(材質・・・鉄 色・・・黒 長さ・・・1m)
(写真1)
「プッシュアップ・ボード」は、プロレスラーがトレーニングする時よく使用する器具です。、普通の「プッシュアップ・ボード」は長さが60〜70センチくらいなんですが、この「ロング・プッシュアップ・ボード」の長さは1メートルあります。なぜこんなに長いのかと言いますと、胸の筋肉(大胸筋)をシッカリ刺激するためなんですね。
「腕立て伏せ」で胸の筋肉を鍛えるためには、手の幅を広くする必要があります(写真1、写真2、参照)
手の幅がせまいと刺激が腕(上腕三頭筋)の方に逃げてしまって、胸の筋肉を十分刺激する前に腕の方が疲れはててしまって、それ以上トレーニングを続けられなくなったりします。
それでは逞しい胸を作る事はできません。そうならないために「ロング・プシュアップ・ボード」は長さが1メートルあるんです(^−^)
(ロング・プッシュアップ・ボード)
(1)・・・・・これは実際に体験していただかないと、ちょっと分からない感覚だとは思いますが・・・普通に床に手を着いて「腕立てふせ」をするよりも、プッシュアップ・ボードをグッと握りしめて行うほうが、力が発揮しやすいように思います。
(2)・・・・・普通に床に手を着いて腕立て伏せをするよりも、手首にかかる負担が少ないです。
(3)・・・・・ケガで「ベンチプレス」が出来ない人が、「腕立て伏せ」をその代替え種目として行う時、プッシュアップ・ボードを握ってやる方が、ベンチプレスをイメージしやすいです。
(写真3)
(写真4)
(写真5)
(注)・・・「プッシュアップ」とは「腕立て伏せ」の事です
腕立て伏せ(プッシュアップ)で主に強化出来る筋肉は、胸(大胸筋)、腕(上腕三頭筋)、肩(三角筋前面)です。
後、腕立て伏せ(プシュアップ)を行うには、体全体をピンと一本の棒のように硬く固定しなければなりませんが、その時に体全体の筋肉も多少ではありますが、強化されます。
(4)・・・・・普通に腕立て伏せをやるよりも、「プッシュアップボード」を使用した方が、なんかトレーニングが楽しくできます,。楽しくトレーニングする事はスゴく大事です、楽しくないトレーニングは長続きしませんからねえ・・・(^−^)
筋トレ愛好家なら「ベンチプレス」が、逞しい上半身(特に胸、腕、肩)を作るのに有効な種目である事はご存知だと思いますが・・・。ただ1人でトレーニングしている方にとっては、「ベンチプレス」はかなり危険な種目でもあります。
筋肉を発達させるためには、かなり限界ギリギリまでトレーニングして、筋肉を十分刺激する必要がありますが、1人でトレーニングしてる方が「ベンチプレス」を限界までやろをとすると、途中で力尽きてバーベルに首をはさまれて死亡・・・・なんて事故も過去にありました。
そんな時は、この「ロング・プッシュアップ・ボード」をベンチプレス台の横に置いておき、まず「ベンチプレス」を限界一歩手前までやります。その後、休まず(ノンストップ)で「ロング・プッシュアップ・ボード」で腕立て伏せを、こちらは限界まで、もう一回も出来ない所まで追い込みます。
こうする事で、安全に「ベンチプレス」に必要な筋肉を強化する事ができます。
尚、この時「ロング・プッシュアップ・ボード」の手の幅は、「ベンチプレス」の手の幅と同じにすると、さらに効果的です。
(スパイラル・プッシュアップ)
(写真6)
(写真7)
上の写真も、「新日本プロレス」のレスラー達が昔からやってるプッシュアップ(腕立て伏せ)です。確か「プロレスの神様」カール・ゴッチ直伝だったような気がしますが、詳しい事はちょっと忘れました。
普通のプッシュアップとはかなり違う動きをしますので、やり方を説明するのは、ちょっと大変ですので、興味がある方はYou
Tube(ユーチューブ)で「ツイスト・プッシュアップ」「スパイラル・プッシュアップ」で、検索してみて下さい。動く映像が見られます。・・・。普通のプッシュアップは体をただ上下させるだけですが、この2つのプッシュアップは体を「ひねる」ような動きをしますので、普通のプッシュアップとはかなり違う角度から違う種類の負荷が体にかかります。
もしかしたら、プロレスラーのあの怪物のような強靭な肉体は、あらゆる角度から、あらゆる種類の負荷をかける事で出来上がるのかもしれませんねえ。
(写真8)
(写真9)
え〜とですね、人によっては、胸の筋肉(大胸筋)を強化したくて。一生懸命プッシュアップ(腕立て伏せ)をやっているのに、腕(上腕三頭筋)が弱すぎるために、肝心な胸の筋肉(大胸筋)が疲労する前に、いつも腕(上腕三頭筋)が先に疲労してしまって、どうしてもうまく胸の筋肉を刺激出来ないと言う事があります。
そんな人はこの「アイソメトリック・トレーニング」を利用したプッシュアュプがいいかもしれません。
「アイソメトリック」とは・・・・・普通の筋トレは筋肉が伸びたり縮んだりして、力を出しますが、「アイソメトリック」は筋肉が伸び縮みしないで力を出します。
例えば、腕相撲でお互いの力が同じ位の時、お互い全力で力を出してるのに、組み合った腕がピクリとも動かなくなる事がありますよねえ。この状態が「アイソメトリック」です。
(写真8、9)は、「ロング・プッシュアップ・ボード」を使って「アイソメトリック・トレーニング」をしているところです。
やり方は、(写真8)か(写真9)の体勢で「ロング・プッシュアップ・ボード」をしっかり握って、右手と左手のコブシとコブシをくっ付けるような感じで力を入れます。ボードをしっかり握っていますので、両コブシの距離は変わりませんが、こんな感じで力を入れると胸の筋肉(大胸筋)を刺激する事が出来ます。
時間は約10秒、全力でグ〜っと力を入れ続けます・・・。
そして10秒たったら休まず、直ぐにプッシュアップ(腕立て伏せ)を行います。すると今までなら腕(上腕三頭筋)が先に疲労していたのに、今回は先に胸の筋肉を疲労させてありますので、いい感じで胸の筋肉を刺激出来ると言う寸法です(^^)
これは「事前疲労法」と言う筋トレのテクニックです。
尚、(写真8)と(写真9)の手の幅が違うのは、胸の筋肉に与える刺激に変化をつけるためです。
1セット目を(写真8)の手幅でやったなら、2セット目は(写真9)の手幅でやり、3セット目は「ロング・プッシュアップ・ボード」を手に持たず、両方の手の平を合わせた状態でやると言う感じで、トレーニングに変化をつけると、より効果的にトレーニングする事が出来ます(^−^)
(ヒンズースクワット)
プロレスラーのトレーニングと言えば、「レスラー・プッシュアップ」と、後「ヒンズー・スクワット」ですよねえ・・・(^^)
強い足腰を作るのに最適の種目ですね。でも足首が固い人は、しゃがんだ時、体がグラついて不安定になる事があります。
そんな人は、カカトの下に板を敷くと安定性が良くなります。
左の写真は「ロング・プッシュアップ・ボード」を逆さにして、カカトの下に敷いてヒンズー・スクワット」をやっているところです。
左の写真は、手幅をせまくしてプッシュアップ(腕立て伏せ)をしているところです。
手の幅を肩幅よりせまくしての、プッシュアップ(腕立て伏せ)は、腕(上腕三頭筋)を刺激します。
え〜と、これは余談なんですが・・・実は私、若い頃プロレスラーになりたかったんですよね(^^)
今、日本には沢山のプロレス団体がありますが、当時はジャイアント馬場の「全日本プロレス」とアントニオ猪木の「新日本プロレス」の2つしかありませんでした。
私は「新日本プロレス」に入りたかったんですよね。当時は初代タイガーマスクがいた時代で、テレビの視聴率はいつも20%を越えている・・・まさに新日本プロレスの黄金期でした。
新日本プロレスに、2回ほど履歴書を送ったんですが、もう全く相手にされず・・・(涙)
「う〜ん、こりゃあもう新日本プロレスに直接行くしかないかぁ・・・」と考え、当時、南青山にあった新日本プロレスの事務所に行く事にしました。
普通、入門希望者は道場に行くパターンが多いと思うんですが・・・道場はちょっとおっかないので、事務所に行く事にしました(笑) ほんでまあ、電車で行きましたよ南青山まで・・・。
そしてやっと新日本プロレスの事務所が入っているビルを見つけました。
事務所は確かビルの三階か四階くらいにあったと思います・・・・。ビルの階段を緊張しながら上り、そして新日本プロレスの事務所のドアの前にたどり着きました。
「よっしノックするぞ」と、頭で思ってはいるんですが・・・・・・・・・・・・・・・・・ど〜しても、ノックをする勇気が出ず・・・そのまましばらくドアの前に立ちつくしていたんですが・・・・結局、スゴスゴと引き返してきました(涙)
もしあの時、あのドアをノックしていたら、私の人生はどうなっていたんでしょうかねえ・・・?
上の画像は、「ロング・プッシュアップ・ボード」を斜めにして、片側の筋肉を重点的に鍛えている画像です。
上の画像で説明しますと、これは左胸、左腕、左肩の筋肉を重点的に鍛えています。
右手は体のバランスをとるためのもので、体を上下させるのは左腕のみ、と言う感じでトレーニングします。