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お名前: okuda.n
中学1年の女の子です。こだわりの世界に生きています。ただ困るのは、中学校に通って人と接
するのにとても不潔なのです。歯もみがかず、トイレに行ったらおしりを拭かないので、いつも
下着に便がついていて。くさいです。髪は切らず、原始人のようですが、本人は髪にはおしゃれ
をしているつもりです。風呂に入ると、シャンプーやリンスをコップ1杯分使って、髪だけ洗
い、体や、おしりは洗いませんから垢だらけです。これは1年くらい前から始まりました。AS
と診断されたのも1年前です。それまではとてもかわっていましたが、清潔動作はできていたの
です。今、反抗期なのかもしれませんが、親のいうことは、まったくうけいれず、たとえば、風
呂に入っているときに「体も洗おうよ。」と口出しすると、怒ってパニックになります。どうし
たらよいでしょうか。
[2002年4月26日 14時59分49秒]
お名前: ペンギン
>今、反抗期なのかもしれませんが、親のいうことは、まったくうけいれず
私もそうでしたが、直接言うと怒るし、何か言われそうな雰囲気を察すると逃げたりしてしまう
のではないでしょうか。実はワタシも、この位の頃に、フケを気にしなかったり顔にハタケがで
きても平気でいたのをクラスの子に言われて、逆に怒ってしまったことがあります。
今、ウチの長男が思春期を迎えて、何でも自分の考えでやろうとして、今までできていたことが
できなくなる時期を通過しているところです。でも、自分で考えたことと実際に起きることのギ
ャップに戸惑ったり、いろんな考えが交錯してパニックになったりすることもあります。
一人一人顕われ方が違いますが、思春期以降は、幼児期の「こだわり」の延長と言うより、自分
の行動を自分で理由付けて(何らかの信念に基づいて)するようになる傾向が、多かれ少なかれ
見られるのではないかと思います。
で、それがあまり社会的に好ましくないものであっても、幼児期のように少しずつ行動を変容さ
せるテクニックも、なかなか使えなくなることが多くなります。
>原始人のようですが、本人は髪にはおしゃれをしているつもりです。
>シャンプーやリンスをコップ1杯分使って
>それまではとてもかわっていましたが、清潔動作はできていたのです。
この辺のところに、何か「理由」がありそうです。
私も、「今の時代はおかしい、原始時代のような生活をすべきだ」という信念に基づいて、「環
境を破壊するもの(この場合は、石鹸などの生活廃水による水質汚染)を使ってはいけない」と
か、「石油と電気を節約するために空調機器を一切使ってはいけない」と言い張っていた時期が
ありました。キッカケは、子供向け雑誌の公害特集記事でした。
もし、本人に上記のような「理由(信念)」があるようでしたら、その考えそのものを頭ごなし
に否定せずに、それはそれで正当性を認めた上で、一つずつそこまでしなくていい根拠(例え
ば、下水道が整備されていて、そのまま海に流れることはないというようなこと)を示して交渉
して、誤解を解くようにお願いしたいと思います。
また、「自分のやりたいこと・自分でこうと決めたことしかやらない」=「興味関心がないこと
は一切やりたくない」というような傾向があるような場合は、衛生的でない・みっともないとい
う理由では、(本人にとっては取るに足らない理由とみなされて)反発すると思います。実は、
私もそうでした。
↑に挙げた例で言うと、「ハタケはカビの一種で、手につくとあっちこっちに感染するとか、そ
の菌はけっこう恐い菌である」というようなことを、医者だった父に言われて、自分で「それは
おおごとだ!」と納得したので、気にして薬をつけるようになりました。
決して強制せず説教がましくなく、科学的な根拠を淡々と述べた父の言い方で正解でした。
※もし、これらの「理由」があるようなケースですと、日常の他の場面でも同じような理屈を言
ったりしていることがあるはずです。そんなところから、探り出してみるといいかと思いま
す。
※実際の様子がつかめないので、こう書きました。これとは違うようでしたら、教えて下さい。
[2002年4月26日 15時54分1秒]
お名前: okuda.n
4/26の質問についてのアドバイスありがとうございます。中学の時期の育てにくさがわかりま
した。清潔動作ができない理由は親の私にはわからないのです。環境への影響とかは全然考えて
いないようです。というのは、風呂で洗髪するとき、風呂の湯は全部くみ出すので次の人ははい
れません。トイレに行っておしりを拭かないので拭くように言うと今度はペーパーを何メートル
も使いトイレを詰まらせます。1回に「このくらい」と60センチくらいの見本をはりましたが、
無視されました。歯磨き粉も大匙1杯ほどです。なんでも極端で限度がわからず、「こうよ。」
と教えても「わかった」というだけで実行してくれません。
今また、朝起こすのが大変です。中学校へは自転車で通うのですが、朝放っておくと10時まで
寝ています。家族の誰が起こしても「わかったから、起きるからあっち行ってて」といっておき
ません。あまり言うとパニックになって怒りだすので、どうしようもありません。いつも遅刻で
す。ただいまのところ学校は楽しいようです。
毎日休まず行っています。
また。いい方法があれば教えてください
[2002年5月1日 21時51分27秒]
お名前: ペンギン
>環境への影響とかは全然考えていないようです。というのは、風呂で洗髪すると
>き、風呂の湯は全部くみ出すので次の人ははいれません。トイレに行っておしりを拭
>かないので拭くように言うと今度はペーパーを何メートルも使いトイレを詰まらせま
>す。1回に「このくらい」と60センチくらいの見本をはりましたが、無視されまし
>た。歯磨き粉も大匙1杯ほどです。なんでも極端で限度がわからず、「こうよ。」と
>教えても「わかった」というだけで実行してくれません。
"なんでも極端で限度がわからず"・・・ここがポイントのように思います。
加減が分からないというのは、よくあります。
私も、「洗髪するとき風呂の水をほとんど使ってしまう」「トイレットペーパーを使いすぎて詰
まらせてしまう」で、怒られました。(ついでに、「ソースのかけすぎ」とか、「袋状のもの
は、どんな場合でも一パック単位で使う」などもありましたが…。)
「トイレットペーパー」は、ウチの長男も私と同じだったので、指導したことがあります。その
時の様子を思い出しながら、書いてみます。
まず、トイレットペーパーの使い方を、観察するなりやってもらってみるなりします。
トイレットペーパーを引っ張り出してから折りたたむ使い方をしているのなら、全体の長さ60
cmの見本をトイレ内に貼っておく方法は有効だと思いますが、引っ張り出しながら折りたたん
でいるようならば折りたたむ回数を教えないと分かりません。
私の場合は、厚さで計っていたので、「これくらいの厚さ」という風に指導してくれていたら、
随分と楽だったとずっと思っていました。いろいろやってみて、長男も同じだということがわか
りました。けれど、長男は不器用で紙を折りたたむことができなかったので、自分なりの方法で
紙を握って丸めることで決着しました。
もしこれが原因なら、《視覚的な情報だけでは量の加減がわからないので、身体感覚や身体の使
い方と連動させないといけない》ということになります。該当するようなら、今現在たくさん使
いすぎていることには(家計に響いて言いたくなってしまうところをぐっと抑えて)あまり触れ
ずに、「量の概念」とか「量の感覚」がうまく分かっていないことを理解した上で、本人にとっ
て分かる形にして教えてあげて欲しいと思います。
こういう時、頭では分かっていても、自分のやり方で使うとそうなってしまうので、改めようが
ありませんでした。きっと、外から見ると、“無視された”ということになるのでしょうね!
お嬢さんに代わって、謝ります。
でも、気をつけなければいけないのは、外見とはウラハラに、本人自身は困っていたり不安にな
っているものだというところです。私は、↑のことを発見するまで、かなり長い間、「トイレを
詰まらせてしまう」不安を抱いていなければなりませんでした。水をたくさん使いながら、渇水
でひび割れた地面が露出したダムの映像を思い浮かべて、罪悪感を感じていました。
私は行動を変えられずに飄々としながら一人で悩んでいましたが、注意されると極端に反対のこ
とをするタイプの子どももみられますので、もしかしたらそういうことなのではないでしょう
か?
> 今また、朝起こすのが大変です。中学校へは自転車で通うのですが、朝放って
>おくと10時まで寝ています。家族の誰が起こしても「わかったから、起きるからあっ
>ち行ってて」といっておきません。あまり言うとパニックになって怒りだすので、ど
>うしようもありません。いつも遅刻です。ただいまのところ学校は楽しいようです。
> 毎日休まず行っています。
睡眠リズムは、生理的な問題(バイオリズムや覚醒水準の波)があることが多く、睡眠薬を飲ん
ででも生活リズムを整えた方が良いという考え方をする医師などもおられるかと思います。
ただ、“遅刻していっても楽しく毎日行ける学校環境”は決して悪いものではないはず、と前向
きに考えたいところです。
[2002年5月1日 22時1分21秒]
お名前: ペンギン
以上、答えになっていないようでしたら、お許し下さい。
[2002年5月1日 22時13分57秒]
お名前: ペンギン
幼児期から終始一貫している「こだわり」とも違う感じだと思われるのですが、なかなか具体的
な様子がつかめなくて、少しずつ絞って行くしかなくてごめんなさい。
でも、何らかの理由が必ずあるはずなので、まずは、原因をつかみたいところです。
理由や原因が判れば、分かりやすい目標や絵などを掲示したり、少しずつでも進歩が見られたと
きには誉めるなどの方法で、良い方向づけができていくのですが…。
ただ、この時期になると、本人自身の考えもしっかりしてくるために、本人の納得できる妥協点
を探すようにすることも大切になってきます。
また、ほどほどに調節できないことを本人自身が悩んでいたり、注意されたことを「してはいけ
ない」と解釈してしまうような傾向が見られるようでしたら、そうしたところにまで理解を示し
てあげて欲しいです。
[2002年5月2日 9時44分17秒]
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