「農薬」
1) 2,4-D(2,4-PA)
2) 2,4,5-T (トリクロロフェノキシ酢酸)
3) Aldrin(アルドリン)
4) Atrazine (アトラジン)
5) Chlordane (クロルデン)
6) Dacthal (DCPA、ダクタール)
7) DDT (およびDDE)
8) Dicofol (ディコフォル)
9) Dildrin(ディルドリン)
10) Endosulfan(エンドスルファン、ベンゾエピンの別名)
11) Endrin(エンドリン)
12) Heptachlor(ヘプタクロール)
13) Kepone (Chlordecone) (キーポン)
14) Lindane (リンダン、BHCの商品名)
15) Methoxychlor(メトキシクロール)
16) Pyrimidine fungicides(ピリミジン系殺菌剤)
17) Toxaphone(Chlorinated camphene)(カンフェクロル)
18) Vinclozolin(ヴィンクロゾリン)
「農薬以外」
19) Alkeylphenols(OctylphenolとNonylphenol) (オクチルフェノールとノニルフェノール)
20) Bisphenol A (ビスフェノールA)
21) Dioxin(ダイオキシン)
22) Polychlorinated Biphenyls(PCBs)
オクチルフェノールについて)
TSCA4条化学物質であるが、OECDのSIDSプログラムと連絡をとっている。もっと曝露情報が必要。 両化学物質とも“清浄空気法”411条の下で規制されている。FDAもある用途について規制している。
リスク;両物質とも哺乳動物に対する急性毒性は低い。最も懸念されるのは水棲生物に対する毒性である。分解すると、ノニルフェノールとオクチルフェノールになる。両者とも魚、藻、無脊椎動物に極めて有毒で、生物濃縮の可能性を持つ。オクチルフェノールとノニルフェノールは、人の乳がん細胞を活発化すること、およびオスの魚に卵黄たん白前駆体であるビテロジェニンを生成することを通して、エストロジェン類似活性を示した。
リスク;生物蓄積と生物濃縮が低レベルでの被害を大きくする。血液循環を通して脂肪組織その他の様々な器官に蓄積される。PCBは生殖の秩序破壊、胃の奇形、皮膚障害、がん性腫瘍を起こす。