記事タイトル:治療薬一覧 




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お名前: ペンギン   
【気分安定剤(感情調整剤)】
  ○双極性障害の躁病相・鬱病相の両方に治療効果・予防効果がある。
  ○双極性障害などの、攻撃性・衝動統制不良に効果がある。

主に、双極1型障害(完全な躁病相または混合病相を示す場合)に用いられる。
 商品名:リーマス
 一般名:炭酸リチウム(抗躁薬)
  
主に、混合病相や急速交代型の双極性障害に用いられる。
 商品名:テグレトール/テレスミン
 一般名:カルバマゼピン(抗てんかん薬)

 商品名:セレニカ/デバケン/ハイセレニン/バレリン
 一般名:バルプロ酸ナトリウム(抗てんかん薬)

※『こころの治療薬ハンドブック』『臨床精神医学ハンドブック』『発達障害の豊かな世界』より抜粋。
[2001年5月17日 23時9分53秒]

お名前: ペンギン   
【抗不安薬(緩和精神安定剤・マイナー・トランキライザー)】

種類:ベンゾジアゼピン系薬物。
効果:抗不安鎮静作用・催眠効果(用量による)・筋弛緩作用・抗けいれん作用など。
薬理説明:ベンゾジアゼピン系薬物は、脳内のベンゾジアゼピン受容体に結合する。それによ
     って、活性化と抑制との相互作用の一方である抑制系を調整する神経伝達物質GABA
     (γ−アミノ酪酸)の作用を間接的に増強する。

商品名:セルシン/セレナミン/セレンジン/ソナコン/ホリゾン
一般名:ジアゼパム
適応症:神経症、心身症における身体症状、自律神経失調症、不安・緊張・抑うつ。

商品名:デバス
一般名:エチゾラム
適応症:神経症および心身症における不安・緊張。抑うつ。うつ病。
    ※鎮静・催眠作用が強い。

商品名:リキソタン
一般名:プロマゼパム
適応症:心身症における不安・緊張・抑うつ・睡眠障害。うつ病における不安・緊張。
    神経症における強迫・恐怖症状。
    ※抗不安作用が強い。

商品名:コンスタン/ソラナックス
一般名:アルプラゾラム
適応症:神経症における不安・抑うつ、心身症・自律神経失調症における不安・緊張・抑うつ。
    うつ病における不安・焦燥感・心気症状。
    ※強力で即効性があり、鎮静・筋弛緩作用・日中の眠気などがあるので、投与量や投
     与方法の調節が必要。

商品名:ワイバックス
一般名:ロラゼパム
適応症:神経症における不安・緊張・抑うつ。
    心身症・自律神経失調症における身体症候・不安・緊張・抑うつ。
    ※抗不安作用が強い。

商品名:レスミット
一般名:メダゼパム
適応症:神経症における不安・緊張・抑うつ。うつ病における不安・緊張。
    心身症・自律神経失調症における身体症候・不安・緊張・抑うつ。
    ※抗不安作用・筋弛緩作用・抗けいれん作用・鎮静効果・催眠作用が弱く、日中も安
     心して服用できる。(そのため、Day time tranquilizerとも呼ばれる。)

商品名:コントール/バランス
一般名:クロルジアゼポキシド
適応症:神経症およびうつ病における不安・緊張・焦燥感。
    各種の心気症状・心身症における身体症状。
    てんかん性精神障害。小児の異常行動。
    ※静穏作用に優れ、即効性がある。


※『日本自閉症協会京都府支部ホームページ』『こころの治療薬ハンドブック』より抜粋。
[2001年4月24日 19時1分20秒]

お名前: ペンギン   
商品名:リーマス
一般名:炭酸リチウム(抗躁薬)

薬理説明:ナトリウムやカリウムに近いアルカリ金属。神経伝達物質に対する多岐にわたる作用。
適応症:躁病、躁鬱病の躁状態。自閉症における攻撃的行動・自傷行動。

※『こころの治療薬ハンドブック』『臨床精神医学ハンドブック』『発達障害の豊かな世界』より抜粋。
[2001年4月24日 15時3分41秒]

お名前: ペンギン   
商品名:デプロメール/ルボックス
一般名:フルボキサミン(SSRI:選択的セロトニン再取り込み阻害剤)

薬理説明:選択的にセロトニンの再取り込みを阻害し、セロトニン作動性神経系を増強する一
     方、ノルアドレナリンの再取り込み阻害作用をほとんど持っていない。
適応症:うつ病・強迫性障害。自閉症における反復性行動。

※『こころの治療薬ハンドブック』『臨床精神医学ハンドブック』『発達障害の豊かな世界』より抜粋。
[2001年4月24日 14時47分41秒]

お名前: ペンギン   
商品名:トフラニール/イミドール/クリテミン
一般名:イミプラミン(三環系抗うつ剤)

薬理説明:モノアミン(セロトニン・ノルアドレナリン)の再取り込み阻害作用。
適応症:うつ病・強迫性障害・不安発作のある恐怖症/小児の遺尿症。

※『こころの治療薬ハンドブック』『臨床精神医学ハンドブック』より抜粋。
[2001年4月24日 14時39分57秒]

お名前: ペンギン   
商品名:アナフラニール
一般名:クロミプラミン(三環系抗うつ剤)

薬理説明:モノアミン(セロトニン・ノルアドレナリン)の再取り込み阻害作用。
適応症:うつ病・強迫性障害。

※『こころの治療薬ハンドブック』『発達障害の豊かな世界』より抜粋。
[2001年4月24日 14時35分59秒]

お名前: ペンギン   
商品名:リタリン
一般名:メチルフェニデート(中枢刺激薬)

薬理説明:アドレナリン・ドーパミン遊離の促進および再取り込みの阻害作用により、中枢神
     経を興奮させる。
適応症:ADHDにおける多動性・衝動性・注意欠陥症状の改善。

※『こころの治療薬ハンドブック』『臨床精神医学ハンドブック』より抜粋。
[2001年4月24日 14時22分12秒]

お名前: ペンギン   
商品名:テグレトール/テレスミン
一般名:カルバマゼピン(気分安定薬)

薬理説明:GABA(細胞膜の電気活動を抑制するアミノ酸神経伝達物質)神経伝達の増強。
適応症:躁病相と鬱病相の両方に、治療効果と予防効果がある。

※『こころの治療薬ハンドブック』『発達障害の豊かな世界』より抜粋。
[2001年4月24日 14時14分52秒]

お名前: ペンギン   
商品名:ヒルナミン/レボトミン/ソフミン
一般名:レボメプロマジン(精神安定剤)

薬理説明:ドーパミン・アドレナリン・ムスカリン・ヒスタミン受容体遮断作用。
適応症:精神運動興奮・易怒性・攻撃性・不安・焦燥の抑制。
    鎮静催眠作用・情動安定作用が強い。

※『こころの治療薬ハンドブック』『発達障害の豊かな世界』より抜粋。
[2001年4月24日 14時3分43秒]

お名前: ペンギン   
商品名:オーラップ
一般名:ピモジド(精神安定剤)

薬理説明:ドーパミン受容体遮断作用。
適応症:自閉症に伴う行動・情動障害の改善。

※『こころの治療薬ハンドブック』『臨床精神医学ハンドブック』より抜粋。
[2001年4月24日 13時52分29秒]

お名前: ペンギン   
商品名:セレネース/ハロステン/ケセラン/リントン
一般名:ハロペリドール(精神安定剤)

薬理説明:ドーパミン神経系の活動を抑制する。
適応症:焦燥・攻撃性、自傷的行動の鎮静。
留意点:遅発性ジスキネジア予防のため、抗パーキンソン病薬(アキネトン・アーテンなど)
    の併用が必要。

※『こころの治療薬ハンドブック』『臨床精神医学ハンドブック』より抜粋。
[2001年4月24日 13時41分31秒]

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