記事タイトル:「この問題が解決すれば、私は就学・就労できる!」と思うこと。 


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お名前: 管理人(代理)   
投稿者 : 腐乱検死体1 投稿日時 : 2003/11/25 23:40 

本日、ついに解雇が決定しました。
これで、これから精神保健福祉士への道に踏み出す事ができます。年明けから、学費や
生活費の償還が終わる迄数年間は妻へ多大な迷惑を掛けることになりますが、この期間
を乗り越えれば、仲間を救うことを生涯の仕事にできる道が開けます。
今後は、当事者の視点で、人権の回復、個人単位での能力開発、社会的スキル習得の援
助、社会への啓蒙活動を行うつもりです。今後、いろいろとご相談することが増えると
思いますが、皆様よろしくお願いします。
 
「できないことだらけの私だから、せめてやりたいことをやろう」精神でこれから進ん
で生きます。
[2004/05/10 13:25:26]

お名前: 管理人(代理)   
投稿者 : 腐乱検死体 投稿日時 : 2003/09/05 23:04 

当事者同士だけでの団結はとても難しいです。
したがって、親の会やその支援者団体、発達障害や精神医学に関わりのある方々との連
動ということになります。
知的障害者やダウン症児の親の会、依存症やACなどのセルプヘルプグループ(本人が
ADHDやスペクトラムに属していると思われる率が非常に高い)など、外部との連携
も必要でしょう。
要は、理解者の増加が必要なのであり、当事者だけが団結すれば良いという性質のもの
でも無いのです。
ただし、それらを束ねていくには、当事者が様々な集まりへ顔を出すことが必要です
が、ADHDでもある私は楽しんでやっています。
選挙応援等を通じて地域の政治家と顔見知りになっておくのも良いですよ。政治家は自
分を応援してくれる有権者には非常に温かいですから。
[2004/05/10 13:24:55]

お名前: 管理人(代理)   
投稿者 : 水兎mito 投稿日時 : 2003/09/04 17:35 

腐乱検死体さんの主張は、政治・行政に対抗するための団結力は、
確かに必要なものだと思います。
そのための団結力は、具体的にどうすればもてるのでしょうか?

私は最近、
『高機能自閉症・アスペルガー症候群 「その子らしさ」を生かす子育て』
吉田友子 中央法規 2003
という本を読みました。

その中に、
「日本自閉症協会の会員になるという形で社会に働きかけることができる」p.191
「会員となって、団体の規模を大きくするだけでも、
自閉症スペクトラムの子どものための制度の充実に貢献しているといえます」p.190
と書かれていました。

もしそうだとすれば、大人の当事者がこの団体に入れないのは大きな損失だとは、
考えられないでしょうか。
大人の当事者自身が「当事者の会」を作ることは、親の会を作る以上に難しいと思い
ます。

自分の生活さえままならない人が多いうえ、
社会的な困難を持っているなら、人の集まる場を作り、維持し、発展させ、
社会に働きかけていくことは、最も苦手なことの1つです。

そうだとすれば、既存の組織が当事者を受け入れ、
社会に働きかけていくことが近道ではないでしょうか?

もちろん、親の立場と当事者の立場ではニーズも違うので、
いろいろなことをすり合わせていくことは大変かもしれません。
でも、子どもたちは大人になります。
大人になってからの発達障害者が受けられるサービスがほとんどない現状を今から
変えていかなければ、その子どもたちが困ることにも繋がっていくことを、
「親の会」を運営する皆さんにも、よく考えていただきたいと思います。

そのための社会に訴えていく「団結力」の1つの手段として、
大人の当事者たちが、現在ある団体に入れるようにしていただきたいと思います。
[2004/05/10 13:24:17]

お名前: 管理人(代理)   
投稿者 : 腐乱検死体 投稿日時 : 2003/08/26 0:03 

水兎さんの主張と同様のものを3年程前数名の地方議員へぶつけてみました。
賛同はしていただけるのですが、野党議員であるため行政への反映は与党議員よりも遅
くなるのが一般的です。
今まで、選挙の応援を色々やって参りましたが、とても立派な政策を持っていてみんな
のためにと真剣に政治へ取り組もうとしている(応援していた)若手が落ちる一方、特
に政策も持たず親から譲り受けた地盤のみで楽々当選する若手議員がいます。
利権構造はそれほど強固です。特に、田舎へ行くほど。
私は、それに対抗するだけの団結力が必要だと思います。
[2004/05/10 13:23:40]

お名前: 管理人(代理)   
投稿者 : 水兎mito 投稿日時 : 2003/08/21 19:29 

<発達障害は、日本の将来の問題です>
 
子どもたちの問題は、日本の将来の問題です。
それは即ち、発達障害の問題は、日本の将来の問題に通じているということです。

「資源がないからこそ、教育に力を入れて、人間を資源に変換する」という発想が、
今の日本は、奇妙に歪んでしまっているように、私には見えます。

発達障害の子どもも大人も、立派な日本の「資源=人材」になりえます。
磨けば光るかもしれない、確かな資源です。
せっかくある資源を使おうとしていないのは、今の社会の方です。

ただ、今までのような教育・福祉・雇用のやり方=磨き方では、光るコトが出来ませ
ん。
私たちにピッタリ合う、丁寧で、配慮あるやり方を探してください。
そして、私たちを磨いてください。

それを探すために、行政は、今すぐお金を使い始めてください。
探す人たちを育て、地域に放ち、忘れられている私たちを見つけて、磨いてください。

目の前の高齢化問題も深刻ですが、
今、ここで、発達障害の問題にお金を注いでおかないと、
高齢化を支える層が、ますます薄くなってしまいます。

私たちは、「社会のお荷物」になるために生まれてきたわけではありません。
社会に適切に支えてもらわなければ、社会のお荷物になるかもしれません。
でも、社会に適切に支えてもらえれば、社会を支える力になれます。
社会を支える側に、私たちだってなりたいのです。

 
結論:
「この問題が解決すれば」ということではなく、
まず、社会全体が発達障害に対する問題意識を持ってほしい。
そして、その問題解決のために、まずは予算を組んでほしい。
その予算で、発達障害の人を支援する人を育てて欲しい。
そして、発達障害の人が、さらに他の人を支えることのできる仕組みを、作って欲し
い。
[2004/05/10 13:23:00]

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