リード100には、環境対策の為触媒付きマフラーが装着されています。
この為、効率が犠牲になっている部分も多く、走行に関して今ひとつ・・と不満を持つユーザーも少なくないと思います。
私もその一人(購入した直後、なんだこの触媒マフラー…等とPPGとは話していましたが…)で、今回チャンバーを投入してみました。
リード100用は、数が少なく選択の余地は多くありませんが、中でも価格は高いですが一番無難なところで、DAYTONA社のスーパーストリートチャンバーとしました。このチャンバーは、街乗りを意識した設計となっており、低騒音・低中回転域のトルクアップなどに重点がおかれています。
* 交換作業
交換には特殊な工具は必要なく、作業しにくいと言う事もありません。
また、純正マフラーは一本物に対して、今回のチャンバーはフランジ部分・チャンバー室部分と2分割となっている為、取り付けが非常に楽です。また、純正マフラーをはずした際、排気ポートにたまったカーボンを落としておくと、排気効率upにより効果的です。
* 感想
- チャンバー室が長く、ナンバーの位置よりも更に排気口が後ろにでています。
- 音量はノーマルと大差ありません。さすが、ストリート用と言うだけあります。
- 音質は、若干高音となりました。
- 乗ってすぐに中回転域のトルクアップを感じました。時間に余裕がなく、まだ全開走行はしていませんが、かっ飛ばし続けて焼きが入りなじんでくるのが楽しみです。
- 始動時チョークが効いた状態では、白煙がたくさん出るしとてもオイル臭いです。環境には悪そうです。→必要なステッカーを貼ったため、CB1300SF同様全く問題なく解決しました。
- できれば、耐久性向上の為SUS製もリリースしてほしいです。
* 音
今回は排気音を録音してみました。
ノーマルチャンバー(MP3形式 約350KB)
DAYTONAチャンバー(MP3形式 約400KB)
* インプレ追加(2002/9/2)
とりあえず、渋滞+3kM程度のストレート全開3本走ってみました。
- 走行後のアイドリング時もオイル臭いのは、結構な物です。臭いをかぐとNSR250などを思い出しますな。
- 通常発進直後とプーリーの減速比が変わる45〜65km/hでの加速度の落ち込みがノーマルだと結構気になりましたが、交換後音を聞くと落ち込んでいるのが分かるのですが体感はごくわずかになり、最低減速比直前から回転数上昇へのアプローチがとても自然になった感じがします。
- すべての回転域(特に低中回転域において、トルクアップが十分に感じられます。)
- よく考えたら、バイクの最後部より排気口が後ろにでていた方が煙がバイクにつかなくて良いと思います。
- 最高速付近においては、交換前と大きな違いはありませんが、風によるパワー落ちが気持ち改善された気がします。(若干のトルクアップのせいかな?)
排気量が少ない分効果は顕著に現れている気がします。
JR8VSE
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