記事タイトル:まだまだ、やっと第8話。 


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お名前: 頭のスイッチが切り替わらない管理人。   
お陰様で、すっかりテレビ・アレルギーになってしまった。
そろそろ、ここも閉鎖しましょう。
[2000年7月27日 23時14分37秒]

お名前: ペンギン   
あっちでもこっちでも、そろそろ避けて通れなくなって来たので…。
でも、第6話でタイヘンな思いをさせていただいたお陰で、まだ「笑えない」けど
話せるようにはなりました。いや、これを抱えたままでは先に進めない!
[2000年7月21日 23時17分20秒]

お名前: ペンギン   
特に、「自己刺激行動の強いの」に当たってしまっている場合、身体感覚の崩れている時
ほど危険度が増します。
[2000年7月21日 23時10分38秒]

お名前: ペンギン   
蹴飛ばしたり噛みついたりする境目とか?
[2000年7月21日 17時16分53秒]

お名前: QP   
ごめんね。ちょっと、いれてね。
↓これ、とってもわかる。
 私にとっても今までも大変だったけど、これからだって大変だ。たぶん・・・
 
[2000年7月21日 14時7分21秒]

お名前: ペンギン   
それで、私にとってはもう既に「毎度バカバカしい…」の範疇に入ってしまったけれど、
本人にとっては重要なのにどんなお偉い先生も知り得ない、一番大切なこと。

「触覚過敏」や「接触防衛反応」の為に「抱きしめられることが出来ない」というのは、
事実です。でも、「自閉症」者が性犯罪から身を守れないのはどうしてかということ。
・・・それは、「触覚」と「性に関すること」との間に明確な区別があるからです。

実は、イアンとの接触にあれほど慎重だったドナさん自身、一時は「文字通り体で支払
っていた」と表現される生活を送っていました。つまり、同じ接触でも性的な範囲にあ
る時と触覚の範囲にある時とでは違うので、全く別の問題になってしまうのです。
だから、ドナさんとイアンとの関係や繭子と狭山先生のような、「性的なもの」を排除
した関係で、「触覚」の壁を超えて「人に触れ」たり「抱きしめられる」ことに耐える
のは至難のワザなのです。しかし、もしあの赤毛男が、繭子を可愛いとかいとおしいと
いう「感情」を持たずに、職場の上下関係を楯に取ったセクハラをしようとした場合、
繭子はあの場から逃げ出して助けを求めることは出来なかったでしょう。

それから、「触覚過敏」には人混みの「人」の感覚が負担になるとか、特定の個人が触
覚的にイヤと言う面もあることを忘れないでいただきたい。むしろ、こっちの方が日常
的な問題です。
[2000年7月21日 11時50分34秒]

お名前: ペンギン   
「わたしにとってコメディは、人々にわたしの世界を体験してもらう手段だった。コメディ
ならば、皆、笑った。普通ならば泣いてしまうようなことまでも。」
「舞台に立っているのは一人の女性。小さな女の子を演じて、わたしの幼い頃に起こった悲
劇的な、恐ろしいできごとの数々を、そのできごとの犠牲になった者の感情をいっさい交え
ずに、さりげなく天真爛漫に披露していく。なぜならキャロルには、自分というものがなか
ったから。どの演技もどの場面も、わたしの現実を、容赦なく暴いているものだった。しか
しわたしはそれらを、自分の身に起こったこととも、自分が巻き込まれたこととも、感じる
ことができなかったのだ。」            (『自閉症だったわたしへ』P217)

ドナさんの場合は実際に虐待を受けていたので、それこそ本物のPTSDに近いのでしょう。
たいていはそこまでひどくないけれどイジメを受けていたり、「世の中」と「わたしの世界」
とがすれ違う「自閉症」者らしい行動や発言などを批難されて、言葉による外傷を負っている
ものです。
でも、「どこにも逃げ道のない状態で[世の中]というものの中にいたことは、わたしには
一度もなかった」「そこには、[わたしの世界]と[彼らの世界]との隔たりが、悲しいほど
詩的に、象徴されていた」(P218)という疎外感のお陰で、そのトラウマの前後関係や実際
に何が起きていてどういう意味だったのかがわかると、いとも簡単にあっさりと解消されて
笑い話にすることができるのです。
その辺が、普通の人のPTSDとの相違点です。
[2000年7月20日 20時50分25秒]

お名前: ペンギン   
昨日、私がフシギダネのことを「この人」と呼んだ人に対して、「これは人ではない!」と
指摘したら、「これくらいイイにしてくれよ〜!♪」と言われました。
まっ、医者の本音なんてそんなものです。可哀想に、狭山先生は、今頃函館で毎日これに付
き合わされているに違いない! ご愁傷様です。
(でも、あの先生、別の若くて可愛い女性患者が現れたら、きっとその人に転移してご執心
になるに違いない。繭子サン、お気を付け下さい! な〜んて言っても、分からないでしょ
うけれど。いや、その日の為にも、人の顔の表情を読み取る練習に励みたまえ〜!)

※今日、訳あって最終話のビデオを見ました。脱感作療法っつーヤツですな。
[2000年7月20日 15時9分7秒]

お名前: ペンギン   
「何が見えているんでしょうね? きっと僕等には分からないものなんでしょうね?」
見えているものが「天の深さ」だなんて言っていましたが、当の本人は「雲の形を覚える」
という「物の部分への固執」を貫き通しているだけだと思いますが…。
[2000年7月20日 14時57分16秒]

お名前: QP   
私も、行く場所によってカバンをいくつも、つくってある。
困るのが、例えば部会で「ことばの教室」をとりあげる時などで、必要なものだけチョイス
すれば荷物は少なくてすむのに、それができない。
部会のカバンに運営委員会(委員会報告をするから)のカバン、親の会のカバンに、お茶セット
ほとんど、家出少女の姿です。
[2000年7月16日 11時25分24秒]

お名前: ペンギン   
体育館で「○○大会」と言うだけで、上履きやタオルや飲み物を持って行く発想が自然に
出来るなんて、スゴイと思う。
私は、一ヶ月ぐらい前に予定を組んで→2週間くらい前に支度して→前日は気が気でない、
か、現場に行くまで「自分がそこに行く」こと以外のことには全く気がつかないかのどち
らかなのに。(その持ち物を取りに来たついでに、今これをちょこっと書いている。)
だから、よく行く場所の身支度をカバンにセットしていくつも作ってあるのだが、そのパ
ターン外の出来事には対処できな〜い!
[2000年7月16日 9時15分27秒]

お名前: ペンギン   
そういえば、最近、生活の手順表やスケジュール表や流れ図を作らなくなった。
つまり、今の生活パターンに慣れたってことか。
[2000年7月16日 7時58分25秒]

お名前: ペンギン   
堂本光一は、歌があまりうまくない。でも、達郎さんだからいいかって思いながら毎日
聞いている私も、実はミーハーなのであった。(本当に聴いているのは、伴奏だし…。)
[2000年7月15日 13時31分31秒]

お名前: ペンギン   
人の間の関係・空間的な位置関係・時間的な前後関係、こういうものが自然にとれない
のって不安だよね。
[2000年7月15日 3時8分34秒]

お名前: QP   
知り合いで結節性硬化症のお子さんをもっているお母さんがいる。
3年前まで普通の子だった。
でも、今は症状がいろいろでていて話しを聞いていても辛くなる。
家の中にいる時も「お母さん、僕がどこにいるのか教えて!僕、わからないの?」と、
訴えてくるそうだ。
自分がどこにいるかわからない不安感は私にも少しはわかるが、短期間でこんなに
いろいろなことがわからなくなるとは驚いている。
「だいじょうぶ。君は、ここにいるよ。と、言ってもわかんないだろうな。」って笑って話す
お母さんです。
今は、指導をしてくれる先生を探しています。
[2000年7月14日 23時18分31秒]

お名前: ペンギン   
>君が教えてくれたことの本を読みました。

私は、或る所で「台本」まで見たが…。決して視野に入れないように、気をつけたぞ。
確かに、本もあったし、ともさかさんのサインもあったし、ポスターまで貼ってある。
結構、ミーハーなのかもしれない、あの方々。
[2000年7月14日 22時13分25秒]

お名前: ペンギン   
「愛着」は無くても「安心感」を貰えればいいです。贅沢は言いません。
それだけでも十分、うれしいですから。
[2000年7月14日 19時32分33秒]

お名前: ペンギン   
陽性転移と陰性転移のバランスをとるのが、ね。
[2000年7月14日 18時24分47秒]

お名前: ペンギン   
ほとんどの人は、自分が狭山先生になって自分や他の子供を療育したりなんかしたこと無い。
それに、狭山先生のように「自閉症」を理解しようとする医者に会ったことも無い。
そもそも、まだ全国的に、診断してくれる医者を探している段階なのだから。
後半部分の話って、目新しいことだったんだろうな!?
私は私で自分の経験と執念だけで独自にやって来たことが、ちょうとピッタリ同じでした。
だから、いちゃもんばっかりつけていますが、本当は言ってることは全く一緒です。

ついでに言うと、「愛着対象」にしてはいけない実物の医者との間に適切な距離を保つのって、
難しいんですよ!(トレンディ・ドラマなんかにするから悪いのだ!)
[2000年7月14日 18時8分47秒]

お名前: ペンギン   
えっ? 繭子と狭山先生が同居・・・考えたくなーい。
でも、ここは函館ではないからいーか。
それに、繭子さんと狭山先生なら許せるし。
(間違っても、繭子と慎一なんて言うなよ!)←いい加減、あのポスターは外してくれ〜!
[2000年7月13日 8時38分55秒]

お名前: ペンギン   
未診断なのに・・・・部屋にキラキラがぶら下がっている、視覚過敏の為にサングラスを
かけている、身の回り品のこだわりを許されている。

私のキラキラの馬車は取り上げられた。
どうしてだか分からないうちに、同じ形のものが増えて行った。
私の目はずっとおかしかった。
母が買って来たものにいちいちイチャモンをつけたので、
「可愛くない」だの「人の気持ちが分からない」だのと毎日のように言われた。

くそ〜、何故パニック障害を合併させてくれなかったのだ!!!!
パニック発作を起こしてぶっ倒れれば、憐れで可哀想な女の子になれたのに〜!
パニくっても、せいぜいタダをこねるぐらいのところだと買い物には連れてってもらえないし、
ちょっとしたことをいつまでもグジグジ悩んでいると優柔不断と言われるだけだし…。
おまけに、マズイ状況になると自分から部屋を出てタイムアウトしていたという、出来過ぎた
子供だった。←何故、私は自分で自分を療育してしまうのだろうか!?
(もしかして、私のキャロルは繭子で、私のウイリーは狭山先生だったのカモ〜?)
[2000年7月12日 22時26分49秒]

お名前: ペンギン   
いや、どちらかと言うと「身の毛もよだつ言葉」だな!
「君はひとりじゃない」と「君はここにいる」は。
だって、それは「わたしの世界」から「世の中」に引き戻されるってことだから。
「本当は、わたしは・ひとりで・ここにいたい」のに!

仕方ない。
>このドラマは、健常者の人に向けて作られたものですから
方向性が違うんだな!
[2000年7月11日 12時29分25秒]

お名前: ペンギン   
誰か、私に会う度に、「君は役に立っている」と「君はまともなことを言っている」って呪文
のように唱えてくれないかなあ。(全く、杉山先生も○○先生も、こっちが聞かなきゃ言って
くれないんだから…。狭山先生みたいに気が利く先生はいないのか!?)
でも、「君はひとりじゃない」と「君はここにいる」は、相変わらず「私はひとりがいい」と
「私はここにいたくない」に翻訳されますので、決して言わないようにして下さい。
(この言葉は、理論上わかっていればいいことなので、改めて言われたくはないです。だって、
狭山先生が実際にいるわけではないので、余計腹が立ちます。)
[2000年7月11日 12時2分26秒]

お名前: ペンギン   
せっかく「自閉症」に生まれたのに、私は繭子のようにはなれませんでした。
だから、自分が狭山先生になりました。誰の助言も協力もなかったけれど…。
で、私のしたい仕事は、子供たちを「私のようにはしない」ということです。
いわば、繭子の亡霊が乗り移った狭山先生のようなものです。

子供たちに、たくさん助言と協力をしたいです。
それができないと、ぐるんぱはしょんぼり、しょんぼり、しょんぼり、しょんぼり…。
[2000年7月8日 7時17分0秒]

お名前: ペンギン   
>髪をかきあげるしぐさ、
確かに、あの仕草は上手かった。
でも、輝さんの顔を斜めに振る仕草は違う。
どちらも、手の振り方が様になった頃に終わった。
[2000年7月7日 21時32分12秒]

お名前: ペンギン   
繭子をどう描こうとどうでもいいが、メアリー先生とミラー夫妻とマレク先生とイアンを
ごっちゃにするのだけはやめて欲しい。
二人の「自閉症」者が、さまざまな障害を乗り越えて結婚する。その間を医者が取り持っ
たり、生活に困らないように訓練したり、二人の間の距離を適切に保つように指導すると
いうような、本当の純愛物語にして欲しかった。
[2000年7月7日 21時28分54秒]

お名前: QP   
長女が、だんだん繭子に似てくる。
もうピアノの先生と同じぐらいの背丈だ。
髪をかきあげるしぐさ、メガネにもっていく手の動き。
かわいがられるタイプのようだし・・・
 ・・・思い出すと、少し辛い。

でも長女は、函館にはいかない。
[2000年7月7日 21時18分6秒]

お名前: ペンギン   
>自閉症と言っても千差万別で、ひとりひとり症状が違いますから、繭子ひとりの役で自閉症
 すべてを語るには、やはり無理があります。でも、どこかで始めなければ、という思いで初
 めたんです。番組が終わった今でも、100%伝えたいことが伝わったとは思えませんが、
 自閉症を考えるひとつの機会としてよい刺激になったのでは、と思います。
>このドラマは、健常者の人に向けて作られたものですから、わかりやすく伝えるために、ウ
 ソをついた箇所があります。
>ドラマの性質上、全12回を通じて繭子を成長させないといけなかったり…。

分かっていれば、いいです。
でも、視聴者は、あれが「自閉症」だと思うでしょう。
私は、「嘘」がキライです。事実と違うなんて許せない。それだけです。
[2000年7月7日 19時31分26秒]

お名前: ペンギン   
>愛について2週間考え込んだり…これは未だに答えが出ていない気がするのですが、
「分からなければ、これから二人で探せば良い」というセリフは、見事でした。
でも、「自閉症」者の「愛」について、別に考え込むことはないと思います。
「自閉症」者同士の共感や仲間意識や同朋愛なら、自分たちに適切な距離を知っている者
同士の間には十分に成立します。それから、とっても物分かりの良い優しい健常者と結婚
した例もありますし。
でも、療育と愛着・医療行為と恋愛を混同するようなドラマは、二度と書かないで下さい。
それだけは、絶対にやめて下さい。
[2000年7月7日 17時37分7秒]

お名前: ペンギン   
>感覚過敏のことや人と接することの不安感をとてもよく理解し、表現しています。
>社会のなかで表れる自閉症者の特徴を首尾一貫してつかんでおり

感覚過敏もひどくない、パニックも起こさない、不安感は身体症状に転換できる。
私はドナさんとは違います。ドナさんだけが、「自閉症」じゃありません!
[2000年7月7日 13時53分10秒]

お名前: ペンギン   
>カメラのフィルターの前に初めて現れた「繭子」は、とてもチャーミングで、愛らしい女性
 でした。スタッフの誰しもが、この瞬間「いける!」と、思ったはずです。

私は、「まったく、お前には可愛いげがないんだから!」って、毎日言われました。
可愛くなければ「自閉症」じゃないんなら、やっぱりただのおバカです。
[2000年7月7日 12時39分15秒]

お名前: ペンギン   
みんな喜んでるよ、みんな感動しているよ。続きが見たいって言ってるよ。
私ひとりが泣いている。だって、おバカさんだから。
[2000年7月7日 11時44分30秒]

お名前: ペンギン   
ところで、『天使が消えた街』で"消えた"のは「たまき」だから、天使は「たまき」だった
ってわけ?
確かに、臨床心理士でもないのに最初から輝さんの味方だったし、達郎さんの為に死んじゃ
ったんだから、天使だよね。
(おっと、ダメだ。私は、人が死ぬシーンに弱いんだった、同化してしまうので。)
[2000年7月7日 9時9分7秒]

お名前: ペンギン   
それから、治療的介入を施すのは、一人の「自閉症」児・者に対して一人(或いは、それ以上)
の人が、全身全霊を傾けて何年にも渡って係わり続けなければならない大仕事です。
(私は、二人にそれをやりましたが、時期的にズレていたので一人一人見てあげることができ
ました。二人いっぺんにはできません。)
それを医者やカウンセラーの臨床心理士や教師(まかり間違っても、そんな恋人は現れない)
といった「他人」任せにしないで下さい。

「繭子を一緒に連れていったら、きっと、狭山先生は仕事にならんだろう」
(↑を言ったのは、私じゃありませんからね。自分で本を読んで何でも解決してしまう患者を
 持つと、医者は思いっきり楽できますってことで。←当人にしか分からない書き込みです。)
[2000年7月6日 9時43分1秒]

お名前: ペンギン   
100人の「ぐるんぱ」が100の「ようちえん」を作って、たくさんの人たちに喜ばれるまで、
きっと、この話に終わりは来ないでしょう!
[2000年7月6日 8時28分42秒]

お名前: ペンギン   
実は、「君はひとりじゃない」と「君はここにいる」にはもうひとつ意味があります。
「自閉症」であることを無視して、普通の感情を押し付けたり社会に適応することを強要する
と、逆に「私はひとりだ」と強く思い続け、「私はここにいない」ように生きるしかなくなっ
てしまいます。これは、言語道断。
で、そういう処遇しか受けてこなかった人が、「自閉症だったわたし」に気づいて、「自閉症」
の仲間が他にもたくさんいることと、自分がありのままいて良い居場所を自分で作れば良いこ
とに気づくのが、まず最初の「私はひとりじゃない」「私はここにいる」です。
そこで、言いたいことを言い、やりたい事を思いっきりやって、社会的に悪いものとして封印
して来た「自閉症の私」を取り戻すことが必要です。きっと、その時点では、何らかの神経症
になっていたり精神的な破綻をきたしていたりするでしょうから。

で、もう一つの意味は、
「自分の世界をわかってくれる人がいる」と感じられることは彼らの自閉性を維持しながら脅
かされずに他者とともにいられる感覚につながる。
適当に「他者とつながれている」感覚が持てていることは、他者の中で「自分」が居られるこ
とでもある。
                         (『高機能広汎性発達障害』P152)
最初に、こだわり(好きなもの・特異な感覚・イメージ・自分のファンタジー)を、「これが
私だ!」と他人に語り、そのユニークさを個性として認めてくれる他者がいることを知ること。
そうして、もう一度「ひとりで・ここに・生きている」という現実の生活の中でも「君はひと
りじゃない」と「君はここにいる」安心感を保ち続けることが出来るようになると、本当の
「自分」=「自閉症のわたし」のままで、非・自閉仕様の「鬼」ばかりの「世間」を渡って行
く自信に繋がって行く。
ここまで到達しないと、本当の安定には至らないでしょう。
[2000年7月6日 8時26分43秒]

お名前: ペンギン   
きっと、『渡る世間は鬼ばかり』ばっかり追っかけて来た人達にとっては、「感情」と「感情」
がぶつかり合わない人が「感情」を知る喜びというものが、新鮮に見えたのでしょうけれど…。
でも、そんな人たちのことを、世間の鬼たちは放っておいてはくれません。人の「感情」に翻弄
されたり、人の「感情」を逆なでしたりして、世間を渡って行かなければなりませんので。
[2000年7月4日 10時57分13秒]

お名前: ペンギン   
去年の今頃、私は「ここにいる」ことが頭でわかった。
そして、8月に、私は「一人じゃない」ことを実際にこの目で見て確認した。

この一年の間に、人との「かかわり」ながら「自分」でいる方法を教わりました。
その結果、頭ではなく全身で「ここにいる」ことができるようになった。
「一人じゃない」という連帯感を足場にしながら、一人一人違っていていいことが分かりました。
(本当に、始めて「仲間」と呼べる人に会ったばかり、というのも私だけだってことも分かった。)

「心」の居場所で癒されたら、根っこはやっぱり「現実」にしっかりと張ります。
ここは救いの場所ではありませんから、それぞれの道を歩きます。
[2000年7月4日 6時7分33秒]

お名前: ペンギン   
私の結論は、やっぱり「ぐるんぱのようちえん」だな。
[2000年7月3日 15時41分9秒]

お名前: ペンギン   
常識辞典が欲しかった人と、早い内に自己流の「世の中」辞典を作ってしまった人。
しゃべりすぎの人と、なかなかしゃべれなかった人。
親和欲求が強い人と、拒絶欲求の強い人。
「係わりたかった」人と、「係わって欲しくなかった」人。

ひとりひとりみんなそれぞれ違うから、一人一人に狭山先生が必要でした。
子供時代にそれをつかみ損ねてしまった人たちは、これからどこへ行こうとしているのやら?
(少なくとも、函館ではない!)
[2000年7月3日 14時41分45秒]

お名前: ペンギン   
始めからそうだったんだけれど、「みんなが同じである必要もない」。
それぞれが「自分探し」をする途上では、ほんの少しの接点があったとしても、
それから、自覚したり退行するために「居場所」が必要な時期はあるけれど、
いつまでも一緒にはいない。
この自由さと、空間の住み分けと適切な距離が、仲間でいられる条件です。
[2000年7月3日 13時54分7秒]

お名前: ペンギン   
ドラマが終わって、みんなそれぞれ自分の持場に帰りましたとさ。
一番面白かったのは、100人100様の本人たちの反応。
そして、最終的には、それぞれが自分の立場、自分の仕事、自分の場所を見極める
ことが出来るようになっていました。これは、大きな収穫です。

先生! やっぱり、本人たちにも役に立ったんじゃないでしょうか?
[2000年7月3日 13時49分17秒]

お名前: ペンギン   
しかし、「君はここにいる」と「君はひとりじゃない」の使い方は上手かったですね。
(ドナさんや私がつかんだものや発作の収拾とは、全く意味が違うけど。)
[2000年7月2日 18時23分13秒]

お名前: ペンギン   
これから育って行く人たちに方法論を示すのは、夢と希望を与えることになる。
けれど、そうできなかった人にとって、最終話のセリフ(ストーリーではなく)の一つ一つ
が、「お前はバカだ!」と言われているように聞こえて、ずーっと泣いていたなんて想像も
つかないだろうな。
健常者の親たちはみんな、気軽に「良かった」だの「続編が見たい」だのと言うけれど。

ほ〜ら、やっぱり本人の気持ちなんかぜ〜んぜんわかっていない!
[2000年7月2日 6時18分36秒]

お名前: ペンギン   
まっ、医者だの恋人だのと言うから、イヤになっただけでした。
[2000年7月1日 12時17分47秒]

お名前: ペンギン   
このドラマのオチについては、「autismドラマに関するBBS」
http://village.infoweb.ne.jp/~tinker/autismbbs/light/light.cgi

の方に書きました。これで、めったやたらに批判していたわけではなかったことが分かった
でしょうか?
ただ、私は自分自身の置かれている状況との関連付けと解説、という「謎解き」の続きをこ
こでしていたに過ぎません。

「自閉症者をとりまく人々が、一人一人がみんなで個別にやっていけば良いことは、公開し
て構わない」ということで、お約束を守りました。(元・発達障害児のよしみの同盟関係で。)
[2000年7月1日 12時16分11秒]

お名前: ペンギン   
あのなー、結末については先週の内から予防線を張っておいたので、別にどーってことな
いけどなー。
世の親たちは、「あんな医者でもいてくれたなー」と目をハートにしているのだろうが…。
患者の立場から、しかも自我境界が曖昧で心理的距離が近すぎる危ない患者として言わせ
てもらうが。
そりゃあ、あの状況で、あれだけ至れり尽せりしてくれたら、”I Love You”でも何
でも言って抱きしめられても何の苦もなく、地獄の底まで着いて行くに決まってんじゃん!
あの医者の接し方は、「自閉性障害者」には一番危険な接し方なのだ!

全くー、日本の医療ドラマってのは、どうしてこんなにいつまでもレベルが低いんだ!
[2000年6月30日 16時28分17秒]

お名前: ペンギン   
一生分のドラマを、いっぺんに見てしまった。
来週からやっと「明石家マンション物語」が見れるぞ〜!
[2000年6月30日 8時8分24秒]

お名前: QP   
やっと、おわりました。
この3か月間で私が得たものは、「なにもない自分に気がついた」ということでしょうか。
今の気持ちは、「空白」です。
[2000年6月30日 7時4分29秒]

お名前: ペンギン   
現実に有り得ない設定のドラマというのは、部外者には「夢」を与えてくれるでしょう。
でも、本当に悩んでいる当事者にとっては「苦しい」だけです。
しかも、「お前には感謝の気持ちもないのか!」とも言われるでしょう。
私だって、感謝できることにはいくらでも感謝します。でも、感謝できないことにまで
感謝の念を表わすことはないと思います。
たくさんのことを学ばせてもらったし、さんざん利用させてもらいました。そのことに
は、感謝しています。そもそも、このドラマがなければ無かった出会いがいっぱいあっ
たのですから。
[2000年6月30日 6時22分36秒]

お名前: ペンギン   
「自閉症」が大好きで、もっともっと「自閉症」のことを知りたいと思っていて、いろんなこ
とを教えてくれる人が現実に身近にいるのなら、ずっと一緒にいたいです。
本当に「共感」できる相手は、きっと医者ではありません。医者は、白衣を脱げばただの人に
戻るからです。だから、ドナさんとイアンのように、高機能自閉症とアスペルガー症候群の組
合せが多いのには理由があるのです。だって、人は人の魂だけと生活するわけではありません
から。

きっと、「自閉症」にまるで理解のない環境を渡り歩くしかなくって、「普通になろうとして
無理に人に合わせて、私らしさをなくしてしまった」人には、これからの「自閉症」について
語る資格はないのでしょう。「こだわり」を悪いことだと思い、「自分」を悪い人だと思い、
我慢できないことも我慢して、まるで存在感のないルールで塗り固めた「普通」の人のワクに
自分を押し込めて、ただの精神障害者になってしまった人が「自閉症」を語るのは、迷惑以外
のなにものでもないのでしょう。
私は、かわいいタイプの「自閉症」ではなかったので、憎たらしいこと・言ってはいけないこ
と・人の気持ちを踏みにじることを随分と言ってきました。それは、単に人の指示が理解でき
ないとか、気が利かないとかいうような可愛らしい「コミュニケーション障害」のレベルでは
ありませんでした。でも、それは私であって私ではない、つまり「自閉症」という「社会性の
障害」でした。
子供の頃は、どうして怒られるのか分からなかったので「怒られた記憶」だけがトラウマとし
て残りました。でも、自分が人と違うことに気づいた時、いや、その前からずっと身体症状に
転換するという形で、ずーっとSOSを発信し続けていました。でも、誰も気づいてはくれま
せんでした。
繭子が狭山先生から教わったことのほとんどを、私は全部自力でやりました。「人のことを分
かろうとする」ことは、お寺にいた時に徹底的にやりました。つまり、それは「自分のやりた
いことは全て捨てて、人のことだけ考えることだ」と思ったので、本当に徹底的にやりました。
でも、だからといって「人も私のことを分かろうと」はしてくれませんでした。
会社務めをすれば、一度にたくさんの事を同時進行しなければなりませんが、その情報を整理
する方法も自分で考えました。先生が助けてくれた危ない場面には、物の見事に全部引っ掛か
りました。そして、自分は「一人じゃないこと」を知ったのも、「私の居場所」を作ったのも、
全部自分でした。

今私が言いたいのは、「自分が何者なのか、何も知らずにいた自分が、恥ずかしくて腹が立つ。
18年前に認めてくれれば良かったのに。」と言った弟・潤のセリフの方です。
最後のドナさんの言葉。ドナさんが現実感を持って「いま・ここ」にいる自分を肯定するに至
った経緯を、決して忘れないで欲しいです。それは、私と同じたった一人の孤独な闘いでした。
そして、ドナさんも決して人任せではなく、自分で「自閉症」のことを知り、自らの力でマレ
ク先生やイアンに出会ったのでした。
これからの世代の「自閉症」者は、こうした人達の恩恵に浴しているのだということを決して
忘れないで欲しいです。

わたしは、本当の自分自身でいられることの自由な開放感に、思いきり浸った。自分はちゃん
と自分の体の中にいると、実感することができた。
もう二度とわたしは、自虐的になることはないだろう。他人に虐待されるままになることもな
いだろう。自分の力以上のものになろうと無理をして、自分を追い込むようなこともないだろ
う。(『自閉症だったわたしへ』P250)

今、私はやっとここに到達しました。確かに、生まれて始めて私に通じる言葉で話してくれた
人は、精神科医でした。「ありのままでいて」見守ってくれたのも、「感じたままにしゃべっ
ていい」と言ってくれたのも、精神科医でした。
別に、繭子と慎一はあれでいいのだから文句はありません。でも、この設定を見ているのは、
本当に辛かったです。ま、こんな大バカ者は他にはいないだろうから、仕方ありませんが。
[2000年6月29日 23時37分27秒]

お名前: ペンギン   
いいなぁ、ぐるんぱは売る本があって。
いや、絵の才能と、タイミング良くうまい言葉をエコラリアする能力があって。
それから、床屋のクルクル看板と一緒に暮らしてもいいっていう人がいて。

それにしても、どうして誰かが死ななきゃならなかったのだろうか?
[2000年6月28日 23時25分50秒]

お名前: ペンギン   
念の為、先に書いておく。

わたし自身の場合も、愛や親切や、親愛の情や共感は、いつも最大の恐怖の源だった。それら
を感じ、自分にはふさわしくないと思いながらもなんとか人の努力に添おうと頑張っていると、
フラストレーションはやがて自分など不適当だという思いに変わり、ついには絶望となってし
まう。同情も、何にもなりはしない。おとぎ話とは違い、愛は必ず突き返されると思っておい
ていただきたい。それも、唾を吐きかけられて。しかし愛ではなく、いつも心に留めて気づか
うことならば大丈夫なのである。それが、外へ向うために、信頼することのできる世界を創り
上げるためだという理解に基づいているならば。
だが時に人は、愛を受け容れないそんな人間をも愛してしまうようである。まるで宣戦布告の
ように、強く。相手は、自分一人でなんとか勇気と能力をかき集めなければ、闇の中を向こう
側へ飛び越えることさえできない人間だというのに。(中略)だがまずは、やはり、寛大で忍
耐強い本物の愛を試して欲しい。
                  (『自閉症だったわたしへ』P283/エピローグより)

「寛大で忍耐強い本物の愛」というのは、ありのままの「自閉症」をそのまま認めた上での、
理解に基づく係わり方をするということです。決して、普通の「愛情」をそのまま受け入れる
ということではありません。
これは、テンプルさんの場合とも全く同じです。ただ、テンプルさんは始めからこの「寛大で
忍耐強い本物の愛」に満たされて育って来た(テンプルさんの両親も、そのケのある人だった
とか)に対し、ドナさんや私は普通の「愛情」に翻弄されてしまっただけの違いです。
もし仮に、テンプルさんのように円満な「自閉症」者に成れたからといって、ドナさんをバカ
にするようなことがあったとしたら、それは「自閉症」全体を冒涜しているに等しいというこ
と。これは、絶対に忘れないで欲しい。例え、今から育つ「自閉症」者が、全員テンプルさん
のように持って生まれた才能を活かして、人に感謝の気持ちを表すことができるようになった
としても。
それから、医療や教育による正当な係わり方を受けて病的な状態から回復するということは、
決して裏切り行為ではなく、「自閉症」を捨てたわけでもないということも、決して忘れない
で欲しい。
だって、「自閉症」に生まれた以上は、「自閉症」を離れて生きることなど絶対に出来ないの
だから。
[2000年6月27日 8時1分27秒]

お名前: ペンギン   
子供の頃のお風呂の記憶と言えば、3才の頃家で飼っていたインコのことを思い出した。
確か、私のせいで小鳥のインコが2羽死んだ記憶があって、ずっと引っ掛かっていたのだ。
それを1羽はお風呂に落っこちて、もう1羽は鳥かごから出そうとしてカゴの戸で首を挟んで
死んだというおかしな覚え方をしていて、どうも腑に落ちていなかった。だって、鋼鉄性の
頑丈な扉が鳥かごについているはずないのに、そんなものに挟まったくらいで死ぬ訳がない。

どうやら、私がカゴの戸を開けっ放しにしたまま忘れてしまって、その間に勝手に飛んで行
ってお風呂に落ちたのを怒られたのと、鳥が床を歩いていたのに気づかずに私が踏んでしま
った事件とが、ごっちゃになってしまっていたらしい。踏んでしまったのは、自分の手足の
力具合の調節が出来ずにドタドタバタバタ歩いていたからだった。(ちなみに、この歩き方
も随分注意されたが、高校生になるまで上手く調節できなかった。)
とりあえず、母が折に触れてその話を何度もしていたので、私が原因で小鳥が2羽死んで怒
られたので「私が悪い」らしいことしか分からなかった。お風呂の件は特に、私がしたこと
(鳥かごの戸を開けっぱなしにした)と鳥がお風呂で死んだことの因果関係が間接的だった
から、母の言っていることの意味が分からなかった。それから、もしかしたら怒られたんじ
ゃなくって、鳥が死んで大騒ぎしていただけだったような気もして来た。

なにはともあれ、メデタシメデタシ。じゃなかった、ご愁傷様でした。成仏しろよ〜!
[2000年6月25日 18時38分29秒]

お名前: F8   
18か19くらいのころじゃない?<佐久間先生のとこ

だって、最初のコンピュータ会社の面接のときだって、まだ佐久間先生は主治医だったんだし。
「あした、面接があるらしいんですが、相談ありませんでした?」
「頼りにされてないから」
とかいった会話があったような。あの飲み屋で。
[2000年6月24日 1時17分26秒]

お名前: F8   
18か19くらいのころじゃない?<佐久間先生のとこ

だって、最初のコンピュータ会社の面接のときだって、まだ佐久間先生は主治医だったんだし。
「あした、面接があるらしいんですが、相談ありませんでした?」
「頼りにされてないから」
とかいった会話があったような。あの飲み屋で。
[2000年6月24日 1時15分22秒]

お名前: ペンギン   
あっそうだ、最後に繭子がちらっと言った「今は、自分の気持ちが言えない」ってセリフ、
これは覚えておいた方がいいでしょう。

それから、「やりたいことと、できることは違う」と言い切っていた美咲さん。
貯金をしているかどうかは分からないけれど、「自閉症」のホームページを作って自己実現
してるってさ。←オイオイ、そりゃあ私だ!(でも、収入のある自己実現の方が良いぞ!)
[2000年6月23日 21時35分21秒]

お名前: ペンギン   
公式ホームページを見たら、繭子は20歳だった。
ついでに、あの男が31歳だということも発見した。
で、佐久間先生が診ていたのは、いったいいくつの時なんだー!
[2000年6月23日 19時9分16秒]

お名前: フリーラジカル   
>小学生の頃は製薬会社のイメージキャラクターのカエル

それそれ、指人形をもらえたよね。あのカエルの緑色は独特だったよね。私の場合は自分を表す
キャラクターに採用したことはなかったけど、好きだったよ、カエル。「ド根性ガエル」の
Tシャツが欲しかったり。小学校のときに入院した小児科で開かれた「お楽しみ会」で、
自分で作ったカエルのお面を着けてた。周りの女の子はもっと可愛い「魔法使いサリー」とか
だったのに、私はカエル。やっぱ、変。
[2000年6月23日 12時29分24秒]

お名前: ペンギン   
あれぇ? それから、自分が遊んでいるところを外から見た絵を描いているよ!
子供の頃なら、特に、自分からの視点しかなく、見えたものの記憶しかないはずなんだけど。
それに、私の場合は、自分を表わすキャラクターはいつもカエルだった。
小学生の頃は製薬会社のイメージキャラクターのカエルで、これはケロタンって呼んでいた。
中学になってからは、セサミストリートのカエルのカーミットに変わった。
(もしかして、私の方が異常?←何に対して異常なのかって、もちろん「自閉症」の中でって意味。)
[2000年6月23日 11時47分21秒]

お名前: ペンギン   
まっ、どこでもかしこでも「自分」でいてはいけないけれど、
「自分」のままでいられる場所では思いっきり「自分」でいましょう。
そして、そういう「自分」に出来ることを探しましょう。ってことです。

或いは、どこでもかしこでも「自閉症」でいてはいけないけれど、
「自閉症」のままでいられる場所では思いっきり「自閉症」でいましょう。
そして、そういう「自閉症者」でも出来ることを探しましょう。ってことです。

「自閉症」の本質は、「ことぱ」「かかわり」「こだわり」の障害です。
これは、どうしようもないことで、少しずつ適応していくことはできても、
なくすことは出来ません。
その他の神経症的な症状も、生来のものだから無くなることはありません。
けれど、そういう症状があると分かっていれば、それなりの対応をすることが出来ます。
そして、そういう「障害」だということを、出来るだけ早いうちに発見することで、
二次的な他の「障害」や「精神疾患」に発展させることなく「自分らしく」生きていける。

全体的に、そういうことです。
[2000年6月23日 10時35分49秒]

お名前: ペンギン   
昨日の、あの男の家のガラクタを集めて作ったモビールの方が、あの小娘の家のものより
音が良かった。(いや、私好みだった。)
[2000年6月23日 9時3分50秒]

お名前: ペンギン   
ぐるんぱは、とっても おおきなぞう
ずうっと ひとりぼっちで くらしてきたので、
すごく きたなくて くさーい においもします。(P2)

としよりぞうが いいました
「ぐるんぱは おおきくなったのに いつも ぶらぶらしている」
わかいぞうもいいました。
「それに ときどき めそめそなくよ」(P4)

そして、たわしで ごしごし ぐるんぱをあらって、
はなのしゃわーで みずを いっぱい かけました。(P6)
ぐるんぱは、みちがえるほど りっぱになりました。
さあ、にっこりわらって しゅっぱつです。(P9)

ぐるんぱは、しょんぼり しょんぼり しょんぼり しょんぼり しょんぼり。
ほんとに がっかりして びすけっとと おさらと くつと ぴあのを
すぽーつかーに のせて でていきました。(P20)

ぐるんぱは、ようちえんを ひらきました。
くつで かくれんぼが できました。
おさらに みずをいれて ぷーるが できました。
ぐるんぱは もうさみしくありません。
びすけっと、まだ たくさん のこっていますね。(P26)

『ぐるんぱのようちえん』(西内みなみ作/福音舘書店)
[2000年6月23日 8時18分13秒]

お名前: ペンギン   
「そんなことを言うもんじゃない!」「どうしてそんなことを言うの?」「なに、その言い方?」
これを毎日言われたら、「約束」じゃなくって完全な「強迫」です。
何か一つの大きな事件の記憶を封印するのと違って、日常的・持続的に、真綿で首を締められ
るようにこんな言葉を浴びせられると、「自分が本当に言いたいことを言ってはイケナイ」→
「自分の本当の気持ちは抑えなくてはイケナイ」→「それでもまた繰り返してしまう自分は悪
い子だ」→「自分は罪な存在だ」→「自分はいてはイケナイのだ」となります。

「自閉症」者が、いかにも「自閉症」らしいことをすると必ず批難されます。或いは、イジメ
られます。それから、どんなに素晴らしい能力があっても、ぐるんぱのように張り切ってその
能力を発揮すると、「大きさが合わなくて、使い物にならない」と言われます。
でも、「自閉症」者の「個性」は、「自閉症」を離れては有り得ません。「自閉症の自分」を
否定することは、「自分を否定すること」「自分らしさを否定すること」です。「自閉症」で
ありながら「社会」に適応することは、「自閉症」のままで「社会」の一員であることです。
決して、「自閉症」を否定して「社会」に踏み止まることではありません。
でも、できれば、ぐるんぱの作った大き過ぎる造作物が最終的には子供達を喜ばせ、ぐるんぱ
自身も救われたように、「自閉症」でいることが「社会」の役に立つ日がいつかは来て欲しい
です。

そしてわたしがつかんだ一番大切なことは、「自閉症による症状がわたしなのではない」とい
うこと。
しかしわたしは、さらにもうひとつ、大切なことをつかんだ。それは、こういうこと。
「わたしは自閉症と闘うことができるのだ。
 自閉症をコントロールすることができるのだ。
 自閉症がわたしをコントロールするのではない。」
               (『こころという名の贈り物』P289〜290)
これを書いたドナさんが、「自閉症」を否定してまるっきり「普通」の人になったなんて、決
して思わないで下さい。ドナさんは、今でもれっきとした現役の「自閉症」者です。
ただ、「自閉症の症状」と、自分自身の個性とも言える「自閉症の本質」とを明確に区別して、
「自閉症」でありながら「わたし」でいられる方法を見つけただけです。

「自閉症」の症状を改善していくことはできます。でも、それは「わたし」を否定することで
はありません。
適応の妨げになる「自閉症の症状」と「自閉症である私」とを、一緒にして否定してはいけな
いのです。
[2000年6月23日 8時1分15秒]

お名前: ペンギン   
あれ? あの絵は、昔、佐久間先生にかかっていた頃に描いた絵じゃなかったの?
ところで、繭子って20歳だったんだ、知らなかった。
[2000年6月23日 6時2分1秒]

お名前: F8   
へー、「20歳にしてはヘタクソな絵〜」と思っていた、私。
[2000年6月23日 1時32分8秒]

お名前: ペンギン   
恒例の小ネタ集。

◇よく、あんなに上手く人の絵が描けるものだ。「自閉症」の子供って、普通、人物画描けな
 いよね。それが、身体感覚の欠けているところを判断する材料になるはずなんだけど。
 繭子って、触覚過敏はあるけれど身体感覚は正常だったのかねえ?

◇片付いていないと・揃っていないと・キチンとしていないと落ち着かないって。
 繭子って、目つきはADHDだけど、ADHDは合併していないらしい。

◇買い物をさせると、単価計算をして比べる、一つ一つの品物に診断基準があるって?
 誰か見てたの? ありゃあ、私の買い物風景だ。

◇「言葉にして伝えることの大切さを知った」
 なーんて、「いちいち言葉にさせられることの恐ろしさ」を、まだあの男は知らないらしい。
 しかも、「伝えようとして、伝え過ぎてしまう現実」も知らないらしい。きっと、この掲示
 板を見たら、卒倒するだろう。
[2000年6月22日 23時20分15秒]

お名前: ペンギン   
『君が教えてくれたこと』(第11話)

やっぱり『こころという名の贈り物』が来ましたが、ドナさんがつかんだのと場所が違いまし
たね。でも、服のすそをつかむ方がつかみやすいです。まあ、つかんだところが裾でも袖でも、
お互いに「あるがまま」いられることは、喜ばしいに違いありません。
狭山先生とイアンを一緒にされるのは、やっぱりイヤです。ドナさんと同じ様なことをやって
来て、やっと自分に「仲間」がいたと知った時間の重さは、あの小娘とは比べようがありませ
んから。その時の喜びと、始めて言葉が通じた嬉しさ、「共感」できる驚きは全く違うものだ
から。それは、単に抱きしめるとかそういうことではなくって、自分と同じ「身体感覚」を持
っていて、同じように「借り物の自分」で生きてきて、始めて「全身で生きている感じ」を共
有するということで、「同朋」でなければ分からないことなのですから。
それに、あんな倫理観の無い医者が横行したら、それこそタイヘンなことになります。

それはさておき、今日はたくさんの名言がありました。
狭山先生が、「何かが違う」と感じていたことが、実は最も大切なことでした。
以下、それを本人向けの言葉に書き換えます。

○子供のうちに、出来るだけ早く発見することが大切。「自閉症」だと分からないと、本来持
 っている可能性や個性を歪めてしまうことがある。
○「社会」のルールに合わせることばかりしてしまったら、「自閉症」の人の自分らしさって
 どうなってしまうのか?
○「自閉症」だからと一口に言っても、百人百様の「個性」がある。
○「普通」に合わせることなんかない。無理に我慢しなくていい。
○自分の生き方は、自分で選べ。
○「自閉症」でない「普通」の自分なんていない。
○もしも「自閉症」じゃなかったら、なんて言われるのは、自分を否定されるということ。
○守ることで苦しくなる「約束」なんて、本当の「約束」じゃない。

「言っちゃイケナイ」というのは、約束ではなくって強迫でした。
「ありのままの自分でいてはイケナイ」、なんていう約束はありません。
約束は守らなければいけませんが、強迫の呪縛は打ち破らなければいけません。
[2000年6月22日 22時57分11秒]

お名前: QP   
ピンポ〜ン!♪
[2000年6月22日 19時57分25秒]

お名前: ペンギン   
>おかげで、
ってのは、「むみゅううううう」な事件のお陰でってことね!♪
[2000年6月22日 17時38分49秒]

お名前: ペンギン   
それから、別に親子の愛着関係を取り戻したわけでもない。
というのは、私が小刻みなフラッシュバックを日課とするようになった原因は、正に母親と
毎日のように衝突したことに端を発しているから。
私は虚弱体質だったから、母親にはけっこう依存していたのにも係わらず愛着がわかなかっ
たのは、私の言うことを批難する人でしかなかったからだった。夕ご飯をろくに食べないこ
と・アスペ的なものの考え方・人から教わるのがキライで自分で発見したかのように言うこ
と・オカシナものを怖がること・人のいない方に行くこと・なんでもかんでもズケズケしゃ
べって人の面目を潰してしまうこと。これらは、ほとんど全てが、ただ私が「自閉症」だっ
たのに気づかれていなかったということだった。

私がこのことを想起したのは、先日の「アスペの会」でしゃべったことがキッカケだった。
でも、一番大きい外傷(といっても慢性的な)だったにもかかわらず、私はこのことをとっ
ても冷静に思い出すことが出来た。それは、その前に病院で「自閉症」についてしゃべるこ
との「恐怖心」と真正面から対決して払拭していたからだった。
自分を否定する大元となっていたトラウマを解消するのは、生易しいものではない。本当に、
不安と恐怖で動けなくなった。ただ、私は何でも言葉で解決できるので、そのものズバリの
疑問をぶっつけて、そのものズバリの返答をもらって、あっさりと納得してしまった。
情動的な交流が人と持てないのは、生きていく上で不便なことが多い。けれど、「感情」的
なわだかまりがないので、薬で神経症状を抑えた上で理屈が合えば単純なものだ。

でも、母親との関係は、去年の内に大きな「叱られ体験」の精算ができたので、とっくに解
決している。私があちらの気持ちを踏みにじり続けたことと、あちらも私のことが理解でき
ていなかったことは、私が「自閉症」だと気づいた時点で分かったことだ。
今回のは、「自閉症」の「私」を肯定しないことには、「自分自身」を肯定できないってい
うことだった。そうしないと、「自閉症」特有の「慢性神経症」状態をこじらせて、まとま
った「自己像」がもてなくなってしまうくらいに壊れてしまった精神状態を修復できなかっ
た。(それ以来、自分を代弁する他者の人格は自然に要らなくなった。)
もともと自我境界が無いところに持ってきて、場面ごとに分断されている「自閉症」特有の
意識の有り方のまま、人格を統一する自我基盤を持たないまま成長してしまうと、その場限
りの・行き当りばったりの人格をたくさん持ってしまったり、特定の人物を演じたり、知識
だけで対応したりしてしまう。でも、それではいつか破綻する。そういうことだったのだ。

「自閉症」だと気づかれないままに衝突を繰り返して、自分で封印してしまった「本当の気
持ち」を取り戻すこと。それが、「自閉症」のままで「生きていい」ということ。
「自閉症」であることがそのままで認められるように「世の中」を変えていく前に、自分自
身が「自閉症」であることを肯定できなければ、何も始められないってことでした。
[2000年6月22日 17時36分30秒]

お名前: QP   
おかげで、今日が木曜日だということを、すっかり忘れていた。
[2000年6月22日 17時31分56秒]

お名前: ペンギン   
最初に「陰性転移」が「陽性転移」に変わった段階のことを「心を開いた」と言いたけ
れば言っても構わない。
けれど、それで「自閉症」が治って、人と打ち解けられるようになったとか「普通」に
なったわけではない。
むしろ、特定の場面では逆に緘黙になり、人を避けるようになった。視線を合わせない
方が良い人も、見分けられるようになった。苦痛を感じたら、我慢しないでそこから出
る事が出来るようになった。
つまり、自分でいられる場所とそうでない場所をわきまえて、余計な接触を避け、危険
を避け、精神的な安全を第一に考えられるようになった。
だから、ある面ではもっと「自閉的」になったとさえ言える。急にしゃべらなくなった
人や、顔つなぎを一切やめてしまった人もいる。自分をさらけ出していけないところで
は、むしろ「心を閉ざす」ことを覚えた。
今まで、そうした状況があることさえわからずにいて、失敗したり衝突したり自分から
イヤになって、その度に「自分の世界」に「ひきこもる」ことを繰り返していた。けれ
ど、そうならないように、係わり方を調整することができるようになった。
それは、「盲目的な自開症」だったのが「開眼した自閉症」になったってこと。
[2000年6月22日 15時31分43秒]

お名前: ペンギン   
どうせ、自我境界がなくって、全てのものは自分の為にあると思っているついでに書くけど。

1、自分が「高機能自閉症」だと知った繭子が、精神科医に出会って陽性転移を起こす。
(実際は、陰性転移の方が強く、なかなか信頼関係が成立しない。)
[陽性転移:敬愛・過大評価・理想化・好意・過度の期待・愛情・依存を治療者に抱くこと]
[陰性転移:不信・疑惑・過小評価・敵意・競争心・怨み・反抗・恐れを向けること]

2、その相手がヘボ医者だったので心理的距離が近くなり過ぎ、物理的な距離を置く。
(本物の医者は、治療構造を崩さないので、心理的にも物理的にも適切な距離を置く。)

3、治療の過程でタイムスリップを起こし、親子(といっても弟が主)関係の過去を精算する。
(無意識の内に語っている防衛反応を解釈しているうちに、一時は治療的な退行を起こす。そ
して、幼児期以来の対象関係の歪みを精算することで自覚を促し、自我の再統合をはかる。)

4、人を頼らず自立し、自分の言葉で自分のことを語れるようになる。←最終回のあらすじを
                                 読んでしまった。

ありゃ、いったい、どっちが本当のモデルだったんだろう?
[2000年6月22日 14時25分12秒]

お名前: ペンギン   
ところで、『ぐるんぱのようちえん』って、今まで大きすぎて無用の長物だったぐるんぱの
作ったものが、最後には思いがけないところで喜ばれて役に立ったっていう話だよね〜。

なーんか、この話って今の私みたいだ。
そういえば、子供の頃、毎日人形を並べて同じ話を繰り返し遊んでいたのも、これと同じス
トーリー展開だった。
正に、確かに素晴らしい作品ではあったのだろうけれど、「世の中」には通用していない
「無用の長物」だったもの=「自閉症」をずっと追い続けて来たお陰で、それがピッタリと
当てはまる場所を見つけることができた(というか、自分で作ることができた)のだから。
[2000年6月22日 13時48分37秒]

お名前: ペンギン   
それで、百歩譲ってそれを「天使」と呼ぶのを許したとして、それも街から消えちゃうわけ?
でも、それはいいから「良い人」の達郎さんには死んで欲しくないな〜!

ところで、もう一つのドラマの方もオヤジが倒れた。
何か、親子の絆を確かめる為に死ぬか病気のどちらかを選ばなければいけないなんて、ワリの
合わん商売だな、オヤジってのは。
[2000年6月22日 0時8分55秒]

お名前: ペンギン   
しかし、ドラマってよくも簡単に人が死ぬよな〜!
チャカなんていう飛び道具が登場してぶっそうになったばかりではなく、交通事故だの病気
だの殺人事件だの。誰かが「生きていく」覚悟を決める為に、何人死ねば気が済むのだろう?

それはさておき、金銭ずくのオヤジが二人死んで、息子に残すのは金か借金のどちらかなんて
いう展開のドラマに、なんで「自閉症」が必要だったんだ?(骨髄は、間に合わなかったみた
いですな。)
「自閉症」者が、欲得金銭地位名誉の亡者たちに無いモノ、を持っているから? 

でも、実際は、欲得金銭地位名誉を得る為の能力が欠けているお陰で、欲求不満のはけぐちに
されたり、自活できなくて苦労したり、騙されたりしているんですけど。
それで、親には余計な心配をかけ、家計の負担は増える一方で、肩身の狭い思いをしているの
が実情なんですが…。ほとんどの人の場合。
だって、みんながみんな人の気持ちを支えるようにエコラリアしないし、超人的な記憶力があ
るわけじゃないし、心をなごませる上手い絵が書けるわけでもない。しょせん、「人間社会に
役に立たない・大きさの違う部品ばっかり作っている人間」なんですわ。
[2000年6月22日 0時1分30秒]

お名前: ペンギン   
え〜、共感しているのは「物書き」だからってことじゃなくって、「家事ができなそうな感じ
の・生活感のない女」ってことでしょう!?
[2000年6月19日 19時25分49秒]

お名前: フリーラジカル   
あ、酔っぱらってて読み間違えてました。「悪くいいたくなくなってしまう」だったのね。
じゃ、私と同じでした。

ところで酔っぱらうと私の「自閉」の神経症・合併症がどこかにすっとんでしまって、
やたらと思考がまとまり、「独り言」の生きた機関銃になってしまう私なんですが。
でもこの生きた機関銃状態の方が、やたらとインテリ陣にはウケがいいので困る。
シラフの私には「ただの変人」っていう価値しかないみたい。
[2000年6月19日 19時23分40秒]

お名前: フリーラジカル   
え?共通点を見いだす人に共感を感じるんじゃなくて、悪く言いたくなってしまうの?
へえ〜〜〜〜。オモシロイなあ。
[2000年6月19日 19時17分49秒]

お名前: F8   
あの雑誌記者は、私から見ても不可解な存在だけど、
物書きだという一点で、なんか悪く言いたくなくなってしまう。
いや、物書きだからっていうより、「家事ができない女」だからかも。
[2000年6月19日 15時9分2秒]

お名前: ペンギン   
だから、私は現役のアスペなのじゃ!←しかも、こういうことも平気で書く。
[2000年6月19日 11時15分12秒]

お名前: ペンギン   
念の為書いておくが、「何回、笑わせることが出来るかどうか」とか「笑わせてやろう」
と思っていても、それが「笑われている」ということだとか「本当に笑っているかどうか」
確かめるつもりは、全然ありましぇん。
だって、私の意識の中では「私」以外の人間は存在しない、とまでは言いませんが「背景」
や「(現象学的な)対象」でしかないので…、あしからず。
[2000年6月19日 11時13分32秒]

お名前: ペンギン   
いや〜、その一番「地球人」度の高い、「地球人」の中の「地球人」の代議士とスキャンダル
を追っかける雑誌記者のお二人さんが、話を進める。素晴らしい展開だ!
これがなくっちゃ、ただの医学番組になってしまって「自閉症」ドラマにはならないもんな!

(なんて、ただの「自閉症」ドラマを、一生懸命捻じ曲げて「医学情報」にしている張本人の
私が言うのもオカシイが…。いや、基本的に、杉山先生と辻井先生を笑わすことしか考えてい
ない、と言うのが本当のところなのだ。)
[2000年6月19日 10時53分21秒]

お名前: F8   
え、取材で山梨に行くとか言ってたけど・・・
東京から出なかったら、謎解きができないんじゃ・・・?
[2000年6月19日 1時41分11秒]

お名前: QP   
あの雑誌記者は、お願いだから東京から出さないでほしい。
わからなすぎる。
テレビの中からは、出てこないんだよね。よかった〜。
[2000年6月18日 22時10分8秒]

お名前: ペンギン   
実は、あの「話しちゃいけない、話しちゃいけない。」という強迫的なしゃべり方。
パニくると、今でも時々やっている。しかも、ピョンピョン飛び跳ねながら。
こういうのが、ウチにはもう一人います。(スゴイ家だ。とても、平和など有り得ない。)
[2000年6月18日 21時13分9秒]

お名前: フリーラジカル   
あ、忘れてた(笑)。あの雑誌記者の方こそ、私にとっては「宇宙人」だなあ。
全く分からない。
[2000年6月18日 21時11分44秒]

お名前: ペンギン   
あの雑誌記者もお忘れなく〜!♪
[2000年6月18日 6時16分36秒]

お名前: フリーラジカル   
え〜、だってあとたった2話だよ〜。コナンの出番が2回しかないじゃん。
番組、延長してくれないかなあ〜。繭子と狭山先生はもう出なくてもいいから。
「コナン」と水島を軸にして。え、それじゃ何のドラマだったか分からないって?
何のドラマだったんだろ〜¥@:¥@;
[2000年6月17日 22時26分27秒]

お名前: QP   
「きみが教えてくれたこと」面白くなってきたな〜♪
今まで眼中になかった、水島が面白い。
昔、何やったのかな〜♪
「金田一少年の冒険」「名探偵コナン」の、のりで見たら面白いよ。
もう、繭子は何にも教えてくれなくなったし、ここで「コナン」の登場ダネ!
[2000年6月17日 20時7分26秒]

お名前: フリーラジカル   
>自分がしたことで相手に影響を与えてしまった場合は、その相手の「こころ」の中の葛藤を
>想像することはせずに、自分の行動を変える方に考えが飛躍すると思う。

うひゃ〜、目が痛い〜。
[2000年6月17日 14時21分52秒]

お名前: ペンギン   
一番おかしいのは、繭子が「受動」と「能動」の切り換えができているところだ。

「私が・先生を・苦しめる」→「私と会うと・先生が・苦しむ」から「会わない」
「私が・お父さんを・辛くさせた」→「私がしたことで・お父さんが・辛くなる」から「しない」
という風に、自分がしたことで相手に影響を与えてしまった場合は、その相手の「こころ」の
中の葛藤を想像することはせずに、自分の行動を変える方に考えが飛躍すると思う。
相手の立場を「考える」のはそのずっと後のはずなのに、最初から相手の立場に立っている。
[2000年6月17日 10時20分32秒]

お名前: ペンギン   
あんなのでもいいから、ちゃんと診てくれる医者が欲しい!
と、同様に、「世の中」には「自閉症」の人がいて、こういう症状があります。
という程度のことが伝われば、満足しておいた方がいいのカモ〜!♪

それから、家族や本人でさえまだ読んでいない参考図書を読んで理解を深めること、
そして、皆々様方の本が売れればいいのカモ〜!♪

しかし、売る本がない私は、こんなところで管を巻いて何をしているかって?
単に、「鬱病」の治療中なだけカモ〜!♪
[2000年6月16日 18時18分23秒]

お名前: ペンギン   
昨日の参考図書が『ガイドブック・アスペルガー症候群』だったのは、単に順番だったような
気もします。(だいたい、始めから全体的に関係があるので。)

ただ、強いて言えば以下のところでしょうね。
「将来はどんな人生を送れるのか」(P280〜284)

成人期の状態が非常によい人は、次のような重要な要因のいくつかを持っている。
□良き指導者:教師、親類、専門家などで、その人を理解し、アドバイスや指示を与える。
□パートナー:サポートして、愛情と献身をささげるる彼らの特異性をカバーして、彼らの障
       害をカムフラージュする。
□人間関係の困難を相殺するほどの、仕事の成功や、特別な興味での達成
      :最終的に、人の一生で社会的な成功はそれほど重要とはなりません。成功は配
       偶者を得られるかどうかによって計られるのではなく、業績の達成によってで
       す。
□自分自身の能力と明らかな欠陥に折り合っていけるようになること
      :もはや自分がなれない人間になろうとする必要はなくなり、自分に敬われるよ
       うな特質をそなえていると気づきます。
□自然な回復:歩き出すのが遅かったり、しゃべり出すのが遅かったりするのと同様に、人付
       き合いができるようになるのも遅いのです。普通の人より何十年も遅いことが
       あります。
[2000年6月16日 17時41分12秒]

お名前: ペンギン   
エンディングの曲のタイトルが、”Love Again”というくらいだから…。
あの男は、函館に行って「自閉症」の有名な研究者になる。一方、あの小娘の方は、自立して
成功を収めた「自閉症者」として、学会で再会する。
な〜んていう展開になったって、「そんなのアリかよ〜ぉ!」と思うな。

では、あのいかがわしい代議士は、何なの? そんなの、知らんぞ!
[2000年6月16日 13時44分30秒]

お名前: ペンギン   
と書きながらも、またまた専門的なことですみません。

「自閉症」者が、「感情」について勉強したり顔の表情を見分ける訓練をするのは、自分に足
りなくて分からないからだと思う。
本当には無いけれど、社会生活上必要だから、借り物の「感情」を身に付けなければならない。
本当には分からないけれど、人との摩擦の原因になって不便だから、理屈で覚える。

ドナさんや私は、「自閉症」でいられて「自閉症」のままでいられる人に出会って、本当の自
分の「感情」取り戻したのだ。(ドナさんは、障害が重くて、コテコテの「自閉症」丸出しで
いられたので、自己否定はしていない。ただ、その為に社会から疎外されて、何とかしてそこ
に踏み止まる為に、ウィリーとキャロルという二つの人格になっていた。私は、わざわざ別の
人格を演じなくてもいいくらい「普通」だったために、自分を否定してしまった。だから、自
分まで取り戻す必要があった。)
でも、その取り戻した「感情」には限度がある。あまり社会性の薄いレベルで、「不安」や
「恐怖」以外の他の「感情」=「喜び」「楽しみ」「満足」「受容」「信頼」「好意」「慈愛」
「幸福感」といった、陽性の「感情」を抱けるようになったに過ぎない。

でも、それ以上の複合した「感情」や社会的な欲求に付随する「感情」はもともと薄いし、無
いモノは無いのだから、「自閉症」の患者に医者が「転移」を起こして、失われた「感情」を
取り戻すはずなんかないんだけどなあ。
ただ、「自閉症」の患者を診ている内に医者に戻りたくなることは、あってオカシクないけど。
[2000年6月16日 10時18分37秒]

お名前: ペンギン   
もしかして、世間的には、単に「これほど親身になって、一人の自閉症者の為に尽くして
くれる医者がいてくれるなんて、うらやましい〜!」と思われているのかなあ?
それほど、現在の「自閉症」医療ってお寒くて、「ああいう人がいること」をありがたが
らなければならないご時世に、私は一生懸命「医者としてのあり方はこうあるべき」と論
じているような気がして来た。
私がたまたま医者運に恵まれているので一人で突っ走って、その「かなり先」の話ばっか
りしているのは、イケナイことなのカモ〜? 皆さん、ゴメンナサイ!
[2000年6月16日 7時28分56秒]

お名前: ペンギン   
『君が教えてくれたこと』(第10話)

どうも、普通の女の子の時は脚本が原田奈緒子さんの担当のようです。
あれほど重いパニック障害があるのに、前回よりも重大な危機的場面にタイムスリップしてパ
ニックを起こさないようにコントロール出来るんでしょうか?
(顔じゃなくって、後姿にしたんですね! 予想では、傷で来るかと思いましたが。)

◇「お父さんがこうなったのは、わたしのせい」とは言っても、「私がお父さんを辛くさせた
 から」とは言わないと思います。きっと、「ごめんなさい」のかわりに「私が悪い」と言う
 でしょう。

◇看病するとなると一生懸命やります。決まりを忠実に守るのは得意だから。
 特に、自分が悪いという罪悪感があると、気象の勉強もホームページもそっちのけになって
 しまって、逆に本人や周囲の気持ちに応えることが出来なくなるでしょう。

◇あの〜、会っているし、話しているのに「独り言」なのが「自閉症」の話し方なんですが。
 繭子って、始めから「自閉症」の話し方をしたことがありませんね。「独り言」を言うと言
 っても、まだちゃんと会話していました。

◇確かに、「前には・こうだった」という記憶がキチンと残っています。一番始めに見たもの
 の通りに、そっくりそのままでないと許せないとタダをこねることもあれば、前に見た情景
 との比較ばっかりして「アレが違う・これはこうだった」とブツブツ言います。
 悪いことだとフラッシュバック、良いことでも文句ばっかりで、あまり役に立つことのない
 特技です。

◇狭山先生、本気で「自閉症」の勉強をしようと思ったら、本ばっかり読んでいないで本物の
 「自閉症」の子供たちにたくさん会って、できるだけ多くの時間を一緒に過ごしてみてくだ
 さい。

◇「寂しさ」というのは、単なる感情ではなく欲求と複合した感情です。
 養護欲求(守ってあげたい)⇔求護・依存欲求(守ってもらいたい)、という対をなしてい
 る[愛情欲求]がかなえられないことに付随するものです。
 これは、人に近づくとか遠ざけるという親和欲求⇔拒絶欲求よりも遥かに強くて、より精神
 的な意味合いの濃い社会的な欲求に基づくものです。
 
 その時の[再統合]という行動を起こさせる原因となる感情は、きっと不在に対する「悲し
 み」ではなく、必要としているのにそこにないという「憂い」や、会いたくても会えないと
 いう「悲嘆」でしょう。
[2000年6月15日 22時56分18秒]

お名前: ペンギン   
係わりが全く無い・係わり方がオカシイ・係わりたくても係われない・係わりたくない、
「自閉症」にもいろいろあるので。
私には必要なくても、他の人には役に立つこともあるでしょう。社会勉強ということで。
[2000年6月15日 17時43分17秒]

お名前: ペンギン   
でも、
>「共感」というところでつまずいた事は、ない。
つまり、私は「思い込んだら、試練の道をど根性で突っ走ってしまう」性分なのだ。
だから、本当にバカなことをたくさんした。
きっと、こういうドラマを真剣に見て、地球人の提供したものから何かを読み取ろうとしてい
る皆さんの方が、本当はお利口さんなのだろう。

私は一生を通じて、世間知らずで、ただの「自閉症」オタクなだけでした。
[2000年6月15日 15時35分9秒]

お名前: ペンギン   
そんなヒマがあったら、もっとちゃんとした本でも読もうよ!
それか、本物の現役の本人を見ようよ!
[2000年6月15日 15時28分31秒]

お名前: ペンギン   
まったく〜、シロウト考えでヘンなドラマなんか作るなっちゅーの!
[2000年6月15日 15時18分50秒]

お名前: フリーラジカル   
↓下の人に同じく。で、録画したビデオを何回も見て「追体験」して、泣いたり、怒ったり、
不思議がったり、分析したり、忙しい。バッカだなあ〜、ホント。
[2000年6月15日 15時2分49秒]

お名前: QP   
日が傾いてきて夜が近くなってくると忘れようと思っても、思い出してしまう変なドラマ。

この間まで、うちの子と同じはずだったのに、あっというまに20年くらい成長して私も
飛び越えて普通の人になってしまった繭子さん。
この先生いいなあって思っていたのに気がついたら、ただの変質者になっていた変な男。
距離を置きながら理解ある接し方をしてる大人な弟だと思っていたら、これこそ人の領域に
土足で踏み込んでくるいやな弟。

それでもやっぱりビデオ録画してしまう、変にこだわっている変な私。
[2000年6月15日 14時50分18秒]

お名前: ペンギン   
同朋といっても、私の知っている人はみんな子供だから、こういう「共感」は役に立つ。
相手が大人でも「共感」はするだろうが、すごく距離を置こうとするだろう。
けれど、この、「共感」というところでつまずいた事は、ない。
[2000年6月15日 12時53分17秒]

お名前: ペンギン   
その場合なら特に私は、既に自分のことのように痛みを感じて、一緒に苦しんでいるって
勝手に思い込んでしまうだろう。(でも、当の本人は、いつも違うことを思っている。)
[2000年6月15日 12時46分50秒]

お名前: フリーラジカル   
いや、あの「苦しみを分けて欲しい」と思ったのは、ぶっちゃけた話、例の、私が出会った
二人の同朋なんです。それまでこんなこと思ったことなかったから、自分でもびっくりした。
[2000年6月15日 12時19分2秒]

お名前: ペンギン   
だから、私は可愛くないのだ!
[2000年6月15日 11時54分41秒]

お名前: ペンギン   
>「苦しみを私に分けて欲しい」と思いました。

そうか、私はまるっきり無関係・無関心でいるか、完全に同化してしまうか、相手の状態を
読み違えて勝手な反応をしてしまうかのどれかだから、そういうことを悩んだことがなかっ
たのか!?
親和(係わりたい)欲求があるのに「自閉」の為に係わり方が分からないでいるという人と、
「自閉」しながらオカシナ形で人に係わってしまっていて拒絶(係わられたくない)欲求が
強い場合とでは、反対なんだ。

ふむふむ、勉強になるなあ。
[2000年6月15日 11時52分26秒]

お名前: ペンギン   
いや、あの小娘は、全然人の心に入り込んでいないと思う。
だって、人の気持ちが分かっていて、それに気遣い出来ていて、更に自分が人の為に何かをす
ることで応えようとしているから。

そもそも、[恋人が死んで→悲しくて→でも、泣けないから→苦しい]なんて話を聞いたら、
私なら大笑いすると思うな。「悲しいなら、泣けば!」とか「悲しいのに泣かないなんて、
おかしい!」とか「タマネギでも切れば!」とか言っただろう。
けれど、愛着が分かった瞬間に喪失感を理解し、悲しいのに泣けないことが苦しいなんてい
う抽象的な「共感」ができるほど「人の心の機微」が分かっている人は、人の心に土足で上
がり込んではいない。
それから、もし、医者としての知識や親切を誤解して、かつ、家にいると気象予報士になれ
ないという動機で、↓のドナさんみたいな思い込みをしたとしたら、もう既に、慎一は自分
の「恋人」なわけだから、「元・恋人」がどうだろうと関係ないではないか。
或いは、死んでしまったけど、もういないのにずーっと思い続けているとか、その死に責任
を感じて苦しんでいるとか、それでいつまでも忘れられないでいるなんていう話を聞いたら、
狭山慎一という男の「恋人」の席には誰かがいるわけだから、自分の「恋人」探しの対象か
ら外されてしまうかのどちらかだと思うけど。
[2000年6月14日 19時9分57秒]

お名前: フリーラジカル   
まだしつこく考え中。
そう言えば前に「あなたは相手を理詰めで追い込む。ちゃんと逃げ道を作っておいて
あげないといけないのよ。」と言われたのを思い出した。

理詰めの質問攻めは得意中の得意だが、イケナイことだったのかも。
繭子さん、言っときますけど、そういうことらしいよ。
[2000年6月14日 15時34分44秒]

お名前: フリーラジカル   
あ゛〜〜〜〜。誰か私の心の中に入り込んでくれえ〜〜〜〜。そしたら実感できるかも。
娘に期待するしかないかなあ。
[2000年6月14日 12時54分20秒]

お名前: ペンギン   
いや、「怒ってる?」と聞くぐらいならいいと思う。だって、そうしないと分からないから。
ただ、「どうして怒ってるの?」とか「私のこと怒っているんでしょう!」とか「文句があっ
たらハッキリ言いなさい!」とか「○○すればいいんでしょう!」とかは、マズイと思う。

それから、繭子が死んだ前の恋人についてあれこれ聞いたシーンは、なにがなんだか分からな
くて完全に無視していた。でも、普通の感覚では、あれこそ正に「人の心に入り込む」という
のだろうと思う。
私なら、「この人 だれ?」の後に、「へえ〜、好きだったんだ?」「この人が死んじゃった
の?」と根掘り葉掘り、もっと追究したかもしれない。でも、本当に「ただ・聞くだけ」で、
他の意味は全くない。
「この人のことが好きだった・あなたの心の・この人への・思い」なんてどうでもいいから、
と言うより全く分からないから、ただ確認するためにズケズケと聞いてしまう。

ところが、そういうことをすると、地球人は「気がある」と解釈するようだ。
[2000年6月14日 6時10分42秒]

お名前: QP   
怒っている人に「怒ってる?」って聞いてはいけないの?
私、よくやってるよ。 これからは、なるべくやらないようにしよう。

それから昔、会社勤めしてた時に「愛人に、ならないか。」って言われて、大きな声で
ならないという内容の事を事務所の中で演説した経験が2度もある。
たぶん、冗談だったのだ。

よく、「病院の先生は前に、こう言ったのに、子供は今こういう状態だ。先生は、うそつきだ。(上の子の事)」と怒っていたら、「それはうそではないんだよ。まにうけてはいけないよ。」と、下の子の通っていた療育園の先生が教えてくれた。
それから、私は頭の中で「まにうけない。まにうけない。」と、繰り返しています。
去年の事です。成長が、ゆっくりな私です。
[2000年6月13日 15時17分35秒]

お名前: ペンギン   
でも、「脳ミソ開いて、心を見せなさい!」みたいなこと、つい最近も言った記憶があるぞ。
「いついつに、○○と言ったのは、どういうつもりだったのか!?」とかも追及したぞ。
[2000年6月13日 14時32分15秒]

お名前: ペンギン   
おっと、脚本が変わったのは確か2回目(最初の頃に一度あった)で、第9話はまた武田さん
に戻っていたよ。
[2000年6月13日 14時25分6秒]

お名前: ペンギン   
ドナさんだって、ちょうど家から出たいと思っていた時期に「いつか君と一緒に暮らしたい」
と言われて、スケートリンクで会ったばかりの男のアパートに、身の回り品を一切合財持って
転がり込んだではないか。
「確かにそれは、愛に違いないはずだった。なにしろ彼は、一緒に暮らしたいと言っている
のだ。すごい、やったじゃない!」とまで思って。(『自閉症だったわたしへ』P122〜123)

まっ、この場合は、心の中どころか家の中にまで入り込んでしまったけど。
[2000年6月13日 14時22分36秒]

お名前: フリーラジカル   
>怒っている人(弟)に「怒ってる?」って聞いたり、「分かられたくない」と言っている人
(慎一)に「あなたの心が分かりたい」などと聞くのを、「人の心に入り込む」と言う。

これ、私やりました。やってはいけないことだったのね。懺悔懺悔。
あ〜、ふとんかぶって寝よ。って寝てられない、仕事をせねば。ううう。
[2000年6月13日 14時15分39秒]

お名前: フリーラジカル   
はあ〜、そうかあ〜。答えてくれてありがとう。ちょっと胸のつかえが下りたような気がする。
私自身が今まで、自分の心に土足で入られた気がしたことがなかったから、分からなかったんだ
なあ。ニブイんだよね。やっぱり。

ところで一つ下のペンギンさんの書き込みを見て、脚本家が替わったことも私が混乱してる
原因の一つだと思った。何か、繭子が決定的に違うんだよねえ。今までと。
ついていけないです。この変化に。
[2000年6月13日 14時7分46秒]

お名前: ペンギン   
でも、相手が普通の地球人なら、社交辞令を真に受けて追い回されても仕方ないと思う。
が、「先生は、私のことを何でも知っている」と信頼させて、危ない場面にはいつも必ずタイ
ミングよく現れて、助けてほしい時の為に直通電話を渡すなんてことをしたらどうなるか知ら
ないなんて、「自閉症」のことが全く分かっていないドシロウトがやることだ。
そんなことをしたら、「何処にも行かないで」と完全に人の心を縛ってしまうに決まっている。

「彼女はいつも親切に話をしていたのだから、自分ともっと親密な関係を持ちたいに違いない」
と信じて、「彼女の後を追いかけ、しょっちゅう電話し、いつも彼女の家の外で待っている」
ことで裁判沙汰になったオリバーの例(『自閉症/成人期に向けての準備』P231)をあげる
までもない。←こういう引用を持ち出すのは、自分のことを語りたくなくて逃げている証拠。
[2000年6月13日 14時7分22秒]

お名前: ペンギン   
怒っている人(弟)に「怒ってる?」って聞いたり、「分かられたくない」と言っている人
(慎一)に「あなたの心が分かりたい」などと聞くのを、「人の心に入り込む」と言う。昔、
私はよく言われたものだ、「人の心に土足で入るな!」って。
でも、この言葉の意味が分かったのは、自分が長男に上のような質問攻めにあってみてからだ
った。
疲れているからため息をついたのに、「どうして今、はぁ〜ってやったの?」なんて聞かれて、
「疲れたから」と答えたものなら、今度は「どうして疲れたの?」「何があったの?」なんて
始まって、「疲れ」の原因(私の場合は、特にほとんどが心的外傷)を追及してくる。その時、
これじゃあイヤになって当然だよなーって思った。
それ以来、自分もこういうことはやめようと決心した。それで、過去に自分が言ったことのど
れがこれに該当するかは分かって、同じことを繰り返さないように気をつけることは出来る。
だが、場面が違うとついついやってしまって、相手の迷惑そうな反応を見て「これもそうか!」
と反省しながら学習しているまっ最中なのであった。
[2000年6月13日 13時39分4秒]

お名前: ペンギン   
でも、何か(推測だけど)、第8話の脚本が武田さんじゃなかったのは、武田さんがちょっと
「自閉症」寄りになりすぎて、地球人的な強引な展開が出来なくなってしまったからなのでは
ないかと思うのだ。←勝手なことを書いてゴメンナサイ。
第8話の繭子って、完全に普通の女の子だったもの。
[2000年6月13日 9時21分37秒]

お名前: フリーラジカル   
やっぱり地球人を見る目がないんだなあ。
[2000年6月13日 9時8分38秒]

お名前: ペンギン   
ほ〜らね、泣けるようになったら「ただの地球人」だったでしょう?
それまでは、「ほどほどの良い人」だったのが。
[2000年6月13日 5時18分54秒]

お名前: フリーラジカル   
狭山先生の目つきが私の脳内に飛び込んできたのは、あの、コーヒーカップのシーン。
このシーンではカメラが繭子の視線になっていた。人の眼を見るというより、TV画面を見る
という錯覚のワナにかかって、完全に目が釘付けになってしまった。

オソロシかった。不気味だった。気色悪かった。
何か、眼に書いてあるんだもん。あの眼に書いてあったのが親しみ?恋?
私はあんな眼は見たくない。
私が見ることのできる眼は、懐かしいあの母の眼。何も書いていない眼。
まとわりつかない視線。通り過ぎていく風のような視線。
[2000年6月12日 22時49分19秒]

お名前: フリーラジカル   
↓うん、この時間短縮ぶりが、私のコンランのまず第一の要素でもあるような気がする。
繭子は成長が早すぎる!物わかりが良すぎる!私がこの年になってようやく分かりかけてきた
ことを一足飛びに分かってしまう。私(たち)の「発達遅滞」の部分を見落としてるよね〜。

あのドラマを見るときに「まあ、こういうタイプの同朋もいるのかなあ」で無理矢理納得してた
部分のツケが最近、噴き出してきたらしい。

とりあえず、私は狭山先生のようなタイプの人とは「恋に落ちる」ことはないと断言したい。
(誰も訊いてないって?)百歩譲って「いい人ダナ〜」と思ったとしても。
[2000年6月12日 22時37分4秒]

お名前: ペンギン   
有ったものが無くなった=「不在」
動いていたものが動かなくなった=故障/それが生物の場合は「死」
頼りにしていたものが無くなった=「喪失感」⇒「寂しい」「悲しい」という感情。
(これを一瞬のうちに理解した繭子って、最初と最後では知能指数にして50、年
齢にして15才ぐらいの差があったような気がする。)

そういえば、唯一の話し相手だった犬が死んだ当日は私が一番大泣きしたくせに、
火葬場で灰になった時には、もうケロリとしていたっけ。
確か、母親の反応は逆だった。「犬だと焼却物扱いで、骨が拾えない」とか何とか
言って一日中沈んでいたなあ。
やっぱり、話を聞いてくれるだけで何も気のきいた返事をしてくれなかった相手に
は、「愛着」もわかなかったらしい。
[2000年6月12日 14時54分4秒]

お名前: ペンギン   
>何で急にああなるの?

その前の週で言ってたじゃん、始めっから医者として見ていたんじゃなかったって。
だから、私はドラマとしては見捨てたのだ。
[2000年6月11日 22時47分10秒]

お名前: ペンギン   
>狭山先生の目つきって、何かベトッとしてたよねえ。

全体的に、ベトッとしたヤツだよ。気色悪〜い!
[2000年6月11日 22時43分18秒]

お名前: ペンギン   
何で〜ぇ、関係ないじゃん。地球人のことは、地球人に任せとけばいいのさ。
だいたい、もう「自閉症」がどうだこうだっていう話じゃなくって、地球人たちが
「何かを教えてもらう」って言ってんだから、勝手にすればぁ!
あの「教えてもらいたがり」小娘は、「な〜んも教えてない」のにさー。
[2000年6月11日 21時53分0秒]

お名前: F8   
たとえテレビでも人の目を見ない私は、何も気づかなかった・・・

いつものことながら、勝手に救われてる私だった。
[2000年6月11日 21時39分54秒]

お名前: フリーラジカル   
またしてもあのドラマに混乱させられてる私ですが、何に混乱してるのかも分からない。
ちょっと宿題にとっておいて・・・。

ところで第9話の狭山先生の目つきって、何かベトッとしてたよねえ。特に遊園地で繭子を
見る目つきが。気色わる〜〜〜。何で急にああなるの?
繭子の寄せ木細工状態なのは致し方ないとしても、地球人が地球人を描いている訳だから
あの狭山先生の変貌ぶりにウソはないんだろうと思うと・・・うひゃ〜〜ゲロゲロゲロ〜〜!
混乱混乱混乱混乱混乱コンランコンランコンラン!!!!
[2000年6月11日 20時40分51秒]

お名前: ペンギン   
私にとって、「繭子」と「繭子さん」、「狭山先生」と「慎一」と「狭山慎一」とは
それぞれ「別人」だ。本当の意味に従って表記すると、以下の通り。
「繭子」=あの気持ちの悪いドラマに出て来る、ヘンな少女。
「繭子さん」=高機能自閉症の仲間。
「狭山先生」=とりあえず精神科医の仕事らしきことをしている人。
「慎一」=「繭子」の恋人。
「狭山慎一」=許し難い地球人の男。

ついでに書くと、
「ドナ」=「私」と全く同じ意味。
「ドナさん」=ドナ・ウイリアムズという名の高機能自閉症者。
[2000年6月11日 7時59分57秒]

お名前: ペンギン   
「自閉症」児と家族と治療者の関係については。(注:子どもと家族への介入方法)
「高機能広汎性発達障害児の精神療法の場合、子どもの発達促進だけでなく、母親の中でこう
した過程が推し進められるように、精神療法家が母親―子どもユニットを心理的に抱えていく
役割も必要となる。」(P247)
或いは、P269「両親との関係」・・・[子どもとの関係性に焦点をあてた支持的心理療法]
        (子どもの個性の理解=障害受容。子どもをめぐる家族関係の調整。)

それから、「自閉症」者同士が自分の仲間や後輩たちの役に立っていると実感することに「治
療」的意味があることについては。(注:青年期の本人の治療の一環)
「特に、自己感覚が凝集化し、余裕が出てくると、小さい子どものために何かしてやりたいと
いった思いも出てきて、それができるとそのことでさらに自己評価が高くなりうるように思わ
れる。」(P168)
或いは、P268「青年への介入」・・・[サポーターズクラブ]
        (同じ問題を抱える仲間同士のつながりがあること。自分に肯定的な意味を
         持てること。)

「自閉症」者同士が自分の経験を仲間のために役立てたいと思う気持ちと、慎一が自分の利益
のために「自閉症」者を利用しているのとでは根本的に違います。
「自閉症」者同士で情報交換したり、子どもたちのために何か教えてあげたいと思うのは、お
互いの「共感」に基づく自助努力の一部なので、それを混同しないように。
[2000年6月10日 6時51分25秒]

お名前: F8   
やっぱり、コーヒーカップには弱かったな(爆)
ヒッヒッヒッ!
[2000年6月9日 21時7分50秒]

お名前: QP   
第9話、見ました。ビデオで、とってから見ました。早送りで、見ました。
ストーリーのわかりにくい所だけセリフを聞きました。 以上です。
第1話が始まった時、期待していたんだけど〜 はあ〜 それでもやっぱり全部見るでしょう。
[2000年6月9日 21時4分56秒]

お名前: ペンギン   
だから、「自閉症」者に安易な気持ちで「言葉」をかけてはいけないのだ。
特に、実現する見通しのない「約束」なんかしてはいけないのだ。
でも、日常的に、「自閉症」者の方は、知らず知らずのうちに掛けて来る安易な「言葉」
や不用意な「約束」に、いつもいつも振り回されている。
「またね〜!」なんていう挨拶の慣用句一つで、「では、何時なんだ!?」と真剣に悩ん
でしまっていることなんて、誰が知ろうか?

と言いながら、「ハッキリ言って」とか「約束してくれ」と問い詰めて人を脅しているの
は自分自身だったりなんかしているから、始末が悪い。
[2000年6月9日 19時16分16秒]

お名前: ペンギン   
もっとも、狭山先生自身が「何か大切なものを忘れているような気がする」と感じている
のは、そういうところなのかもしれない。
そもそも、相手の心理状態に受動的・中立的に介入して「過去の人物に向けていた感情や
態度を医者と患者の関係の中で無意識的に反復する」という精神分析療法の「感情転移」
を、医者であるはずの自分自身がしてしまっているからいけないのだ。
早い話が、無防備な繭子の「自閉症」の「こころ」を利用して、自分が死なせてしまった
過去の恋人との出来事のために失ってしまった自分の「感情」を取り戻す為に利用してい
るのではないだろうか。その利己的な欲が、そもそもの間違い。
まさか、自分を捨てて相手に同化してしまう「自閉症」の「こころ」が美しいとか、私利
私欲の無いのがケナゲで、「それを教えてくれて、ありがとう」なんていうオチじゃああ
るまいねぇ?

冗談じゃない、こっちは、さんざんそれで振り回されて来た、いや、今現在もこうして振
り回されているというのに!

やっばり、二度と立ち直れないくらいにグルグル回してやればよかった!
[2000年6月9日 18時52分27秒]

お名前: ペンギン   
繭子自身の「こころ」に生兵法で介入して、「悲しみ」の苦しさだけを教えて「自己」を
保ちながら人と係わるという大切な境界の線引きを忘れてしまった為に、同化した心理状
態のままに放置されてしまった繭子の心境が痛いほど分かります。
何故なら、「自閉症」を良く知らない人は、よく「自閉症」者に対してこういう係わり方
をして来るからです。そして、いつも本人だけが取り残されます。
更に、家族関係まで悪化させてしまって繭子の「自己実現」の機会さえ奪いかねない状況
に追い込んでしまったのですから…。本当に、残念です。
[2000年6月9日 18時19分4秒]

お名前: ペンギン   
といっても、家族がバラバラになったことを嘆いているのではない。
(私としては、むしろ家族はバラバラな方が居心地が良いので。)
できれば、理解し合いながら適切な距離を保ってくれる方が良いのに、「外に出ることも
許されず、才能を伸ばすことよりも守ることしか考えていない家族関係」の中に閉じ込め
られてしまう結果になってしまった繭子に同化してしまって、ちょっと苦しくなっている。
[2000年6月9日 18時6分4秒]

お名前: ペンギン   
そう、あの場合、中途半端な状態で突き放された繭子だけが被害者になってしまっただけでは
なく、家族全員に心理的負担をかけてしまう結果となってしまっているので、本当に罪が重い
です。
[2000年6月9日 17時56分43秒]

お名前: ペンギン   
それから、狭山先生がおかしてしまったもう1つの重大な過ちについて。
ズバリ、「繭子の家族を敵に回してしまったこと」です。

実は、私自身、自閉症児に段階を負った治療的介入をして、まるっきりコミュニケーションの
取れない状態だった子供に「愛着」関係を形成させた経験があります。
まずは徹底的に本人のファンタジーに同調して「信頼関係」作ったところで、身体的接触に持
ち込んで胎児の姿勢にしてぎゅーっと抱きしめてやりました(字面だけ見て、上辺だけ真似さ
れても困ります)。そうしたら、それ以来、その子は本当に私に抱きついて来るようになり、
人の指示にも従うことができるようにもなったし、パニックも起こさなくなりました。
その時、その子のお母さんには本気で嫉妬されました。「抱きつく人が違うーー!!!」って。
それはそうです、お腹をいためて生んで、「自閉症」というわけのわからない障害に振り回さ
れて必死に育ててきた我が子が、目の前で自分にではなく赤の他人に「甘ったれている」ので
すから。
当時、私は「自閉症児」の心境は手に取るように分かったのに、お母さんの心理状態がさっぱ
りわからなくって、どうして自分の子供が「良くなった」ことを喜ぶよりも先に私に対して怒
りを向けるのかと疑問に思いました。まあ、こういう「感情」について現在自分が治療を受け
ながら教わっているところです。

繭子と狭山先生の関係が、最初から治療関係ではなく恋愛関係だったとしても、こうした家族
の存在を無視したやり方が間違っているのは、火を見るよりも明らかです。
こういう風に「自閉症」者に治療的介入をする時には、家族にも十分に「自閉症」について知
ってもらって、家族間で「愛着関係」をきちんと形成するようにしないと、母親の心象を悪く
して治療の継続を困難にしてしまう危険があります。

もっとも、あの家族は弟まで嫉妬して、しかも「自閉症」についてもっと勉強したいなんて言
いながら接近の仕方を誤まり、挙句の果てに治療を放棄しようというのですから、事態は最悪
の方向に向っています。
[2000年6月9日 17時49分47秒]

お名前: ペンギン   
「自閉症」を自覚したからといって、「自閉症」が治るわけではありません。
基本的に「人と繋がっていない一人きりの世界」のままです。ただ、「自閉」の程度というの
があって、人と繋がりたいのに繋がり方が分からないことに悩む人もいれば、人と繋がりたく
ないのに係わられて迷惑な人もいれば、まるっきり人と係わっていない人もいるので、その後
の行動が違ってきます。
そして、「自閉症」を克服するというのは、その「孤独」と戦うのではなく、むしろ「自閉
症」のままで「人と係わる様式」を獲得するということです。
「自分一人の世界」に急に他人が入り込んで登場するわけでもないし、「普通」に人と係われ
るようになるわけでもありません。ただ、何にどう気をつければ良いか分かるようになって、
自然体でいながらトラブルを回避できるようになり、「自分」が「自分」のままでいながら
「他人」と係われるようになるだけです。
だから、危険から助けてくれる人・情報を整理して指示を与えてくれる人・理解してくれる人
が現れて、始めて「人と繋がっている安心感」を経験したからといって、それは単に家族との
間で形成しそこなった「愛着」を、遅ればせながら他人との間で獲得しただけのことなんです
がねぇ。
[2000年6月9日 8時45分46秒]

お名前: ペンギン   
「関係性の側面ではいろいろな他者へのいくつもの同一化を統合して1つのアイデンティティ
を形成する場合に、それが統合的な性質を持ちにくく、むしろモザイク的なもので、ある意味
での脆弱さをもつ。」(P164)

次の瞬間に人が「別人」になってしまう恐怖というのを、私は日常的に体験しています。
と言っても、実は他人の表情や感情や雰囲気の違いを感じとって自己に同一化し、自分自身が
違った「感じ」に陥ってしまうのを、あたかも同一人物が「別人」になったように感じてしま
うので、本当は自分自身で同一人物を「別人」にしているのです。
でも、「普通」の人は、本能的に「自分」を守りながらその時の感情や社会的な役割に応じて
発言しているだけで、何か一言言ったり・感情的になったり・状況に応じた立ち居振舞いをし
たからといって、急に人が変わるわけではありません。そして、相手方も、やり取りをして感
情が動いたり、感情的に傷ついたとしても、だからといって自分自身を否定するようなことは
ありません。誰かに話してその傷ついた「感情」を共有することで、慰めることができるから
です。
でも「自閉症」者の「こころ」は、相手の言葉や雰囲気の変化の影響をストレートに受けてし
まいます。だから、「友だちがお前なんか人間じゃないといったが、どうしたら人間になれる
か?」(P164)ということを真剣に悩みます。或いは逆に、自分にとって「別人」になって
しまったはずの人が、「別人」の表情をしたままで「別人」になる前と同じように係わって来
て迷惑に感じたり、そのふてぶてしさに憤ったりもしてしまいます。
第9話の繭子の場合は、「別人」に感じていない人を「別人」にしようとしているので、無理が
あるわけです。あの場面で、狭山先生が顔の表情を変えずに単に言葉だけで「嫌い」と言った
のがいけません。いつもと同じままの人が、いつもと違うことを言ったので、二つの情報が一
度にインプットされて混乱している状態にしてしまいました。あれでは繭子さんが可哀想です。
もし、本当に突き放そうと思ったら、演技でもいいですから「怒った」顔をして下さい。
[2000年6月9日 8時17分5秒]

お名前: ペンギン   
引き続き、繭子編

◇「普通の人は、好きな人にものを教わったりしない。先生は先生でしかない。」
   →もし、先生を好きになった場合は、日常生活の全ての場面において先生でいることを
    要求されます。そうなったら、先生以外の顔は出来なくなりますので、覚悟して下さ
    い。きっと、ノイローゼになります。

◇「部屋から出られなくなったら電話して」と渡された携帯電話を、「部屋から出られなくな
  った」のに使わなかったのは、今までの行動パターンと違いますな。
 それから、あの「嘘」というのは、人を騙したのではなく、人の行動パターンを読んで利用
 しただけです。

◇「先生は、私が嫌いになった」なんてエコラリアしないと思いますが…。
 「先生に嫌われた」と一度唱えるだけで既に先生は別人になり、二度目には過去の嫌われ体
  験にタイムスリップして、その場でパニックを起こせたはずなんですがねぇ。
  そうすれば、また先生は先生に戻って「先生じゃないとダメ」と言えたのに。
[2000年6月8日 23時27分32秒]

お名前: ペンギン   
『君が教えてくれたこと』(第9話)

◇今日の参考図書が『高機能広汎性発達障害』だったのは、
 「二系統の仕事を自らの判断でこなすのは非常に困難」(P172)
 「自ら判断を下すことや、複数の仕事を同時に視野に入れて行うことが著しく困難である。
  さらに予定外の仕事が突然加わったときに激しく混乱してしまい、何度も体験した後でも
  学習効果は得られない」(P174)
 というところなのだろうか? でも、狭山先生は、この出来ないことを自分でやれって教え
 てたけどなー。これを整理して指示してあげるのは、ジョプ・コーチの仕事です。
 それだったら、TBSの公式ホームページに、梅永先生のどえりゃ〜い真面目な寄稿が載っ
 ていましたが…。

 でも、まさか≪個人精神療法の利用≫(P246〜249)の方なんてことはないよねー。
 「安定して自分を脅かさずに抱えてくれ、そうした現実に出してはいけないファンタジーを
  安全にだしてもよく、しかも共にファンタジーの中にいる他者が存在する場所があり、そ
  こでやり取りしあい投影しあうことで、自己像や他己像をまとまりのあるものにし、また
  自己感覚を脅かさない形で処理し、安定させることができるであろう」
 「自らの居る感覚そのものに同一化しながら、にもかかわらず関係性を取り結ぼうとする精
  神療法家という他者とのひとときは、そうした脆弱な自己感覚を脅かさない程度での関係
  性を生み出し得る。
 こっちだとすると、遊園地で繭子のこだわりに徹底的に付き合ったところ。

◇狭山先生は、「自閉症」のことがよく分かっている。
  1、何でも「教えて」って言ってくるので、しつこくて、うるさい。
  2、無茶をして、人に心配ばかりかける。
  3、人の心が分からないなんて言いながら、誰よりも心の中に入り込む。
  4、「共感」できないだけで、たくさんの気持ちを持っている。

◇しかし、狭山先生は、「自閉症」の人に間違った接近方法をしている。
  1、自分の気持ちを押し付けて、同じ気持ちを共有したいと思ってしまう。
     →非自閉の人の方から歩み寄らない限り、お近づきにはなれません。
  2、治療構造を破壊し、かつ、心理的距離を間違えて「会えないと思うと怖くって」と言
    われて、いきなり物理的に距離を置こう(会わないようにしよう)としている。
     →始めから、治療構造の中で適切な心理的距離を置いて治療関係を保ち、物理的に
      急にいなくなるような裏切り行為は絶対にやめましょう。
[2000年6月8日 23時7分23秒]

お名前: ペンギン   
立ち直れないくらいに、回してやりたい!
[2000年6月8日 16時8分59秒]

お名前: F8   
そういや、今日はコーヒーカップに乗る日だったな。
繭子に手をつかまれてぐるぐる回りにつき合わされただけでへっぴり腰になって、
「本当にストップ!」と哀願していた柴犬男が、耐えられるんだろうか、コーヒーカップに。
なんか回転に弱そうな男だと思っているんだが。
[2000年6月8日 15時40分45秒]

お名前: ペンギン   
地球人って、「白血病」をドラマにするのが好きらしい。
或いは、再生不良性貧血とかも。
[2000年6月8日 4時33分47秒]

お名前: ペンギン   
まるっきり奇異に見えなくて能力的にも高いから、人に係わられたり何でもかんでも当てに
されているけれど、実は緊張病にかかっていて抑うつ傾向がある。
独自の理論を持っていて仕事は出来るけれど、付き合いが悪く他人の意見に耳を貸さないし、
自分のことを棚にあげて人を責めてばかりいて協調性がまるでない嫌われ者。
感覚遮断しているけれど、実はあのパソコンだらけの職場環境にイライラしている。そこへ
持って来て、繭子のあのどもったしゃべり方が許せない。
一人で了解していて言葉が足りないのに、自分の思い通りに動かない人を「気がきかない」
と思い込んでいる。
実は、あのオツボネ様もアスペだったりして…。

それから、あの赤毛男も、異性との付き合い方が分からなくって振られてばかりいるアスペ
だったりなんかして…。

あの「天気予報会社」は、そういうマニアックな会社なのカモ〜!♪
それなら、特異の才能を活かして予報の精度を高め仕事の能率をあげるために、精神科医の
一人や二人雇ってもおかしくないよなぁ〜!♪
[2000年6月6日 16時21分31秒]

お名前: ペンギン   
それで、第8話の参考図書が『自閉症スペクトル』だった本当の意味ですが。

「自閉症」児一人に対して治療的役割を持つ大人一人をつけて、「自閉症」の「こころ」を
壊さないままに一対一の治療的介入を行うことで、できるだけ早期のうちに「愛着」を形成
させると、「受動型」に転じる時期が早まること。
そうするとフラッシュバックを起こした時に、その外傷を冷静に追体験する余裕が出来てト
ラウマを解消しやすくなる。

というところに持ち込む為の接近の仕方が、↓のところに書いてあるというわけでした。

でもな〜、繭子と慎一を、一対一の治療的介入のモデルにしてはいけません。
(確実に、第二の殺人事件が起きます。)
[2000年6月5日 0時3分6秒]

お名前: ペンギン   
「自閉症」者の本当の「感情」・同朋との「共感」ということと、「地球の歩き方」を
混同しないで欲しい。
どっちも、とっても重いし、それだけ取り上げても大きいことなのに!
[2000年6月3日 8時24分12秒]

お名前: ペンギン   
「社会性」の教育という大問題は、「自閉症」者にとって一番大切なところなのだ。
それをまともに取り上げずにブチ壊しにされたのだから、迷惑なことこの上ない!
[2000年6月3日 8時18分23秒]

お名前: ペンギン   
まったく〜、下らん設定をするから、肝心なことに気づくのに時間がかかったじゃないか〜!

ただし、こじれたまま大人になって不良に成ってしまった場合は、「教育」する前に「容認」
を十分にしないと信頼関係ブチ壊れになるので、要注意!(な〜んて、そうなってから「治療」
し始めた人なんてすっごく少ないけど。ドナさんみたいにね。)
[2000年6月3日 8時14分6秒]

お名前: ペンギン   
念の為、確認。

『君が教えてくれたこと』(第8話)で、狭山先生が言っていた発言の内容そのものは「感情」
の意味や状況の説明なので、それだけを取り出して「学習する」のは構わない。
でも、それは、医者として(契約関係のある治療構造の中で)・対人関係のトラブルを防いで・
社会に適応する準備として行うべきもので、それをいきなり「恋愛関係」に持ち込んだところ
が、許してはならない誤まりなのだ。

人は「悲しい」時だけでなく、「うれしい」とか「感動」して「泣く」こともあるということ
は、知っておかなければならない「知識」だから。そして、正当な訓練方法もある。

それならば、『自閉症スペクトル』の以下のところに書いてある通りだ。
    P123〜131 人との接触を促進すること
    P181〜186 協調するように促す    
[2000年6月3日 8時8分49秒]

お名前: ペンギン   
狭山先生は、最初は繭子に「自閉症」の説明をして、そのままでトラブルを回避できる方法を
教えていた。けれど、第7話以降、急に繭子にニンゲンの「感情」を教え始めた。
繭子は、最初から「人の気持ち」を分かっているヘンな「自閉症」者だった。行動は「自閉症」
だけれど、中身は普通の人だった。
それが、第7話以降、完全に、憐れなだけの普通の人になっている。だいたい、「悲しい」とい
う言葉の意味が分かっただけでいきなり他人の「悲しい気持ち」が分かってしまったり、他人
の為に「自閉症」を克服しようとしている人は、「自閉症」ではない。
なのに、それを「自閉症」者の恋愛物語というカテゴリーで地球人が地球人向けに提供し、安
物の感動をばらまいている。しかも、それを見た地球人が、「自閉症」者に「感情」の講義を
し始める。

違う、違う、ちがうー! そんなことじゃないんだ、そんなことじゃないのだ!

偽物の「感情」、覚えさせられた「感情」、義務としての「感情」。こういう猫かぶりの「感
情」は、社会に適応する為の方便なのだ。「世の中」で生きていくための道具として使うもの
に過ぎないのだ。これは、社会的な人格だから、会社の中や仕事をする上で必要なものである
かもしれない。
でも、自分が自分に戻る場所=自分の私的な時間まで侵食してはいけないものなのだ。だから、
あくまでも医者として教えるのなら構わないが、個人の領域でやってはいけないものなのだ。
ドナさんや私が見つけたのは、「本当の自分の感情」であり「本当の気持ちで通じ合える」よ
ろこびだったのだ。そういう、「借り物の感情」を捨てて「本当のこころ」を発見したのだ。

それから、真剣に「自閉症」者を幸せにしようと思っているのなら、いつでも自由に飛んで行
けるシャボン玉のようにさせてあげるべきなのに、逃げることの出来ない「生活」の中に閉じ
込めてはいけないはずなのだ。
そのことは、昨日の参考図書だったはずの『自閉症スペクトル』(P234〜236/242〜243)に
ちゃんと書いてある。
[2000年6月2日 17時16分59秒]

お名前: フリーラジカル   
私、調子がいいときはウマいタイミングで怒れるよ。それに小さなレベルの怒りなら
感じられるんだけど。

一番怒るべきときに怒れないんだな。これが。急に電圧下がっちゃって。というか、前に書いた
みたいにブレーカが働いちゃって。で、何故か「悲しみ」と区別がつかなくなる。
やっぱり「混乱」するんだな。頭ワリィ〜。
(このところやたらと自虐モードですから、ほっといてやって下さい。はい。)
[2000年6月2日 16時13分19秒]

お名前: ペンギン   
注:癇癪というのは「怒り」ではない、一人で一方的に悪態をついている状態を言う。
[2000年6月2日 15時41分36秒]

お名前: ペンギン   
それから、たった今、言語性LDの同居人から「FAXが届くのを先方は待っているのに、
どうした?」と電話が来た。
昨日私が聞いたのは「至急、送るように」という指示だったので、ポストに投函せずに
わざわざ郵便局まで行ったのだった。
「言葉が足りんのは、そっちじゃ!」
私は、大人しくて可愛いだけの「自閉症」者ではないので、パニックも起こさず派手な
自傷もしない。堂々と癇癪を起こす! 悪いか?←悪いに決まってるけどな!  以上
[2000年6月2日 15時26分29秒]

お名前: フリーラジカル   
だって「オツボネ様いじめられエピソード」のときは完全に同化してた私なのに、昨日は
「へえ〜、そんなことになるかなあ」って完全に他人事になったものねえ。このままあの方向で
行くのかなあ。ってまたのんき。
[2000年6月2日 15時24分23秒]

お名前: ペンギン   
何で、感心しなきゃいけないの?
だいたい、昨日はバカバカしくてまともになんか見てなかったよ。
[2000年6月2日 15時19分33秒]

お名前: フリーラジカル   
いやはや、私ってやっぱりトロいというか、何というか。感情を言葉で定義されると、「あ!、
それって!」とすぐピーヒョロロと混乱してしまう。

しかし繭子はすごいね〜。あんなに従順になれるものでしょうか。はあ〜、作り事のパワーは
すごい。のんきに感心してる場合じゃないって?
[2000年6月2日 15時15分37秒]

お名前: ペンギン   
>私みたいにこってんぱんにやっつけられてきたヤツの方が、「これからは」特殊、
 又は希少な存在だったりして・・・

これ! こてんぱんにやっつけられて来た、特殊かつ希少な生き物大賞は、私だ!
[2000年6月2日 15時5分43秒]

お名前: ペンギン   
だからー、もともとあの企画の段階で、「自閉症」者の「同朋愛」と「親近感」をただの
「恋愛」と読んでしまったところが、もともの大間違いなんだってば!

私は、誰になんと言われようと「違うものは違う」と言うぞ!
だって、人の「好意」と「愛情」を受け入れることができない「障害者」だからだ。
「自閉症」者には、それなりの正当なアプローチの仕方と、どんなに努力しても越えられ
ない壁があって当然なのだ! 
だからこそ、「同朋」にしかできない「共感」を大事にしたいのに、あんな少女マンガの
恋愛物語にされているなんて、悔しくて悔しくて仕方ないのだ!
[2000年6月2日 15時2分58秒]

お名前: フリーラジカル   
>至れりつくせり痒いところに手が届くようなお世話を受けてきた「自閉症」者

考えてみれば繭子のような存在は何も特殊な訳じゃなくて、私みたいにこってんぱんにやっつけ
られてきたヤツの方が、「これからは」特殊、又は希少な存在だったりして・・・
ということは、ウチの小娘も(この先どの程度「健常者」に近づくかは知らないが)繭子みたい
に、気持ちを受け取るためにヘンな努力をするようになったりして?
[2000年6月2日 15時0分42秒]

お名前: フリーラジカル   
あ、私、混乱のあまり完全に言葉足らずでした。

私が混乱してたのは「味方」と「守ってあげたい」という私のキーワードを地球人の「恋愛」に
簡単に結び付けられたことが原因です。そんなこと言われたら、あっちの掲示板で小さい仲間の
ことを心配してたのも全部「恋愛」になっちゃうじゃんね〜。
私は小児愛の色情魔か?っつ〜の。

いや、お騒がせして申し訳ない。
[2000年6月2日 14時52分14秒]

お名前: ペンギン   
不良をやめたかったら、真似してみる?
でもね、人の「気持ち」に応える=身体的接触を受け入れるってことじゃないよ!
人の「気持ち」を受け容れる「気持ち」を持てれば、十分なんじゃないの?

特に、今まで「言葉」の外に「人の気持ち」があることさえ知らず、「人と話が通じる経験」
したこともなく、「ありのままの自分」でいられたことさえなかった「自閉症」者と、至れり
つくせり痒いところに手が届くようなお世話を受けてきた「自閉症」者とでは、違っていて
当然だと思いますが。違いますか?
[2000年6月2日 14時29分11秒]

お名前: ペンギン   
えっ、あれは笑い話じゃなかったの?
[2000年6月2日 14時13分40秒]

お名前: F8   
私は、見捨てたので平気♪
[2000年6月2日 13時34分13秒]

お名前: フリーラジカル   
昨日のお話をウノミにして、今日は混乱してます。やっぱりヤバかったんじゃん。私。
[2000年6月2日 10時11分23秒]

お名前: ペンギン   
自分にも、「不安」と「恐怖」以外の「感情」がちゃんとあったことと、「躁鬱」という
立派な「気分障害」があったことが判ったというのは、大きな収穫だった。
[2000年6月2日 8時39分33秒]

お名前: ペンギン   
強いて言えば、「人とどんな風に繋がっているか分からないって、こんなに不安なのか!?」
は良かった。意味違うけど〜!
[2000年6月1日 22時9分24秒]

お名前: ペンギン   
わっ、「自閉症」ってPTSDみたいに治るんだ!
「治療構造の破壊」じゃなくって、始めから恋愛関係だったわけだ。
(東都医大の精神科って、いったい何を教えるところなんだ?)

今日は、あの雑誌記者の言うことが一番まともだった。
[2000年6月1日 22時7分32秒]

お名前: フリーラジカル   
>地球人の気持ちに応えるために「抱きしめられる」ことに喜びを感じられるような人

「自閉症者」でそんな人いるのかなあ。
[2000年6月1日 19時0分19秒]

お名前: ペンギン   
「自閉症」で、地球人の気持ちに応えるために「抱きしめられる」ことに喜びを感じられる
ような人は、そもそも不良になんかなっていないでしょう!?
[2000年6月1日 18時15分33秒]

お名前: フリーラジカル   
罵倒という祝福ね。
[2000年6月1日 18時3分9秒]

お名前: ペンギン   
こうやって、毎日書き込んでいるのだって、勝手に言葉が溢れて来てうるさくて仕方ない
からだ。
もっとも、こんなことを書いたって何の役に立つんだろうかとか、「世の中」のヒンシュ
クを買いまくっているに違いないとも思いながらだけれど。
まっいいさ、異邦人は処刑の日に世界中の祝福を受けながら死ねばいいのさ。
[2000年6月1日 17時53分32秒]

お名前: ペンギン   
こんなこと、気づかないでいられたほうが良いに決まっている。
[2000年6月1日 16時29分35秒]

お名前: ペンギン   
それで、全部しゃべっちゃった後で、急に不安になってしまう。これをブレーキと言う。
しゃべることと落ち込むことがセットになって、躁と鬱の波になってしまう。
[2000年6月1日 16時27分13秒]

お名前: ペンギン   
だいたい、一方的にしゃべっているか、一方的に聞いているかのどちらかで、全く会話になっ
ていない。だから、100%か0%になってしまう。
常に突っ走って、気づいた時には誰も着いて来ていない。話始めのキッカケは、誰かにスター
トボタンを押されてしまったという感覚がある。それを称して「乗せられた」という。
[2000年6月1日 16時24分25秒]

お名前: F8   
「キューピッドの矢」がポエティックだということも知らなかったぞ
[2000年6月1日 15時30分21秒]

お名前: フリーラジカル   
よく考えたら、誰かが乗せようとしたんじゃなくて、誰かの言った一言、キーワードに反応して
私のおしゃべりエンジンスイッチが勝手にONになっちゃうんだった。

しかし何ですね〜。「ハマるようにプログラムされている」とか、「エンジンスイッチ」とか、
私ってやっぱりロボットみたい。誰かさんの「キューピッドの矢」みたいに、ポエティックな
ことを言ってみたいのですが。
[2000年6月1日 15時9分54秒]

お名前: フリーラジカル   
「乗せられる」って感覚は、後で芽生えてくる。「あ〜、乗せられた〜」ってね。
でも「乗せられて」しまった最中はそのことに自覚がないので、ブレーキもかけようがない。
だから最初からブレーキをかけてると、何も話すことがない。0か、100か、のおしゃべり。
[2000年6月1日 14時35分19秒]

お名前: フリーラジカル   
普段というか、本来はすっごく無口なんですよ。私。ただ時々、普段は使っていないエンジンが
頭の中で働き出すとおしゃべりが止まらなくなる。そんな時のおしゃべり(書込みもだけど)は、
いつも後で「墓穴掘ったな〜」で終わるので、こりごりです。も〜。
と言いながら、懲りもせず「ディープに赤裸々に詳細に」書込む私でした。
[2000年6月1日 14時29分47秒]

お名前: F8   
私には信用するっていう感覚も信用しないっていう感覚もあんまりないなあ。

それ以前に、べらべらしゃべるときにも、「安心して」とか「乗せられて」とかいう働きが
働いてない気がする。
べらべら調子に乗ってしゃべるのは、
「自分が話し出したら(書き出したら)勢いがついた」というのが唯一の理由みたいだ。

ていうか、「乗せられる」って何だろう?
[2000年6月1日 12時20分10秒]

お名前: ペンギン   
ねっ、調子に乗ってベラベラしゃべっちゃうけれど、本当にこれで良いのかと不安になる。
今まで、ありのままの本当の自分の気持ちを口にして、良いことなんかなかったから。
自分でブレーキをかける癖が染み付いてしまっている。それから、「ハシゴを外される」恐
怖も。
だから、本当に「信頼」していいのか問いただして、絶対にハシゴを外さない「約束」を取
り付けて来た。
[2000年6月1日 12時10分7秒]

お名前: フリーラジカル   
みんなと違うことがバレてしまうという不安、身体に染み込んでて簡単には拭えないのでした。
[2000年6月1日 9時55分39秒]

お名前: フリーラジカル   
「心強い」が分からないということが青天の辟易だったので、さっき岩波国語辞典第三版で
調べてみた。「心強い=頼りになるものがあって、安心した気持でいられる。」

分からないはずだった。頼りになるモノはあっても(例えば辞書とか)、ヒトを頼りにしたこと
が今までなかった。それに、誰かを頼りにすれば安心できるという実感を得たこともない。
むしろ「頼ってはいけない」と思っていたし。
もともと強い不安が根っこにあった。目立たないように、なるべく普通にしてないと、いつか
母子(あのばーさんと私)共に「みんなと違う」ことがバレてしまう。それでなくても、二人で
一緒に歩いているだけでジロジロ見られてるような気がしたから。いつかジャンヌ・ダルク
みたいに異教徒として吊し上げられて火あぶりにされるような気がしてたから。

今日は一つ収穫を得た。「心強い」が私には分からないこと。
[2000年6月1日 9時51分21秒]

お名前: ペンギン   
例えば、昨日はたまたまいつもと違う診察室だった。「同朋並みに共感できるカウンセラー」
の先生は、私が部屋に入るのをためらっているのを察して、いつもの部屋にサッと移動して
くれた。
身体的な境界と自我境界の無い私にとって、部屋の大きさが変わり、しかも窓だらけで、隣
りの部屋のドアが解放されていて、置いてある物も違えば、座る椅子の位置関係もいつもと
逆という状況は、まるで丸裸にされたように痛いのだ。
きっと、先生の方は、単なる「場所みしり」だと思ったのかもしれないけれど、とりあえず
それがイヤだということは分かっている。
でも、その場に居た看護婦さんは「何か、人に聞かれたくないような秘密でもあるのか?」
と、ボソッと言ったそうだ。私は、それどころじゃなかったので、聴覚が働いていなくって
聞いていなかったけれど。
「こういう風に誤解されてしまうから、困るんです。」って言っていた。
(ちなみに、「自閉」モードでいられない日常生活では、この感覚の方をカットしている。)

今、「はなまるテレビ」でホルムアルデヒドによるハウスシック症候群のことをやっている。
涙や鼻水が出たり、目がチカチカしたり、頭痛がしたり、化粧品に対する過敏症になったりす
るらしい。でも、「私はハウスシック症候群なので」と言っても許されるのに、「私は自閉症
なので、これとこれは勘弁して下さい。」と言うことさえ出来ない。いや、例え言ったとして
も、「なぁ〜に、ワガママ言って〜♪」と言われるのが関の山だろう。
[2000年6月1日 9時8分27秒]

お名前: ペンギン   
あんな、紛らわしいドラマなんかやるからイケナイ!
[2000年6月1日 7時54分1秒]

お名前: ペンギン   
私は、これで二人の子供を助けてやったが、自分自身は頼みたくても誤解されるキケンの方が
大きいので、まだ言い出すことすら出来ないのだ。
[2000年6月1日 7時33分16秒]

お名前: ペンギン   
別に、他人の使っているイメージを真似しなくてもよろしい。
でも、その前に、「心細い」が分からないと「心強い」は分からないだろう。

それはともかく、「マットぐるぐる巻き」をどうやってやってもらおうか思案している
最中なのだ。
[2000年6月1日 7時12分5秒]

お名前: フリーラジカル   
私は抱きしめられるの好きだけど、私にとって「抱きしめられること」=「マットぐるぐる巻き」
だから、違うんだよね、地球人の言ってるのとは。マットには感情ないから(笑)。
[2000年6月1日 6時24分54秒]

お名前: ペンギン   
だいたい、受け取りたくないような「心」なんかで「心強く」なれるわけない!
[2000年6月1日 6時13分29秒]

お名前: ペンギン   
地球人は「抱きしめられる」ことを拒絶すると、「心」が傷つくらしい。
こっちは、「抱きしめられる」ことで傷つきたくないので、蹴飛ばすけど。
[2000年6月1日 6時12分6秒]

お名前: フリーラジカル   
あれえ?めっちゃ難しいなあ。

>本当に理解しあえたり自然な気持ちのままでいられた時
これがネックだな。
[2000年6月1日 6時8分57秒]

お名前: ペンギン   
ちなみに、私は「心強い」というのは、決して特定の誰かの身体から出たのではない「気持ち」
が空中に漂っているのをハートの形に集約して、こちらがそれを受け取るイメージです。
本当に理解しあえたり自然な気持ちのままでいられた時の、その場の空気の塊を自分の心に重
ねていって、薄かったハートを厚くします。
[2000年6月1日 6時0分8秒]

お名前: フリーラジカル   
抱きしめられる=心強くなる、なのね、なるほど。今度一度、実験してみよ。
と、ここにもキショク悪い同朋がいるのであった。あれ、「心強い」って感じが、イメージが
つかめないぞ。ぶつぶつぶつぶつ・・・・・・。
[2000年6月1日 5時52分47秒]

お名前: ペンギン   
こっちは、お陰で迷惑しています。
[2000年6月1日 5時34分38秒]

お名前: ペンギン   
地球人たちは、身体的な接触で心強くなる生命体らしいです。
[2000年6月1日 5時29分37秒]

お名前: ペンギン   
本人の気持ちも知らない迷ゼリフが、勝手に「ココロ」に残るんでしょうな。
以後、地球人からの不当な取り扱いに注意せねば。
[2000年6月1日 5時27分50秒]

お名前: フリーラジカル   
「人の気持ちに応えること」と「抱きしめられること」と、どういうつながりがあるんだろう?
[2000年6月1日 5時27分44秒]

お名前: フリーラジカル   
二本のドラマの中のセリフって、コピーライターの書くコピーみたいだね。
というか、最近のTVドラマってみんなこーゆー傾向があるのかなあ。
ココロに残る名ゼリフの大安売り。
[2000年6月1日 5時6分28秒]

お名前: ペンギン   
子供の頃にタバコの火を押しつけられる虐待を受けたのに、目の前でその大嫌いなタバコを
吸われてフラッシュバックしていたたまれなくなった刑事の心境のまま終わったこと。
「幸せ」をもたらす美しい「心」を持った「自閉症」者、というイヤ〜な設定。
「人」の気持ちに応えるために「抱きしめられる」練習をするという、気持ちの悪い「同朋」。

お陰で、手首に噛み跡だらけ。
[2000年6月1日 0時8分53秒]

お名前: ペンギン   
「自分=身体」という図式しか持っていない人には、「身体≠自分」という人の感覚が
分かるはずない! ましてや、それを見るだけでフラッシュバックして、触れられるこ
との脅威を感じて身体症状が出てしまうなんて、解かるはずない!!!
[2000年5月31日 23時52分50秒]

お名前: ペンギン   
感覚統合訓練は、「抱きしめられる」訓練ではありませんよ!
[2000年5月31日 23時46分30秒]

お名前: ペンギン   
でも、明日から毎週木曜日に、すっごく不自然なシーンを見せられるみたいです。
そして、それを見た地球人は「感動」するのでしょうな!
こっちは、息苦しさを紛らす為に文字にしているというのに。見る前から、もう全身カチコチ。
[2000年5月31日 23時41分47秒]

お名前: ペンギン   
↓のことを想像しただけで、気持ち悪いです。

そんなことより、自分の身体の境目を確認する為に、マットにぐるぐる巻きにしてもらいたい
です。私は、この問題をまだ積み残したままでいるので。
[2000年5月31日 23時38分6秒]

お名前: ペンギン   
地球人同士が抱き合っている姿を見るのは平気ですが、人の気持ちに応えるために「抱きしめ
られる」練習をしようという「同朋」は、見たくもありません。
[2000年5月31日 23時33分48秒]

お名前: ペンギン   
すいません、「自分のやっていることの良し悪しが、わかんねえ」ので、こんなことをやってます。
[2000年5月31日 23時31分50秒]

お名前: ペンギン   
『天使が消えた街』(第8話)・・・・といっても、今日は地球人の研究。

◇人を困らせようとしているのは、「愛情」がある証拠だそうです。
 本当に嫌いならば、シカトするそうです。
  ⇒ということは、目を合わせないとかいつも下を見ているのは、シカトしていると思われ
   ても仕方ないということを、しかと肝に銘じましょう。

◇「必要のない人間なんて、いない。いなくなったら、困ることだってある。」
  ⇒「必要だ」「いなくなったら困る」と言われているので困っているんですが。私は。
   「いなくなりたい」「消えたい」と思っているのに、いなくもなれなければ消えること
   もできない! 頼んでもいないのに勝手に部品にされるのは、迷惑です。

◇「愛情がないと、幸せになれない」⇒「愛情」を感じると、「不幸」な気分になります。

◇大切なものを壊されて心細い時には、誰かに「そばにいて欲しい」。
 力になりたい時には「抱きしめる」し、「抱きしめられると」心強いそうです。
  ⇒心細い時には「一人になりたい」です。私を心強くさせてくれるのは、何かのイメージ
   だから。そして、人の身体は常に「苦しみ」をもたらします。

◇「自閉症」者を見て、「生きているのも悪くねえな」と地球人が思うのは勝手です。
  ⇒でも、本人は「やっとの思いで生きている」ことをお忘れなく。
[2000年5月31日 23時29分24秒]

お名前: ペンギン   
「そんなのアリかよぉ〜!」
「まっ、有り得ないでしょうね!」

ちなみに、これを言った人はそれぞれ別の人で、私の頭の中でその二つのシーンを組み合わ
せて一人で笑っています。どーでもいーことですが。
まあ、これからドラマの展開はこういう場面の連続でしょうな。

しかも、まだ性懲りもなく自分の言葉を使わないで、↑のように他人に言わせている私は、
「自分のやっていることの良し悪しが、わかんねえんだよ!」とか「まわりくどい野郎だ
よ〜!」とか達郎さんに言われながらも、「お仕事、がんばってま〜す!」
[2000年5月31日 23時1分33秒]

お名前: ちょっと疲れ気味の管理人。   
早く、終わって欲しいよな〜!
[2000年5月29日 19時28分11秒]

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