RPG page2
 

 VALKYRIE PROFILE

PY-VEGA'S Play-Time 80H  REVIEW 2000/02/02

TOTAL POINT

67

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全ジャンル共通項目

 

RPG専用項目

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グラフィック

 

キャラクター

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Graphic

 

Characters

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サウンド

 

シナリオ

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Sound

 

Scenario

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ゲーム性

 

イベント

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Game Balance

 

Event

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プレイ環境

 

システム

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Play−Environment

 

System

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プレイ時間

 

バトル

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Play−Time

 

Battle

 

 PY-VEGA'S REVIEW

グラフィック

グラフィックは全体的に高レベル。2Dマップはかなり書きこまれているし、ムービーやアニメーションもレベルは高い。決め技のグラフィックなどもかなりセンスが良い。キャラクターにポリゴンが使われていないのは今となっては新鮮。

サウンド

まず音楽そのものの出来が良い。ダンジョンごとに曲が違うなど、曲数の多さも嬉しい。またボイスが充実している。戦闘ボイスは非常に多彩さだし、イベントシーンでもボイスが挿入される。

ゲーム性

道具製作、戦闘スキル、神界転送、Chapter制(行動数に制限がある)などゲーム的要素が盛りだくさん。また戦闘にも戦略性がありゲーム性は高い。

プレイ環境

読み込みは全般的に早め。ただその代償としてややフリーズが多いのが気になる。またメニュー画面はやや不便。アイテム数が多いにも関わらずアイテムソートが出来なかったり、戦闘メンバー以外は装備等が入れ替えることが出来ない等。2Dマップの操作性や戦闘での決め技の長さも気になる。

プレイ時間

一回クリアするまでの時間は短め。しかし難易度によってダンジョンが異なったりエンディングが3つある等何度もプレイする要素はある。ただはっきりいってハードのみやれば十分な気もするし、一つのデータでやりこむ要素が少ない。

キャラクター

なんといっても25キャラも使えるのが嬉しい。どのキャラも良く描き込まれているし、ボイスも豊富。しかしストーリー面では重要キャラを除いて、一つくらいしかイベントがないのは寂しい。また能力的にはあまり差別化されているとは言い難い(特に魔術師系)。

シナリオ

ヴァルキリー(主人公)が自分自身を見つけることが真の目的。一見関係のないイベントが結びついていくのは新鮮。ただ真のエンディング以外のルートだとシナリオがあまりにも寂しい。

イベント

2Dマップは難易度ハードだとかなりのフラグ立てやアクション性が要求されるものが多くやり応え十分。また育てたキャラを神界に送ると、神界での戦況が変わるなどのシステムや、行動数が制限されているのは新鮮。ただどちらも実際のゲームではあまり影響がない。

システム

アイテムは店で手に入れるのではなくダンジョンや道具製作のみで手に入れることが可能。また道具を他のアイテムに変えたりすることもできる。戦闘関連ではスキルシステムが導入されている。セットアップ次第ではかなり強くなることが可能。

バトル

ボタンを押すことによって攻撃できるアクション性の高い戦闘が新鮮。爽快感が高いし、バランスも良好。ただバランスを崩すほど強いスキルの存在と、やや長い決め技のアニメーションが気になる。

トータル

67

何もかも新鮮な意欲作。アイテムが売っていない、行動数に制限がある(逆にいえばダンジョンをクリアしなくても先に進める)、横スクロールのダンジョン、アクション性のある戦闘、神界転送など様々。ゲームしてだけでなくストーリー面も凝っているので、万人に薦められる名作。ただ、やりこむ要素が少ないのが残念。

 

 STAR OCEAN BLUE SPHERE

PY-VEGA'S Play-Time 150H  REVIEW 2001/11/11

TOTAL POINT

64

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全ジャンル共通項目

 

RPG専用項目

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グラフィック

 

キャラクター

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Graphic

 

Characters

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サウンド

 

シナリオ

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Sound

 

Scenario

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ゲーム性

 

イベント

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Game Balance

 

Event

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プレイ環境

 

システム

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Play−Environment

 

System

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プレイ時間

 

バトル

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Play−Time

 

Battle

 

 PY-VEGA'S REVIEW

グラフィック

全ゲームボーイ対応という絶対的不利の中、かなり頑張っている。特にメニュー画面は洗練されていて好感が持てる。ただそれでも全体的に見ればいまいち感が漂うのは仕方がないところ。またゲームボーイアドバンスだと画面が暗すぎでまともにプレイが出来ないのには閉口。これはハードの問題ではあるが・・・。

サウンド

音楽そのものが全般的に地味でつまらないものが多い。そして曲数もそれほど多くない。なにより残念なのはボイスがないこと。これもハード上仕方がないといえば仕方がないが・・・。

ゲーム性

戦略性、アクション性共にの高い戦闘にミニゲーム的になったアイテムクリエーション。そして仕掛けが豊富なダンジョンに育て方によって大幅に強さが異なるキャラクターなどゲーム性抜群。

プレイ環境

ROMカセットなので読み込みは皆無。キーレスポンスも非常に良く、また少ないボタンを上手に振り分けているので操作は快適。ただ非常に残念なのがセーブをひとつしか作れないこと。やり直す要素があるゲームだけにこれは痛い。またアイテム入手方に通信前提のものがあるため通信相手がいないと最大限楽しむ事が出来ない。

プレイ時間

クリアにかかる時間は標準的。しかし隠しダンジョンはかなりの難易度なのでそれも含めるならかなりの時間がかかる。またアイテムクリエーションなどやり込む要素も多い。ただセーブがひとつしかないため複数回プレイする意欲が起きにくい。通信対戦は魅力的なのだが・・・。

キャラクター

スターオーシャンセカンドストーリー(以下SO2)で活躍した12人がそのまま登場。これだけでファンには嬉しいはず。キャラクターのイベント自体もそれなりに会話量が多くこのゲームのみでも十分楽しめるものになっている。また12人のキャラクターの性能はかなり個性的。これらを基本的には自由にパーティーを組んで選べるのは好印象。

シナリオ

文明の進化や人間の関係がテーマ。全体的にボリューム不足だが最後の展開の意外性は○。

イベント

ダンジョン構成はどれも複雑で一筋縄ではいかないものばかり。フィールドアクションを駆使して進んで行くことになる。またプライベートアクションでは選択肢によってアイテムが手に入る事も・・・。ただ今作では好感度の概念はないのが残念。

システム

スキルのみでキャラクターを育てるシステムが特徴。スキルを上げると相反するスキルの修得条件が厳しくなるため全スキルの修得は絶対不可能。そのため取捨選択が重要になってくる。やり直しが効かないシステムなため気軽さはないが、その分強いキャラクターを育成できたときの喜びは大きい。

バトル

攻撃がヒットしたときにタイミングよくボタンを押す事によって出せるコンボシステムが一番の特徴。理論上は永久コンボ(厳密には100ヒット)が可能だがヒット数が多くなるごとに厳しくなる判定や攻撃と敵重量の関係によって実際にはそう簡単にはいかず、そのためキャラの使い分けが生きてくる。また攻撃や必殺技を多用することによって発生する疲労状態もあるため一筋縄ではいかない。ゲームシステム上、先に攻めた者勝ち的な展開になりがちなのはやや残念。

トータル

64

非常にゲーム性の高いゲームらしいゲーム。そのためSO2を知らなくても十分楽しめるものになっている。特にダンジョン、戦闘共に難易度が高くじっくりと楽しめるものになっている。その上SO2キャラが使えるのだからファンには嬉しいはず。ただキャラクターのイベントに関してはあまり多くなくプライベートアクションなど軽いものを期待していると肩透かしを喰らうかも・・・。またやり込むにはROMカセット2本購入が前提な作りになっているのはきつい。


 WILD ARMS Advanced3rd

PY-VEGA'S Play-Time 70H  REVIEW 2002/12/12

TOTAL POINT

70

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全ジャンル共通項目

 

RPG専用項目

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グラフィック

 

キャラクター

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Graphic

 

Characters

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サウンド

 

シナリオ

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Sound

 

Scenario

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ゲーム性

 

イベント

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Game Balance

 

Event

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プレイ環境

 

システム

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Play−Environment

 

System

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プレイ時間

 

バトル

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Play−Time

 

Battle

 

 PY-VEGA'S REVIEW

グラフィック

フルポリゴンによるグラフィック。オープニングを除いて全てリアルタイムレンダリングによる描写なので統一感がある。またグラフィックそのものも背景は綺麗だし、キャラクターには温かみがあるテクスチャが採用されている。ただムービー的なものがないのはやはり寂しい気もする。

サウンド

口笛の音が特徴の音楽は一度聴いたら耳から離れないほど印象的。曲数も多く音楽は文句なし。しかし最近のゲームには珍しくボイスは一切なし。

ゲーム性

フィールド画面ではボタン押す事によってサーチを行わないと街やダンジョンが表示されない。その為探索するゲーム性がある。またダンジョンではパズル要素が強い仕掛けがたくさんある。戦闘も戦略的。

プレイ環境

読み込みは全般的に早めでほとんど気にする必要なし。しかもHDD対応で早くなる。キーレスポンスは快適だが、ダッシュのボタン配置が物を調べるボタンと重複しているのはやや不便。エンカウント率の高さや戦闘時のエフェクトの長さも気になる。

プレイ時間

クリアするのにかかる時間はそこそこ。しかも色々なサブイベントやおまけダンジョンが用意されているので長く遊べる。データを引き継げる2週目も用意されている。

キャラクター

使用できるキャラクターは4人のみ。キャラクター数自体は少ないが、その分テキスト量が多いのは嬉しい。またサブキャラクターも魅力的なキャラが揃っている。ただボイスがないのは残念。

シナリオ

思い出がテーマ。ボリュームはなかなかだが、純粋にキャラクターを立たせるためのイベントはほぼなし。テキストが良くも悪くもやや難解。

イベント

ダンジョンではパズル的要素が強く、それをキャラクターそれぞれのグッツを使い進んでいく事になる。また純粋にパズル要素のみのおまけダンジョン(ミレニアムパズル)もあり。

システム

装備の概念がなく、銃を改造するのみ。どのようにそれぞれの銃の個性を出しつつ改造するかが奥深い。また使えるアルカナ(魔法)やパーソナルスキル(自動発動特技)は装備するミーディアムによって変わってくる。これをどのように組み合わせるかもなかなか奥深い。

バトル

コマンド入力式のオーソドックスな戦闘。しかし敵の行動にこちらの攻撃に対する反撃が多いため、単純に力押しでは勝てない作りになっている。その為戦略性は高い。しかしエフェクトが全体的に長く、やや時間がかかるのと非売品アイテム(ギア)を使うことによって難易度が大きく変わるのは残念。

トータル

70

見た目こそフルポリゴンだが、フィールドを自由に探索したり、金銭やアイテム数で苦労したりなど昔ながらのRPG。ボイスやムービーもないなど良くも悪くもユーザーに媚びない作り。正統派RPGをプレイしたい人にお勧めなゲーム。

 

 Tales of Destiny2

PY-VEGA'S Play-Time 80H  REVIEW 2002/12/12

TOTAL POINT

72

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全ジャンル共通項目

 

RPG専用項目

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グラフィック

 

キャラクター

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Graphic

 

Characters

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サウンド

 

シナリオ

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Sound

 

Scenario

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ゲーム性

 

イベント

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Game Balance

 

Event

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プレイ環境

 

システム

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Play−Environment

 

System

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プレイ時間

 

バトル

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Play−Time

 

Battle

 

 PY-VEGA'S REVIEW

グラフィック

今となっては珍しい2Dが主体。背景、キャラ共になかなか描きこまれていている。しかしフィールドマップ時の3Dや会話モードでの一枚絵とのマッチングに違和感を感じる。時折入るムービーは綺麗なものの量は少ない。戦闘時のエフェクトは綺麗。

サウンド

曲数そのものは多いが全体的にいまいちぱっとしなく印象に残らない。ゲームのイメージに合っていないオープニング曲の採用も疑問。しかしキャラクターのボイスの圧倒的なボリューム感は特筆物。その量はドラマCD数枚分に匹敵する。

ゲーム性

何と言っても戦闘の戦略性が高い。また特技に自由に特徴をつける事が出来るエンチャントメントやアイテムを作り出す事が出来るリファインなど、やる事が多い。沢山のミニゲームも特徴。

プレイ環境

読み込みはほぼ皆無。戦闘時のエフェクトも気にならないので(長いが演出ではなく自由に行動できる)プレイ環境は快適。エンカウント率が高いのと、メニュー等のキーレスポンスが若干悪いのは気になる。

プレイ時間

クリアにかかる時間は標準的。しかし隠しダンジョンやサブイベント、ミニゲーム等が豊富で長く遊べる。また2週目には色々な特典を選んでプレイできるので新たな気持ちで楽しめる。難易度設定を変えれるのも嬉しい。

キャラクター

使用できるキャラは6人。どのキャラも癖は強いものの、作りとしては非常にありがち。会話内容も先が読みやすく、冷めてしまいがち。しかし豪華声優陣による大量の会話が収録されており、またこの会話内容が狙っているとしかいいようがないものが多く、嬉しい人も多いはず。戦闘能力は差別化されているが、全員が晶術(魔法)を使えるなどいまいち特徴付けが弱い。

シナリオ

シナリオの作りそのものはありがち。しかし前作のテイルズオブデスティニーに登場してきたキャラが数多く登場するのは嬉しいところ。逆に言えば前作をプレイしていないと・・・。ただ純粋に会話のみを楽しめるチャットは楽しいし、量も非常に豊富。

イベント

ダンジョンに仕掛けはあるが、それほど多くはなくさほど難しくはない。ミニゲームはかなり豊富でそれ単独で遊べる楽しさがある。また称号を修得できるので少しは本編にも影響する。

システム

特技はLVと各種熟練度によって修得する。特技ごとにも熟練度があり、稼いだ熟練度をエンチャントメントで自由に特殊効果を付けれるなど凝った作り。装備に関してもアイテムを配合して特殊効果を組み合わせたりなど色々できる。ただ特にエンチャントメントは設定が面倒。

バトル

自由に動き回る事が出来、ボタンとレバーの組み合わせで技を使い分けれる、コンボの概念があるなど非常にアクション性が高い作り。攻撃するごとに減っていき、なくなると攻撃できなくなるSPゲージや、敵の攻撃に対する物理攻撃ガード、移動して避ける事も晶術ガードする事も出来る晶術なども奥を深くしている。肝心な戦闘バランスも良く、しかも難易度調整できるのでやりがいがある。

トータル

72

何と言ってもアクション性が高い戦闘。爽快感が高く、また戦略性も高い絶妙な出来になっている。しかも難易度調整できるので初心者から上級者まで、満足がいくバランスを楽しめる。ストーリーやキャラクターは非常にありがち。それに有名アーティストにイラストレーター、豪華声優陣など全体的にユーザーに媚びた作り。それを受け入れられるかどうかでゲームに対する印象は大きく変わってくるだろう。戦闘を楽しみたい人や上のキーワードに惹かれる人にお勧め。