えでぃんばらをあるく

〜第一回 予期せぬ冒険〜

 

去年の秋にエディンバラに行ってきました〜。町は結構人がいなくって、のんびりするには最高ですね。

食事は評判があまり良くないのですが、よっぽどロンドンの方がまずいし、値段が高いように思います。

確かにポテトをたくさん食べた気がしますが。。でも公園とかが日本よりもはるかに広いので、Fish&Chipsを

公園で食べた時はすごくおいしかったように思います。日本のって結構小さいのですが、現地ではすごく大きくて

またポテトが大量についてくるって感じでそれだけでお腹いっぱいになってしまいます。

さて本題に戻って、予期せぬ冒険とありますが、これはエディンバラに着いた次の日のことです。

その日は日曜日だったので、学校の方が月曜日から始まるのでその日一日は、なにも特に予定はなかったので

す。そうしたらまずはホームステイ先から学校までの道をまず行ってみて、そのついでに近くの美術館や建造物な

どを見てみようと思い、それをホストファミリーに行って学校までの道を案内してもらうことにしました。

学校まではバスで行くので乗ったのですが、バスは2階建てでなんと日本みたいに停留所ごとのアナウンスなんか

なく、自分で降りる停留所が近づいてきたらボタンを押さなければならないのです。慣れない土地でさらに停留所の

標識がすごくわかりにくいところにあって、しっかり外をみていないと降りれないのです。こういう所でも日本のサー

ビスの良さをしみじみと感じていました。

学校まではホストファミリーが案内してくれたのでよかったのですが、その後別れて、近くの美術館や建造物な

どを見て帰るときに思わぬ失敗をしてしまいました。『18:00に夕飯だからそれまでに帰ってきてね。』と言われてい

て、でも15:00くらいに見たいとこは回ったので、ちょっと早いけど帰ってゆっくりしようと思い、ホストファミリーに

教えられたバスに乗りました。そして窓側の席に座って、乗り過ごさないように窓の外を見ていました。

しかし、なかなか目的の停留所に着かないので、バスの乗務員のひとに聞いてみると、ずいぶん乗り過ごして

いたのです。なので次の停留所で降りて、乗務員の教えられた通りに歩くことにしました。10分で着くといわれて

いたのですが、なかなか着かず、それどころか道に迷ってしまったのです。しかも車も、人通りの少ない場所で

とにかく困ってしまいました。地図をみても現在地がわからないし、日本だったら携帯で迎えにきてもらえるのに

と思いながらもとにかく歩き続けました。1時間くらい歩いて強攻策に出ました、民家の庭に顔を突っ込んでとにかく

誰かに聞いてみました。ちょうどおばさんが庭掃除をしていたので(どっかのドキュメント番組みたいだったのですが

・・・。)大きな声で道に迷ってしまったことを告げ、教えてもらいました。すると遠くの方をさして、『あの丘をこえたと

ころだね。ここからあるいたら2、3時間はかかるな〜。』と言われ、驚いたのですが、歩くしかないと思い、歩くこと

に。しかし1時間くらい歩いたところで、また道に迷ってしまい、喉もからからだったのでファーストフードが偶然にも

あったので、コーラを買うついでに道を店員に聞いてみました。すると店長が出てきて、『ここから10分だよ。』と親

切に教えてくれて、コーラもおごってくれました。

おかげでなんとかたどり着くことができ、くたくただったのですが、見えてくると疲れを忘れて走り出しました。

そしてドアを開け家に入ると、ホストファミリーが迎えてくれて、僕は『連絡しないで遅れてしまってごめんなさい。』

って謝ったのですが、『まだ18:00になってないし、大変だったね。なにか飲み物でも持ってこようか?』と言って、

ミルクを持ってきてくれて『君は冒険家だね。』って言ってくれました。その言葉にすごく感激して今でも、迷ってる時

に持っていた地図を見るとそのときの光景が頭によみがえってくるようです。