【診断のきっかけなど】
 転勤先の職場に馴染めず抑うつ状態で精神科を受診、適応障害と診断されて治療
を続けていくうちに、アスペルガーに近いPDD-NOSの可能性が高い事が医師から指
摘されました。


【感覚や認知に関する問題】
 騒音や他人の話し声が苦手で乗り物の中で近くの人たちが喋っていると本が読め
なかったりします。


【医療・教育について】
 学生時代は小学生の頃から得意科目と不得意科目の成績の差が大きく、また集団
行動が苦手だったので将来の進路についてもっと慎重に判断すべきだったと思う
し、学校側も本人の適性に応じた指導をしてほしかったと思います。


【生活面での対応】
 とにかく今は二次障害の適応障害や鬱状態の悪化を防ぐ事、それからやはりもっ
と若いうちに対人関係や臨機応変の対応が苦手な自分の弱点があまりハンデにな
らず集中力と根気強さという長所が生かされる職業への進路変更を考えるべきだ
ったと思っています。


【社会に対して】
 発達障害に関する知識の普及、そして教育機関では発達障害を持つ学生の長所を
延ばし、必要最低限の社会性を身につけさせるような教育をして進路指導につい
ても本人の特性を考慮したきめ細かな対応をしてほしいと思う。
 また一般企業などでも発達障害を持つ人を排除するのではなくその長所を生かし
て活用するような部署に配置する事がもし可能であれば実施してほしいと思いま
す。

[2008/04/08 06:54:00]