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THE KING OF FIGHTERS'98

即戦力攻略 RUGAL BERNSTEIN

 

■性能

ルガールの性能は全体的に見ると低いのは否めない。全体的に攻撃力が低いのが大きい。とりあえず出せるリスクの少ない必殺技もないし、ガードを崩す手段も少ない。コマンド投げもないのでこれで強いわけはない。しかしリーチの長さから牽制能力だけは高め。上手く相手の行動を封じて、それから攻めるように戦えばそれなりに戦力になる。

 

■牽制モード

攻め手の少ないキャラだけに主導権を握るための牽制は非常に重要。牽制のメインは遠A。リーチが長くジャンプ防止効果が高い。隙もそれほど多くないので多用できる。一発一発丁寧に出していこう。遠Aに混ぜて使うと有効なのが遠D。この技もリーチが長くジャンプ防止効果が高い。やや隙は大きくなるがその分威力も高い。垂直小ジャンプDも有効。横にリーチが長いし、リスクも少ない。地上技感覚で混ぜていこう。

ルガールの牽制に対して相手は様々な行動をしてくるはず。それらの対処法は重要。まず緊急回避動作(以下、前転・後転)。これに対しては下A>前B>ゴットプレス(強)が一番いい。発生が早いので決めやすいし、最初さえヒットすればまず最後まで繋がる。決まれば画面端に追い込めるのも大きい。投げ抜け不可のスコーピオンデスロック(C投げ)も使いやすいが、投げ間合いに入らなかった場合が悲惨。ただ遠Dなどを前転された場合は、投げ抜けを兼ねて悪あがきで入力しておこう。

ジャンプの対処も重要。上手く牽制していれば低ジャンプはしにくいはずなので、高ジャンプにジェノサイドカッター(強)を狙うのがメインになる。発生が微妙に遅くやや早出しする必要があるので、読みが不可欠だが、相打ちでカウンターヒットし、こちらがダウンしなければギガンテックプレッシャーなどで追い打ちできる。これは貴重なダメージ源になるので見逃さないこと。

また牽制モードに時折ゴットプレスをバクチで混ぜると有効。低ジャンプ防止効果が高いし、中途半端な行動をとった相手を大抵運ぶことが出来る。ガードされると反撃確定だが、ルガールは性能が低いので無難な行動だけでは勝ち抜くのは困難。多少はリスクがあっても、当たると効果が高いゴットプレスは混ぜた方がいい。前転に対してはリスクがないのも密かなポイント。

 

■追いつめてからのラッシュ

牽制モードなどでゴットプレス系をヒットさせれば画面端に追い込むことが出来る。おかげでルガールは相手を端に追い込む機会が多いし、追いつめてからならそれなりに攻めることが可能。追いつめて狙いたいのは空ジャンプから下段攻撃スタートの連続攻撃。有効な選択であるのは間違いないが、それだけに相手も警戒しているのでなかなか決めさせてもらえないだろう。成功率を高めるためには他の選択を増やし、空ジャンプの警戒心を減らす必要がある。他の選択肢としてメインで使っていくのは中ジャンプふっとばし。中ジャンプDはガード硬直が短いので使うなら垂直ジャンプからにした方がいい。中ジャンプふっとばしをガードさせたらダッシュ(ADVANCED)から下Bに繋ぐのが基本。無理に割り込みを狙う相手にはヒットしやすい。ヒット時はもちろん連続技に繋ぎ、ガードされたら下B>下Aで止めジャンプや再びダッシュから下Bを狙いにいこう。

 

■ガードを崩す

ガードを崩す手段として有効なのが空ジャンプからの連続技。しかし画面端以外では相手がガードしようとすると間合いが離れてしまい2発目の下Aが届かないことが多い。ジャンプ攻撃を空振りさせようにも中ジャンプから出すと、ルガールのジャンプ攻撃は大抵当たってしまう。これらのことから空ジャンプ連続技はいまいち頼りにならない。

そこでメインで狙っていきたいのがめくりジャンプB。中ジャンプからでも相手が一瞬しゃがんでくれたら裏に回り込めるので利用価値は高い。ただルガールはジャンプの飛距離が短いので相手にかなり近づく必要性がある。とりあえず中ジャンプふっとばしをガードさせてから、ダッシュで間合いを詰め中ジャンプするのがいい。

前Bは中段としては性能が良くないが、2発目だけを掠らすように当てれば使えなくもない。ガードがちの相手にはたまに出してみてもいいだろう。他に覚えておきたいのがジェノサイドカッター(弱)。先端を当てれば間合いが離れ、隙がほとんどない。相手にプレッシャーを与える手段として使えるし、無理に反撃を狙う相手には無敵技でのカウンターも狙える。あと単純にエキストラならステップからC投げも有効。

 

■遠距離戦

遠距離戦では相手の飛び込みにジェノサイドカッター(強)を合わすのをメインに狙っていく。この間合いのジャンプは大ジャンプが多いはずなので狙いやすい。相手が動かないなら烈風拳を撃って動きを誘うといい。それでも動かないならカイザーウェーブを使うチャンス。弱と強の弾速が大幅に違うので反応で避けるのは難しい。ハイリスクローリターンではあるが、読みさえさえれば嫌がらせになる。

こちらから攻めたいならダッシュで間合いを詰めるのが基本。ルガールのジャンプ力では1回のジャンプでは近づきにくい。それをいいことに相手が飛び道具を使ってくるならデットエンドスクリーマー(強)を狙うのも有効。

 

■攻め込まれた時の対処法

ルガールは追いつめられたときの切り返しが苦手。背が高いことや信頼の置ける無敵技がないのが原因。従ってゲージがあるときはガードキャンセルを惜しまず使った方がいい。ジェノサイドカッターは弱は足下、強は上半身が無敵。低ジャンプガード後などには弱を使い、対空には強を使おう。ただし画面端に追いつめられているときは対空ジェノサイドカッターは使ってはいけない。大抵空振りしてしまうからだ。

隙のある技をガードできたときは確実に反撃を決めたい。隙があるが間合いが離れる攻撃に対しては、前B>ゴットプレスなどが有効。前Bはリーチの割には発生が早いので、反撃技として有効。

 

■小ネタ

このゲームは攻撃判定(投げ以外)が出ない技に対してはガードモーションを取ることが出来ない。それを利用したのが烈風拳(弱)>デットエンドスクリーマー(強orMAX)。烈風拳を当たる前にデットエンドスクリーマーを出せれば烈風拳がガード不能になり、しかもデットエンドスクリーマーがそのまま連続になる。タイミングが良ければ烈風拳をジャンプで避けようにもジャンプ予備動作中に当たってしまうし、緊急回避も攻撃避けもデットエンドスクリーマーの餌食になってしまう。

このように非常に強力そうなこの連携だが、最大の問題はその状況を作るのが難しいこと。下Dの先がヒットした時に、キャンセル烈風拳(弱)を出して、相手がダウン回避してくれた時が、一番実戦で狙いやすい。

とどめに有効なのが垂直ジャンプB。しゃがみガードの相手に当てることが出来る。ただ反撃確定なので注意。

 

■連続技

 近C(2段)>前B>各種必殺技

 下B×N>下A>前B>各種必殺技

 ジェノサイドカッター(強・相打ちカウンター)>各種必殺技

 烈風拳(弱)>デットエンドスクリーマー(強orMAX)

 カイザーウェーブ(弱・溜め・カウンターヒット)>ギガンテックプレッシャーなど