『ユリイカ 特集アーヴィング 愛と性と暴力の物語』
        青土社 ユリイカ 1989年12月号


<掲載作品>


『オーエン・ミーニーのための祈り 第1章 ファウルボール』  "The Foul Ball"in A Player for Owen Meany,1989
        邦訳 中野圭二訳


1999年発売の、新潮社 John Irving Collectionでは『オウエンのために祈りを』
となっている邦題が『オーエン・ミーニーのための祈り』となっている。
第1章だけが掲載されている。  …新潮社 John Irving collection 所収



『豚男スニードを救うには-作家の誕生-』  Trying to Save Piggy Sneed,1982
        邦訳 青山南訳


こちらも、新潮社 John Irving Collectionとは邦題が違い『豚男スニードを救うには』
となっている。豚男て!とつっこみをいれたくなるが、こっちの方がアーヴィングらしいと
いえなくもない。ちなみに新潮社版は『ピギー・スニードを救う話』。  …新潮社 John Irving collection 所収



『これこそベストセラー…? ガープにサインしながら思ったこと』  Best Seller:what does it really mean?,1979
        邦訳 岸本佐知子訳

エッセイ。『ガープの世界』にサインをするため、ニューヨークの書店を訪れた際の
エピソード。



※ジョン・アーヴィングの著作とは言えないが、『アーヴィングはこう語った…と思う、たぶん』という柴田元幸氏・構成による、
それまでに発表された約20篇のインタビューやエッセイをもとにつくられた「架空インタビュー」も掲載されていて、とても
充実した内容となっている。


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