この商品の握り部分の直径は、上記のとおり50ミリ、60ミリ、77ミリ、90ミリの4タイプあります。直径が太くな
るほど握るのが大変になります。90ミリは握るのが超〜大変で〜す(^^)
写真1
写真2
写真3
写真4
この商品「アームレスリング・マシーン用ハンドル・キャップ(写真1)」は、当製作所の「アームレスリング・マシーン(20000円)」のハンドル(手で握るバー)にかぶせて使用する物です。ハンドルにかぶせる部分は、丸い筒状になってまして、直径は約40ミリ、「アームレスリング・マシーン」のハンドルの直径は34ミリですので、かぶせるとかなりガバガバで不安定な感じです。
(写真2)は、「アームレスリング・マシーン」のハンドルに「ハンドル・キャップ」をセットしたところです。
(写真3)は「ハンドル・キャップ」を使ってトレーニングしているところです。そして(写真4)は「アームレスリング・マシーン」で、普通にトレーニングしているところです。どちらも同じように「アームレスリング・マシーン」を倒している写真なんですが、2つの写真の右手を見比べてみると、(写真3)の方が「手首の力」と「握る力」をたくさん使いそうだな〜と思いませんか・・・(^^)/
そ〜です、この「アームレスリング・マシーン用ハンドル・キャップ」はアームレスリングや腕相撲に必要な、
「手首の力」と「握る力」を実戦に近い形で強化するための器具なんですよね。
「手首の力」と「握る力」が弱いと、いくら体幹(胴体部分)の力や、腕力が強くてもその力をうまく相手の腕に、伝える事が出来ません。
普通、「手首の力」を強化するには、バーベルやダンベルを使用してリストカール・・・
「握る力」を強化するにはハンドグリッパー・・・というように個々の筋肉を分離して鍛えます。個々の筋肉を別々に鍛えるやり方は、狙った筋肉を集中的に鍛えるのにすごく有効ですので、そんな「部位を集中的に鍛えるトレーニング」もシッカリやられたらいいと思いますが・・・
実際のアームレスリングや腕相撲の試合では、どれか1つの筋肉だけが「単独」で力を出すという場面はまずありません。相手の腕を横に倒すために、体幹部の筋肉や腕の筋肉が全力で力を出しつつ・・・なおかつ、「手首の力」と「握る力」に必要な筋肉も同時に全力で力を出し続けるという状態になります。つまり、あらゆる筋肉が「協調」しながら力を出してるという事ですね。
この「アームレスリング・マシーン用ハンドル・キャップ」は、その「筋肉の協調性」も強化する事ができます。
後ですね・・・リストカールは、バーベルやダンベルなどを上下させて・・・ハンドグリッパーは、閉じたり開いたりと、筋肉を「動かしながら(伸び縮みさせながら)」、筋肉が力を出します。 つまりこれらのトレーニングは「動的筋力」を強化するためのトレーニングという事になりますね(専門用語でアイソトニックトレーニングと言います)
「動的筋力」はアームレスリングや腕相撲でも大切ですから、シッカリ強化されたらいいと思いますが・・・
実際のアームレスリングや腕相撲の動きを分析してみますと、「手首の力」、「握る力」はどちらかと言えば・・・
「動的」と言うより「静的」な力の出し方をする場面の方が多いような気がします。手首をガッチリ固定して・・・
指は相手の手をギュ〜ッと強く握りしめて、そしてその状態をひたすらキープしながら力を出し続ける、つまり筋肉を動かさない(伸び縮みさせない)で、力を出してる状態・・・これは「動的筋力」と言うよりは、むしろ「静的筋力(専門用語でアイソメトリックと言います)」ですね。
この「アームレスリング・マシーン用ハンドル・キャップ」は、そんなアームレスリングや腕相撲に必要な「静的筋力」の強化に最適なトレーニング器具です(^−^)
写真5
写真6
写真8
写真9
写真11
写真10
後、「写真10」や「写真11」の体勢でカールやハンマーカールをやるのもいいですね
写真13
(写真A)
(写真B)
(写真C)
(写真E)
トレーニング中、手首は(写真D)のように常にまっすぐです。(写真E)のように手首が曲がってしまってはダメです。
最初にもご説明いたしましたが、「アームレスリング・マシーン用ハンドル・キャップ」と「アームレスリング・マシーン」の結合部分はユルユルで不安定です。ですからシッカリ握って、手首もガッチリ固定していないと(写真3)の体勢のままトレーニングする事は出来ません。握りが弱ければ(写真C)のようになりますし、手首が弱いと(写真E)のようになってしまいます。
トレーニング中(写真3)の体勢が維持できないようであれば、使用重量が重すぎますので、重量を軽くする必要があります。
「アームレスリング・マシーン」のみでトレーニングするのに比べて、「アームレスリング・マシーン用ハンドル・キャップ」を使用してのトレーニングは、かなり使用重量が落ちます。
ですから、「横に倒す力(サイドプレッシャー)」を重点的に強化したいときは、「アームレスリング・マシーン」のみでトレーニングし、「手首の力」や「握る力」を重点的に強化したい時は「アームレスリング・マシーン用ハンドル・キャップ」を使用してトレーニングという風に、使い分けてトレーニングするようにして下さい。