシュは川魚なのか???結果、私はシーフードをげっちゅーしたんですが、シーフードとはえびのミートパスタです。フィッシュは鱈のフライ甘酢あんかけです。いったい、このシーフードorフィッシュの定義とは・・・謎だ・・・。
 
 パリ時間17:30着予定の当便ですが、30分早い着陸が出来そうです。すでにオランダ上空に入って乗務員は着陸準備におおわらわです。そんなこんなでフライトレベル350から降下が開始です。約30分後に着陸なんでしょう。ベルギーからフランスに入って空港とは違う方向にちょこちょこ動くようになってパリの進入区に入ったと実感。そして10000フィーっとを切ったとき!シートベルトサインが点等!夕刻の中、17:03にパリシャルルドゴール国際空港の08Lにタッチダウン!17:13に新しく出来たというターミナル2EのE12に到着。さてここから忙しいですよ。まずは入国審査ですがハンコとか押してくんないです。見て機械を通して終わりです。次に荷物のピックアップですがこれといったこともなく終了。税関・・・。いーかげんです。俗に言うスルーパスです。係員はそこにいるだけ。すごいです。脱税し放題な予感。
 
 到着後、現地係員がいましたが我々が乗るバスが着てないそうです。まちぼうけ・・・。でも、パリに来たという実感でOKです。
 
 ようやっとバスが来たんでバスに乗って移動です。添乗員は人数確認してませんでした・・・。バスは高速道路を快適とは程遠い大渋滞の中ちんたらちんたら走っています。しかも、現地係員さんの説明がまさに居眠り誘発装置のようで(^-^;) いつのまにかバスの中で寝てないのが3人という大惨事になったと同乗の人が語っていました。
 わずか1時間くらいしかからない道のりをなんと倍の2時間かけてもつかない渋滞の中、起こされました。ホテルです(^-^;) よく寝た・・・。20:20着。
 
 チェックイン!ホテルはRER=B線のダンフェールロシュロー駅のそばの「ソフィテルフォーラムリヴァゴーシュ」です。ちなみにパリ7区にあります。
 非常口の確認!それから晩御飯を食べにとなりのピザ屋へ。海鮮ピザ&パスタを2人で食べて何で45ユーロ(6120円)もとる??ちなみに私は1ユーロ136円で交換したんでこれ以降そのレートで併記します。ぼったくりか??しかし、このの地フランスではこんだけ出さないと飯も食えないという驚愕の事実がある事を痛く認識させられるのであった・・・。
 帰って寝ました。明日はパリ市内車窓観光&ヴェルサイユ宮殿見学だーーー。

今日のまとめ

1:今日は1日36時間ありました(^-^;)
2:フランスのレストランはぼったくられます(^-^;)
3:東急ナビジョン(株)は使えません(‐_‐メ)



上に戻る
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
日本
からパリ
パリ
ヴェルサイユ
パリ
ランス
ドイツ
パリ
から飛行機
成田帰国
こちら
こちら
こちら
こちら
こちら
こちら
こちら
こちら



2日目(1月30日)

 朝は6時半にモーニングコールとの事ですがその5分前に起きて天気予報をTVで見てます。7チャンネルの天気ですが北はサンクトペテルブルク(ロシア)やらオスロ(ノルゥエー)やらから南はアルジェ(アルジェリア)とかカサブランカ(エジプト)だのラバト(モロッコ)やら・・・。西はリスボン(ポルトガル)から東はなんとウラジオストク(ロシア)まで出てます。天気は無論地図上にお天気マークが出るタイプなんでウラジオストクのときは北海道やら青森やら福岡がチラッと映っている広範囲。
 
 6:40頃朝ご飯を食べに行く。バイキングスタイルの朝食で内容は以下。

 パン(フランスパン・ミニクロワッサン・レーズンパン)・ゆで卵・カリカリベーコン・味のまったくないタイ米を炊いたもの・スクランブルエッグ・スライスチーズ2種・コーンフレーク・フルーツグラノーラ・生ハム・フルーツの缶詰・コーヒー・紅茶・オレンジジュース・アップルジュース・水・バター・塩・胡椒・粉砂糖・ミルク・お湯・紅茶のティーバック・トマトケチャップ・ダノンヨーグルト多種・ラーメンのスープみたいなスープ   以上

 なお、こいつが出国まで毎日1種も欠けることなくそして増えることもなく出続けます・・・。
 
 さて・・・。8:30集合なんで集合場所に集まってパリ市内観光へ行きましょうか。
バスの前のほうの席に座って日の出前の薄暗い中、いざ出陣!まずはリュクサンブール公園(リュクサンブール宮殿)の外周を回ります。なお、パリ市内のバス観光はほとんど乗りっぱなしでの観光が強いられます。バスがいちいち止まってると渋滞が大変だからです。バルトルディーの自由の女神の原像なんかが見えます。その後、パンテオンの外周を回ります。外周をまわるだけっていうのが少々むなしい・・・。偉人たちの要するにお墓とのことですし、フーコーが振り子の実験を行ったのもこことのことです。

 さて、次は稀有な下車観光です。ノートルダム寺院です!!セーヌ川の中州であるシテ島に立つその寺院。1163年に工事が始まってそこから170年かけて作ったというからとんでもねえものです!こんな時代に南北2つの69mの塔を作ったんですからすさまじいです。近くから見たらまさに圧巻の一言。映画「ノートルダムの鐘」で有名な鐘もあるそうですが鳴らさないとのことです。鐘があるのに鳴らさないとは某ひびきの高校と一緒ではないか(爆)。中のステンドグラスも1300年代に作られたものが現在までちゃんと残存しているうえに普通に窓になってるなんていうのも驚きです。っていうか、写真をとるときは携帯のカメラ使うのか??時代が変わった・・・。私はいつもの1000mm砲が炸裂しています!負けません。日の出の太陽がまぶしく逆光ですががんばります。9時半くらいです。ちなみに、ヨーロッパは緯度が北海道よりも高いので特に冬は9時前になんないと太陽が出ません。ちなみにこの寺院の前の広場には日本でいう日本橋と同じようなフランス距離表示の起点がございます。

 中に入ったらまたそれは厳かな空間が広がっていますが普通に祈りをささげている方々(日本風に言えば参拝者)もいらっしゃいます。外に出て裏からこの教会を見る。この教会はやっぱり石で出来てるので屋根が重たいのでその重さを軽減するような飛梁工法という当時としては画期的な方法を取り入れていますが梁がいっぱいです。セーヌ川を渡って反対側に出て撮影地での撮影!そのあと、路注のバスに乗って次行きます!セーヌ川の左岸の道をルーブルやオルセーといった超有名美術館を見ながらコンコルド橋を渡ってコンコルド広場へ。

 我々航空ファンのみんなにはコンコルドといったら超音速旅客機です(汗)。ちなみにコンコルドという言葉の意味はフランス語で「和合」という意味らしいです。こんな華やかな場所ですがフランス革命のときはルイ16世やマリーアントワネットといった方々がギロチン台で処刑された場所です。

 バスはシャンゼリゼ通りを東から西へのろのろ運転。シャンゼリゼ通りといったら音楽の教科書では♪オーシャンゼリーぜ〜〜♪とかの実際よくよく聞いてみたらナンパの歌なのではと中学時代に思った『おおシャンゼリゼ』同様華やかな場所でカフェとかおしゃれな店が多いんではと思いがちですが実は東半分は店1件もないです。ロンボアンから西側はご想像通りカフェとかブランド品専門店とかのシャンゼリゼです。でっかいルイヴィトンのバック〜〜(^-^;) このシャンゼリゼ通りからジョルジュサンク大通りの界隈に特にブランドが集中!ルイヴィトン・カルティエ・エルメス・クリスチャンヂオール・セリーヌ・シャネル・アルマーニ・モラービト・レノマ・ジヴァンシィ・等など・・・。私はブランドには興味ないもののクリスチャンディオールだけは全日空の岡山〜東京線で買ったことがあります・・・。

 凱旋門に到着。12本の通りが1つに集中しています。その真ん中に片側工事中の凱旋門が!ナポレオンがオステルリッツの戦いでの勝利記念の為に作らせたという門です。なんか、とっても世界史チックですね。
 しかしー!!凱旋門の外周のロータリーに入ったらまさに戦争です。信号がないんです。12本の大通りが集中してるんです。みんな好き勝手です・・・。車はもう自分の行きたいほうに走りますから怖いのなんの・・・。しかも、フランスでは車は消耗品であり、バンパーはほかの車にぶつける為というすばらしい論理なんで車は結構ぼこぼこです。
 
 イエナ大通からトロカデロ広場を突っ切ってイエナ橋を渡ってシャンドマルス公園のロータリーで下車観光第2弾!エッフェル塔と記念写真です!実はパリでは我々が来る2〜3日くらい前に大雪が降ってセーヌ川が影響であちこちで氾濫しているというすさまじい状態。川の河川敷を使ったバイパスも一部通行止めという状況。雪が残っております。そんな状態なので除雪のショベルカーが街を走っていますが、わざわざ我々とエッフェル塔のちょうどいいところにはいってくんな!!!我々ののろいに近い視線を感じたのか運転手はショベルカーをかたしてしまいました。クリアーです。そして謎のバスの記念写真をとって喜ぶ1名&その他エッフェル塔撮影大多数&喫煙隊数名(^-^;)
 
 なんだかんだ言ってもう昼ですのでランチですが、その前に免税店だそうです。コンコルド広場の前を通ってマドレーヌ寺院のそばの免税店ですが私のようなブランドをじぇんじぇん知りません!という人類は傍らの自販機で当面の水を買ってコーラを買って茶をするくらいです・・・。
 ちなみに自販機で買った水はエビアンの500MLで2ユーロ(272円)もします。ぼったくりか?コーラのペットボトル500MLは1.5ユーロ(204円)なんで水のほうが高いのか?高いんですか?たけーーよ!日本はどういう国なんだ?っていうか、我々日本人のこの水などの感覚を説明すると日本の常識は世界の非常識にあたるみたいです・・・。蛇口から軟水で飲める水が出てくるのは日本とあとどっかの2ヶ国しかないってどっかで言ってたような・・・。そういや現地係員のおっちゃんが言ってたには安全は日本は無料ですがこっちは安全は買うものだといっていました・・・。
外国に来るたびに思いますが、日本っていう国は実はとんでもねえ世界の中の奇跡みたいな国です・・・。
 
 ご飯はオペラ座の前を通ってサントトリニテ公園をサクレクール寺院のほうに少し上がったところの街角にあるレストランの地下1Fだそうです。テーブルに座って最初に飲み物のオーダーです。なんと、このツアーは飲み物は別料金です。私はオレンジジュースを頼んだらなんと350MLのオレンジジュースのビン1本が3,5ユーロ(476円)・・・。革命か?ただし、フランスパンは食べ放題・・・。1皿目!鴨のテリーヌ!テリーヌは初めてです!食べたことないっす!なんか、ペースト状のものを整形したようなパテみたいな感じの食品が出てまいりました。これをフランスパンに乗っけて一緒に食べるとデリシャスっぽいって言っていますが・・・。鴨のにおいが気になる人はいささか敬遠していましたが、鴨ねぎ&鴨鍋ばんざいな私は非常においしくいただきました。皿が片付けられてから次の皿が来るまでまたえっらい時間がかかります。フランスではお昼ご飯はなんと2時間かけるそうです。えらい暇なんでフランスパンをひたすら食べる・・・。これでもえらい勢いでせっついたとの現地係員のお話でしたが日本人にとってはこれは遅い。次の皿が出てきました。ビーフシチューですが、真ん中のこの米粒みたいな小麦色のこの粒子の正体は何?結局店を出てから聞いたら米みたいな形のパスタだといっていましたがこれを蜂の子と判断した半分の人はこの粒子はすべて残したそうですが・・・私、食べちゃいました。このビーフシチューは飲む部分が少ないうえに酒がだめな私にとって悲惨な赤ワイン風味・・・。しかし!旅行(特によくわからんところ)は食べられるものは食べられるときに食べておかないとあとが悲惨を実行している私は何とか食べます・・・。それでもフランスパンはただなんでひたすら食べましょう・・・。早くも1時間20分くらいたってますが3皿目は最後でデザートです・・・。ずばり、缶詰のフルーツシロップ漬けです!この国はよう判らん・・・。
 すべてが異文化体験状態になっていますが1時間40分かかった昼ごはん終了・・・。これでも速いそうです・・・。
 
 バスに乗ってムーランルージュの前を通りますが極めて治安が悪そうなところです・・・。近寄らないがベストか?
 
 ルーブルの中にあるカルーゼル広場を通ってセーヌ川右岸のバイパスを走行。あの、イギリスの元王妃だったダイアナさんが(問1)に追っかけられて振り切ろうとして思いっきりふっ飛ばしてて運転をミスってトンネルの支柱に激突して亡くなったというあのトンネルを通過します。ぶつかった柱はパリ市内寄りから外に行く(我々が走っている方向)の市内側から数えて13番目の柱で確かにその柱だけ損傷しています。
 
 バスは街中に紛れ込んでそれからN12という高速に乗っていきますが速攻で出ちゃいます。実はヴェルサイユってパリの街中からシャルルドゴールに行くくらいの間隔しか遠くないんです。この辺まで来るとパリからヴェルサイユに行くRER=C線も本数が少なく路線もひなびてきます。そのうちいきなり舗装道路が石畳になって、なんか城壁がすごいんですけどってな具合になったら到着!ヴェルサイユ!
 日本人ならオスカル&アンドレです!!間違いなく!ガイドブックもJTBより絶賛発売!
 ヴェルサイユ到着!ただ事ではない広さです。それでも当時の3分の1っていうことは間違いなく成田空港くらいの空港くらい簡単に作れそうです・・・。ヴェルサイユ宮殿は2000LDKだそうです。しかも一部屋一部屋がすさまじい文化遺産が普通においてあります。なんでも鑑定団がおうち1件丸ごと鑑定大会をやったら間違いなく途方もない金額になりそうな世界です。200年以上前の品々が私服警備員(ただしアルバイトの学生っぽいくらいよわっちそう)一部屋に1名しかいないってどういうことよ?これが日本だったら間違いなく警備会社のフル装備の係員が何人もいると思うんですが・・・。なお、部屋と部屋をつなぐ廊下っていうものがこの宮殿には創世記には特にないので部屋移動のときは女王の部屋だろうが近衛兵の部屋だろうが突っ切ってOKだったそうですがもうプライバシーもへったくれもなさそう。廊下という発想はあとからだそうですがろうか作ってもそこを舞踏会ルームにしちゃったりとかもはやなんでもありです。ナポレオンは基本的にヴェルサイユ宮殿とはからっきし無関係なんですがその功績からナポレオンに関係する絵を飾った部屋もあって有名なナポレオンの戴冠式の絵が飾ってあります。でかい。大型バスの屋根2枚分くらいのでかさです。
 
 外に出て庭の反対側を見たら地平線の先もまだ宮殿敷地内だそうで・・・。しかも噴水作るのに30年もかかる大工事をしたそうです・・・。
 こんな宮殿を国費で建てて贅沢三昧でしかも凶作のときに住民(っていうか農民)に『パンがなければケーキを食べればいいじゃない』と吐いたマリーアントワネット・・・。普通怒るわ!豪華さが異常です!
 
 一旦ホテルに帰るまえにヴェルサイユの免税店でトイレ休憩ですが・・・。ブランドがわからない私は専務と不動産屋まで歩いていってこの辺の土地の価格調査・・・。しかし結局いくらかわからない・・・。
 帰りの高速道路から路面電車を発見。さらに2階建ての電車(実はRER=C線)を発見。これは乗りたいですね。そんなこんなでホテル着。もう暗い。
 
 それでも1時間くらい休憩だったんで近くのスーパーにペットボトルの水を買いに行く。500MLのペットボトル6本入って2.3ユーロ(312円)・・・。革命か??そしてちょうど目の前に地下鉄の駅があるんで乗ってみたくなるのが人情。地下鉄の駅間隔は極端に短くたまたまホテルはその駅と駅の間にあります。さらに、この区間は地下鉄が高架を走る区間です。では早速乗りましょう!きっぷは地下鉄は1回1.3ユーロ(176円)。乗る区間はメトロ6号線のセントジャックスからグラシエールまでの1区間。切符を買って自動改札を通る。なんと自動改札を無札で突破できないように鉄の扉がついていてきっぷがOKなら鉄のゲートが開くシステム・・・。この6号線はJRとは逆の右側通行。ホームに降りたらなんとここが札幌とは似て非なるもののゴムタイヤです。電車が来て止まるか止まらないかにはドアのロックがはずされて降りたり乗ったりする乗客はドアについてるレバーを操作してドアをあけます。すなわち、ドアをあける必要がなければドアは閉まりっぱなしです。しかも構内放送はないです。
 列車到着。降車客がドアをまだ列車が動いてるにもかかわらずあける&降りる!列車が止まる。乗る。出発前にドア締め操作を車掌が行う。ドアが閉まる。発車。
 パリで初めての地下鉄です。感動です!ホテルの前の高架を列車はゴムタイヤ列車特有の揺れで走ります。
 降りる駅に到着。まだ動いてるときにドア開け操作&ドアが開く&まだ列車が動いてるにもかかわらず開いたドアから降りる。改札を出る。ただし、このときは単に特定の方向にしか開かないドアを出るだけで出口。切符の回収はないですからかそのドアの出口は使われた切符が散乱してて汚い・・・。すごい乗り方だ・・・。

 晩御飯。オペラ座の近くのレストランへバスでお出かけ。また水は有料です。では、晩御飯です。
 今日のメニューは・・・ついに登場!エスカルゴ!!直訳するとカタツムリですが、実際はなんかの巻貝みたいな形なんで見てくれの抵抗はなくなった・・・。これが梅雨時のアジサイの葉っぱにくっついてるのと同じだった暁には・・・。っていうか、エスカルゴはバジルみたいな強力な香辛料(ハーブ)と一緒に食べるのでその独自の味っていうものがよくわかりません・・・。このにんにく風味のたれをフランスパンにつけて食べるとおいしいかな。白身魚のクリームに&ミックスベジタブルを添えてというのが2皿目。ところどころで隠し持ってきた醤油をかけて食べてるくらい味が薄いです。胡椒&塩をかなりぶっ掛けて食べました・・・。デザートはアイス!甘かったんですけどおいしかったんですが、ここでは水が1Lで4.5ユーロ612円でした・・・。水だけで1日1000円以上使うのか!!!!

今日のまとめ

1・水、高っ!
2・地下鉄はゴムタイヤ採用路線もあるんだ
3・地下鉄は便利だ
4・ルイ14〜16世の政治はやはり聖域なき構造改革を行って、まさに米100表の精神で不退転の決意で行うことが重要であり三位一体の改革で国民にも痛みを伴い改革がやはり必要なので・・・。
5・路面電車が走ってます
6・(問1)の答えはなんでしょう?



上に戻る
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
日本
からパリ
パリ
ヴェルサイユ
パリ
ランス
ドイツ
パリ
から飛行機
成田帰国
こちら
こちら
こちら
こちら
こちら
こちら
こちら
こちら



3日目(1月31日)

 今日は自由行動です。朝ご飯のあの暗黒の同じもんしか出ない朝食バイキングですが、まだ2日目なんで、あーーんだよーー・・・。同じもんじゃねーかおーーくらいにしか意識が行かない・・・。7時ごろの遅め(この時間で遅めなのか?)の朝食。ちなみに外はまだ夜です。薄暗くもなってないっす。真っ暗です。
 テレビでキャプテン翼がやっていた。さすがヨーロッパ(謎)!岬君と日向君が戦ってましたが岬君が試合中に倒れてしまいました。
 
 さて、このツアー参加者の約半分の方はオプショナルツアーのモンサンミッシェルに朝6:15発でバスで向いました。ちなみに18000円のツアーでしたが、自力で行けば10000円程度でいけます・・・。ただし、このモンサンミッシェルとパリの間の距離は280Kmってことは東京からだと東海道線で新所原なんで、要するに豊橋です。
 私たちは優雅に8:20にホテルを出発し、セントジャックス駅へ向います。小さい駅です。駅の改札でパリヴィジットとカルトミュゼという2枚のフリーチケットを買います。フランスのパリ近郊の地下鉄(メトロ)・RER(エルウーエルと呼ぶ首都圏高速鉄道)・SNCF(国鉄)・市内のバス・ケーブルカー(サクレクール寺院にあるもの)はパリ中心部からの距離によってゾーン1からゾーン8まで別れています。例えば、ホテルの駅前のセントジャックス駅やルーブル美術館駅やら凱旋門駅はゾーン1・CDGはゾーン5・ヴェルサイユやオルリー空港はゾーン4など決められています。
 このゾーンの範囲内で乗り降り自由になるわけでゾーンは1-3・1-5などというように決められています。無論広範囲になればなるほど料金は高くなります。今回は市内の美術館めぐりの日に決めてあるんでゾーン1-3のパリヴィジットを購入です。
 そしてカルトミュゼというのはパリ市内の美術館やら博物館の共通入場券です。値段はそれぞれパリヴィジットが8.5ユーロ(1156円)・カルトミュゼが18ユーロ(2448円)です。もとはとるぞ。
 
 では、早速セントジャックス駅よりゴムタイヤの6号線で1駅のダンフェールロシュロー駅へ向います。朝の通勤時間帯ですが日本のような殺人的に混みません。放送がないので駅に到着したらその駅の看板を見て自分で判断して降りたりします。乗った駅の次の駅で次はRER=B線に乗り換えですが、ここは複雑です。行先&停車駅別にアルファベット4文字で行先を表示しています。したがってその行先表示とその略称がどのような意味を持つかを調べて乗りますが、このB線はダンフェールロシュローからパリ北駅間は各駅停車なので心配は要りませんがこの他の区間を乗る場合はこれは大事です。25メートル級の新幹線のような車体の電車がやってきました。しかも3ドア。車内はデッキと客室内の間が機械かなんかで狭くなってるので基本的に721系みたいな感じですが・・・。暗いんです。照明が。
 
 営団地下鉄のぬるま湯に使った私たちには衝撃です。でも電車は軽快に走っていきます。4つ目のシャトルレアルで乗り換えです。この駅はすごい駅で、RER=A・B・D&メトロ1・4・7・14号線が集まる1大ターミナル。そのため構内は複雑です。
 そんな中、人掻き分けて1号線。1こ乗って降りてルーブル美術館の外周を少々歩いて8:57にルーブル美術館に到着。ガラスのピラミッドの中のセキュリティーチェックを抜けて地下に入って入場券を買うなりパンフレットげっちゅーするなりしてから3つある大きいまとまり(翼)のどこかに行きます!
 おねがいティーチャー&ツインズを知ってる方に形の説明をすると、ちょうど、松本のあがたの森公園にあるおねてぃー内では木崎高校を思い浮かべてください。コの字型の開いてるほうから中庭を見る構図で見てみましょう。おねてぃー上で中庭の真ん中に像があったでしょう?そこにガラスのピラミッドがあって左側がリシュリュー翼・正面&奥がシュリー翼・右側がドノン翼です。なお、大きさは木崎高校をむちゃくちゃ巨大化させましょう(^-^;)

 我々はまず、リシュリュー翼に突入!マルリーの中庭〜ピュジュの中庭という5世紀から19世紀にかけてのフランス彫刻を集めた展示室です。・・・。彫刻は難しいのう・・・(^-^;) 微妙な感想しか持てずに・・・。次いきましょう。メソポタミア美術。ここにはあの「目には目を」で有名な『ハムラビ法典』があります。はむはー(核爆破)。
以上!結論・・・彫刻はよくわかりません!ここから展示を見ながらの大移動です。シュリー翼を経由してドノン翼の端っこまで行きます。ルネサンス期の芸術やら金属工芸をのんびり見ているわけではないのに30分もかかるのか???とんでもなく広いんです。
 やっとこさ着いたドノン翼の端っこの17〜18世紀のイタリア絵画コーナー。もうお解かりでしょう。この時代のイタリアの芸術家の「レオナルド=ダ=ヴィンチ」の描いた世界で1番有名といっても過言ではない「モナリザ」を。なんとやっぱりこの絵だけは別格です。警備員の数もちがいます。この美術館のほか日本国内の美術館と徹底的に違うことは、フラッシュさえたかなかったら写真とり放題なんです!まだ10時にもなっていない閑散な時間帯です。モナリザ独り占め!おいしいですね。続いて、私の師と仰ぐべき先輩の偉業が載っていらっしゃる絵を見るためにまた30分かけてリシュリュー翼へ向います。途中でナポレオンの戴冠式のあの巨大な絵を見ます。
 
 さて、ここで昨日のヴェルサイユ宮殿で見た絵画の中にもナポレオン戴冠式の絵がありました。これはどういうことかというと、この絵を2枚描いたそうです。なお3年かかったそうです。1805年から7年にかけて2枚の絵を描いたそうですがただ1箇所以外すべてが同じ大きさ・構図・色合いだそうです。それは・・・実際行って見て比べましょう。

 私の先生の絵まで行き着きました。1635年の「G・ラ・トゥール」の作品です。
 そのお題は・・・「いかさま師(核爆破!!!)」。先輩!今日もいい仕事してます!
 なお、近くに「G・ラ・トゥール」先生の作品の中で最高傑作といわれる「大工の聖ヨセフ」という絵がありますが、私はやっぱり、先輩が活躍している「いかさま師」に決まりです!このためにルーブルに来たのだ〜〜(爆破)。私の中では「モナリザ」より最優先事項です。
 最後にまたドノン翼まで来て「ミロのヴィーナス」を見ます。おそらく知らない人のほうが少ない作品です。結局1時間半くらいでパーっと見てきましたが、1作品1秒だけ見ても1週間以上かかるそうなので本当に効率のよい順路を考えていかないと無駄に1Km〜3Km歩きます・・・。とにかくとてつもなく広いです。

 次いきましょう。セーヌ川対岸に見ゆるその名はオルセー美術館です。パリではルーブルと双璧をなす美術館です。ルーブルが古い作品が多ければ、こちらはまだそんなに歴史がたっていない絵・俗に言う印象派の絵が多いのが特徴です。
対岸にあるっていってもルーブルで無駄に歩き回ったのでお疲れですからバスに乗っていきます。幸い、パリヴィジットがあるんでOKです。95系統に乗車。たった1区間で下車。対岸です。
 ちょいと歩いてオルセーです。入ってすぐにセキュリティーチェックです。オルセ−は昔オルレアン鉄道の駅として1900年に開業。ところが電化工事のために駅が狭いという理由で1939年に廃駅となってしまい、いろいろ転用されてきましたが1986年に印象派の美術館としてたちまち人気の美術館となりました。そんなわけで1800年代中期から1900年代中期までの作品が集中しています。
 例に漏れず、日本語の解説書があります。
 早速ですが入場して速攻で「ミレー」の「落穂拾い」を見ちゃいます。その他印象派のミレー・マレ・ルノワール・モネ・ゴーギャン・ロートレックなどの印象派の有名な絵画を鑑賞。個人的にはアトラスの像が好きっすね。
 っていうか、この美術館は小さいですからぱっと見て終了・・・。

 では次いってみよう。昨日見た2階建ての地下鉄に乗りたいだけでそこを入っているRER=C線に乗車。オルセー美術館駅より3つ先で大きく2つに分離するC線は駅のホームは誤乗防止のため島ホームが1個設けてあります。ヴェルサイユの方向に行かないC1&C3方面への4文字略称を調べて探し出し列車が来たらそれを確かめて乗車。列車は2階建てですがいくら昼下がりでもこの乗車率はないでしょ?ってくらい人が乗ってません。2階建ていらないです・・・。しかも、遅いです。セーヌ川を渡るときだけは地上に出ます。ここから見るエッフェル塔はなかなかの絶景ですね。
 
 オルセーから8つ目のポートマリオット駅(で読み方はあってるのでしょうか?)でメトロ1号線に乗り換えて昨日かすっぱ添乗員からパリで1番大きい本屋を教えてもらったのでいってみるのでジョルジュサンク駅で降りてシャンゼリゼ通りを闊歩する。お昼ごはんはぼったくられる心配のない、世界のマクドナルド・・・。特にフランスらしいメニューはなく極めて安全圏なお食事。Lサイズのドリンクがアメリカやら韓国やらのようにバケツではなく極めて人間的な量です。5.75ユーロ(782円)でフィレオフィッシュの日本でいうLLセットです。これでも安く感じてしまうのはなんで・・・。

 では、本屋です。すげーーCCさくらのグッズとかガラスケースで後生大事に超ぼったくり価格で販売中!DVDとかCDとかがすごくたくさん発見です!日本のアニメのCDコーナーではもう見慣れたどれみやらCCさくらやサクラ対戦やら・・・。DVD&ビデオコーナーではジブリはもちろんですがハンドメイドメイとか阿部野橋までも売ってます。なんと!!レイアースもあるんですよ!さらにまさにその一角だけアニメイトのような状態ですが若い現地(だろうと思うけど)の兄ちゃんたちが大勢です。
楽しい収穫を胸に(買ってません)、店を出たところでよくよく思い返せば本屋に来たはずなのに・・・。っていうか、ここは本屋じゃねーーーー。ガセつかませたな!?かすっぱ添乗員!まあ、楽しめたからいいや。

 続いてみたかったのがアンヴァリッドです。いきなり観光モードに戻っちゃいます。フランクリンFルーズベルト駅より1号線〜コンコルド駅より8号線に乗り換えて夕方以降は駅が閉まるといういわく付のエコールミリテール駅へ向います。雨が降ってきたんですぐそこにアンヴァリッドは見えていますがバスです。82か92系統のバスでいいのでとりあえず来たほうのバスに乗車。92系統。次のバス停で下車。アンヴァリッドです。ドーム型の教会と隣接するサンルイ教会と廃兵院を合わせたつくりになっています。ドームの先頭の頂点は107mです。廃兵院は、1671年にルイ14世が戦争負傷者を受け入れる施設として建設。ゆえに廃兵院(病院)といわれました。

 さて1789年7月14日。フランスでは知らない人はいないフランス革命の起きた運命の日。この日、革命軍は武器を求めて侵入し、銃約3万丁の持ち出しに成功。そのまま政治犯(革命指導者)の投獄されているバスチーユに政治犯開放のために向った歴史を持っています。すなわちここがあのフランス革命が始まった場所であります。いまでは1840年に2度目の追放先のセントヘレナ島からナポレオンの遺体が帰還し、ここで眠っているということです。ゆえに現在はナポレオンの遺体が安置されている・いわばナポレオンのお墓な訳です。中に入ると天井のドームまで芸術があふれています。
 そして真ん中の低いところに赤い岩で作られた棺が安置されています。すごい墓です。
さらに隣接する軍事博物館には庭に普通に大砲やら戦車やらが並んでいらっしゃいます。

 さて、私の目的は立体地図博物館です。実は誰も知らないということです。なに?でも地図が好きな私は行きます。日本語のパンフがおいてないんですけども。美術館とかは地下鉄の駅で買ってあるカルトミュゼでOKなんで見せるだけ。さて、立体地図博物館はフランスの要塞を立体図化したミニチュアを展示してある博物館で部屋はえらい暗いです。真っ暗闇の中にうまく光を当てて展示物だけスポットライト当ててます。要塞ですから無論英仏100年戦争のフランス最強の要塞のモンサンミッシェルも飾ってあります。よくよく見ると、こんなとんでもない要塞は攻めるのはまさに難しいっていうか不可能ですよ!っていうくらいすごい城です。

 たいそう満足した私は、続いての見学地の国立近代美術博物館へ向かいます。ちょっと複雑に地下鉄を乗ります。バス82系統でエコールミリテール駅へ戻ってメトロ8号線でマドレーヌ駅へ向いここで14号線に乗り換えます。14号線は1番新しい地下鉄で完全なATOでの運転です。ホームドアもついていて安全。しかもきれいです。この14号線の最大の有効性は快速運転です。途中のルーブル美術館がある駅でも無視します。とにかく速度も速いのでシャトレまであっというまです。シャトレ駅では11号線に乗り換えますがあっという間にグレードがた落ちで車内は雑然として汚いし構内には浮浪者がたまっちゃっています。治安も最悪っぽいです。ランビュトー駅より下車。目の前のポンピドゥー芸術文化センターの4・5階が国立近代美術博物館です。と思って突入したら3階の図書館でした。

 出直しで入場券代わりのカルトミュゼで突入。ちなみに入場券の券売機は長蛇の列・・・。1階から4階まで円筒形ガラス張りのエスカレーターで徐々に上がります。このポンピドゥーセンターは完成当時は前衛的過ぎてぼろカスに酷評されましたが、いまや、パリの代表する観光地でパリっ子(この表現は抵抗あるなあ)が集まる1大観光地です。この近代美術館は20世紀の本当に近代の作品が置かれていて、ピカソを中心としたキュビズム的な作品が多いです。私的にはここの幾何学的な作品が好き。有名な作品が少ない分やや前衛的な作品が多いですが、私はここが1番面白かったです。

 では、カルトミュゼのもと取り精算。ルーブル・・・7.5ユーロ&オルセー・・・7ユーロ&アンヴァリッド・・・7ユーロ&立体地図博物館・・・7ユーロ&国立近代美術館・・・5.5ユーロで合計34ユーロ(4624円)でしたが18ユーロと約半額!すごい威力だ。

 では、次は本屋に今度こそ行きましょう。オペラ座の裏手にギャラリーラファイエットとプランタンという巨大デパートが2件あるんで行きます。おもちゃ屋も見たいですし。
 ランビュトー駅より1駅のって3号線に乗り換えます。11号線も厳しいですが、3号線もなかなか激しい治安の悪さです。オペラ駅で降りてオペラガルニエを見ながらギャラリラファイエット到着。すげえ人です。バーゲン時期なんでさらに状況悪化。逃げるように本屋へ。なんと、時刻表がないというすさまじい情報が本屋より提供させる。それでも結構立ち読みしておく。おもちゃ売場はキャラクターものがあんまりなく、また、プラモとかもあんまりなく、微妙です。そんな中にもみのもんた師匠のお顔が出ているクイズミリオネアのゲームを発見。

 となりの高島屋のおもちゃコーナーも同じ感じでした。
 もう夕暮れ過ぎて真っ暗です。18時。高島屋の前のアヴールゴーマルタン駅より3号線〜オペラ駅で7号線乗り換えでピラミッド駅へ。パリで日本食レストランをうたっているレストランがどのレベルかチェキです。来来軒です・ラーメンです・・・。普通。パリでまあこの程度でしょう。
 っていうか、部屋でお湯が沸かせない環境がつらいですよねえ。そのためカップラーメンとかの持ち込みしなかったんですよ。

 その後、十時やで唐揚弁当を買ってここからバス旅スタート。27系統〜38系統を乗り継いでダンフェールロシュロー駅まで行く。日本人でオペラからここまでバス乗り継ぐ奴は早々いないだろうと思ってダンフェールロシュローからの122系統でホテル前まで行こうとしたらこの系統は最終が19:35発とのこと・・・。現在19:50・・・。ホテルに歩いて帰りました。

今日のまとめ

1・カルトミュゼ&パリヴィジットは使える。要購入。
2・マクドナルドは世界共通と認識してよし。
3・バスさえ自由に乗りこなせればあなたもパリっ子。
4・地下鉄は路線によって治安が極端すぎ
5・美術館はなるたけ早く行きましょう。



上に戻る
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
日本
からパリ
パリ
ヴェルサイユ
パリ
ランス
ドイツ
パリ
から飛行機
成田帰国
こちら
こちら
こちら
こちら
こちら
こちら
こちら
こちら



4日目(2月1日)

 今日は団体行動でランスに行きますが晩御飯が出ないんでくいっぱぐれの危険性をはらむ日です。8時出発ですからそれなりの時間に飽きずに同じもんしか出てこない朝食バイキングを飽きずに食べる。クロワッサンはおいしいです。
 
 8時にバスは出発。まだ薄暗いです。外周高速道路に乗ってA4高速に乗ってランスを目指します。その前に片田舎によってチーズ工場見学があります。高速道路は首都圏50Km圏内はただだそうです。すごい制度だ。日本にたとえるなら首都高はおろか千葉東JCT&東名なら厚木IC・中央なら上野原IC・関越なら花園IC&東北道は館林ICくらいまでは無料という意味です。常磐なら矢田部か桜土浦ですか?
 A4の18ICの手前のトイレしかないパーキングエリアでトイレ休憩。トイレ以外なんもないです。往年の中央道上石津PAのようなものですね(またマニアックなたとえが・・・)。高速道路はおおむね110Km制限ですが郊外になると新快速姫路行さんと同じ130km運転です。
 
 A4高速18番ICで出て一般道D407号線という農道に近い道路を全く似つかわしくないハイデッカーの観光バスが走行です。ジュアルという村にただ1件だけ残った手作りカマンベールチーズ農家の家に全く似つかわしくない観光バス(ハイデッカー)が番長止め・・・。カマンベールチーズの作り方を教えてもらう。その後は試食コーナーです。カマンベールはあんまり得意ではないんですが、おいしかったので調子よくパンと一緒に食べていました。

 そのあと、またランスに向けて今度はA4高速19番ICへ向ってN3という道を走りますが村を抜けて台地の上に来たらもう畑以外なんもないです。広大な畑です。すごいです。地平線が見えるんですからすごいですよ!高速に戻ってまともな給油所併設の売店のあるパーキングエリアに到着。お買い物タイム。水が1Lで1ユーロ(136円)で安い!だいぶ水の値段に神経が行く様に鍛えられましたよ。バスは広大な台地の上を優雅に高速道路で突っ走りますがちょくちょく工事による車線規制があります。現在パリからランス方面にTGV(フランス新幹線)の工事をしているそうです。時速330Kmで運転するそうですがその割に線形が激しくないっすか??このたびの半月もしないうちにJR東日本が時速360Kmで走る東北新幹線試作系の開発のニュースを流してました。新幹線では日本VSフランス(TGV)VSドイツ(ICE)が三つ巴の戦いを世界中の入札でしています。日本では営業運転中の脱線事故例はただの1件も出ていません。しかも3分間隔とかで平気に過密運転している分評価が高いんですが、事故のとき、線路を逆送が出来ないのが難点であるとのこと。TGVは連接台車なんで脱線しても被害が少ないとの事ですが連接台車は自由な編成組換えが出来ません。日本もフランスも負けられませんね。新幹線。現地係員の方も先日JR東日本から偵察に来たんで案内したとのこと・・・。
 
 ランスです。パリから約150Kmです。東京〜富士間くらい離れてます。まずはもう昼なんでレストランです。まずは・・・。ほうれん草のベジタブルスープです。なお、フランス料理ではこういうスープ系の食品は珍しい部類だそうです。なお、ご多分に漏れずフランスパンは食べ放題です。つづいてって、結構早めに次が出てきます。これはフランス料理界では革命的なことで、現地係員がすごいことですよといっていたのがとっても新鮮。メインディッシュはなにかしらん?鶏肉のクリーム煮です。クリーム系2連発!とどめのデザートがアイスクリームというクリーム3連星!いじめなのか?

 お食事時間が奇跡の1時間で終わる偉業を成し遂げ、ランス駅前を通ってランスのノートルダム大聖堂へ行きます。ちなみにノートルダム寺院はパリにも巨大なものがありましたがこの「ノートルダム」って言うのは日本に八幡神社やOO観音とかみたいな言い回しに近いそうです。こちらの大聖堂はフランク王国が中世以前にあったときの首都がランスにあってその中心にあった寺院がこのランスのノートルダム大聖堂で、ジャンヌダルクの時代もここで即位式が行われたとのことです。

 ジャンヌダルクはこの時代の人で、英仏100年戦争の英雄です。神風怪盗ジャンヌで出てきたあのジャンヌダルクですね。無論、フランスの英雄。このノートルダム寺院の横にジャンヌの銅像が飾られております。また、このノートルダム寺院のステンドグラスはシャガールの作品です。ちなみにシャガールの絵はポンピドゥーセンター内の国立近代美術館にあります。

 さて、ここランスはシャンパーニュ地方と呼ばれる地域で決してドラクエに出てきたとか言わないようにしましょう(汗)。シャンパーニュ地方の名物はこのシャンパーニュという言葉から模様に想像がつくようにシャンパンです。厳密にいうと、シャンパンという名前の酒はこのシャンパーニュ地方で製造されたもの以外の製品には一切名乗れないのです。その中でも店でも扱っているポメリーというメーカーの酒蔵見学です。私は酒が飲めないっていうかアレルギーっぽいくらい過敏なのでワインくさかったら倒れる〜と不安でしたがワインの匂いがしないんですね。外見はまさに城です。中はまさに迷路のようになっている洞窟を利用した酒蔵です。迷子になったら間違いなく遭難できます。そんなこんなであっという間に試飲の後パリに向って走行です。途中のサービスエリアで休憩のあと、夕暮れの高速道路をパリへ向っています。

 今日はくいっぱぐれの危険最高潮ですからここで専務が最高のご提案!街中で降ろしてくれと現地係員に頼んで了承!すばらしい提案です。ホテルからだと6号〜RER=Bと乗り継ぐのはさすがに夜間だしきついですからね。
そんなわけで7号・14号のピラミッド駅というオペラ座の近くに到着!!イタリアン大通りまで歩いてフランスのファミレスを体験したかったので行ってみました。ファミレスでした!おいしかったっす!ステーキ!しかし!ステーキも大きかったがこのいも(フライドポテト)の量の半端ではないこと。13.5ユーロ(1836円)は納得。ちなみにパンは食べ放題です!その後、コーラやらデザートのワッフル(巨大です・6・5ユーロ(884円))を食べて明日は早いのでとっとと帰ります。リシュリュードルーオ駅(8号線)からレヴュブリックで5号線〜イタリア広場駅から6号線という乗り換えです。
フロントで明日の4時半にタクシーを予約。

きょうのまとめ

1・たいがいどの都市にもある「ノートルダム寺院」



上に戻る
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
日本
からパリ
パリ
ヴェルサイユ
パリ
ランス
ドイツ
パリ
から飛行機
成田帰国
こちら
こちら
こちら
こちら
こちら
こちら
こちら
こちら



5日目(2月2日)

 4時起床!4時20分にフロントよりタクシーがきたじぇーと電話!いざ!!!出撃なり!ドイツ!フランクフルトは高速道路のってなんでおいしいの?とか2006年ワールドカップ開催地であり、ビール名産地であり・・・。そして!最大の目的「ちっちゃな雪使いシュガー」の巡礼です!
 
 朝っぱらのパリ市内をタクシー(ベンツ)で何らかのPOPなCDをかけてOK?と問われて無論OK!四時で高速道路を新快速どころかまさかのタクシーはくたか状態!すげーです。標識見てないけどこんなに出していいんか?57ユーロ(7752円)だったんで朝だし70ユーロ(9520円)上げちゃいました(^-^;)
 5時台のシャルルドゴール空港は閑散としています・・・。機械でピッポッパと搭乗手続きで6:30に搭乗開始とのこと。今日はターミナル2DのD54よりボーディングです。
 
 エールフランス1218便(AF1218:定刻CDG0700〜FRA0825/A319)は6:30より搭乗。フランクフルトへの始発便にあたるんで149人定員の便は満席です。エアバスシリーズは日本にそんなに多くないので珍しいんですが、今回はその中でも日本の航空会社が持ってないA319。これはおたのしみです。
さて・・・。7:15になってもドアが開いたままなんですが・・・。30分待った・・・。客室乗務員どもはなかなか出発しないんで茶をしている・・・。デルタ航空の接続待ちだそうで・・・。ようやく7:34にプッシュバック開始・・・。もう今日の午前中の予定はめちゃめちゃです。フランクフルトからの特急の乗り継ぎは出来ません。1時間後の列車になります。そして・・・やたらだだっ広いシャルルドゴールをふらふらとタキシングで離陸が8機待ちですか・・・。
 8:01:24テイクオフ!滑走路は08Lでした。一面に広がる雲の上をコントレールを引きながらのクライムアップです。パン1個とドリンクの機内サービスです。
 
 約1時間後、ライン川の上を低空飛行しながらの空の旅は着陸寸前にこれから乗ろうとしていた特急を空から見送る悲しい結果・・・。9:10:37にフランクフルト国際空港(FRA)7Lに着陸!9:19に沖止めのV107にスポットインです。
 ドイツ上陸!空雲・・・・。
 ここからバスです・・・。ここはターミナル2です。国鉄の駅はターミナル1に付属しているところにあります。そこまで新交通システムで移動です。さらに延々歩いて国鉄駅のきっぷ売場へ。きっぷ購入!今回は2名で来ているので2人でフランクフルトからローデンブルクまで途中のヴュルツブルグまで特急を合わせて49.5ユーロ(6732円)でした。
 
 フランクフルト空港10:02発の特急(IC)329列車は客レでした・・・。2等車ならどこ座ってもOKという環境下、テーブル付のBOXを占領。列車には各列車の停車駅と乗り継ぎ列車の時刻が細かく書いてあるパンフレットが付随です。しかも、ドイツの列車はフランスと違ってちゃんと車内放送が流れてます。
 8両編成で機関車に引かれてやってきました。列車は客車ですからスタートダッシュは遅いんですが、やっぱり特急です。この列車はアルペンランドというニックネームがついてますが。しかも、この列車はドイツ北部のハノーバーを4:42に出発しています。ダイナミックな客車特急だ。都市近郊なんでそんなに速くは走らずに11Km離れたフランクフルト中央駅へ。なお、この駅というか、世界のほとんどの都市の駅は端っこが全部ふさがっている頭端駅というシステムで、大きい駅では必ず列車は折り返しを余儀なくされます。
 
 機関車付け替えのあと、方向転換で出発したアルペンランド号は一路ヴュルツブルグへの道のりを走りますが、さすが特急ですかなりかっ飛ばします。そんな中、ビュッフェコーナーへ。簡単なお食事が出来ます。フランクフルト2本とパンが1つついて2・5ユーロ(340円)!これは!!フランスと比べてこの物価差はなんなんだ?困難なんでもう、私的にはビュッフェ車でナイフとフォークを使ってフランクフルトを食べますからご機嫌です!ドイツの列車って結構赤いのよく使いますね?JR九州のキハ200系につながるような・・・。
 
 風景は基本的なドイツの小さな町です。雄大な景色。川も寄り添います。トンネルに入って山間部を突っ走りますという繰り返しです。フランクフルト空港から約135Km。1時間28分かかってヴュルツブルグ駅に到着です。このヴュルツブルグは今年で市制1200年という京都とか奈良に匹敵する古い市です。そしてこの街こそが!ここよりドイツ南部の都市フュッセンまで続く「ロマンチック街道」の起点な訳です。ドイツには7つの観光街道があります。
1…ロマンチック街道
ヴュルツブルグ〜ローデンブルグ〜ノイシュヴァンシュタイン城〜フュッセン
2…古城街道
マンハイム〜ハイデルベルグ〜ローデンブルグ〜プラハ
3…メルヘン街道
ハーナウ〜ハーメルン〜ブレーメン
4…ゲーテ街道
フランクフルト〜ワイマール〜ライプチヒ
5…エリカ街道
シュターデ〜プレーン&リューベック〜ハノーヴァー
6…ファンタスティック街道
ハイデルベルグ〜バーデンバーデン〜シュツットガルト〜ボーデン湖
7…アルペン街道
ボーデン湖〜フュッセン〜ベルヒデスガーデン
このうち今回は「1」「2」に共通する街であるローデンブルグに向います。

 ヴュルツブルグからは各駅停車のRB20053列車に乗ります。乗継時間は11分ですが、実際はとなりのホームなんでもはや2秒で乗り継げます・・・。特急を見送り、まだホームに次の電車が入ってきていないのでのんびりほかの列車の撮影をしております。次の列車は11:41発。列車がやってきましたが・・・。推進運転での御登場ですが・・・。このまま突っ走るようです。推進運転でですか??日本だと45Km以上出しちゃいけないんでしたっけ??嵯峨野観光鉄道やら上野駅から尾久までの寝台特急の走行方法とかにしか使われていない方式です。
 
 どうやら出発ベルが鳴るようです。出発です。最初は近郊の駅も多くちょくちょく止まってはいますが・・・。やっぱり郊外は激走してます〜〜。っていうか見通しに家がないーー。すげ−かっ飛ばしてるーー。100Kmは絶対出てるー!これは革命です。列車は1等車と2等車をくっつけた4両で1両が1等車で3両が2等車です。基本的に車内構造は2等車は721系とほぼ同じです。ただし転換クロスシートではなくBOXです。1編成に1つのフロアは自転車を乗せるフロアです。列車自体は月曜日ってことと昼前の1番中途半端な時間ですから誰も乗っちゃいません。車内検札のパンチは列車番号が記載されています。

 列車は人工物のない景色を軽快に突っ走ります。約50Km走って12:23・シュタイナッシュ駅着。この駅は単なる乗換駅です。地下をくぐって乗り換えですが、26分の連絡なんで極めてのんびりです。写真撮影南下しながらのんびり撮影していると驟雨が炸裂・・・。やめ・・・。
 そんな小ぶりの雨の中12:49のディーゼル列車は2両のそれぞれ連結していないほうの車端がハイデッカーになっている最新鋭ローカル線(連接台車)車両で運転。ちゃんと自動ですが車内放送も入ります。ローデンブルグまでの12Kmの道のりの間には2駅ありますが、畑っていうか現在草原の中にたたずんだ駅です。途中に閉塞がないです。
 
 13:03。ついに、ローテンブルクオフゼアタウバー駅到着!ちなミニローテンブルクって駅は結構あるのでこのバイエルン州のローテンブルグの駅には町の下を流れるタウバー川の丘の上という意味でオブゼアタウバーという言葉がつけられます。従ってローテンブルクオフゼアタウバーとチケットにも書かれています。
 駅はホーム1本で貨物用側線が3本。改札は存在せず自動券売機が1つと旅行会社(中・長距離のチケット代行販売兼務)の窓口と観光案内所しかありません。駅より左へ歩いて踏切のある交差点を右に曲がると駅から約5・6分できたーー!!
 
 ではローデンブルグの基礎知識。
 
 ロマンチック街道ではあのノイシュヴァンシュタイン城と双璧をなす中世の町並みがそのまま残る夢の町。ロマンチック街道の関係する観光ガイドではローデンブルクかノイシュヴァンシュタイン城のどちらか以外まず使われることがないというほど。歴史的には970年ごろより人口が発生しだし、1172年に都市権を獲得。最初の市壁の建設がはじまります。1408年にニュルンブルクとの勢力戦争に破れるなど、ここから300年間は落ち着かない日々が続きます。1618年から30年戦争に突入。ここで戦いに破れて街が破壊されることになっていたが、市長「マイスタートゥルンク」伝説(占領軍の長とワインのいっきのみでかけをして3.25リットルのワインを一気に飲み干して賭けに勝ち町の破壊が中止となった)で何とか町はながらえるものの1850年代までは廃墟都市状態となる。1850年代から観光都市にシフト変更して国鉄の開業もあり、観光都市として栄える。第2次大戦ではアメリカ軍が攻め込んだもののアメリカ軍元帥の裁定で破壊は超最低限で済む奇跡を見せ現在にいたるという歴史です。
 
 まずは、レーダー門から突撃!何にも形容できません。町はすべて石畳で、狭いです。観光ツアーでは2時間で観光するようですがそんなもんで済む小さな町です。城壁長が3400メートルしかないのもうなずけます。町の東側から西側っていうか中心部に向って歩きます。レーダーアーチ・マルクス塔という塔を撮影のあと町の広場に到着です。 
 
 では、ここでメインイベントを行います!ローデンブルク市のHPにはライブカメラが野の広場に2箇所しかけれれています。さらに私は携帯電話が普通に使えます。これはやるしかない!史上初の衛星(使ってるのかなあ?)ライブ中継です!!日本は夜の22〜23時くらいですが、こっちはまだ13時〜14時です。日本に電話!それっぽいのは発見できたものの決定的な証拠が判らないとのことで(ライブカメラの画素が低いもんで)致し方なくシュガーのピンクの本を片手に持って目印としてみます・・・。発見されてしまいました。OKです!衛星ライブ中継大成功です!!!

 ある程度中心の撮影をして南に下ります。まずはおなじみっていうかローデンブルグの代名詞の景観のプレーンラインです。天気は雨と最悪ですが知ったことではありません。撮影撮影撮影!!!塔に行く前にシーバース塔横にある市壁(城壁)に登ります。分岐の道上のほうのシーバース塔〜シュピタール城堡を相次いで撮影!帝国都市ホールのほうに降りて市壁を巡ります。コーボルツェラー門を突破して次は北部をアタック開始です!聖ヤコブ教会〜クリンゲン城堡を巡り市壁を通ってまた中心に戻ります。さらに西部噴水&ファランチスカーナ教会をアタック!
 
 シュガーが!!サガが!!アンヌが!!ペッパーが!!ノーマが!!しかし!!今日は!!今日はーーーージンジャーちゃんが大活躍でした!!!雨降らすの止めようーよーー。物陰からあの高笑いが聞こえてきそうな町です!

なお、言葉であらわせないんで((^-^;) )写真コーナーも見てくださいね。

 お土産を購入する為にケーテウオルハルトという店へ行きますが、ここは皆さん知ってますでしょうか?クリスマスの店という代名詞を持つ、クリスマス用品&ドイツ民芸品専門店です。なお、日本人のお姉さんがレジを打ってました\(^O^)/
 ローデンブルクって特徴的なのは店の看板です。それを複製した看板型の飾りを16ユーロ(2176円)で買うなど結局支店あわせて80ユーロ(10880円)ほどのお買い物。
 やすっ!

 その後、軽食としてフランクフルトとどうしても付け合せに出てくる山盛りのいも(フライドポテト)&スプライトで4.5ユーロ(612円)ってどういうことだ??安い!うまい!速い!3拍子そろってフランスに帰りたくねーー。ドイツ万歳!!

 16時過ぎて駅にもどって駅前スーパーに突撃!チョコレートの箱が革命的な格安!とんでもない安さです。フランスはぼったくりか!!!しかも、ドイツはよっぽどない限りチップ不要って最高です。

 さて、行きはパリを4時半に出発して13時についたんで8時間半くらいかかってますが(^-^;) 帰りも激しい時間との戦いが始まります。17:04発の各駅停車は行きに乗ってきたものと同じです。1日この区間を行ったり来たりっぽいです。もう暗くなり始めたローデンブルクを出発します。今度はゆっくり来たいです・・・。っていうか、滞在時間は4時間1分ですか??
 シュタイナッシュで各駅停車に乗り換えますが4分遅れて到着しました。次のアンスブルクは4分の乗換なんでやばいのでは??23分間このRB20025の乗ってますが途中に駅は1つしかありません。そんなど田舎を推進運転の列車は激走しています。遅れを引きずったまま・・・。アンスブルクからは特急のニュルンブルク行に乗り換えます。4分遅れですが、これから乗る特急は4分接続・・・すなわち同時入線&向かいのホームで入ってきたので運良くぎりぎり乗り換えできました。
 
 アンスブルグ17:51発のこの特急も客車です。2等に座るのもなんなんで1等車突っ切ってビュッフェに陣取りフランクフルトをかっ込む。安い!定刻どおり18:17にニュルンブルクに到着。非常にわかりにくいきっぷ売場で切符を買ってニュルンブルク地下鉄U2でニュルンブルク空港へ向います。1.8ユーロ(245円)。列車は4両編成で地下鉄自体は古く、少々くたびれ始めてますが、フランスのパリ3号線や11号線よりはましといったレベル。途中車内検札がありました。なお、この地下鉄は乗る際に改札ではなく刻印機に切符を入れる義務が発生します。そうしないと罰金の可能性ありです。

 12分ほどで空港ですがチェックインしようと思ったら誰もいません。エールフランスはやる気ありますか??カウンターと出発掲示板を見たらなんか、エアベルリンが大挙してます。ドイツのフラグシップのルフトハンザの影が薄い!このエアベルリンの猛攻は離陸前にさらに思い知ることに・・・。そんなランプバス乗り場からの中継でした・・・。
 バスです今回も。出国審査はないですが手荷物検査のあとに免税店がいい感じであるんで見学の後、バスの案内があったのでバスに乗車。バスは20人を乗せて出発時間よりかなり余裕があるのに出発。ちなみに次の機材ですが・・・。「ER4」です。日本の時刻表ではありえなー−い(by美墨なぎさ)です。ブラジルのエンブラエル社のエンブラエル145型機です。60人くらいしか乗れない超小型機ですがそれをさらに増強させる20人しか乗ってません。すっかすかの中、バスは飛行機の脇に到着。・・・。これまた激しいくらい小さいです。翼小さい・・・。飛ぶのか?これ?っていう不安増大レベルです。 シートは1−2の3アブレスト・・・。通路は頭もつかえず歩けますが・・・。路線バスより小さいです。客室乗務員はたった1名。
 
 エールフランス5521便(AF5521:定刻NUE2035〜CDG2205/ERA145)は、2023にとっととドアクローズ。途中、エマージェンシー実演の為止まる。その後、離陸しようとするものの、前にエアベルリンが3機います。さらにハパクロイドが大挙して着陸かけてます。結局8機もこのような地方空港で待たせんのかと思うくらい待たせて20:51:29にテイクオフ。いきなり揺れます。翼が小さすぎ!こわ!しかも離陸角度が急です!上空へ、飛んでたった3分でベルトサインがオフになるのね・・・。なんと、軽食がこの小さい機材でも出るんですねえ。クロワッサンサンド3つ&飲み物です。これはうれしい誤算。フランス領内に入ったら雲が取れていい景色。翼よ。あれがパリの灯だ(^-^;)
 しかし、恐怖はもっと後になってやってくるのであった。着陸です。またずいぶん速い着陸速度じゃのうと思っていましたが・・・。21:53:20にCGDの26Lに着陸!いきなり強い反動でバウンド!また浮き上がる・・・。待て!なに?その後、21:53:42に2度目のタッチダウン・・・。今度はそのまま着陸でしたが・・・。ジャンプショットは危険です。しかもタキシーウエイに出てからとんでもない速さでタキシングしてます。いいのか?本当に??・・・。思いっきりびびっていたらさらに沖止めのG12に到着。降りてる最中に隣で預かり手荷物を降ろしてます。なんと、その荷物を台車に乗っけてバスの乗り場で荷物を返しています!!すごいです。琉球エアコミューター並です!やってることが!そして、2Dの下にバスは横付けされ、特になんもなく出口に行きました。

 では、ホテルに帰りましょう。RER=B線の各駅停車の22:35発の列車に乗ります。パークデスエクスポジション駅を出てすぐ、非常停止する列車。どうやら人身事故です。かけこみに失敗した人が線路におっこってそれを跳ねたらしいです。初めて乗ってる列車が人身事故・・・。しかも初めてが海外でか・・・。いつ動き始めるんだかと思っていればなんと事故緊急停車後8分で運転再開・・・。しかも、オルネーソースボイス駅停車中に、この列車は各駅停車だったが遅れてるので途中5駅を通過してパリ北駅まで突然快速運転するという・・・。本当にやりやがった・・・。パリ北駅1分延着・・・。やるじゃねーか・・・。そしてダンフェールロシュロー駅に到着。結局帰ってきたのは23:40でした。帰宅に要した時間6時間33分。

きょうのまとめ

1・ドイツ、物価安い!
2・ドイツ特急のビュッフェ最高!
3・ジンジャーちゃん大活躍!
4・確かに季節使いはそこにいた!!いたのだ!!
5・もっとゆっくり巡礼したい・・・。
6・パリ地下鉄の回復運転は最強です。
7・エールフランスは最悪です。



上に戻る
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
日本
からパリ
パリ
ヴェルサイユ
パリ
ランス
ドイツ
パリ
から飛行機
成田帰国
こちら
こちら
こちら
こちら
こちら
こちら
こちら
こちら



6日目(2月3日)

 なんだかんだ言って帰る日ですねえ。夕方17:45に集合なんでそれまで自由行動ですが、スーツケースは9時に預けるとのことでしたが、んなもん待ってらんねーので同室の人にやっとけよと恐喝して(悪)、8:30には外出!今日もパリヴィジットです。
 
 RER=B線も使い慣れたもので、私の目的地のルブルージェ駅を通過する快速を1本待って次の止まる快速(快速は種別が1つな割に停車パターンがかなり複雑)に乗り込む。ルブルージェ駅に停車。そこから駅前のバス停から152番バスに乗る旨書いてあったもののバス停は132・133・134系統しかねえ・・・。バスの運転手に聞いたらあっちだっていうんで見たら701系統とか書いてあって要領を得なくて困ってたら親切な黒人の方が丁寧に教えてくれた!!ありがとう!!そのバス停に行ったらちょうどそのバスがいたので乗車。はっきり行って駅前でもなんでもねーー−!!駅から遠いじゃんか!10分くらい乗ったらそこはルブルージェ空港です。今は定期便は飛んでないものの現在はパリエアショーで有名な空港で航空博物館があるんで見ます。さて、この航空博物館の目玉は何かと訪ねたらB747の実物とあのコンコルドです。まずはいろんな戦闘機(ただし2次大戦クラスのもの)を見学のあとは、屋外展示場でB747とご対面です。その他、いろいろな旅客機&戦闘機が多数展示されていますが、コンコルドは屋内展示場での撮影はかなり厳しいですよ・・・。しかし、窓が小さいですねえ。っていうか胴体直径も小さいですねえ。でも大満足でした。

 またバスでルブルージェ駅にもどってRER=B線でパリ北駅に移動です。今度はTGV&タリス&ユーロスターの撮影をしましょう!駅が頭端式なんでとても撮影は楽です。人が多いです。でも気にせず撮影です!RER=B〜Aへと乗り継いで新凱旋門駅に到着!ここよりトラム2号線に乗り換えます。路面電車みたいな感じですがすべてが専用線で速度も60Km以上だします。しかもこの路線は地上を走るので車窓がきれいです。遠くにエッフェル塔が見えます。世界の車窓からの気分が浸れます。途中で1回途中下車して楽しんだああとはイッシーバルデセイン駅よりRER=C線でノートルダム寺院駅を目指します。例のごとくこの路線はオール2階建て路線です。今からオルリー空港へ向います。C船をノートルダム寺院駅で1駅乗り過ごし、折り返してからB線へ。いつものダンフェールロシュロー駅は突っ切って快速アントニー方面への列車で、アントニーへ。そこから新交通システムのオルリー空港連絡線に乗り継いでって・・・。この新交通システムってえらい速くない??100Kmは出てます。すごく速いです!新交通システム激走!
 オルリー空港で、いろんな航空機を見て満足でした。そろそろ集合時間です。ホテルに帰ります。

 17:45集合。18:00、ついにシャルルドゴール空港へ向けてバスは走り出します。渋滞に巻き込まれたものの19:20には空港へ。ここで税金還付の書類を提出する人としない人に分かれてしない人はチェックインしますが、私、席の場所が気に入らないわけです。結局、63Aという窓際の席をげっちゅーしたわけですが、この辺でかすっぱ添乗員とはもう冷戦状態に入っているわけで窓口でもめる連中・・・。しかもかすっぱ添乗員の手際の悪さ&人数確認の不徹底&添乗業務そっちのけでのブランド免税ショッピングなど目にあまる行為・・・。しかも、飛行機では離陸後まで靴から持参のスリッパへの履き替えは通常安全の観点から自粛ですが、このかすっぱは履き替えてます。最悪の添乗員にあたってしまったようです。

 大韓航空902便(KE902:定刻CDG21:20〜ICN1615+1/B747-400)今度はテレビなしなものの窓際です。出発は3分遅れです。09Lを21:49:55にエアボーン。離陸後すぐの機内食です。無論ビビンバをチョイス。そして寝ます。ヘルシンキ上空で揺れたほかは揺れません。寝ます。

きょうのまとめ

1・飛行機っていいですよね?
2・添乗員の評価システムを再考すべきかと・・・。
3・とにかく、今回の添乗員はだめです。
4・パリの市民もあんまり乗らないトラム2号線こそ観光客が乗るべき!



上に戻る
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
日本
からパリ
パリ
ヴェルサイユ
パリ
ランス
ドイツ
パリ
から飛行機
成田帰国
こちら
こちら
こちら
こちら
こちら
こちら
こちら
こちら



7日目(2月4日)

 今日は1日が16時間しかありません。ウランバートル上空飛行中に2回目のご飯ですが、チョイスがオムレツとイタリアン餃子というよく判らん選択。イタリアン餃子は・・・粉っぽかったよ・・・。
 なんだかんだで、あっという間に夕方なんすけど・・・?体内時計狂いっぱなし。北京をすでに突破してます。今日のジェット気流はとんでもなく強く、それも東に行けば行くほど強くなる傾向・・・。そんなこんなであっというまですよ。もう夕方です。16:01:47にソウル仁川空港の15Lにタッチダウンです。1日がえらい短さです。
 仁川空港では23スポットに16:08:56に到着。ここから乗り継いだあとに自由行動です。この辺になるとすでに添乗員の代わりに勝手に添乗業務をしだしております。あんなのには任せて置けないもん。
 仁川空港の免税店は勝手知ったる場所。好き勝手に動きます。そして・・・。
 大韓航空705便(KE705:定刻 ICN 1840〜NRT 2050/B747-400)席は57Cなんて末恐ろしい席をあてがってきたんで失意におちていましたが、57Aの本部のお姉さまが席を変えてくれるという天使(エンジェル)な人だったので57Aに座ります。ここから先は大津から先はもう何度も乗ってます。岡山線で♪
 18:40に41番スポットという端っこからの定刻出発!R4~A7~A~A19~Lの順にタキシー。19:04:55に15Rからのエアボーン。ここからは江陵をヒットしてそこからは米子にあるMIHO~TOZAN~OTHU~KOWA~OSHIMAと、判りきった航路。19:30過ぎに米子をインサイト!次にA席から見える大都市は京都&琵琶湖畔です。19:58…OHTU(大津)通過。もう、ここからは、何度も何十度も通った道。G597航路。ジェット気流はものすごく強いので飛行機自体の速度が1200Kmに達しようとしています!20:02:36…愛知県のKOWA(河和)を通過。そして静岡沖の20:08:00についに37000フィートで1272Km(マッハ1.04)に到達!
その2分後にもう降り始めてしまいましたからもったいないといえばもったいないです。そして、窓からは神奈川県〜東京都〜千葉の鴨川とか館山の夜景です。そのうち勝浦・茂原が出てきて、着陸準備です。今日は冬の定番の34L。松尾から上陸して20:33:25、ついにタッチダウン!日本に帰ってきました。

今日のまとめ

1・ついに音速を超えた・・・
2・いい空は青い(By ANA 〜スターアライアンスメンバー〜)
3・私はスカイチームよりスターアライアンスのほうがいい

全体のまとめ

1・東急ナビジョンはだめです
2・ドイツのほうがいいです
3・いい空は青い
4・イルドフランスの公共交通は任せろ!



上に戻る
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
日本
からパリ
パリ
ヴェルサイユ
パリ
ランス
ドイツ
パリ
から飛行機
成田帰国
こちら
こちら
こちら
こちら
こちら
こちら
こちら
こちら



製作・著作 みそら駅トラベルサロン