3D SHOTTING page2

 

 
 SIDEWINDER MAX

PY-VEGA'S Play-Time 40H  REVIEW 2001/03/22

TOTAL POINT

69

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全ジャンル共通項目

 

3D SHOTTING

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グラフィック

 

フライト

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Graphic

 

Flight

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サウンド

 

機体

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Sound

 

Aircraft

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ゲーム性

 

戦闘

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Game Balance

 

Battle

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プレイ環境

 

ミッション

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Play−Environment

 

Mission

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プレイ時間

 

シナリオ

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Play−Time

 

Scenario

 

 PY-VEGA'S REVIEW

グラフィック

さすがにPS2だけあってグラフィックは綺麗。特に空と雲、映り込みがあるキャノピーなどは相当なもの。しかしマップの作りこみはややいまいち。特に対地攻撃のリプレイ時にはテクスチャの粗さが目立つ。

サウンド

純粋に格好の良い曲が沢山揃っている。しかし肝心なフライトシーンの音楽がたった3曲(対戦訓練を入れれば6曲)しかないのが寂しい。臨場感のあるボイスや迫力ある効果音は○。

ゲーム性

とにかく自分で決めれることが多い。例えば侵入経路、高度、タイミング、フォーメーション、チームメンバーのトレード、機体選択、武装選択など。しかもこれらのマニアックな要素がちゃんとゲームに反映されるのが大きい。それにキャンペーンモードは普通のゲームとはルールが違い、自分が生き残りさえすればそのミッションはクリアとなる。しかし達成率が低い場合は他のチームメンバーに被害が及びその結果部隊解散(ゲームオーバー)になることがあるなど新鮮。

プレイ環境

なんといってもブリーフィングの長さが目立つ。そして読み込みもやや遅め。そのため最低でも戦闘開始まで1分はかかる。ましてやフォーメーションや武装を自分で決めると10分くらいかかるのはざら・・・。フリーミッションモードでもこれは同様。それにセーブがたった3箇所にしか出来ないのはゲームの性質上苦しい。

プレイ時間

キャンペーンモードはフライト以外にもやることが結構ことがあり、また難易度はノーマルでもそれなりに高いのでクリアまでは結構な時間がかかる。しかしおまけ的なモードが一切ないので繰り返しプレイする意欲は起きにくい。

フライト

航空力学に基づいているというだけあって飛行感覚はリアル。またブラックアウト&レッドアウトなどの現象や赤外線誘導ミサイルを太陽に誘導できたり等も再現されている。しかし離着陸は素人目で見ても明らかに不自然。他がリアルなだけに残念。

機体

飛行特性はもちろんのこと、武器の搭載量が3種類のパイロンに分けられている、チャフ/フレアの搭載量が異なる、レーダー追尾ミサイルのロックオン時間、エンジン温度上昇率、燃料&燃費など多くの要素が異なり機体ごとの差はかなり大きい。しかしプレイヤーが使えるのはわずか9種類の機体しかないのは残念。

戦闘

武装の種類が多く使い分ける戦略性があり、チャフ/フレアは自分で使う必要があるのでその分避ける楽しみも大きい。敵機の動きも賢く空戦機動を駆使した戦いを楽しめる。そしてなにより大きいのが仲間の存在。ミサイル数の関係で一人では絶対にクリアできないミッションが多いので仲間の存在は必要不可欠。その分仲間が賢いため自機は護衛任務に徹するなどの戦法も可能。

ミッション

ミッション数は32。量的には少なくはないが同じような爆撃を繰り返し行なうなどリアルさゆえの単調さがある。しかし難易度ハードでなら僅かな配置の差がゲーム的には大きく影響してくる。

シナリオ

現実的で実際にありそうなストーリー&キャラクター。その分意外性はないが設定資料の多さも相まって説得力があるものになっている。また時々挿入されるムービーは雰囲気を盛り立てている。

トータル
69

フライトシーンだけではなくミッションやシナリオなどもリアル志向なフライトシミュレータ。ゲーム性も高いのでこのジャンルが好きならお勧め。しかしとにかく無意味に時間がかかる要素があるのである程度ストレスに耐える忍耐が必要。それにおまけ的要素が一切ないのも残念。

 
 
 AERO DANCING i

PY-VEGA'S Play-Time 40H  REVIEW 2001/03/21

TOTAL POINT

72

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全ジャンル共通項目

 

3D SHOTTING

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グラフィック

 

フライト

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Graphic

 

Flight

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サウンド

 

機体

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Sound

 

Aircraft

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ゲーム性

 

戦闘

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Game Balance

 

Battle

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プレイ環境

 

ミッション

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Play−Environment

 

Mission

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プレイ時間

 

シナリオ

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Play−Time

 

Scenario

 

 PY-VEGA'S REVIEW

グラフィック

とにかくテクスチャが美麗の一言。また様々な現象が再現されており、前作とは大差ないが現段階でも間違いなく最高水準。それだけに計器類が動かないのは残念。またメニュー画面等はセンス良くなっている。

サウンド

全体的に曲は地味。そして何より曲数が全て合わせて10曲しかないのが寂しい。

ゲーム性

飛ぶことに重点がおかれており、様々な機動を覚える必要がある。また武装を選ぶ楽しみもある。それにネット対戦(対人戦)は戦略性大。

プレイ環境

読み込みは皆無に等しく、キーレスポンスやメニュー構成も良好。リプレイデータをセーブできるのも嬉しいところ。ただリプレイの編集は相変わらず面倒。しかしネット対戦が出来るのは非常に嬉しい限り。またそのネット対戦の環境もタイムラグがほぼ皆無で接続等も比較的スムーズ。

プレイ時間

ミッション数は全部で32。全体的に簡単なのでやや物足りない。しかしフリーフライトで好きなステージ、敵構成が可能。なおかつ2P対戦やネット対戦もできるので飽きがこない。

フライト

航空力学に基づいているというだけあって飛行感覚は非常にリアル。またブラックアウト&レッドアウトなどGを考慮した飛び方を要求されるのは新鮮。他にも赤外線誘導ミサイルを太陽に誘導できたり、レーダー誘導ミサイルはちゃんとロックオンし続けないといけないなどこだわりは半端ではない。

機体

使用可能な機体は50種。実際にはカラーリングの違いのみ等が多いがそれでも相当数の種類がある。また飛行特性はかなり違い、武装等も異なる点が嬉しい。

戦闘

ミサイルの種類が増え、また命中率はやや下がったためゲームとしての戦略性は上々。ただCPU機は前作までと比べると随分と弱くなってしまったのは残念。

ミッション

射撃訓練から、対地攻撃、ドックファイト、それらの総合からなる全32ステージ。色々なシチュエーションが用意されているものの全体的にボリューム不足。

シナリオ

ストーリー性はほぼ皆無。また戦争という設定ではないので臨場感が沸かない。

トータル
72

非常にリアルなフライトシミュレータ。ゲーム性も非常に高まったためこのジャンルが好きなら間違いなくお勧めできる。またインターネットで1対1から4人サバイバルまで戦えるのも腕を磨きかいがある。ただミッションは全体的に簡単なのでインターネット環境がないと十二分には楽しめないのが難点。

 
 
 ACE COMBAT 04 shattered skies

PY-VEGA'S Play-Time 50H  REVIEW 2001/11/11

TOTAL POINT

70

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全ジャンル共通項目

 

3D SHOTTING

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グラフィック

 

フライト

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Graphic

 

Flight

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サウンド

 

機体

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Sound

 

Aircraft

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ゲーム性

 

戦闘

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Game Balance

 

Battle

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プレイ環境

 

ミッション

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Play−Environment

 

Mission

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プレイ時間

 

シナリオ

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Play−Time

 

Scenario

 

 PY-VEGA'S REVIEW

グラフィック

とにかく戦闘機のテクスチャ。綺麗なだけではなく実機同様の配色な為、実写と勘違いしても不思議ではないクオリティになっている。また背景も綺麗だし、ブリーフィングやメニュー画面のセンスの良さも健在。紙芝居風ムービーも雰囲気を壊さず溶け込んでいる。

サウンド

音楽はそれなりに良いものの単純に派手な曲ではないのでそれほど高揚感を感じるものではない。しかし特筆すべきは音声。非常にバリエーション豊富でなおかつストーリー的要素もある。これのおかげで臨場感抜群。

ゲーム性

基本的には敵が弱いため生きるか死ぬかではなく、いかにスコアを稼げるかが焦点。緊張感があるとは言いがたい。しかし最高難易度ACEではそれなりに敵が強くなるためそこそこやりがいがあるのは好印象。

プレイ環境

読み込みは非常に短い。HDD対応でさらに短くなるらしいがわざわざ使う必要性は感じないほど。またメニュー等もそれなりに洗練されていて不快感を感じる事はまずない。ムービーもオプションでカットできる。1ミッション当たりの時間が長いのはややだれる感があるが・・・。

プレイ時間

ミッション数はわずか18。1ミッション辺りにかかる時間は長めとは言えこれは物足りない。これを補うかのごとく隠し難易度が2つに隠しカラーリング2種などがあり、これを全て制覇するとなるとかなり時間がかかるが、それを楽しめるかは疑問。ただクリア後に出るトライアルミッションや2P対戦の存在は嬉しい限り。

フライト

全体的にかなり戦闘機の機動力は良いものの動き自体は自然で違和感は感じない。また難易度が高いと敵ミサイルはそれなりに避けにくくなってくる。ただ最高速度があまり差がないのと全体的に機動力が良い分あまり機体差を感じにくいのは残念。

機体

使用可能な機体は21種3カラーリング。飛行性能の差はそれほどないものの機体ごとに異なる特殊兵装を装備できるのが嬉しい限り。ただ今までのシリーズにあった電子機器の差がないのには残念。それにゲーム中に見れる能力値は参考値であって実際のゲームには反映されていないものがほとんど。

戦闘

特殊兵装の存在が加わった事によりこれをいつどこで使うか、どこで補給に戻るかなど効率よく稼げるか等の戦略性が深まっている。またガンの有効度が増し、単純に爽快感が増しているのも○。簡単なゲームではあるものの難易度ACEならミサイル一発で落とされるのでそれなりに緊張感もある。

ミッション

なによりミッション数が18というのが絶対的に少なくて寂しい。その分バリエーションはそれなりにあるしトライアルミッション5つにVS用ステージ7個などもあるのだが・・・。

シナリオ

紙芝居風ムービーで敵側の視点からこちらをみることが出来るのが新鮮。またそれを実際のゲーム中に通信を通して実感できるのが嬉しい。まるで自分が悪役になった気にさせてくれるのは珍しい。

トータル
70

非常にグラフィックのクオリティが高いフライトシミュレーター。全体的に洗練されていてストレスなくゲームに専念できる。ゲーム性もそれなりに高まっているので簡単すぎないのもいい感じ。ただミッション数が少ないことなど全般的にボリューム不足を感じるのは残念。

 
 
 SIDEWINDER F

PY-VEGA'S Play-Time 50H  REVIEW 2002/10/28

TOTAL POINT

75

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全ジャンル共通項目

 

3D SHOTTING

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グラフィック

 

フライト

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Graphic

 

Flight

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サウンド

 

機体

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Sound

 

Aircraft

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ゲーム性

 

戦闘

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Game Balance

 

Battle

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プレイ環境

 

ミッション

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Play−Environment

 

Mission

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プレイ時間

 

シナリオ

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Play−Time

 

Scenario

 

 PY-VEGA'S REVIEW

グラフィック

最近のこの手のゲームにしては珍しく衛星写真を使っていないのが特徴。それだけにややリアルさにかける要素はあるものの空の雲や建物の質感が高く、飛んでいて気持ちが良い。特に低空飛行でもグラフィックが綺麗なのはポイントが高い。リプレイも見せ方が非常にスピーティーで爽快。

サウンド

とにかく全体的に音楽が地味。しかも効果音は自機のみでいまいち臨場感がかける。またボイスの種類が少なく同じボイスが繰り返し出てくると冷めるものがある。一応格好良い曲もあるにはあるが・・・。

ゲーム性

フライト前に自機とその武装、僚機の機種選択と作戦など選ぶ事が多い。しかもどのミッションも装備数と敵ターゲットの数がシビアなので選択が大きく影響してくる。フライトシーンは敵が全体的にかなり強いので戦略が重要。またガンを当てるため、アクションの腕前も大きく影響してくる。

プレイ環境

フライト前に若干読み込みがあるものの、それ以外の読み込みはほぼ皆無。メニュー画面のキーレスポンスも快適で気分良く選択できる。ただ選択した内容を記憶してくれないのは残念。セーブはこれ以上ないほどの早さで文句なし。最大20まで記録できるリプレイの存在も嬉しい。3つの難易度があるゲームなのでメモリーカード一つにはデータが1個しか作れないのは残念。一応裏技でデータ継承はあるが知らないと・・・。

プレイ時間

ミッション数は20。絶対的なボリュームは多くはない。しかしとにかく全体的に難易度が高いゲームなので20でも不足は感じさせない。特にハードモードはクリアするだけでもかなり困難。それにランクを追及するとさらに時間がかかることは必至。僚機と対戦するトレーニングモードも意外と奥が深く飽きさせない。

フライト

航空力学に基づいた動きだけあって自然な動き。ただ良くも悪くもゲーム的な味付けがされている(高機動力&高出力)。ブラックアウト&レッドアウトや被弾による飛行への影響等もあり。

機体

選択可能機体は13機種とやや少なめ。しかし飛行特性はもちろんのこと、武器の搭載量が3種類のパイロンに分けられている、チャフ/フレアの搭載量が異なる、レーダー追尾ミサイルのロックオン時間、燃料&燃費など多くの要素が異なり機体ごとの差はかなり大きい。

戦闘

特筆すべきは敵機の動き。AIが非常に賢く特に難易度ハードでは本気でこちらを落としに来る。至近距離でのドッグファイトで追いつ追われつ敵機をガンで撃墜するのは非常に爽快でなおかつ熱い。地上兵器も強烈でミサイルを雨のように降らせてくる。降り注ぐミサイルをかわしきった時の充実感はこのゲームならでは。中ボス的存在の特殊兵器に対しては攻略法を探す楽しさが味わえる。

ミッション

ミッション数は20とあまり多くはない。しかし1ミッションごとの特徴付けがはっきりしていてミッションごとに攻略法を探す必要があるため、あまり少ないとは感じられない。超難しい難易度ハードの存在もその要因。

シナリオ

一応ストーリーはあるもののあくまで状況解説的なものであってないようなもの。

トータル
75

非常にゲーム性の高いフライトシミュレータ。とにかく敵機が賢く、対人戦の様なドッグファイトを味わえるのは特筆もの。またリアリティも損なっておらずゲーム性とリアルさのバランスが良い。全体的に難易度が高くシビアなため何度もリトライして攻略法を探し出す必要があるので、初心者にはお勧めしにくいが、腕に覚えるあるプレイヤーにとってはまさにフライトシミュレータの最高傑作と言える。

 
 
 AERO DANCING 4 new generation

PY-VEGA'S Play-Time 30H  REVIEW 2002/10/28

TOTAL POINT

69

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全ジャンル共通項目

 

3D SHOTTING

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グラフィック

 

フライト

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Graphic

 

Flight

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サウンド

 

機体

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Sound

 

Aircraft

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ゲーム性

 

戦闘

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Game Balance

 

Battle

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プレイ環境

 

ミッション

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Play−Environment

 

Mission

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プレイ時間

 

シナリオ

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Play−Time

 

Scenario

 

 PY-VEGA'S REVIEW

グラフィック

衛星写真を元に作られているだけあってリアル。機体のテクスチャもなかなかのものだ。しかし低空飛行時にはやや荒さが目立つのは残念。また墜落時のエフェクトが非常に変。低空飛行&墜落が多いゲームなので、これはかなりの違和感を感じる。

サウンド

音楽は可もなく不可もないといった感じの無難な出来。曲数はやや少ないのが残念。音声は日本語。台詞に一部不自然なものがあるのは不満。

ゲーム性

飛ぶことに重点がおかれており、様々な機動を覚える必要がある。また武装を選ぶ楽しみもある。

プレイ環境

読み込みは短く、キーレスポンスやメニュー構成も良好。リプレイデータをセーブできるのも嬉しいところ。ただリプレイの編集は相変わらず面倒。セーブ速度は並程度。

プレイ時間

カリキュラムモード、ミッションモード共にステージ数が豊富。またランダムミッションのスクランブルモードもあり。デュアルショック2が二つあれば2P対戦も可能。量の面では文句なしといえる。

フライト

航空力学に基づいているというだけあって飛行感覚は非常にリアル。またブラックアウト&レッドアウトなどGを考慮した飛び方を要求されるのは新鮮。他にも赤外線誘導ミサイルを太陽に誘導できたり、レーダー誘導ミサイルはちゃんとロックオンし続けないといけないなどこだわりは半端ではない。しかし空対空ミサイルの性能が非常に悪くなってしまったのは不自然で残念。

機体

使用可能な機体は61種。実際にはカラーリングの違いのみ等が多いがそれでも相当数の種類がある。また飛行特性はかなり違い、武装等も異なる点が嬉しい。モードによってはパイロンごとに細かく指定も出来る。固定翼機だけではなく、回転翼機が使えるのも嬉しい。

戦闘

ミサイルの性能が落ちたためガン命の展開になってしまった。ガンキルは爽快ではあるが敵のミサイルは脅威ではなく、また敵機の動き自体もあまり賢くないため緊張感に乏しい。

ミッション

9種目46のカリキュラムモード、4種目32のミッションモード、ランダムミッションのスクランブルモードなど量の面では文句なし。しかし本格的な戦闘ミッションはなし。感覚としてはミニゲーム集。

シナリオ

ストーリー性はほぼ皆無。また戦争という設定ではないので臨場感が沸かない。

トータル
69

非常にリアル志向のフライトシミュレータ。今までのシリーズの集大成としてネット対戦以外の全ての要素が盛り込まれている。その為シリーズ経験者にとっては新鮮味にはかけるが、そうでなければかなり満足できるはず。経験者にも回転翼機やスクランブルモードの導入などは新しい要素。

 
 
 ENERGY AIRFORCE

PY-VEGA'S Play-Time 30H  REVIEW 2002/10/29

TOTAL POINT

66

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全ジャンル共通項目

 

3D SHOTTING

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グラフィック

 

フライト

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Graphic

 

Flight

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サウンド

 

機体

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Sound

 

Aircraft

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ゲーム性

 

戦闘

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Game Balance

 

Battle

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プレイ環境

 

ミッション

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Play−Environment

 

Mission

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プレイ時間

 

シナリオ

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Play−Time

 

Scenario

 

 PY-VEGA'S REVIEW

グラフィック

衛星写真を元に作られているだけあってリアル。機体のテクスチャも相当凝っている。しかし全体的に配色が薄いのでリアルではあってもいまいち綺麗とは感じにくい。リプレイの視点構成もいまいち。ただコックピットが完全再現されており計器類が全て稼動しているのはポイント高い。おまけムービーも嬉しいところ。

サウンド

音楽はなかなか格好良い。そして音声は日本語と英語の好きな方を選ぶ事が出来る。ただ音楽がアーケードモード以外のフライト中は鳴らないのがかなり残念。

ゲーム性

モードのよって多少ゲーム性は異なるものの、全体的にバランスはシビアなので作戦や機体をしっかりと考える必要がある。

プレイ環境

読み込みは頻度、時間共にやや気になる。キーレスポンスやメニュー構成は良好。セーブを複数作れるのも嬉しい。ただ離着陸に時間がかかるのはストレスが溜まる。

プレイ時間

カリキュラムモード、ミッションモード。ドッグファイトモード、アーケードモードとルールが違うモードがあるがそれぞれのミッション数はそれほど多くはない。難易度はそこそこなので、多少は時間はかかる。

フライト

ロッキード・マーチン社の協力に基づいて作られただけあって飛行感覚はリアル。ブラックアウト&レッドアウト、装備重量による飛行への影響もシミュレートされている。また特筆すべきはミサイルの性能。非常に性能が高く設定されており、命中率は抜群とかなりリアル志向。

機体

使用可能な機体はわずか5種。しかしパイロンごとに装備を指定でき、しかも装備可能武器は機種によって大きく異なる。またコックピットの内装やHUDも大きく異なるため、機体ごとの差はかなりのもの。F-22のステルスモードやF-35のリフトファンなど、その機体ならではの機能も嬉しい。

戦闘

ミサイルの性能が非常に良いため射程距離に入って、すぐ発射すればほぼ撃墜可能。これは敵味方同様。その為射程距離ギリギリのシビアな攻防が楽しめる。特に対地目標に対しては武装選択が非常に重要になってくる。リアル志向のためガンの出番はほとんどなし。

ミッション

カリキュラムモード、10のミッションモード、7のドッグファイトモード、7のアーケードモードがある。ミッションモードは本格的でやりがいがあるものになっているが、敵ターゲットが多いため何度も補給を必要とするのは億劫。

シナリオ

一応ストーリーはあるもののあくまで状況解説的なものであってないようなもの。

トータル
66

非常にリアル志向のフライトシミュレータ。とにかくミサイルを先に撃った者勝ちな展開が特徴的。これを受け入れられるかどうかでこのゲームの評価が変わってくる。実機の戦闘を体験してみたい人にはかなりお勧め。