第二次降下作戦で「MS−06J」が本格的に投入された一方で白兵戦を主目的とされた新型機の開発も行なわれていた。この新型機の開発にはZEONIC社とZIMMAD社の2社による競作となり、採用されたのはZEONIC社が開発したこの「YMS−07」であった。機動性と格闘戦性能向上を目的として、装甲を強化、ラジエーターが大容量化され、更に脚部前部に補助推進システムが塔載された。
その後 2社の計画が統合され、ZIMMAD「YMS−08A」の背部ランドセルと脚部に搭載された新開発の推進エンジンが設計変更された際にに組み込まれ、「YMS−07A」、「YMS−08B」へと発展していった。
初出:MSV