記事タイトル:お子さんの場合(No.4)。 


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お名前: ある親御さんからの投稿   
【年齢】
小学一年生


【診断のきっかけなど】
こだわり(順番や、時間など)や並んで移動することの困難、指示の伝わりにくさ。
多動、話し方など。


【感覚や認知に関する問題】
突然の大きな声、汽車の通過音、地面に体育すわり、遠足の列の移動。タバコのにお
い、排気ガス、草刈り機の音。暗いところ。


【医療・教育について】
診断後のすぐに療育の場が有って欲しかった。
通級に通えたことは有り難かった。


【生活面での対応】
小さいときにもう少しこちらに余裕を持って対処できる方法や考え方があれば良かった
と思う。


【社会に対して】
困っているのは、先生や親ではなく本人自身であること。いけないことや困ったことを
していたら、やさしく教えてあげて欲しいです。からかったり、いじめたりしないで。

お名前: ある親御さんからの投稿   
【年齢】
 9才


【診断のきっかけなど】
 2〜3歳の小さなころの方が自閉っぽさ(道が工事中でパニック・逆手バイバイ
・くるくる回る・タイヤが好き・扇風機をずっとみてる・赤ちゃんのほっぺを触
ることへのこだわり、耳ふさぎ、パニック等)がかなり強かったが、3歳〜4歳
ころから逆に急速に自閉っぽさが消え始め、目立たなくなったので、特に検診で
もひっかからなっかった。幼稚園でもある程度適応していた。まだ多少の多動・
社会性のなさ、人への変わった関わり方(気に入ったお友達にキスしまくる・知
らない人にも異常になれなれしい等)はあったが小学校1年まではなんとかやって
いた。
 
 ところが2年ごろから学校での不注意度が増し、だんだんと笑わなくなり、今ま
で出来ていた生活習慣が崩れ、母親への異常な執着行動が増し、チック症状・過
呼吸・吐き気・腹痛を訴えて学校へ行き渋るようになりだした。視線が合わなく
なり、たえずソワソワとしたり、赤ちゃんのようになってしまったり…。(かな
り年齢は高いですが、これもセットバック現象の一種なのでしょうか??)
 
 で、明らかに、また自閉っぽさが戻ってきてしまったため、学校側へ配慮を求め
ましたが、甘やかしと見られたり、わがままのように言われたりしたため、この
ままでは理解されない、だめだと思い、児童精神科で診断を受けました。
 診断名は非定型自閉症でした。


【感覚や認知に関する問題】
 診断をうけてない「自閉のほのかな香り」くらいの症状の上の子の方が感覚過敏
は強い(太鼓の音・洋服の着ごこち・痛みに過敏で意識を失う等)
 診断を受けている下の子の方は、小さな頃は赤ちゃんの泣き声で耳ふさぎはかな
らずしていた。今はカラオケルームでソワソワして部屋にいられなくて出て行っ
てしまう・まぶしいとよく言う・同じものばかり食べ続ける・くらいでしょうか。


【医療・教育について】
 特にまだなにもしていませんので…。
 ただあえていえば、診断されたことが、しつけのせいでなかったと証明されたの
で、親の心理負担が軽くなったことはよかった。


【生活面での対応】
 診断まえから自閉を疑ってきたので、怒鳴る、怒るはしないで、何度も何度も言
い聞かせるようにしてきたことがよかったと思います。
 
 もしもっと厳しくしていたら、今のような優しい性格の子にはならなかったろう
から。


【社会に対して】
 現在、診断されても、IQは境界域なので、国からの支援対象にもならず、何にも
安心できるような材料にはならないことがとにかくつらい。特別支援教育制度は
名前ばかりでまったく支援をうけているとは感じられない。
 
 知能が境界域なので、普通級についていけなくて、このさき特級にいくことにな
っても、障害者枠で就職できるわけでなく、まったく未来に希望を見出せない…
 
 アスペの方のように知能が高くもなく、すばらしい記憶力があるわけでもなく、
身を助ける芸のようなとことん突き詰めるこだわりの知識もなく…
 これからどうなるんだろうと先を考えるとつらくて…つらくて夜眠れない。

お名前: しーママ   
【年齢】
 11歳 小学5年生のとき


【診断のきっかけなど】
 不登校。摂食。頭痛。嘔吐。夜寝ない。物を破る。人を威嚇する。


【感覚や認知に関する問題】
 梅干のビンからひとつだけ 梅干を取り出すことができない。取ってやれば食べる
 頭をさわられると 爪でえぐられるようだと本人は言う
 トイレと風呂に一人で入れない
 突然路地から出てきた人や後ろに気配を感じると 怖い
 カレーはぜったい食べられない
 電話をかけることも最近やっとできることがある
 寝られないし起きられない
 音程にきびしい
 匂いのこともよく言う
 居間に居座って生活している
 学校がいちばん嫌いでしょう


【医療・教育について】
 学校の対応には情けなく、今後良くなってくるのでしょうが 私には待てません。
 医療の専門が少なすぎる為か、何ヶ月も待ったりして 薬hが出ても 本人をゆ
っくり診てもらえない。
 スクールコーディネーター というのがあり、その機関に学校に入ってもらった
ことはとても救われた。そこから 発達支援センターにつながることができた。
 あと、児童相談所には感謝いたします。たくさん 混乱している親を何ヶ月も見
離さずに関わってもらった。最初の救いは児相でした。
 学校の体制がかわらなければ わが子はすくわれませんし、これからも 同じ思
いをするお子さんがどんどん出るでしょう。不登校になったら、なったほうが悪
いんですか?行けないほうが悪いんでしょうか?くやしい思いは書ききれません。
 来年は中学生です、小学校ではやれやれでしょうね やっかいな子が一人減るの
だから


【生活面での対応】
 不登校、摂食、自傷まで 追い詰められたので 少しずつ自信が持てるような生
活を心がけています。一人でも理解してくださり よりどころとなる場所探しを
しました。
 図書館、ピアノ教室、料理教室、陶芸教室、児童相談所、おばあちゃんの家、学
童保育
 学校はいやだけれど 友達が欲しい年齢みたいです。


【社会に対して】
 通える施設が少ない。グループワークのようなものが出来たらいいのにと思う。
 いま、一番わかってもらいたいことは 親も普通の生活できないんですよ、誰か
わかってください。

お名前: ゆうた   
【年齢】
 7歳


【診断のきっかけなど】
 不登校が1ヶ月続き、学校側から勧められて受けたカウンセリングの先生から、
病院での発達検査を受けてみては?と言われ高機能広汎性障害が発覚しました。
 考えてみれば、とても育てにくく思うようにならない子でした。
 幼稚園、保育園(引っ越したため転園)でも登園拒否を繰り返していまいた。
 友達と遊ぶことは大好きです、が、自分の考え通りにことが進まないと大泣きし
ます。
 場の空気が読みにくく、新しいことが苦手で何事も不安や悪いことのほうが先に
たってしまいます。


【感覚や認知に関する問題】
 あまりないです。


【医療・教育について】
 運動神経・記憶力が他の子より良いせいで、先生から期待を掛けられ、大変な苦
悩をしてきたようです。


【生活面での対応】
 やはり繰り返し同じことを言い聞かせるより、絵や字で書い教えることが効果的
だと思います。
 うちの子は絵が大好きなので、自分で朝の手順や段取りの図などを書かせて生活
しています。
 ある程度、自分の気持ちが「パニックになりそうだ」などがわかるようになって
きたので学校へは自作の《保健室に行きたいですカード》を持って行き、ピンチ
を先生に伝える手段にしています。これは辛いときにはこれがある!というお守
りにもなっていて、とてもいいです。


【社会に対して】
 我が家の暮らす地域では、まだほとんど高機能の自閉症というものが理解されて
おらず、学校の対応のまずさにうんざりする日々です。
 自治体に向けてのアピールなど、親たちが活動していかねばどうにもなりません
ね。
 検査(MRI・脳波)などに掛かる費用くらい負担してほしい!先天性の障害なん
ですから!

お名前: けろちゃん   
【年齢】
 12歳


【診断のきっかけなど】
 人と対話ができなし。思い通りにならないとパニックになる。こだわりが強い。
不登校。


【感覚や認知に関する問題】
 歯ごたえの無い食材。


【医療・教育について】
 臨床心理士の先生との遊びと通じてのカウンセリング、母への助言。学校の先生
に特徴を話し接し方を考えてもらったこと。周りのお子さんと同じにできないこ
とを小学校の先生に理解してほしかった。


【生活面での対応】
 はじめが肝心なのではじめてのことをもっと丁寧にきっちり教えればよかったか
な。生活のパターン化、予定は早めに伝える。


【社会に対して】
 周りから見ればわがまま・反抗的・ふざけたこどもとしか写らず本人の不自由さ
苦しさを周りの人たちに少しでいいから理解してほしい。
 学校での支援。

お名前: クレヨン   
【年齢】
 長女7歳


【診断のきっかけなど】
 1歳の頃、育児サークルで子供達の輪に入れたところ大泣きをしてそれ以来観察
してみると、未だにお友達は嫌いではないが、一見すると一緒に遊んでいるよう
に見えてもよくよく見るといっしょのことをして(お絵かき・粘土など)別の事
をしている。(おともだちが動物書こうよと言ってるのに聞こえてないのか聞い
てないのか・・・違うものを書いて遊んでる)
 難しい言葉を良く使う。いつも指示されないと何をして遊んでよいかもわからな
い。
 この辺から、もしかして・・・と疑っていた。
 
 上記のことから元担任に我侭などと言われ続け、同時にエンピツや下敷きがなく
なる(中休み&昼休みに毎日一本ずつなくなったりまとめてなくなったり・・一
番最初の物はクラスメイトの机から発見され盗ったと認めたが他は犯人探しはし
ないと言う学校の方針で未解決のまま。)
 
 このようなことが原因で登校拒否になり、児相に相談。
 もしかしたらアスペルガーではないかと私達が疑っていること、小さい頃からの
言行動を話し、児相側も会話で気になる点がいくつかあるということから、専門
病院に診断に行きました。
 結果、アスペルガー症候群と診断されました。


【感覚や認知に関する問題】
 初めての場所は、行く目的、どういうところか・・・などをしつこく質問してき
ます。
 予め情報を絵カードにして渡しておくと質問も減り、落ち着くみたいです。
 
 光り物が好きです。光り物を見ると飛びつくタイプではなく、じっくり眺めてい
るタイプ。
 
 体育館など音の響く場所は苦手です。最近になってやっと映画館で映画を見るこ
とに成功しました。
 
 食感は、チョコの中に何かが入ってるタイプのものは苦手です。チョコならチョ
コオンリーが好きみたい。
 逆に、お菓子の中にチョコが入ってるものはOKです。
 
 ジャムは手作りジャムがアオハタのジャムしか食べません。いちごジャムならい
ちごの原形が残ってるものが好きなように、ブルーベリーでもオレンジでも原形
が残ってないと嫌がります。
 
 大きな音、急に聞こえてくるものは苦手です。
 サイレン・動物の鳴き声に敏感に反応し、耳を塞いでます。


【医療・教育について】
 前の学校では、アスペルガーを疑っていると話しても「授業は理解している」と
して相手にされませんでした。
 障害=授業が分からないと解釈されていたみたいです。
 先生方の障害への理解を求めたい。


【生活面での対応】
 絵カードを持ちいることで1日の流れ等把握させて生活してます。


【社会に対して】
 発達障害=犯罪 と言う図式が最近の犯罪の中で出来つつあるように感じます。
 発達障害者が犯してしまった事案に関しては、専門医をコメンテーターに招いて
対処してもらいたい。
 正しい知識をNEWSと同時進行で放送してほしい。

お名前: きょうちゃん   
【年齢】
 現在7歳 診断は2歳11ヶ月


【診断のきっかけなど】
 乳児期より発達の心配は常にあつた。
 1歳半検診で今までの経過や気になることを相談。自閉を疑い心理の先生にも診
てもらうが否定される。
 その後も多動が気になり指示が入りにくく言うことが聞けずかんしゃくを起こす
ことも多く、発達相談センターの親子教室を希望し、経過を見てもらう。
 保育園幼稚園を決める際不安が大きく、教室の保育の先生に相談し、こだわりや
パターン的な行動もあり、シビアだけど他の子とは違うと言われ、やはり自閉だ
と思い、診断基準にも当てはまっていたので、専門機関に受診し、間違いないと
診断される。


【感覚や認知に関する問題】
 爪かみや、服の襟元や袖を無意識にかんでしまっている。
 暑いのが苦手で、車の中等窓を開け風通しをよくしないとつらいし、水を飲みた
がる。
 マークが好きで、小さい頃はこだわりがあった。数字やアルファベット漢字は教
えないのに勝手に覚えていた。


【医療・教育について】
 教育については、就園前の診断であったため、いろいろな園に足を運び相談し、
受け入れてもらえるかどうか、保育の姿勢も含めて考えていけたのがよかった。
 市の幼稚園で言葉の教室も併設されており、障碍特性の理解と適切な支援のもと
で先生やお友達からも大切にされ楽しく通えたことがよかった。つらい思いをす
るケースが多い中とても幸せに思う。
 特に先生には障碍についての知識と個別性をふまえた援助(支援)と共に、本人や
家族の気持ちにより添った援助者であってほしい。
 医療については、3歳前に診断できる心理の専門の先生に出会えたことが大きか
った。
 発達相談センターの先生も自分は専門ではないと言われ紹介され、その医師に診
てもらうまでの期間が4ヶ月ほどあり、苦しい時期に一足早く診てもらえよかっ
た。紹介医もADHDと最初は診断され、経過を数回診ていくうちに広汎性発達
障害と診断をされた。
 今は随分診断できる医師や心理の先生が増えてきていると思いますが、やはり専
門の先生がふえ早期に療育にのれたらと思います。しかし、現状では、専門の先
生にかかるまでも半年待ち以上のことが多く、地域によって違うと思いますが、
療育機関が少なすぎるので、何とかならないかと思う。


【生活面での対応】
 時間にきっちりした生活ではないので楽な面もあるが、好きなこと(今はテレビ
ゲーム)をなかなか終わりにできないので困っている。時計がわかるようになっ
てきているので約束をさせて始めるようにすると本人も納得できることが多くな
ってきた。
 初めてのことのイメージがつきにくいので、行事の時など事前に話をしたりビデ
オを使ったりして見通しがもてるようにと先生にもお願いをしている。
 とにかく、怒ってしまうことばかりだが、できたことを嬉しいと思う気持ちが本
人も強いので、がんばりをほめ自信を持たせてやりたいと思う。


【社会に対して】
 とにかく、一人でも多くの人に障碍についての正しい知識と一人一人違うことを
知ってもらい、隣にいるかもしれないこのような人たちや家族を温かい目で見ら
れる社会であってほしい。誰もが皆美しい命であり、価値ある大切な人であり、
本人の生きづらさを考えてもらえたらと思う。
 障碍者だからと見下したり、してあげるという気持ちではなく、弱い部分を必要
なとき必要な分だけ手助けするという気持ちが大切ではないかと思う。幼少の時
から自然に身に付く教育であってほしい。
 現状では、診断をされていても社会的には何もない(たとえば療育手帳にしても)。
 社会的にかなり生きづらさを持っている事を配慮し、学校ではサポーターの先生
や支援室の設置、その後はジョブコーチなども含めて支援体制を豊かにしてもら
えたら、本人や家族の不安が少しは軽減できるように思う。
 本人が一番困ったりつらい思いをしています。そして、親もまいっていることも
多いです。他人事ですが、少なくとも関わりの深い方々には、自分だったらとか
家族だったらと考えてもらえたら嬉しいです。

お名前: hiroaki   
【年齢】
 6歳


【診断のきっかけなど】
  歩き始めるや否や、回るもの(特にエアコンの室外機)に異常なこだわりを示す
。(現在に至る)名前を呼んでも知らん顔をしている、言葉が出ないことなどから
発達相談を受ける。診断は広汎性発達障害と言われました。最近の診断でも、ア
スペとか高機能とかどっちに転がるかわからないから・・・みたいに言ってたけ
ど?
  学校に入ってから、空に字を書く行動が多くなってしまいました。自分の中で
ストーリーがあるようで、完結しないと止まらないようです。


【感覚や認知に関する問題】
  ・×を受け入れること。他人が怒られるのもいや。アドバイスも叱られてると
     感じるらしい。(少しずつは柔らかくなってはきていますが)
  ・手先のべたべた。                          
  ・自分が集中していること(良くも悪くも)にストップがかかること。誰でもそ
     うだと思いますが、程度の問題。


【医療・教育について】
  2歳の発達相談後入園まで、センター・施設で療育を受ける。子供のためには
勿論だが、親にとっても自分の子供の状態が認識でき,また養護に関する情報・
親とのつながりなどを得ることができた。
  市立の幼稚園に入園し「ことばの教室」に通級。友達とのかかわりなど弱さは
そのままだが、言葉の発達が著しかった。ただ3年間で教室の担任が三回替わった
し、養護経験のない講師が二回。こういう子だからこそ、もう少しじっくり指導
してほしかった。 


【生活面での対応】
  障害ゆえんに猶予しなければならないことと、そうでない部分との見きわめが
出来てないのではとの思いが強いです(親として)
  視覚に訴えたり、時間で区切ったり工夫はしてましたが、それが新しいこだわ
りになったりして今は躊躇しています。なんにしても、本人の納得・見とうしが
ないと前に進めないので、繰り返し教えています。また言語理解が進んできてい
るので、「どうしたいのか?どうするのか?」を聞く部分を増やすようにしてい
ます。


【社会に対して】
  学校生活の中での(普通学級で)困難さは決して本人のせいではなく、1番困っ
ているのは学校でも担任でもなく本人だと言うことを理解してほしい。親の「先
生の話をちゃんと聞いて。」という言葉を受け、「聞こうと思ってもできないモ
ン。」と涙ぐむ姿があることを知ってほしい。 今の担任は理解していても、次
はどうなるかが非常に不安。早急な理解への統一を示してほしい。

お名前: ゆかぼん   
【年齢】
 3歳


【診断のきっかけなど】
 0歳の頃は、大人しくよく寝てくれる子供だな〜と思ってました。
 ごく普通に母子手帳に書いてあるような、発達をしていたのに、1歳の頃から喃
語が減り おいしいとかバイバイなどの仕草もしなくなっていきました。歩き方
もぎこちなくて よく転び1歳3ヶ月頃指さしをしないので、かかりつけの医師
に相談。専門の病院だったので、その時から週1言語療法と市の親子教室に月2
通い始めました。広汎性発達障害と言われています。


【感覚や認知に関する問題】
 0歳の頃は野菜も食べていましたが今は、ねっとりした芋やツブツブ感のあるイ
チゴやキウイは苦手。クッキーやアイスなど子供がすきなものは嫌いでしたが、
対人関係がよくなるとともに?そういう子供らしい食べ物が大好きになりました
。着ぐるみのショーが苦手で耳を押さえおびえます。


【医療・教育について】
 2歳11ヶ月から母子通園施設に週3通い始めました(まだ3ヶ月しか通ってま
せん)いろんな先生がみえますが、担任の先生は、子供の気持ちに寄り添ってく
れる優しい先生なので、子供は先生が大好きで よく抱きついてます。顔を見ら
れるのも、体を触られるのも、大嫌いだったのに、その先生への信頼から他の人
への興味に広がりつつあります。何かをできるように指導しようという気持ちで
なく、一緒に喜んだり、気持ちを言葉にして、声をかけてくれる事で、その先生
に誉めてもらいたい!とか苦手だけど、先生が一緒だから挑戦してみよう!とい
う気持ちに子供がなっていくのが、見ていてとてもわかります。人の気持ちがわ
かりにくいと言われる障害ですが(施設の他の子供たちを見ていても思うのです
が)この子たちは自分への愛情はものすごく敏感に感じているのではないかと思
います。大好きな人の存在が何をするにも基礎となると感じています。


【生活面での対応】
 言葉がでないので、動作で言葉を添えながらコミュニケーションするようにして
います。


【社会に対して】
 最近は新聞やテレビでも発達障害をよく取り上げているので、言葉だけは世間に
広まってきてますが、固定されたイメージになっている気がします。療育関係者
は研修でスキルアップしていますが、本当に理解してほしいのは、普通学級の幼
稚園や学校の先生です。兄の学校の先生もボーダーな子供に対して いじめでは
ないかと思う言葉を投げています。先生の理解があれば、他の子供たちへの理解
も広がると思うのですが・・先生が無理なら、NPOなどが学校に入り子供たちの支
えになってもらえたら、いいな〜と思います。

お名前: ryoママ   
【年齢】
 4歳2ヶ月


【診断のきっかけなど】
 ことばが遅く、1歳半でドアの開閉を30分やり一人遊びを好む。
 2歳2ヶ月で2語文はでるもののオウム返しが多く会話にならない。
 3歳で標識や看板のマークに興味をもち、文字を覚える。
 道順のこだわり、相手によって決まったパターンのあいさつをする。
 
 入園して2ヶ月で集団生活になじめない。多動で席についていられない。
 先生の指示が入らない。などの理由で受診する。


【感覚や認知に関する問題】
 カメラのフラッシュ・運動会のピストル音・センサー式水流のトイレ
 風船(目の前で割れてから)・かみなり・打ち上げ花火(音のみ)・クイズの不
正解音某メーカーのCM・飼い犬のいる家の通り


【医療・教育について】
 ことばの教室での個別指導と少人数グループでの集団指導


【生活面での対応】
 1回パターンにのせてしまえば自分から進んで出来る
 母親が手伝いすぎたばかりに箸を使うのが遅かった。
 
 しかし何事もスモールステップで暖かく見守ることが大事。

お名前: のんのんさん   
【年齢】
 3歳

【診断のきっかけなど】
 語彙が多いのにちっとも会話が成立しない。友達とどうしてもうまく遊べない。
いつも最後にはひとりぼっちになってしまう。情緒不安定。他動。

【感覚や認知に関する問題】
 トイレが怖いといってはいれない

【医療・教育について】
 これからリハビリが始まります。まだなにもわかりません。

【生活面での対応】
 むやみにひとと接触させない。人ごみやお祭りなどにぎやかなところに連れて行
かない。

【社会に対して】
 誰彼かまわず話しかける子供に冷たい視線を浴びせないでと叫びだしそうになっ
てしまいます。

お名前: −−−   
【年齢】
 10歳

【診断のきっかけなど】
 人とのコミュニケーションがとれなく会話が続かない。
 担任に特殊学級の可能性を言われた。

【感覚や認知に関する問題】
 とりわけ潔癖ではないのに人の使う食器は嫌がる。
 水にいつまでも触ってるのがすき。

【医療・教育について】
 特に無い

【生活面での対応】
 整理整頓の見本をなれるまで周囲が気をつける

【社会に対して】
 病気ととらえるのではなく個性として理解してほしい

お名前: 紗漆室   
【ご関係】
 お子さん  


【年齢】
 3歳


【診断のきっかけなど】
 車を一列に並べる、くるくるまわって走り回る、走り出したら静止できない、
 数字に異常に興味を示す(紙を出すと絵じゃなくて数字しか書かない)
 睡眠障害(夜泣きでほとんど寝なかった)
 同じ洋服しかきれない(夏でもジャンパーを着たがる)


【感覚や認知に関する問題】
 緑色の物はたべれない。
 白いゴハンじゃないとダメ(チャーハンなど色のついたゴハンは×)
 トイレもおしっこのニオイがだめで、おまるでも立ってしてた。


【医療・教育について】
 発達相談というものに、2歳半でうけるが、はっきりと言わないので親としては
 何も伝わらず、その結果療育施設を薦められてもあまり行く気が起きなかった。
 
 3歳になる2ヶ月前に保育園の入園を断られたのをきっかけに療育に通うが、
 その時の発達相談で、「高機能自閉症だと思います」と診断される。
 それまで自閉症という言葉すら知らなかったので、早めに告知して欲しいと
 思った。
 
 しかし、この町に療育施設はあるもののまだそういう施設が少ないと聞く。
 あったとしても、定員がいっぱいだったりするというので改善してもらることを
 望む。


【生活面での対応】
 なるべく話を聞くようにし、本人にわかりやすい方法をみつける。
 違う言い方をしたら理解できた、など、言葉の工夫も大事だなと思った。


【社会に対して】
 上にも書いたけど、小さいうちからの療育施設をもっと増やして欲しい。
 あとは学校の先生の理解をもっと深めて欲しい。

お名前: かおす   
【年齢】
 11歳


【診断のきっかけなど】
 万引き、盗み、パニック、友達とうまくいかない、会話の不成立


【感覚や認知に関する問題】
 味に関してはとても鈍感。腐っていても食べてしまう。
 太陽が眩しすぎるよう。音は高音のキーキーという感じにのみとても敏感。
 認知でいうと、あらゆる場面で認知が弱い(視覚、聴覚、触覚など)。


【医療・教育について】
 SSTに通っている⇒友達とのいさかいが減った。
 投薬⇒帯に短し襷に長し
 学校関係者⇒何を言っても無駄(口ばっかり)


【生活面での対応】
 身辺自立はただひたすら繰り返して習慣とすることが良いと思う、が。。。
 今となっては、難しいことも多々あり。


【社会に対して】
 現在一番困っていること。
 彼が自分と他人(親、兄弟を含む)を認められないこと。
  ・会話ができない
  ・彼の思考が理解できない(努力はしています)

お名前: 75条学級・臨採教師でもある母   
【年齢】
 あと2ヶ月で14歳。診断を受けたのは13歳になる前です。


【診断のきっかけなど】
 小学校時代は『なかなかエンジンがかからない』くらいの認識。
 中学入学前、春休みに家庭で、小学校で習う学習のチェックをする。
 親の期待以上に理解していたので、安心して入学式を迎える。
 入学してすぐのテストで全く点数をとれず、
 診断を受けて支援・サポートを受けようとしたが、
 中学校のカウンセラー(母親・私 の同僚だった人)に
 “『先生』のやり方でしばらく様子を見たら?”といわれて
 1学期間+夏休み様子を見る。
 2学期始まってすぐのテストで相変わらず点数とれず。
 親としては『勉強してないし、当たり前のことか…』くらいのこと。
 
 クラスメイトにいきなり背後から跳び蹴りを喰らう。
 養護の先生に湿布を貼ってもらいながらも
 部活動をして帰宅。
 翌日、整形外科受診。腰の骨を痛めているとのこと。
 数日、学校を休ませる。
 本人が一人で留守番をしているとき、
 おもちゃを燃やした形跡が見つかる。
 聞いても知らない!わからない!との答え。
 父親は、消し止めてあるのだから正直に言ってさえくれればいい!!!
 と問いつめる。
 母はその瞬間、人格乖離を思う。
 学校ですごくつらい目にあっているんじゃないかとの思い。
 診断を受ける覚悟をして続けて学校を休ませる。
 
 めずらしく『勉強しなきゃ…でもかゆくて集中できない。薬を塗って!』
 との訴えあり。
 足を見ると血だらけ&ボロボロの状態。
 内心相当の動揺の母。
 本人→『この皮膚を切って捨てたい…』
 母 →『そんなこと言わないで。この皮膚はあなたが
     言いたくても言えないことがある時に、
     お母さんに教えてくれる大事なサインだよ。
     何かすごく嫌なことがあったんじゃないの??』
 というと、
 本人→『腰が治ったんだったらまた打ったり蹴ったりしていいね、
     と言われた。すごくつらい。』
 
 その瞬間、叫びました
 『もう学校には行かせない!!!
 そんなつらい目に遭うところには行かなくていい!!!!!!!』と。
 
 受診。
 ADHDの疑いだけ持っていました。
 大学時代、自閉症研究会に所属していて知り合った夫婦です。
 実母は7〜8年自閉症の子どもさんを担任していた経験があります。
 初孫の言動・行動も慈しんでくれました。
 高機能自閉症またはアスペルガー症候群という方が
 本人の状態にあっているのでは??と
 検査当日、急遽、他の検査のお願いもしました。
 
 診断結果を受けて…
 母はホッとしました。
 これで周囲の理解もサポートも得られると!
 
 あもぉ〜ございましたけど。


【感覚や認知に関する問題】
 3歳までタマゴ・鶏肉→完全除去食。
 ひどいアレルギー皮膚炎。
 マヨネーズ・ケーキなど卵臭い!と敬遠。
 
 乗車中、ひどく眩しがる。
 イライラがひどくなると
 聴覚過敏になる。
 特に弟の声を嫌がり
 すれ違いざま攻撃(頭をはたいたり、ぶったり)する。
 その都度、注意。
 言葉で言えるよう表現の仕方を工夫しているところ。


【医療・教育について】
 両親共に自閉症児に関わったことあり。
 なんか自閉っぽいよね!といいつつ幼児期を過ごす。
 楽しみながら子育てしてきたつもり。
 
 もっと早くに高機能自閉症・アスペルガー症候群の
 情報があれば…気付いていれば…
 転勤・転校等で
 つらい経験をさせなくて良かったかなぁ
 と思う今日この頃。


【生活面での対応】
 自己肯定感を育てる。
 本人の感覚を認める。
 成功体験を増やす。
 …なんてことができていたら…
 と思っています。
 
 傷つけることしかしていなかったのかも。
 欠席日数の少なさだけを誉めて
 かえってプレッシャーを与えてしまっていただけだったのかも…
 と、反省することしきりの母です。


【社会に対して】
 五感の違い。
 感覚の過敏さ。
 それを受け入れる社会のキャパシティの広さ。
 
 大人が大人であるべき。
 フロイトの我・自我・超自我を学び直す良い機会かも。

お名前: こっこ   
【年齢】
 6歳


【診断のきっかけなど】
 歩き始めた10ヵ月頃からくるくる回り、ADHDを疑い始めた。こだわり、かんし
ゃくがひどい。ミニカーを一日中ならべて遊ぶ。少しでも触るとかんしゃくを起
こす。3歳の時、急性小脳失調で歩行困難になり8日間入院。その頃から夜驚症
になる。4歳半の時専門医を紹介され、ADHDの疑いがあると言われ通院。小学校
入学時にADHDとアスペルガー症候群の診断を受ける。


【感覚や認知に関する問題】
 幼稚園のズボンと園服(本人は、冷たい服と呼ぶ)新しい服やズボン、靴など。
赤にこだわり、赤い服、赤い下着、赤い靴を探すのに苦労する。ピアノの外れた
音(幼稚園の先生のピアノが下手だった)ラジオやテレビ、電話の音。朝日や夕
日のまぶしさ。初めての場所。病院や工場、公民館などの大きな建物の中。体温
計。(脇の下を触られるのが苦手で、抱っこを嫌がる)決まった食器やコップを
使い、他の人が使うとパニックを起こす。いつも決まった道を通り、決まった駐
車場に車が置けないとパニック!たくさんありすぎて書けません・・・。


【医療・教育について】
 診断名が付き、子供に合った方法を探せるようになった。
 しかし、幼稚園では軽度発達障害がどういうものか理解されず、やればできると
決め付けられ、叱られることが多く、夜驚症の悪化、自傷行為、強迫神経症、登
園拒否になってしまった。足の爪はがし、血だらけになったり、口の中に手を突
っ込んで吐いたり、柱に頭を打ち付けたり、手を洗い続けたりしていた。もっと
子供や親の話を真剣に聞いてほしい。


【生活面での対応】
 ひとつひとつ、時間をかけ、こだわりをなくしていった。
 初めて行く所は「○○に似た所。○○の近く。」など説明をし、少しずつ遠出で
きるようにしたり、道路工事などで迂回しなければならない時は、あらかじめ伝
えておく。遠足の時は前もってその場所に連れて行くと安心する。新しい服や靴
は、何度か洗濯し1週間位目に付くところに置き、自分のものだと認識させる。
強い日差しが苦手なので、車の中にはサングラスを入れておく。子供が見たがるTV
はビデオに録画し、苦手な音や光を感じた時は早送りできるようにした。(ビデ
オ操作はできるので)学校でも適当なページに書いてくるので、その日使うペー
ジを開いて持たせている。朝、1日の日程を言っておくとスムーズに過ごせる。
予定が変わりそうな時はそのことも伝えておく。


【社会に対して】
 できないことを叱ったりせず、できたことを褒めてほしい。

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