ジオン軍正式採用
汎用戦闘型量産機

MS−06F

MS−06Cは核弾頭を装填した240mmバズーカを装備していたが放射能対策が施されていたため自重が増し機動性が劣っていた。その放射能対策の装備を外し空間戦闘用としたのがF型である。
ルウム戦役前後から配備がされていたが当時主力となっていたのはC型であり、F型はさほど多くなかった。だが南極条約により核兵器の使用が禁止されてからは皮肉にもこのF型が一気に需要を高めることとなったのである。
南極条約締結以後は主生産基地のグラナダ以外にも制圧した各コロニーの工業ブロックで生産が始められ、時期や工場により細部が多少異なっていた。
またS型が登場するまでは頭部に中隊長マークを付けた機もあった。


初出:機動戦士ガンダム