糠平湖氷上タイムトライアルを初めて見に行きました。場所は、札幌から下を走って旭川経由で4時間で着く、上士幌町糠平にある凍結している糠平湖上です。最近、珍しくなったスパイクタイヤの使用が認められている珍しい有名な大会の一つです。
当日は、雪も降らないガチッとしばれた、奇麗に澄みきった晴れの1日でした。
★コース
コースは、全長4km強有り、3速全開コーナ、薄いクランク付き4速全開ストレート有り、直角コーナありのかなりテクニカルな設定となっています。
★エントラント
参加車両は、100台弱、クローズからエキスパートまで、各カテゴリ別に同じコースを2本走りタイムを競います。全日本ダートトライアル選手権で450psものマンモスマシーンを駆る大井義浩氏、奥様は共にナンバーの付いた車両で今年も参加されていました。
★タイヤ
約10年前の脱スパイクにより、最近は滅多に見かける事がなくなったスパイクタイヤですが、ここでは全く健在、新品の競技用スパイクを間近に見る事ができます。中には、国内では見かけないサイズやピンの物もありました。
★走り
各車両、力一杯かっ飛ばした豪快な走りです。特に地方戦以上のメジャー参加選手になると、豪快さに加え終始流れる様にすべてつながった走りでとても無駄がありません。また、2本目は、1本目のライバルの結果も見ている為、気合も十分、直線をコーナに見立てて、斜めのまま4速全開での走行やゴール前直角コーナにもかかわらず、手前から向きを変えて、エンジン吹けきったまま、ゴールになだれ込んだりと全くお逝かれになっています。また、削られた氷の粉が車両が通り過ぎた後、舞って氷しぶきとなって、観客に毎回ふりかかってくるのがとても印象的でした。
★最後に
会場は、氷の上と言う事もあって、とても寒かったですが、各人の逝かれた走りを見ることができ楽しい1日でした。今年の夏の全日本ダートラ選手権のDクラスもみたい気がします。
JR8VSE
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