投入された重装型「C型」は局地戦に合わせ更なる武装強化が計られた。C−1型以降両腕の5連マシンガンの口径を85mm口径に換装し、頭部中距離通信アンテナをサイドに移動、頭上に40mmバルカン砲を1門装備した。また両肩部のスパイクは森林での戦闘の妨げとなるため、小型のものに改められた。
C−3型は実用配備時期の関係から主にヨーロッパ方面、特にフランス北部戦線に多数配備されたため「ヨーロッパ戦線用」と呼ばれていた。
基本塗装はフィールドグレイが指定されていたが使用された部隊の中のマーキングや膝部のライトから主に夜間戦闘に用いられたと思われる。
初出:MSV