記事タイトル:アスペ流言葉使い 


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お名前: 管理人   
あれっ? ここしばらく接続できなかったので、早々と上に続きを作ってしまいました。
200になったので、今度こそおしまいです。
[2000年10月14日 19時15分36秒]

お名前: くまのプーたろう   
私は、「山中」と「中山」が、こんがらがってしまいます。
「ヤマナカ」「ナカヤマ」・・・んーーーー、書いているだけで
どっちが、どっち???になってしまう。
[2000年10月14日 14時56分11秒]

お名前: ペンギン   
言葉というものは、次元の違い・位相の違いを超えて、人に自分の思いを伝えて「共感」し
合うための手段だということが、私にはまだ判っていない。
人と人とが交流する為なら、多少の意味の違いや内容にズレがあっても、言わんとしている
ことがお互いに通じれば良いし、微妙なニュアンスの違いをまたまた言葉の遣り取りをしな
がら解消していくことが楽しみだったりする。
私は、全く一人きりの演説の流れの中で何かを主張することはできる。けれど、他人が介在
してくると、一つ一つの単語の事実や定義や説明を文脈の中に放り込むことしかできなくな
ってしまう。
[2000年9月28日 23時34分41秒]

お名前: ペンギン   
書くのは出来るんだけど…、
「松 「村
 村」 松」
の読みの区別が出来ない。
当然、「マツムラ」さんなんだか「ムラマツ」さんなんだか覚えられない。
[2000年9月28日 14時7分52秒]

お名前: ペンギン   
頭の中に浮かんだことをコトバに換えて、せっせっせっせと吐き出しているだけのワシには、
地球人の会話って意味不明なことが多い。それは、私には無い機能を使っているところだと
思う。
言葉の部分に反応していたのは知っていたけれど、本当に文脈そっちのけの印象だけでバタ
ーン化しているところもあれば、全体的な漠然とした「何か」を感じていることもある。
[2000年9月20日 22時40分50秒]

お名前: ペンギン   
頭の中に見えている光景や周知している前提条件について何の説明もなしに、イキナリその
話題を話し始める時、「相手には分かっているはずだ」と思っているわけではない。
相手に自分の言いたいことが通じていようといまいと、「自分が言いたいから言っている」
か、「知っている人にだけ分かれば良いと思っている」か、「本当に知りたかったら自分で
調べれば良いと思っている」か、「始めから経験を共有している人としか話さない」かのど
れかだから。
[2000年9月19日 17時36分21秒]

お名前: ペンギン   
ちゃんと「やるべきことをやっていない」と、「"やるべきことをやっていない"と没収する約
束の品物を返せ!」と私が言う。
そうすると、アスペの長男は本当に、"やるべきことをやっていないと没収する約束の品物"を
返してよこす。
「そうじゃない!」こういうことを言われた時は、「"それがいやだったら、ちゃんとやれ!"
とか"ちゃんとやって欲しくて、そういうことを言う「人の気持ち」を受け取れ!"と解釈しな
さい」と、もう何年もお説教し続けている。
[2000年9月16日 8時2分18秒]

お名前: ペンギン   
自分自身の「感情」はあっても、〈人〉と会話して「共感」したいという「心情」が解からな
いまま「会話」するというのは、土台の無いところに家を建てたようなものだ。
雨の匂いのする風が吹いただけで揺れるし、ちょっとした小雨で流される。
[2000年9月15日 16時43分53秒]

お名前: ペンギン   
むしろ、二度と失敗を繰り返したくないので、「〈人〉に係わらないように」「距離を保つよ
うに」気を付けている。
[2000年9月15日 13時48分22秒]

お名前: ペンギン   
『天使が消えた街』で、輝さんが達郎さんに「兄弟が殴られていたら、相手を殴って助けろ」
と言われて、殴り方のシュミレーションをしていたシーンが頭にこびりついて離れない。
何故なら、人に何か言われたり掲示板の書き込みを読んで、「何かその心情に応えなければ」
「何か言葉をかけてあげなきゃ」という気持ちはあるのだが、何て言っていいか分からなくっ
て「どうしよう…どうしよう…」と思っている時の様子があれと全く同じだから。
これが出来れば「人と係われる」と思う反面、これをやって係わってしまったら、「会話を続
けなければならない」し、もし無理して付き合うとどうなるかわかっているので「後が恐い」
とも思うけれど。でも、そんな先の心配をする以前に、本当に目の前の課題に対する「答えの
言葉」が思い浮かばない。
[2000年9月15日 13時46分28秒]

お名前: ペンギン   
私は、「書き言葉」だとただ"非情"なだけで、比較的マトモです。
でも、こちらが話したい内容以外の「話し言葉」だと、それこそ何かお届け物をするというよ
うな日常的な決り文句を言うのもぎこちないし、人に話し掛けられることがキライなので、と
っても拒絶的な態度をとってしまいます。
医学用語と哲学用語が使えないごくごく普通の会話の場合、「こういう場面・こういう状況」
でされ得る会話のパターンが想定通りに使える限りにおいてはなんとかなります。でも、準備
のないまま、意外な人から意外な話しを持ち掛けられると、ほとんど黙ってしまいます。
[2000年9月14日 13時40分54秒]

お名前: ペンギン   
先日のこと、ある中機能自閉症児が吹き抜けのロビーの2階の手摺りによじ登ろうとしていた。
私が注意したら、一発でやめた。
何故って、私は「恐い」でも「危ない」でも「高い」でもなく、「落ちると痛いぞ!」って言
ったから。「恐怖心」も「危険かどうかの判断」も「高さの概念」もなくったって、「痛い」
とか「ケガする」とかいうことなら分かるって知っているから。
[2000年9月13日 7時52分11秒]

お名前: ペンギン   
引っ掛かる「単語」や「フレーズ」が多いと釣られ易い。←でも、疑似餌はすぐに見破る。
解説や翻訳をしてくれる人がいると、ついついしゃべってしまう。←これは、撒き餌。
ワシは、魚かい!?(いや、ペンギンだった。虫では釣られないが、魚で釣られる。)
[2000年9月11日 11時8分44秒]

お名前: ペンギン   
私は、未だに「単語」にしか反応しない。
何か言わなければならないことがあると、必ずメモや下書きをする。何故なら、「字」を見な
がらでないと何を言っているのかわからなくなってしまうから。
とっさの時は、頭の中の字幕にポイントとなる「単語」を焼き付けて、それを読みながらしゃ
べる。用意が出来る時は、予め書いておいたものを「読め!」って差し出す。
上手く言えそうもない時は、返事をしない。そうしてそのままになってしまうと、人間関係も
そのままになってしまう。
[2000年9月11日 10時33分55秒]

お名前: ペンギン   
つくづく、これでは「分裂病型人格障害」と間違えられても仕方ないなぁと思う。
でも、そういう人達はもともとが「ニンゲン」なので、知性が暴走して「自分」を抹殺して
「人真似」をする必要が無い。だから、「世の中」仕様のモビルスーツを着たりはしない。
そういう人達は、「人格障害」の匂いをプンプンさせて「世の中」に収まっている。
けれど、「ニンゲン」としての振る舞いをゼロから身に付けなければならない「自閉症」者
は、逆に「ニンゲン」以上に「ニンゲン」らしかったりしてしまう。だから、「分裂病型人
格障害」にも「うつ病患者」にも見えない。つまり、ただのヘンなヤツ。
[2000年9月11日 10時7分26秒]

お名前: ペンギン   
そういえば、私は「思いついたことをコトバに変換する」ことに夢中になっていたので、他人
が「私に向かって何か言っていて、それは私に対する指示でもある」ことに気がついたのは小
学校5年生の時だった。なにしろ、〈人〉を観察して「言われる前に何でもやってしまう」こ
とが信条だったから、いろいろ指摘されても「何故こんなことを言うのか、わかっとらん!」
と相手が間違っているのだと思っていた。(同じ事を言われたくないので、表面上は言われた
通りにしたけれど…。)
それから、人が会話している中から自分の知っているコトバを拾ってはそこにだけ反応してい
たから、完全に一方的な係わりしかしていなかった。

コトバの遅れはなかったけれど、問題行動もしなかったけれど、〈人〉とは係わっていない。
それは、今でも全く変わってない!(言ってることとやってることだけ見ると、私のどこが
「自閉症」?って自分でも時々思ってしまう。でも、表面上なんとかやってるけれど、人間
関係は全く「健常」じゃないのですわ。つまり、中身は本当に輝さんと一緒なのです。それ、
最近白状させられたので、すっごくよく判った。)
[2000年9月11日 9時55分53秒]

お名前: ペンギン   
でも、ドナさんやテンプルさんと違って、「自分の感覚」は全て消し、「自分がしたいと思う
こと」は全て悪いことだと否定して「自閉症」らしい行動をしなかった為に、いわゆる「良い
子」だと思われ続けてきた私とは、方向が逆なのだから。
私は、知覚過敏と神経症が軽いから、始めから「普通」に振る舞っていた。でも、ドナさんは
ありとあらゆるものがバラバラというとんでもない状態から、テンプルさんは言葉の音の混乱
があってめちゃくちゃな行動をするという典型的なところから出発して、だんだん「普通」に
成って行った。
今、私の方は、自分で「自分の世界」を抹殺してしまうという自殺行為のツケを払わされてい
る。それに対し、彼女たちは「自分の世界」から「世の中」への華麗なるデビューに成功した
のだ。(実は私は、ドナさんではなくその婚約者のイアンと同じ。)

だから、「良い面ばっかり見せてはいけない」ということに意地になっている。だって、本人
の精神状態を悪くしたくないから。
[2000年9月10日 10時55分49秒]

お名前: ペンギン   
自分の「思考」の基準になっているものは、全ての物事を理解するための尺度になります。
今現在、興味関心が局限している対象物は、「今の私」の基調になります。

だから、テンプルさんはすぐに牛の話をする。ドナさんは医学用語を使いたがる。
(私は、今、デジモンだけど…。←レベルが違いすぎる!!!)
[2000年9月10日 10時41分19秒]

お名前: ペンギン   
分かったことはコトバ(書き言葉でも話し言葉でもどちらでもよい)にして、
体外に排出したい。それだけ。
「人が知りたがっている」とこちらが思い込んでいるものは、教えてあげたい。
それだけ。
(でも、本当に知りたいのは私のことじゃなくって、自分の子供の謎解きだし、
こちらのコトバを理解するための翻訳機能が無いからほとんどのことは正確に
は伝わっていないのは重々承知している。)
[2000年9月10日 10時21分45秒]

お名前: ペンギン   
最近、「何度言ってもわからない・親の情」がうっとうしくなって来ている。
人の心情に応えるスキルを持っていないから、特に。
[2000年9月8日 18時35分47秒]

お名前: ペンギン   
本当の自分のコトバとパターン化された地球語会話のスキルとをごっちゃにして、ついつい
〈人〉に向って話し掛けてしまう。
これを始めてしまうと、そろそろその人との交流は末期症状。
[2000年9月8日 8時7分27秒]

お名前: ペンギン   
ちゃんとしゃべらなきゃと思うと、どうしても語頭にアクセントがきてしまう。
『君が教えてくれたこと』のドナさんの歌声を聞きたくないのは、ドナさんの発音があまり
にも「自閉症」そのもので耳障りだからです。
[2000年9月7日 8時16分24秒]

お名前: ペンギン   
自分の言いたいことを言うだけ、事実の羅列と知識の押し売り、私のやっているのはそれだけ
なのだ。
発語の遅れた人や、分からないことと出来なかったことが多かった人や、合併する神経症には
ばまれて人と親しくなれなかったタイプの人たちの方が、頑張り屋さんだと思う。
成人した今では、話し言葉で〈人〉と「共感」し合えている人もいるし、書き言葉でならそれ
ができる人もいる。

子供~学生の頃に困ることの少なかった私の方が、かえって問題が先送りされてこじれちゃっ
たみたい。本当に社会性の障害(と言うより、自我境界の問題)だけの純血種ってのは、逆に
数が少ないのだろうなぁ!?
[2000年9月5日 23時35分11秒]

お名前: ペンギン   
「自閉症」の人は「こういう発想をして・こういう風に感じている」、と説明すれば分かって
もらえるようになるなんてことは、きっとこの国では有り得ないことなのだろうな!?
説明すればするほど、「だったら、こう考えてみたら?」とか「分かっているならできるだろ
う!」と言われてしまう。そして、やっぱりとんでもない方向に尾ひれが付けられている。

それは、「愛情」と「理解」のどちらかを選べと、互いに要求しているようなものだ。
こちらが求めているのは「理解」なのに、「愛情」に応えるように要求され続けるのだから。

「愛情に基づく理解」とか「理解の上の愛情」があれば、「幸せ」を感じられるのだろう。
「愛情なき理解」でも「理解なき愛情」でも、あるというだけで恵まれているのだろうけれど。
[2000年9月5日 22時33分11秒]

お名前: ペンギン   
今では、物事の理屈と仕組みが判れば、それで納得する。
それ以上に何かあるの?
[2000年9月4日 19時13分51秒]

お名前: ペンギン   
私は、誰かが何かのキャラクターを用意してくれないと日本語で会話できない。
それから、状況を言葉で説明できないので、みんなで一緒に何かを見ているという状況がな
いと、話すことがない。
なのに、「自閉語」を日本語に変換することができる。でも、これができる人の方が少ない
らしい。だいいち、「私の世界」はまだ「名詞」だけで構成されていて、私はただその語句
の解説と定義を述べているだけだ。
これでは、物を指差しては「名前」を人に言わせて、それだけで納得してしまって先に進も
うとしない「自閉症」児と大差ない。
[2000年9月4日 14時18分42秒]

お名前: ペンギン   
「人」を避けるとかそういうことではなくて、向こう側にいる「人」を想定し続ける状態が
長く続くと疲れてしまう。それで、「人」のいないデジタルなデータの世界へ行きたくなる。

決められた数値を揃えると必ず進化し、法則に乗っ取って合成すれば必ず次の段階へ進む。
しかも、登場して戦うのはモンスターたち。・・・これが、私のオアシス。
[2000年8月23日 17時43分39秒]

お名前: ペンギン   
偉そうに見えたって的外れだって、もう「会話」なんかするのはやめる。
初心に立ち帰って、「言葉」に反応して深入りしないことにする。
[2000年8月21日 21時33分29秒]

お名前: ペンギン   
幼児期の内から行動や兆候を見抜いて「自閉症」の診断を下そうというのは、いたって御もっ
ともな動きだ。(生まれる前から分かっていたなんてのは、ウチ以外にないだろうけれど…。)
そうして、一人でも多くの人がこじれずに経過して、社会に適応できるようになるのは喜ばし
いことだ。
たとえ、知能指数が100以上あろうと、知覚過敏による不快刺激が少なく認知障害が軽くて
も、一人で何でも出来てしまうしおしゃべりだけれど「人」と係わっていないタイプであろう
と、キッチリ救いの手を差し伸べてくれるのは有り難いことだ。

単に、言葉を持たない人たちの代弁者として優遇しているのではなく、私たちの発しているS
OSに応えてくれようとしているのならの話しだけれど。
[2000年8月21日 14時17分24秒]

お名前: ペンギン   
その、いたって「普通」でワガママにしか見えない子どもは、未だに「洗面所の流し台の下の
扉の中」が何処だか分からない。テレビを見ていても、とんでもない幼稚なことを聞いて来る。
毎日言わせているけれど、「おやすみなさい」を言う状況が分かっていない。とりあえず、何
をした次に言うのか決めてあるので、全くオカシナ事になっている。
なのに、電車と虫の外見的なことなら博士級にしゃべって、人がハッとするような絵を描く。
「こんな絵が描けるようなら、きっと頭も良いんでしょうね!」って、それが大いなる誤解!

それが、来年中学生。
[2000年8月20日 22時1分0秒]

お名前: ペンギン   
「助け」どころか、わざわざ「この子はワガママだ。きっと、親の育て方が悪いんだ。」って
わざわざ言いに来るような人しかいないし、私に話し掛けるとボスに睨まれるような雰囲気し
かない。
その一言、その横目使い一つで、私は何十年もフラッシュバックで苦しむというのに。
[2000年8月20日 7時45分58秒]

お名前: ペンギン   
「人」が嫌いだとかいうわけではないのに…。
ただ、「人」と係われないという係わり方をしているだけなのに…。
「意味」の通じる「コトバ」で話しかけて欲しいのに…。
本当は、助けて欲しいのに…。

何か、痒いところに手が届いていない気がする。
みんな、本当の辛さを知らずに、外側から勝手なことを言っているような気がする。
[2000年8月20日 7時42分22秒]

お名前: ペンギン   
話すことは出来るのに、人と意味の通じる「言葉」を持っていない人。
そういう人の家族から来るメールでの相談に書かれている、アスペ青年たち。
そこにいるのは、まるで数年前の私自身。
好意的な知人のちょっとした一言を鵜呑みにして追いまわして迷惑をかけているとか、フラッ
シュバックに苦しんでいるとか…。なるほど、みんな「会話」も「相談」も出来ない人たちだ。

かく言う私も、「会話」はできない。けれど、せめて「独り言」で伝われば良いと思っている。
[2000年8月19日 15時58分1秒]

お名前: ペンギン   
「言葉」の有る無しは、「自閉症」の本質とは関係ない。
ただ、何時の時点で「意味」が通じたかどうかで、経過が違って来る。
≪言葉のない人≫は、「身体」や「感覚」や「記号」を言葉として使っている。
≪言葉のある人≫は、普通の「言葉」を使っているけれど何も伝えていない。
それを見抜いて「同じコトバ」で会話してくれる人が現れてくれるのを、本当は待っている。
[2000年8月19日 15時46分40秒]

お名前: ペンギン   
今、遊びに来ているU君のお母さんから、本人の携帯に電話があった。
「もうちょっとしたら、帰りなさい」と言われたらしい。

でも、私はこういう約束の仕方をすると何時までも帰らないことを知っている。
だから、「もうちょっとって、あと何分?」と本人に確かめた。「あと5分」だって。

「よ~し、35分になったから、かーえろ!」と今家を出た・・・イッヒッヒッ!思うツボ。
[2000年8月19日 11時36分58秒]

お名前: ペンギン   
人は、人に会う度に天気の話をする。
でも、私は人が「暑いですねえ」と言うのは、現在の気温や気圧配置を知りたいのだと思った。
だって、その為に「天気予報」があるんじゃないの?と思っていたから。
だから、「暑いですねえ」と言われたら、昨日の最高気温の話だとかニュースで報道された
「夏の話題」のことを教えてあげた。それから、「今日はちょっと涼しい」という事実を答え
たりもしたし、この気温がいつまで続くとか長期予報の見通しを語ったりもした。
どう考えても、自分が「暑い」と感じたら素直に「あっつい!」という言葉が出てしまったり
、いかにも汗だくだくで暑そうにしている人に向って言うのは当たり前だけど、それが挨拶と
して交わされるのは全く理に叶っていない。
とりあえず、「暑いですねえ」と言われたらオウム返しに「暑いですねえ」と答えたり、「水
やりが大変ですねえ」というパターンで対応できるようにはなったけれど…、その先が続かな
い。本当の挨拶で、そこで止めてくれる人はいいけれど、共感しろと言わんばかりに妙に実感
のこもった返事を返して来る「情」のこもった人には、フリーズしてしまう。
[2000年8月17日 18時17分41秒]

お名前: ペンギン   
「身体」を持った「人」ではなく「言葉」としての「人」と「同化」するとは、誰かが言って
いた・どこかに書いてあった「言葉」を自分の文脈の中に配置してしまうということ。
だから、相手の人となりとか相手の意志や意図などは一切カットして、自分独自の意味付けを
されて頭の中に固定されてしまう。そして、それをそのまま誰に対しても・どんな状況でも、
説明や前提となる条件を省いたまま使ってしまう。
[2000年8月17日 16時57分42秒]

お名前: ペンギン   
>私が外出する時にはそれをモビルスーツのように着込んで出掛けるのだ。

今は、人と会うことが分かっている外出時だけだから何とかなっている。つい1年前まで、24
時間それを着込んだままだった。それで、破綻してしまった。
[2000年8月17日 14時16分56秒]

お名前: ペンギン   
しかも、私の場合は「人」に接して「同化」してしまうとその「感情」や「欲求」みたいな
ものを感じてしまって苦しくなる。私が「同化」できるのは、いつも「言葉」とか人間では
ないキャラクター。だから、実際に会った「身体」を持った「人」に「同化」することはな
い。
そうして、こういう場面では・こういう立場では「かくあるべき」という私の振る舞いを指
示するだけの「世の中」辞典が出来あがってしまったというわけだ。それが、「知性」の塊
のような私のウイリーで、私が外出する時にはそれをモビルスーツのように着込んで出掛け
るのだ。
で、一方、本当の私なのにまるで「世の中」から抹殺されるべきもののように扱われて来た
「感性」の方は、「音」や「光」や「色」や「形」やアニメやゲームの「キャラクター」と
いったものたちにいつも「同化」しては自分の居場所を求めてさ迷っている。

そうしてよくよく考え直して見れば、私にはまだ「ニンゲン」らしく振舞うための人格の持
ち合わせてがないように思える。でも、私の振る舞いはもともと「普通」だから、逆にその
必要が無く、そのことがかえって禍しているようだ。
[2000年8月17日 13時50分22秒]

お名前: ペンギン   
「自閉症」を高機能と非高機能に分けるのではなく、知能レベルによって高・中・低の三つに
分けた場合の「高機能自閉症」の問題というのが、私にはもっとも良く当てはまる。

高機能自閉症にみられる思考過程の独自面。
1、視点の変換の困難。
   ○自分なりに考えて対応を試みるけれど、他人の目から見ても正しい方法であるか考え
    られない。
   ○自分の主張に論理的飛躍があって、筋が通らないことに気づかない。
2、なりゆきを予想した行動の欠如。
   ○その結果、他人がどういう反応や態度をとるかを予想した行動がとれない。
3、他人との照合のない言葉。
   ○普段はごく普通に話しているけれど、自分の立場を説明する際に何か言葉の使い方が
    おかしくなり、普通とは別の意味で使っていたり、独自の言葉を使ったりします。
(『自閉症時の保育・子育て入門』/『自閉症治療スペクトラム{Ⅱ-1}』中根晃著)

そりゃあ、自分一人しかいないのだから「視点」の切り替えなんかできっこないし、他人の反
応や態度は常に予想不可能。自分のお得意の分野以外での話や日常会話などのような、こちら
に全く回路が無い場面では、パターン化して記憶した範囲の受け答えに留めていられる分には
なんとかなるけれど、どうしても当たったり障ったりしてしまう。それで、黙っているのもど
うやらマズイことらしい。けれど、分かんないんだからどうしようもない!
それに、「自分の立場」は常に「自分でない何かのキャラクター」なのだから、その時々の自
分がなり切っているキャラの「言葉」遣いになる。しかもその時にはそのキャラのイメージが
頭の中に浮かんでいて、その画像を見ながらその立場に立ってしゃべっているんだから、一時
的にその「用語」ばっかりになるのは仕方ないじゃん!
それで、終ったからといって、「あの時の発言の真意はこうです」なんて言い訳がましいこと
をわざわざするだけの精神的エネルギーなんかないし、人が誤解していると分かったってその
人がそう思っちゃったんだから、それでもうその人との関係は終わっちゃうしかないでしょう!

というわけで、今私が自分の気持ちを言い表わそうとしたら「電撃ビリリン」とか「エアーシ
ョット」とかいう言葉しか出て来ない。何故なら、今は“デジモン・ワールド2”のことしか
頭にないから。(とーぜん、ゲーム中のデジモンの声でワザを繰り出している。)
[2000年8月17日 11時29分49秒]

お名前: ペンギン   
「他人との共通認識を欠く言葉」・・・だから「会話」は成立しない。
[2000年8月15日 8時29分19秒]

お名前: ペンギン   
もうドラマは終わったので、ドナさんにも繭子にも優希にも「同化」していません。
もし、しばらくヴィトゲンシュタイン化しているとすれば「一匹オオカミ型」になるでしょう
し、デジモンとファイナルファンタジーにのめり込むかも知れません。
[2000年8月14日 11時3分13秒]

お名前: ペンギン   
それでも、私が何とか「日常会話」を無難にこなしているのは、「誰かが誰かに言っていたコ
ト」を知識として蓄えていて、状況に合わせて使うことが出来るようになったからです。でも
今は、状況を読んで「余計なことを言わない」ことを心掛けるようになった段階ですが…。
けれど、基本的に「自己開示」が出来ないこと、「会話」を続けられないこと、「相談」に乗
っても相手の心情には応えられないことがハッキリしたので、中途半端な口出しはしないこと
に決めました。
それで相変わらず、「素材」を見つけては「同化・取り込み&異化・排出」を繰り返すパター
ンに戻ります。
[2000年8月13日 16時34分50秒]

お名前: ペンギン   
聞きたい人の聞きたい話を聴く時は、人を見るよりもチカチカユラユラするものやキレイな
ものを見ている方がよく聞こえる。
聞きたくない人の聞きたくない話を聞かなければならない時は、とにかくその辺にある文字
に注意を集中させて「人」の影響を受けないように遮断する。
聞きたくない話を聞かされて既に「私」が脅かされてしまった場合には、不安感と恐怖心を
払拭する為に手を振る。フラッシュバックしてしまった記憶を消す為に首を振る。それでも
ダメなら、薬を飲むしかない。そして、もう二度とそういう「場面」に遭遇しないように警
戒する。
[2000年8月11日 11時28分30秒]

お名前: ペンギン   
「自閉症」の子供時代は、知覚過敏で耐えがたいって?
でも、すっごくきれいな「光」や「形」、他の楽しい「感覚」や同じことの繰り返しに夢中に
なっていることの方が多い人だっているんじゃない?
[2000年8月11日 8時15分30秒]

お名前: ペンギン   
本当は、自分の意見を言う前にそれぞれの知識・見識・立場が違うことを説明しないといけ
ない。でも、ほとんどの人は、自分の知識・見識・立場が限られていることさえ自分では気
づいていない。
だから、違う知識・見識・立場があることを情報として伝えたり、説得したり、論争したり
…、ということが始まってしまう。
でも、私はそういう人との係わり方が出来ない。「知らないだけだから、知れば分かるかも
しれない。けれど、知っても分からない人は、始めからワカラナイ人なんだから関係ない。」
と思ってしまうから。
それで、「あんた、オカシイ!」ってたくさんの人に思われているだろうけれど、私はそれ
で構わない。そう思ったら、黙って通りすぎてくれればいい。もし、何かしら気づいたこと
があっても、それはその人の財産であって私のものではないから勝手に使ってくれればいい。

でもね、当の本人は、始めから説明不要の「共通認識」で話せる場所を見つけて、そこで生
きてしまっているかもしれませんよ。
[2000年8月3日 0時40分38秒]

お名前: ペンギン   
こうして、話題があっちこっち飛ぶのは、書きたいことが思い浮かぶとタイトル別に適当に
放り込んでいるからです。
しかも、どこか余所の掲示板で読んだことから思い付いた事だったり、今日聞いた言葉につ
いての感想だったりするし、突然頭の中をよぎったずーっと昔の出来事についてのコメント
だったりもします。
[2000年7月30日 9時48分33秒]

お名前: ペンギン   
【四つ↓の続き】
山の中の道場にいた頃の私は、自分のこだわりと、感覚的な好みと、コミュニケーションの
まずさと、対人関係の特異さと、社会性の無さを貫き通していたのでした。
この時に、「自閉症」に関する正しい知識に基づいて、「生活」はそのままで「社会生活」
に必要な最低限の譲歩の方法を指導しながら就労支援をしてくれるような人(結局、狭山先
生じゃないの~!)がいたなら、今現在とっても良い方向に向かっていたことでしょう!
[2000年7月29日 23時17分7秒]

お名前: ペンギン   
やっぱり、普通なら「寂しさ」を感じるべきところに「罪悪感」を感じてしまいます。
これだから、私には進歩がないのでしょう。
[2000年7月29日 22時36分26秒]

お名前: ペンギン   
私も結構、会話がダメ。
このことに気づいてから、地球人と会話するため&地球人の気持ちを知るための常識辞典
の代わりになる本がないかと物色して見ました。
でも、「自閉症」のモノの考え方が分からなければ、自分のどこがおかしくて・地球人と
どう違って・何に気をつければ良いのかワカラナイ~♪ 
というわけで、私の仕事は、これを見た子供たちが「こんなバカげた大人になっちゃイケ
ナイ~!」と思うような事柄を書き連ねることだと腹をくくっています。だから、皆さん
は、「こういう大人にならないで下さい!」

でも、「良い子の皆さんは真似しないで下さい」とは書きません。何故なら、もしあなた
が良い子なら、これを見て「真似しよう!」などとは思わないはずですから。
強いて言うなら、「悪い子の皆さんは、真似してはいけません!」或いは、悪い子にはこ
れを見せて「これは悪いことだ」と教えましょう。
[2000年7月29日 18時39分34秒]

お名前: ペンギン   
それから、私にとっての「局限的な興味の対象」が自分自身で、自分自身を言い表わす
「言葉」を集めていたら、それが「自閉症」だったんです。
[2000年7月27日 19時15分48秒]

お名前: ペンギン   
私の場合、表向き「かなり変わった普通の人」で実質「かなり変わった自閉症者」になって
しまっているのには、理由があります。

先生の言葉と教科書の丸暗記で大学までは何とかなったのですが、読解力がないのと「言葉」
は体験そのものではないから真実を語れないという二つの壁に突き当たっていた時に、禅の
「不立文字」という思想を知りました。実体験のない知識・生活感のない理論は空虚なもの
だから、文字を見ても意味を考えてはいけないというものです。それまで文字ばっかり見て
来た私は、これこそ正に自分に欠けているものだと思いました。
そして、もう一つの思想に「威儀即仏法」というのがあり、朝起きて夜寝るまでの全ての動
作が作法として決まっていてそれを守っていれば、言葉を一切交わさずとも人に対して失礼
はないというものでした。それこそ、寝方・起きてからすることの手順・ふとんのたたみ方
やしまい方・歩き方・顔の洗い方や歯磨きの仕方…、という生活の全般にわたって決まって
います。この、秩序や順序が(その全ての間に「手洗い」が入るという一部を除いて)私の
「こだわり」とピッタリ一致しました。
といっても、普通の禅道場では、たま~にやる参禅会の期間中だけそういう作法にのっとっ
た生活をするというのが一般的で、普段はそんなことをしていません。だいたい、現在の寺
院の本業は修行や啓蒙活動ではなく葬式ですから。
ところが、そういう本来の思想に乗っ取った生活をちゃんとやろうというところがありまし
て、私はそこに行った次第です。そこでは、参禅に来る人にその作法を教えるのが仕事でし
た。で、スタッフである私たちは参禅者の料理を作ったりするのです。そこでの「もてなし」
は、気の利いた会話をすることではありません。来た人は玄関の板を木槌で叩く。お疲れ様
以外言うことはない。それから道場の案内をすればいい。料理も献立が決まっている。その
理屈を説明すればいい。という具合に。
ここでの成果は、時間の概念が身に付いたのと、料理の仕方を覚えたのと、日常生活も人間
にとっては重要な活動だってことを身体に叩き込まれたことでした。

そこはとっても居心地が良かった。だいたいこっちが指導する側だから、大きい声で指示を
出して高飛車な態度をとっていて良かったから。
でも、もともと体が弱かったのと参禅者がどっと押し寄せる週末の緊張で体を壊し、じきに
山の中の極楽にいられなくなりました。そして、ものすご~く厳しい師匠のいる里の寺に預
けられたかっこうになりました。
今度は普通の寺なので、葬式や法事もあり、普通の世間との付き合いも檀家さんとの日常会
話もアリです。まっ、それはちゃんとしなくて良かったんですけど、さすが永平寺の講師を
していたことのあるお師匠さんですから、教わることはキッチリ教わりました。
言われたことはズバリ、「お前には"こころ"がない」。人をもてなす"こころ"・人を気遣う
"こころ"・人を迎える"こころ"・人を見送る"こころ"…。ありとあらゆる場面でカミナリを
落とされました。例えば、電話の応対の仕方がなってない!とか。単に挨拶や〆の言葉がな
い、電話の内容を正確に伝言できなかった(5W1Hを聞かなかったので)というところに
始まって、相手の言ったことを復唱する形で外に漏らせば聞いている他の人にも内容が伝わ
って周りの人の不安感がなくなる、というようなこと。
まあ、私はこういうことも一つのパターンとして取り込み、自分の気持ちは一切押し殺して
相手の気持ちだけを考えるという強迫観念の虜になってしまったんですけれど。

里に降りてからも、いろいろと問題行動を起こしたり体を壊したりしてゴロゴロしているう
ちに、私はまだ一度も「世の中」に居たことがないと気づいて、「普通」の生活をしなけれ
ばならないと思うようになったのは、25才の時でした。
そして、「世の中」に出たら「普通の人」の公式に自分を当てはめることに固執してしまい
ました。でも、一人っきりの意識のまま、必死に見よう見真似し、正しくない「人の言葉」
も鵜呑みにしてしまっているうちに、精神的にはすっかり破綻してしまいました。
[2000年7月27日 19時13分1秒]

お名前: ペンギン   
具体的なモノを言語化できないのは、音は音・色や光は色や光・感覚は感覚・感じは感じ
といった直接体験といった右脳の領域にある事柄を「言葉」という左脳の領域にバトンタ
ッチできないからです。
通常の左脳は、その場にいて直接体験していない他の人の左脳に「言葉」を送り出して、
相手の右脳にその体験をイメージさせる働きをしています。
でも、「もっのすご~くおしゃべりな右脳人間」は、右脳の領域にある体験についての自
分の見解や感想を言語化しているだけです。
もっとも、他人に対しての「自分」という社会性がないのだから、自分自身の中で右脳さ
んと左脳君が「言葉」を通して会話しているようなものです。

「自閉症」者といっても、非言語的なコミュニケーション能力があってそれほど「言葉」
に依存する必要がない人・両方とも困難な人・両者の差があり過ぎる人…いろいろですが。
[2000年7月27日 16時50分13秒]

お名前: ペンギン   
しかしながら、良く考えてみれは私はもともと、寂しくてトモダチが欲しいからHPを
作ったわけではなかった。今のうちに「遺書」を書いておかないと後が無いと、本気で
思っていた。
でも、意外なことに「仲間」がいっぱいいたので、「上辺だけ合わせたんじゃダメだ!」
と主張することにしたのだった。
それから「診断」とか「自覚」は自分自身に対しての「免罪符」にはなるけれど、誰も
認めてくれない「障害」だから社会的には今のところあまり意味はない。ただ、こじら
せて社会に適応できなくなってしまわないように「療育」しましょう、というようなこ
とを始めから訴えていたのだった。

だから、私は「これでいいのだ!」。
ちゃんとやっているところばかり見せなくってもいいし、何の悩みもなくなるなんてい
う誤解を与えてもいけないし、過剰適応したら精神的にどんなに惨めになってしまうか
伝えていいのだ。
[2000年7月26日 18時26分54秒]

お名前: ペンギン   
遣り取りが出来ないのは、コミュニケーション能力がないからです。
みんなを怒らせてしまうのは、想像力が欠如しているからです。
時々外線が切れてしまうのは、これ以上被害を拡大させない為の自衛手段です。
[2000年7月25日 22時53分38秒]

お名前: F8   
本当は滑稽なだけなのに、無害な人をいじめたのでは正当化しにくいから、
心置きなくいじめられるように、「迷惑」という言い訳を考えた人たちがいて、
単に繭子はさんざんそれを聞かされて、信じてきただけでしょう。
[2000年7月22日 15時6分39秒]

お名前: ペンギン   
国語力がなく、かつ、人の心情に応えてもいないのにおしゃべりなのは、確かにヘンだ!
「ヘンなのは迷惑ですか?」って、迷惑というより滑稽だな、きっと。
[2000年7月22日 10時51分5秒]

お名前: ペンギン   
「夏休み前に一度打ち合わせをしたいので、都合の良い日を教えて下さい。」と言われたのに、
せっせと現況の報告と夏休み中にする療育の予定を話していました。ごめんなさ~い!
[2000年7月21日 22時13分9秒]

お名前: ペンギン   
耳から音声で聞いて→思考内語という無声の音声で考えて→声に出して音声で答えていると、
考えていること・今しゃべっていること・これから言おうとしていること、が何だったか分か
らなくなってしまいます。
私の頭の中の考えを聞いたって分かる人などいるはずもないので諦めますが、少なくとも、今
私が何をしゃべっていたかぐらいは人に聞くことがあるかもしれません。その節は、よろしく!

それから、質問の意味が分からない時には分かりやすく言い直してもらうだろうし、自分の言
った事がトンチンカンでなかったかどうか聞くこともあります。その節も、よろしく!
[2000年7月21日 9時25分57秒]

お名前: ペンギン   
理屈っぽいけど、とっても表層的なところに反応している。
それを、感情・人為・意図・社会的意味を付加して深読みされるから、たまらない。
[2000年7月21日 0時1分25秒]

お名前: ペンギン   
何かを考えている時に手を振っているのは、葛藤の身体化なのでしょう。
でも、特に何も考えていない時にも、ハッと気がつくと振っています。
何も無くても、手をふることそのものが気持ち良いです。
[2000年7月20日 6時49分52秒]

お名前: ペンギン   
「思考内語を口にする傾向」・・・私は中2までやっていた。
現役の長男を観察していると、思考内語と外語の区別がついていないのが良く分かる。
独り言なのか人に向って言っているのか分からない言葉に答えると、「聞こえてたの?」と言う。
それから、「お母さんには、僕の考えていることが分かるんだ!」とよく感心される。
当たり前だろーがー!!!!!  お前の考えは、全てお聞き通しなのだ!
[2000年7月18日 16時35分35秒]

お名前: ペンギン   
「地球人」とは、当たり障りの無い範囲で差し障りのないことを話せば良いし、敢えて係
わり合うこともないと悟ってから、日常会話がそれほど苦にならなくなりました。な~ん
て、相手の期待する受け応えが出来なくって気まずい雰囲気が漂っても気にしなくなった
だけかもしれないけど。
とにかく、私の居場所はちゃんと他にあることが分かっているので、「ここにいながら」
逃げの体制をとっていなくっても良くなったのですよ。「自閉症」に理解のない「ここに
いる」時も、「自閉症」のままでいられる「ここにいる」時も、どちらも「わたし」のま
んまでいいんだって、ね!
[2000年7月14日 19時48分5秒]

お名前: ペンギン   
長男のトゥーレット障害が薬で治ると分かっているのに医者にかからせていないのは、
この「音を出す楽しみ」を剥奪したくないからです。
(これが収まれば、聴覚過敏のある次男とのいさかいも減るだろうに…。)
コイツは、ジャイアンのように歌は全く下手だけど、電車の音だけ上手い。
(ちなみに、私はトゥーレット障害ではないけれど、犬と猫の鳴き声と意味不明の低
音を出していた。それから、自然に歌を歌うようになりました。)
[2000年7月13日 15時23分49秒]

お名前: ペンギン   
アスペの独り言や多弁とは別の話です。
自分の体に響くように声を出すことって、生理的に必要なんです。
その音で外界の刺激の侵入を遮断することと、振動を感じることが大事なのです。
[2000年7月12日 18時53分51秒]

お名前: ペンギン   
日常的に私がしゃべる状況は、以下の三つ。
1、子供に説教する。
2、子供に癇癪を起こす。
3、学校の先生に「軽度発達障害」と「反抗挑発性障害」「行為障害」の違いについて講釈する。

自分から望んでしゃべるのは、以下の二つ。
1、「児童精神科医」と「自閉症」談義をする。
2、「児童精神科医」が同席しているところで、「自閉症」児の親たちに「自閉症」体験を話す。

極力係わらないように気をつけているけれど、卒なくこなしているものは以下の二つ。
1、「完全日本語マニュアル」に乗っ取った日常会話。聞かれたことにだけ答えて、余計なことは言わない。
2、「教育関係の知識」が通用する範囲でこなしている仕事。思ったことをズケズケしゃべっている。
[2000年7月11日 18時10分49秒]

お名前: ペンギン   
文字通り、全身全霊で全てに当たってしまうこと、それがアスペの宿命です。
「思うこと=言うこと」だし、「感じること=身体症状」だから。
[2000年7月4日 11時10分45秒]

お名前: ペンギン   
今の今までして来たことといえば、とにかくいろんなものを言葉に変換すること。
自分のオカシサを表わす言葉を探すこと。
でも、その言葉のほとんどは名詞です。或いは、事実を表わす記述文です。
私は、言葉に答えることは出来るのに、人に応えることはできません。
言葉なら無条件に信じますが、人を信じることはできません。
こんな立派なコミュニケーション障害があることに、つい最近まで気づきませんでした。
そこで、この人間として最も基本的な能力を補う為に通訳をつけることにしたのは、
とっても現実的な選択です。
それから、人と安心して係わる為には庇護者をつけることにしました。
そして、この通訳と庇護者のいないところでは、
余計なことは言わないように気をつけることにしました。

ここのような文字だけの世界を管理する能力は、私にはありません。
だから、みんな勝手に、てんでバラバラで好きなようにしていて下さい。
人の意見に合わせたり、議論したりしないで下さい。
いろんな立場のいろんな言い分が、どこまでも並行に並んでいるようにして下さい。
[2000年6月30日 7時39分22秒]

お名前: ペンギン   
な~んだ、全体的に、自分の外でやっていたことを頭の中でやるようになっただけじゃん。
でも、最初が最初だから、表面上は目立たなくて普通にやっているように見えても、中身は
全く変わっていないのだ。
[2000年6月29日 10時14分3秒]

お名前: ペンギン   
思考内語を口にするのは、普通は7才ぐらいまでだそうです。でも、私がそれをやめたのは、
中学生の時でした。

頭の中に「文化会館」があって、いつも誰かが演説しているか、漫才をしているか、映画を
上映しているのに気づいて、それに夢中になりだしたのもこの頃でした。
それまでは、ロッキングの振動とか、プランコの揺れとか、いつも同じ繰り返しの物語とか、
人を笑わすギャグとか、神話や古代文明の文様とかいうもので満足していました。でも、外
界で汚れた心を洗う為の「音楽」が必要になったのも、この頃でした。

思考内語に音声を付けるのはオカシイことに気づいても、思考内語を話したくなってしまう
癖はなかなか抜けません。今でもやっぱり、言ってしまいます。
けれど、「自分に向かってしゃべる全くの独り言には、音は付けずに口パクにした方が良い」
と分かっても、人に向ってしゃべる言葉の音量を調節するのは難しかった。だって、自分に
しゃべっても人にしゃべっても、自分の体内に響く自分の声しか聞こえなかったから。耳か
ら入る音を別の回路から聞いて、その場に対しての自分の声の大きさが妥当なものであるか
どうかの判断をするのは、今でもムズカシイ。
ただ、人に向ってしゃべる時には、丁度良い声の大きさでしゃべるとか、声を人に向けて送
り出す必要があると分かったのは、高校生の時でした。それまでは、ただしゃべりたいから
適当な相手を見つけてはしゃべりまくっていたので、興奮するとエスカレートして声がどん
どん大きくなっていました。でも、何かの用件を人に伝える場面になると、小さい声でボソ
ボソしゃべるので、「聞こえない」とよく言われました。

今では、声の調節はけっこう上手くなりました。でも、今だに我が家からは、近所中に聞こ
えるくらいの罵声が飛び交っています。
人から質問されると、ちゃんとした答えが書けるようになりました。
でも、意見交換するとか、人の書いた文章から何が言いたいのか読み取ってそれに応えると
か、人間関係を把握して身の上相談に乗ることは、今でも出来ません。
たぶん、これからも出来ないでしょう。だから、通訳をつけることに決めました。
[2000年6月28日 22時7分14秒]

お名前: ペンギン   
私は、私の思考の速さに合わせて字を書くことが出来ない。
もし書いたとしても、半分は読解不能だ。
パソコンだと、キーを押すだけでいいし、漢字を調べなくてもいい。
しかも、電話回線を繋いでおけば、そのまま発表することができる。
だから、まともなことが書けるようになった。
[2000年6月22日 14時30分15秒]

お名前: QP   
O大学の障害児教育の先生に何度か子供を連れて行って相談した事がある。
その時に「あなたのお子さんと同じ話し方をするお子さんがいますよ。」と言われて、
「Nさんでしょ。」と言ったら当たっていた。
親どうしは、知り合いだが子供どうしは会ったことがない。
ということは、その子も自閉症の仲間かな?診断はついてないようだけど・・・
[2000年6月14日 16時49分32秒]

お名前: ペンギン   
やっぱり、人に応えるのと、感情に配慮するのと、まとまった人格でいるのと、ご立派な
文章を読んだり書いたりするのって、出来ない。
独り言と、分析と、フラッシュバックの内容を言語化するのと、都合の良い人格を利用す
るのを肯定するしかない。パソコンの中では、「苦痛」に感じることはしないことにする。
(知能指数がいくら高くても、「世の中」が右脳人間仕様に出来ていないから仕方ない。)
[2000年5月30日 11時34分2秒]

お名前: ペンギン   
唐突だが(って、いつもそうだけど)、「暗黒騎士ガイア」って良い響きだと思わない?
でも、「餡子・食いし・カイヤ(川崎麻世の奥さん)」だと、とんでもないことになるな!

なんて、今日はF8さんの帰国祝いで、ちっと暴走気味。
[2000年5月28日 9時30分12秒]

お名前: ペンギン   
ワシは、何も良いことなどした覚えがないのにそんなこと言われて、何が良かったのか分から
なかった。
それから、例え何か良い事をしたとしても、その人間が本当に良い子供であるかどうかも分か
らないのに、何故そんなことを言うのかと思った。
そして、終いには、自分は良い子ではないのに「いいこなんて呼ぶな!」と思った。
[2000年5月28日 6時39分18秒]

お名前: F8   
「良い子、良い子」と言われると、

「なるほど自分は良い人間なのか。それは良い話を聞いた」と思っていた、小さいころ。
しばらくたつと、「もうそんなこととっくに習って覚えたのに。なぜ何度も教えてくれるのだ?」と
ムッとするようになった。
[2000年5月28日 3時59分9秒]

お名前: ペンギン   
地球人は子供と見ると「いいこ、いいこ」と言う。
これもまた決り文句の社交辞令なのだろう、私は口が裂けても使えない。
地球人同士でこの言葉を交わすと、どうやら「自分を認めてもらったという安心感」が伝わるらしい。

でも、私は喜ばない。「いいこだねえ」なんて言われると、何でそんなことを言うのかと思ってしまう。
[2000年5月27日 11時0分36秒]

お名前: ペンギン   
繭子のしゃべり方は、ただの吃音障害みたい。
[2000年5月27日 5時16分13秒]

お名前: フリーラジカル   
地球人は「ありがとう」を口で簡単に言えるらしいけど、私にはこれがなかなかできない。
心から「ありがとう」と思っているときほど、口に出して言えない。「ありがとう」を大安売り
で言える人を見たことがあるが、私にはペテン師にしか見えなかった。

そんな私でも経験から、地球人を猿まねして「ありがとう」を連発するとウケが良くなるのは
知っているし、自分でもこの猿まねをすることがある。そんな時はこの病的なくらいの「嘘嫌い」が、
無理に嘘をついている状態になるので、F8さんがどっかの掲示板で書いてた「口の内側の
薄皮を噛み切る」ぐらいの決意が必要になる。そしてその後は自分で自分が分からなくなるというオマケ付き。

そんなわけで、って弁解が長くなりましたが、M先生、ありがとう。M先生の気持は充分、
受け取っています。ワイパックスも受け取ったけど(笑)。ごめんなさい、話のノリが悪くて。

それにカウンセラーのSさん、ありがとう。感覚過敏の話をしていたとき、「普通の人のほうが
どうかしてる部分があるよね。クラクションみたいな音に驚かないなんて、過適応しているん
だよ。」と言ってくれたとき、本当は涙が出そうなくらい、嬉しかったんです。実感してるのは
今だけど。「神経質だね~」とイヤソ~な顔で言われるばかりだったから。(でもヒトの優しさ
を感じ取れるようになったのは、大きなトラウマを負ったのと引換でした・・・。)

だからこうやって文章で書きます。ありがとう。これは私の魂の肉声です。嘘なんかじゃ、
ありません。
[2000年5月24日 1時5分22秒]

お名前: ペンギン   
「自閉者」にとって、言葉は言葉の遣り取りでしかない。
地球人は、言葉を通して「気持ち」の遣り取りをしている。
しかし、「共通認識」の無い所に、遣り取りは成立しない。

だから、地球人が「自閉者」に話す時はできるだけ表面的にすると良い。

そして、「自閉者」はできるだけ地球人との会話を避けた方が無難だ。
何故なら、地球人というのは、解からないなりになんとかしようと懸命に努力している「自閉
者」をバカにしたり・騙したり・利用したり・お説教しようとする、想像力の欠如した・思い
やりのない・薄情な人種だから。
[2000年5月18日 7時31分56秒]

お名前: フリーラジカル   
地球人の感情を猿真似してトンチンカンな受答えを(衝動的に)する
                   →相手を怒らせる、又は 傷付ける
何て言って答えていいか又は慰めていいか、言葉を失ったり、答えたくなくなる(選択性緘黙)
                   →「人の聞いてないのか」と怒られたり、「冷たい」
という評価を受ける。

どっちみち、ニンゲンとして×、とされる。
[2000年5月18日 5時36分55秒]

お名前: ペンギン   
本日の「日本語講座」。今日は、地球人通訳とのお勉強の日でしたので、その報告です。

◇電車の車掌さんの「ドアが閉まります」のアナウンスについて。
 今日乗った電車で「ドアを閉めます」という正確な表現をされていたので、それについて
 考えていることを語り合いました。
 私:「ドアが閉まります」だと、ドアに目と口と手がついてドア自身の意志で閉まるので
   ないと、おかしい。で、それ以上の意味は無い。
 通訳:「ドアを閉めます」だと車掌が閉めるので、責任も車掌にかかる。でも、「ドアが
   閉まります」だと、お客さん自身が注意する意味になる。

◇「お茶が入りました」について。
 私:これはもともと意味不明の不適切な表現なので、そもそも情報としてインプットして
   いない。自分も使わないし、覚える気も全くない。それに、実際にお茶が目の前に出
   てくるのだから、何と言って出されようと関係ない。ただ、それを飲んでいいかどう
   かは、指示がないと判断できない。
 通訳:この表現で、「あなたの為に・お茶を・入れました」という接待の気持ちを表わし
   ている。そこに、よく来てくれたとか労をねぎらうとかいう気持ちが込められている。

それから、同じドラマ(『永遠の仔』)を見て、普通の人が感じる一般的な「感情」はどう
いうものか聞いたり、それに対して私はどうだったか話しました。具体的なことを書いてし
まうと、あまりにもヒンシュクものなのでそれは省略します。
でも、重要なのは、私が普通の人と同じ「感情」を持っていないからといって、決して「薄
情」ではないということです。私は、もともと「無い」のに学習して、適切な振るまいとか
一般的な感じ方を「知って」いるので、それなりの社会的な役割を果たしています。
それに対して、「もともと」無いのに有るように「見せかけ」ているとか「建て前」で生き
ている「嘘つき」だと批難するのか。それとも、よくぞここまで「努力(苦労)」してやっ
て来たと賞賛するか。
それこそ正に、その人の人を思いやる心・思慮の深さ・想像力の豊かさ・人間性が顕われる
ところなのではないでしょうか?
[2000年5月17日 18時51分3秒]

お名前: ペンギン   
「誰が重いか軽いかなんて、言えんじゃん!」←この言葉を言ってくれた人に、感謝です!
[2000年5月12日 17時31分47秒]

お名前: ペンギン   
つーわけで、しょせんここでも裏街道~♪ なのであった。
[2000年5月12日 11時44分9秒]

お名前: ペンギン   
だから、一番「普通」なのに一番「普通」じゃない。なんでやねん!
損なんだか得なんだ、よーわからん!
[2000年5月12日 11時43分10秒]

お名前: ペンギン   
↓をすべて、口頭言語のみならず「掲示板」でもやっているワシって…。
もしかしたら、「自閉症としての自閉症(診断がつく範囲の自閉症)」は一番軽いのに、
「自閉症でない自閉症(広汎性発達障害としての自閉症)」は一番重いのカモ~?
[2000年5月12日 11時2分25秒]

お名前: ペンギン   
「自閉症」でない「自閉症」の最終形態のコミュニケーション障害について、『自閉症の診断
と基礎的問題』にこんなことが書いてある。
1、発話とそれに伴う身振りや非言語的メッセージの調和
   ○姿勢や視線が相手に向わない・声の大きさや抑揚の調節ができない・表情変化の乏し
    さから、「気持ちが通じ合わない」という印象を与える。
2、会話における順番取り
   ○呼びかけの言葉や相手の注意をひきつけるような何らかの関わりをしてから話し始め
    るとか、しゃべったことがお互いに影響を与えながら展開していくといった、対話の
    基本構造から逸脱しているので、相互的関係が維持されない。
   ○いきなり本題・しゃべりたい時にしゃべりたいことを一方的に話す・相手が期待しな
    い情報もしゃべり続ける・相手の話しを聞こうとしない・相手の反応には無関心。
3、相手との心理的距離
   ○相手との親密さの程度や状況や雰囲気を読み取って、それに応じた態度や言い方をす
    ることができない。
   ○相手の感情に無関心で、嫌がったり怒ったりしても気づかない。手加減が分からずに、
    しつこ過ぎたりする。
4、相手の発話意図の解読
   ○相手が情報を明確化し話題を焦点化したり、発話を修正している場合に、相手の発話
    意図を読み取らないために他者との認識が共有されていかない。(P33~34)
5、制限的・固定的なことば使用
   ○文脈にそぐわないきまり文句・常套句の乱用がみられたり、過度に制限的な意味で使
    用される語句や特殊なメッセージを担う語句がある。
[2000年5月12日 10時58分19秒]

お名前: フリーラジカル   
それを地球人は裏手にとって私たちのことを「注意欠陥」と呼んでるのかな。
私たちにとっては感情も理屈も本質も等価で存在するから。
地球人にとっては感情という名のエゴに最初から5g(いや、この数字に何の根拠もない)くら
いの重りがついてるのに、そのことに気がつかないから、理屈や本質の重さが正当に量れない。
[2000年5月11日 8時27分17秒]

お名前: ペンギン   
いや、それ以前に、地球人は「感情」が邪魔して、「理屈」や「本質」を分別する能力を
持っていないらしい。
[2000年5月11日 7時41分40秒]

お名前: ペンギン   
今、地球人の通訳の先生と同じ一つのドラマを見て、どこでどう感じるか、また、その理由
は何か比べてみているところ。
同じ「感情語」なのに、まるで違う理由・全く違うところで感じている。

どうも、私は最初に同化した視点から一歩も動かずに、過去の再現部分は現在に至る原因と
して見てしまい、現在の状況は過去の経緯からすれば必然なので何の疑いも持たずに見てい
る。
それから、私が同化している人が周囲の人に「感情」や「要求」を押しつけられている場面
ではとっても不快に感じているし、それに反発している場面では「もっとやれ!」と思って
いることも分かった。

そして、地球人の不自由さとは「理屈」や「本質」が分かっても、「感情」が邪魔して正当
な扱いができないところにあるということも分かった。
「地球人を説得するには感情に訴え、自閉人を納得させるには論理的整合性が必要」なのだ
が…。お互いに苦手なことをやれと言っても、無理な話だ。
というわけで、しばらく一般の地球人とは会話したくない。
(お抱えの通訳とのみ、交信することにする。何度も書くが、マレク先生の方だからね!)
[2000年5月11日 7時38分47秒]

お名前: ペンギン   
今日、買い物をしたら、答えて郵送すると一万円が当たるかもしれないアンケート用紙をくれ
た。で、私はただ「ああそうですか。」としか言わない。
だって、まだアンケート調査に応じるかどうかも分からないし、当たるかどうかも分からない
のに、他に何か言うことがある?

でも、私の前のお客さんは、「そうねえ、当たるといいね。そうしたら、今の買い物がタダに
なるもの。」と一家揃ってニコニコ顔で受け取っていた。当然、店員さんもニコニコ顔で、
「そうですね。」なんて言ってたけど。

こういう場面に遭遇すると、昔だったらこれを一つのパターンにしてファイルしたところだ。
でも、もう「人まねオウム」は卒業したので、こんなことを覚えて不自然な会話をし、いつ
までも、そのどこかオカシイ感じのする場面を何度も何度も思い出すのはゴメンなので、
「私はこれでいーのだ~!」と「いかにもいかにもフォフォフォシールド」を張ることにした。

人は、それを退化と呼ぶだろうが、「人まねオウム」を卒業して「本物のオウム」になったの
だから、れっきとした進化だ。
[2000年5月10日 18時28分36秒]

お名前: ペンギン   
「全ての思考を視覚的なイメージの操作によって実行している」
「優しいという言葉を理解するときに、それに相当する視覚的映像に置き換え、翻訳を行う
ことで理解が可能となる」
           (『高機能広汎性発達障害』P8/テンプルさんの手記の要約)

最初にこれを読んだ時、文字通りイメージが沸かなかったのでよく意味が分からなかった。
でも、自分が随分と視覚的な情報に頼っているのを自覚して、もう一度良く考えてみた。
私も「優しい」を、粉ミルクの缶の絵か「こんにちは、赤ちゃん」の歌のレコードジャケ
ットにあるような、テカテカの頬っぺたを真っ赤にして赤ちゃんを微笑んで見ている若い
お姉さん(何故か、お母さんという感じではない)のイメージで理解していたのだった。

えっ、非自閉の人って、そうじゃないの?
[2000年5月6日 21時41分49秒]

お名前: ペンギン   
今、ふと思ったのだが、「言ってくれなくちゃ、ワカンナイ!」と怒ってきたことのほとんど
は、普通なら「言わなくてもわかること」だったのかもしれない。
でも、言ったら言ったで、「今はダメ!」とか「そこに置いといて!」と答えていたような…。

よし、次回からは、「メモ付けて置いといて!」にしよーかな~。
いや、ダメなのだ。人への気遣いが無いヤツと、字を書くのがおっくうなヤツと、字が書けな
いヤツばっかりだから。その前に、何故、私がそうして欲しいのか、理解しようとも思ってい
ないし、理解できない人ばっかりだから。
[2000年5月4日 17時35分7秒]

お名前: フリーラジカル   
>スウェーデン語の古典仮名遣い
そ、そんな恐ろしげなものがあるんだねえ。うっぷ。

ずっと前に、ペンギンさんの「ペンギン日記」をいくつかプリントアウトした。そしたら家人が
それを読んで私を誉めた(笑)。
だから「それ、私が書いたんじゃないよ。私、そんなに文章力ないよ。」と言ったら、
「おまえが書いたのかと思った。だって論理展開が同じじゃないか」だと。

私もペンギンさんの論理展開の道筋は自分にとってなぜか読み易いものだと思ってた矢先だった
ので、この家人の言葉には驚いたし、頷けた。
[2000年4月24日 18時2分0秒]

お名前: F8   
どちらでも同じだと思う。だって訳者は原著者の言葉を「おんなじ言葉だよなあ」と思いつつ
訳していったので。

それでも、スウェーデン語から英訳した訳者が介在しているんだけどね。
その人きっと大変だったと思うよ。
だって、この著者、スウェーデン語の古典仮名遣いで書いてるらしいんだ。
[2000年4月24日 17時14分27秒]

お名前: ペンギン   
しかしながら、『ずっと「普通」になりたかった。』を読んでいて思うのだが…。
使っている言葉(単語)と発想が、全く同じだということ。内容については、程度問題だと
思う。(私は、すっごく軽いだけ。)
これは、原作者と同じなのかな、それとも訳者の方?
[2000年4月24日 16時9分2秒]

お名前: ペンギン   
これは、「字面」から変換したから。
[2000年4月22日 15時24分33秒]

お名前: ペンギン   
偉そうな鷲の顔。
[2000年4月22日 15時1分27秒]

お名前: F8   
「ワシ」はー?
[2000年4月22日 13時34分25秒]

お名前: ペンギン   
この語尾について起源を考察していたら、あることに気がついた。
「のだ」は、ずっと前にあった「野田なのだ」というCMの「のだ」なのだ!
時々出る関西弁は、ファイナルファンタジー7のケットシーのキャラ。
「のら~」というのと、「カモ?」というのは、今でもやっているCM。
今現在、意識して使っているものは、書く時に頭の中にそのCMそのものや登場人物の
それを言っている顔の表情が、ありありと浮かんでいる。これは、どうやら人格ではな
くって、「感情」のようだ。
「のら~」は、湿布を貼ってじんわりしている気持ち良く、かつ、ホッとした顔。
「カモ?」は、車をブロック塀にこすりそうで心配している不安げな顔。
ということは、「のだ」は先のCMのかっぷくの良い中年オジサンの自信たっぷりの顔だ。
これって、知らず知らずの内に『ガイドブック・アスペルガ―症候群』に載っている、顔
の表情を「感情」に変換するテクニックを使っていたのではないだろうか?
つまり、掲示板だと「色」が使えないので、全てを文字で表現しなければならないから、
「語尾」がその代わりをしているらしい。
[2000年4月22日 10時28分29秒]

お名前: ペンギン   
余所で書くよりは、ここで書いた方が害は無いと思う。
[2000年4月22日 5時18分35秒]

お名前: フリーラジカル   
普通に見える努力、ではなくて、普通に見えるとはどういうことかの研究(笑)は
実は今でもしてる。私にとって大問題のアイ・コンタクトですよ。
高校生のときには(叱られたので)鏡の中の自分の目を見て話す練習をした(全然、
効果なかった)。
今は、TVに出てる人がどれくらいの時間、会話中に相手を目を合わせているかを観察中。
タレントで私くらいの頻度の人は、一人の例外を除いて今までのところみつけていない。
その一人の例外とは樹木希林さんだ!!!(良いのかな、ここでこんなこと書いて)
[2000年4月22日 1時20分1秒]

お名前: フリーラジカル   
文章のほうは、小さいときから日記を書いていて、自分の書く文章がつくづく、あのば~さんと
一緒なのに気が付いて嫌気がさし、矯正してきた。文末のバージョンを変えると音韻が
良くなるのに気付いたのは高校のときかな。
普通に見える努力をしたのは最初の職場。とことん周囲の同僚に「変わっている」「クラい」
「トロい」とボロクソ言われたからね。
[2000年4月22日 1時0分57秒]

お名前: ペンギン   
あっ、これ医者に言われたんだ。
(HPの)文を見て、「書いてある内容は『自閉症』だけど、文章としゃべっている人間が
それらしくないから、にわかには診断できない。」って。
普通に見えるためにした努力はイヤな苦労だったが、普通らしい文が書けるようになった方
は、楽しかった。ここに、こうしていられるようにもなったし。
[2000年4月21日 21時46分17秒]

お名前: ペンギン   
>物事の相互関係が図解されててASに理解できやすいという意味で
あっ、これ、中学~高校時代の私のノートだ。きっと。

フリーラジカルさんの文章は単文の寄せ集めではなくって、ちゃんとした文章になっているよ。

で、私の方はHPを作る時に、長くダラダラ繋がっていて語尾が紋切り型でそっけない悲惨
な文章だったのを組み替えて、話しの流れが分かるようにする作業ができるようになったの。
それまで、というか原稿の段階では、次から次へと出て来る書きたいことをただ書きとめて
いくので、何を言いたいのかサッパリ分からないという感じだった。紙だと消しゴムで何度
も何度も消さなきゃいけないから、まっ黒けになったり破れたりする。そのうち、書きたい
ことの何パーセントかは消えてしまった。
だから、パソコン様様なのだ。
[2000年4月21日 17時6分52秒]

お名前: フリーラジカル   
↓私の言うところの「一文」は「単文」なんでしょうか。複文、重文、こんがらがってきました。
[2000年4月21日 15時51分9秒]

お名前: フリーラジカル   
あ、あの文は私の母の若い時の文章にそっくりです。因みに母は若いときは講演会なんかの
ノートの取り方も本当に上手で(物事の相互関係が図解されててASに理解できやすいという
意味で、ですが)した。
晩年は便箋一枚分が句点なしの完全な一文という驚くべき状態になってましたが。
[2000年4月21日 15時38分19秒]

お名前: ペンギン   
如月さんのあの文章って、懐かしいねえ。
単文を「接続語」で繋ぎ合わせるテクニックを開発する前の、私の文章を見ているようだ。
書いた文がスッキリするようになったのは、語尾が自然に決まるようになってからだけどね。
どちらも、そんなに前のことじゃない。

きっと、パソコンを利用すると、こういう組み直しが簡単に出来ることを発見したので、こ
うやって考えをまとめたり書いたりするのに不自由がなくなったんだと思う。
[2000年4月21日 15時17分35秒]

お名前: フリーラジカル   
あ、その言い方の方が正しいかもしんない。なぜならウチの娘は「ハイ」という代りに
首をたてにコクッっとして頷くが、こっちの言いたかったことはちっとも伝わってないし、
分かろうともしてないみたいだ。
彼女の場合だけかも知れないが、確かに「聞こえているよ」のメッセージなんだろう。
[2000年4月17日 22時28分2秒]

お名前: ペンギン   
「はい」って、「私にはちゃんと聞こえています」っていう意味だよ。
[2000年4月17日 22時18分44秒]

お名前: フリーラジカル   
繭子が「ハイ」を連発するのについてF8さんがどっかに(へへへ)書いてたので・・・・

私も「ハイ」はよく言います。話し言葉の理解が悪いので、「ここまでは分かったゾ」「了解」「同意・賛成」を示す区切りのつもりなんですが、私の場合。
自分と、相手の両方に向かって「ここまでは分かったゾ」と言ってます。
[2000年4月17日 20時41分53秒]

お名前: ペンギン   
「多重人格」というのは、自我(エゴ)で統合された健常者の精神が、トラウマから逃避
して自己を守る為に、意識を遮断して別の人格に摩り替るものです。
「自閉症」の自己同一性の無さは、自我(エゴ)という自己の中心核が無い為に起きるの
です。統合されていない人格をいくつ持って場面ごとに使い分けていても、観察者として
の意識は常に覚醒状態にあるので、トラウマが消えることはありません。回避するには、
意図的に触れることを避けるという方法を取るしかありません。
自分の中にいるもう一人の自分でさえも、「客観的な存在=他者あるいは神のようなもの」
と認識してしまうほど統制が取れていないので、感覚的な負荷が耐えられないほど大きい
人は、さまざまな「行動障害」を起こすことが出来ます。
音声としての言語(オーラル・コミュニケーション)を、人と人とが係わって意志を伝達
する道具だと理解するのに時間がかかった人は、「言語発達の遅れ」を起こすことが出来
ます。
こういうサインを出すことの出来る「自閉症児」は、とっても良い子です。そうやって、
自分が「自閉症」だと周囲の人に早い時期から訴えることが出来るからです。そうして、
早期に発見されて早い内に手をかけてもらって理解者に恵まれると、とっても良性の「自
閉症者」になることが出来るでしょう。
しかし、もし今自分の身近に、特に何の遅れも無いように見えるか、逆に年令不相応な豊
富な知識があってとっても賢そうにしゃべっている子供がいたら、よく注意してあげて下
さい。ほとんど独り言が多くないか、聞くだけかしゃべるだけかのどちらか一方でしかな
いかどうか。

こういう子供を放置して「悪性の自閉症者」にしてしまったら、それはあなたの責任です!
[2000年4月17日 10時14分54秒]

お名前: ペンギン   
ドナさんには、3人。名前がちゃんとついていて、誰がモデルなのか・どういう場面で活躍
するのか、それもちゃんとわかっていた。
さくらちゃんにも、ゲームのキャラがいっばいいる。今日は何でいくか、ちゃんと言える。

でも、私は統合されていない人格がいっぱいいて、「のだ」でしゃべっているのと「です」
でしゃべっているのと「!」でしゃべっているのが違うヤツだということは分かっているけ
れど、名前もなければモデルもよくわからない。できたてのホヤホヤの時には、誰なのかわ
かっているけれどね。そのうち、すっかり自分の人格の一人になってしまうので、正体不明
になってしまう。(最近出てきた、「ワシ」で語るのは、今のところは誰なのかわかってい
るけど、いまにわからなくなってしまうだろう。)
しかも、場面ごとに変わるし、相手によっても変わるし、メンバーも変わって行くので、ま
すますわからなくなる。
[2000年4月16日 10時29分40秒]

お名前: フリーラジカル   
きっと「群れの構造」を作って、その構成員として機能する、って部分に
かなりの機能はさかれてるんだよね。社会性という価値は地球人コミュニティでは重大だから。
だからどんなにサヴァンでIQ高い人でも、コミュニケーションに問題があると、
福祉サイドからのサポートなしでは社会構成員からは外されちゃうもんねえ。
あのレインマンのモデルになって人なんて、まったくその良い例だよね。
くどいようだけど、IQなんて、記憶力なんて、この世界じゃナンボのもんじゃい!
[2000年4月15日 21時23分21秒]

お名前: ペンギン   
しかし、知能指数の高い私の頭が空っぽな理由はよ~く解かったけれど、それを見破れない
地球人の知能って、何の為にあるのだろう。
[2000年4月15日 16時1分16秒]

お名前: フリーラジカル   
↓そう、それだけでおしまい。
娘の担任の保母さんが昨日、「やっぱり○○ちゃん(娘のこと)、集団ゲーム
(昨日は椅子取りゲーム)のルールが分からなくて・・・」と
いきさつを説明してくれました。ぐるんぱはしょんぼり・・・。

娘のことをみんな、「知能指数は高そうだから大丈夫、記憶力がすごいから楽しみだ」とか、
言ってくれる。私を励まそうとしてくれてるのは有りがたいが、
知能指数がナンボのもんじゃい!記憶力があるだけでは、ナンボのもんじゃい!
このこと、何度言っても、こっちの世界の多数には分からんのだなあ、これが。クソ!
[2000年4月15日 15時55分49秒]

お名前: ペンギン   
私が、かつての知識詰め込みの学校で、何一つ不自由なく成績順位1ケタ台でいられたのは
(その学校のレベルは、めちゃめちゃ高くはありませんでしたがけっこう上の方でした)、
先生の言った事を最初から最後まで丸ごと音声として記憶できたこと、そして、教科書をそ
っくりそのまま視覚情報として記憶できたからです。音声を文字に変換すると、完璧なノート
かできます。教科書をそっくりそのまま思い出すと、テストで良い点が取れます。
しかし、私の「短期記憶」の倉庫はとても小さいので、どんどん更新されてしまいます。

だから、成績は良かったけれど、それだけでした。おしまい。
[2000年4月15日 15時23分2秒]

お名前: フリーラジカル   
そうそう、筆談ではなく、文章で全く要点のない書き方をする人を私、知っている。
前いた会社の社長。自分の書いた外国人宛の手紙を翻訳せよと、よく仰せつかった。
あれはきつかった~。
[2000年4月15日 10時28分50秒]

お名前: フリーラジカル   
>いや、筆談だってことになると、・・・
そうそう、それは絶対そう。(またしてもYESMANか?!)
[2000年4月15日 10時21分57秒]

お名前: フリーラジカル   
↓またミスタイプです。声の言い人→声の良い人です。すんません。
[2000年4月15日 10時20分1秒]

お名前: F8   
いや、筆談だってことになると、向こうがイヤでも整った言葉にしてくれるからね。
私にばかり頭を使わせるのではなく、自分も頭を使ってくれるからだよ。
[2000年4月15日 10時19分43秒]

お名前: フリーラジカル   
えっと、クドイようですけど、私、本当に声にはウルサイんです。
やっぱり声の言い人に話し掛けられると、内容なんかどーでもよくなっちゃうんだな、これが。
トモダチの奥さんがスイス人なんだけど、声がとってもいい。低くて、良く共鳴する声。
用事もないのに、わざとそのトモダチのいないであろう時間に電話して、
彼女の声を聞いてはうっとりしている私は変態?
[2000年4月15日 10時18分54秒]

お名前: フリーラジカル   
↓全く、そうそう。(私はYESMANか!?)

ところで
>音声で聞くと要点がつかめない
って点だけど、本当に要点のある話し方、それに要点のある話そのものをしている地球人って
少ないと思う。それとも「要点」の定義が地球人と私たちで違うのかなあ。

以前、私は通訳なんちゅう、酔狂な仕事をしたこともあった。
ところがいざ、英語に置き換えようとすると、「で、結局この人は何が言いたいんだ?」って
言いたくなる人が多いのに困った。で、はしょって通訳してると、事実の羅列ばかりになって
後で「俺の言いたかったことが伝わっていない!」と怒られた。
「え?、あなた自分の感想、というか、意見って、おっしゃいましたっけ?」ってなことが
よくあった。全然、私に向かない仕事だった。
[2000年4月15日 10時13分27秒]

お名前: F8   
もう一つは、文法(語尾の活用とか)の構造そのものを楽しんでしまったこと。
言葉を、コミュニケーションの実用品とは知らず、クイズ、パズルとしておもちゃにしてしまった。
[2000年4月15日 8時55分9秒]

お名前: F8   
ところで、私の場合、言語認識の壁は、音声よりも「時間の認識」だと思います。
どれくらいの時間単位で切りとっていいかがわからない。
どれくらいの範囲が「現在」に入るかがわかってない。縮尺がわからない。
だから音声で聞くと要点がつかめない。

筆談だと、目で見られるからね(笑)

それともう一つは、音声が克明に聞こえすぎて、人の声なのに音それ自体に聞き入ってしまうこと。
音楽で言えば、メロディーもリズムも度外視して音色に聞き入ってる状態だね
ネックになったのはそれだと思う
[2000年4月15日 8時33分33秒]

お名前: F8   
そうそう↓
[2000年4月15日 8時31分14秒]

お名前: フリーラジカル   
↓全く同感です。拍手拍手。パチパチ。
[2000年4月15日 1時20分48秒]

お名前: ペンギン   
というわけで、「自閉」の程度を行動と言語と身辺自立だけで判断するのは、
やめましょうね。専門家のみなさ~ん。←と書きながら、なるべく見ていないことを願っている。
[2000年4月14日 22時20分17秒]

お名前: ペンギン   
ドラマを見ていても、その人の人物像をすぐに「理屈」にして処理してしまっていることも、
先日、同類(?)との会話の中で始めて自覚しましたです。はい。
[2000年4月14日 22時16分23秒]

お名前: ペンギン   
私、今になって、人と人とのやり取りには会話じゃなくって筆談でも答えられないことが
分った。だいたい、話しの内容が追えないし、その人が何を言いたいのか考えることがで
きない。
質問形式になっていると、それに対する答えが考えなくてもちゃんと出てくる。でも、あ
とのものはキーワードを拾って、勝手に出てくる思いついたことを書いているだけだ。単
語としての言葉になら、瞬時に止められなくなるほどの反応が出て来ることが多い。でも、
何時間か経ってから突然、滝のように言葉が出てきて収拾がつかないくらいになってしま
うこともある。
どちらにも共通していることは、きっかけになる「何か」があって、それに対する「解答」
であること。でも、私が書けるのは、そのきっかけになった出来事の描写や説明を抜かした、
それについて思ったことだけ。
今まで、自分に言語面での遅れが全くなかったので、そういうエピソードを語れないから、
言葉に関する質問には答えられないのだと思っていた。けれど、言語面での遅れはないが、
「人との関わり方」の障害がけっこう重くって、「心の理論」の実際的な運用に困難があ
るので、人とのやり取りが出来ないし始めても疲れてしまって長続きしないことが、よく
わかった。

F8さんはその逆だよね。子供の頃に、(恐らく聴覚の過敏や複数の人の音声が混じって
しまうことが原因で)言葉の理解とか音声と意味の結合に重大な障害があったのに、今現
在、地球人との筆談のやり取りはちゃんとこなしている。
私みたいに、感覚の異常がそれほどでもなく言語面や学習面の遅れも全くないから、際立
った認知障害や行動障害もないのに「自閉」というのは、こういうことなのだと思った。
[2000年4月14日 22時14分3秒]

お名前: ペンギン   
普通なら、教えなくても自然に関心が向いて分かるようになって行く「共通認識」や
「記号の文化的意味」について、わざわざ教えなければいけないこと。
それから、教わっても健常者とまるっきり同じ感覚で理解するのではなく、理屈や
強迫的な観念だったりすること。
そのものの持つ「本来の意味」から連想される事柄よりも、表面的・部分的な要素
に着目して発想が飛躍してしまうこと。

そういう意味なはずなんだけど…。なんか、「キスマークを見て、唇としか思わな
いぐらいの認知能力しかない」みたいな書き方だったねえ。
[2000年4月3日 21時39分56秒]

お名前: F8   
はい、「口としかわからなかった」のは、私です。
でもそれは、一回習ったらわかるんですよね。

途中にキスマークの話が出てくるような文脈の文章で、
私が本題を楽しめるような文章に、遭遇しなかったからです。
要するに、遭遇する機会の問題。
[2000年4月3日 8時42分39秒]

お名前: ペンギン   
「二階・行った」→「二回・行った」→「二回・言った」→「二貝・逝った」までは
可能だが、「二回・逝った」は不可能。
このように、漢字が活用して行く感じを「飛躍的三段論法」と呼ぶ。(独り決めだが。)

しかし、桜餅から「モッチー」というモンスターを考えたのは、もしかして連邦市民?
ただ、アンパンマンのようにあんこは入っていないのだが、桜色の餅に葉っぱがついている
キャラクターなのだ。
しかも、持ちワザ(餅技ではない)が「もんた=もち+ビンタ」とか、「もちき=もち+ず
つき」とか、「さくら吹雪」とかだし。同じタイプの仲間に「ニャンコロモチ」とか「ミタ
ラシ」とか「サクラモッチーニ」とかいるし。

ところで、話題は変わるが…。
「キスマーク」を見てもその象徴的意味が分からない、とどこぞのTV情報誌に書いてあった
のだが。(もちろん、連邦市民の説明として。)
私は、何を意味するかは分かっている。が、「これは、タラコくちびるだな」と思ってしまっ
たり、「縦の切れ目がやけに多いな」と思ってしまったり、「こういう唇の持ち主とは、どん
な顔だろう」と思ったりする方が楽しいだけなのだが…。
[2000年4月3日 8時25分21秒]

お名前: ペンギン   
それから、今、CCレモンのCMで言ってる「親父クビ~!」は「親軸B」だよ。
あの言い方の発音だと。
[2000年4月3日 7時0分16秒]

お名前: フリーラジカル   
でも私「にちじょうちゃばんじ」と読んでしまうアナウンサー、気が合いそうだと思うよ。
本当にそうだもん、地球人の世界って。
世の中をはすに見るシェイクスピアの影響かなあ。

昨日、柔道の(!)TV番組を見ていたら
「いやあ、末恐ろしい選手ですねえ。」というアナウンサーのコメントが入った。
それを言うなら「将来が楽しみな」だろうーが。
でもやっぱり、「末恐ろしい選手」という言い方の妙味も私には捨てがたい。
うー、たまんない!
[2000年4月3日 6時50分17秒]

お名前: ペンギン   
ゲゲッ、行き先は行き当たりばったりで「突然どこかにふらり~」なんて日常茶飯事。
それから、低血圧とか低体温になるのは我慢しすぎ・抑制しすぎ・抹殺しすぎ。
それで動けなくなってしまうんだから、パニックの逆です。

ところで、この「日常茶飯事」っていう言葉、好きです。
だって、漢字で物事を考える私にピッタリ。漢字から、いろんな発想が出来るから。
「にちじょうちゃめしごと」って読んでみたり、「(私の)日常=茶番劇」になったり、
『巨人の星』の決して和やかでない食事風景(ガンコ親父がちゃぶ台をひっくり返したり、
お説教している横で、キレイなお姉さんが泣いている)を思い浮かべてみたり…。しかし、
この↑の光景は「日常茶飯事」とは呼ばないだろう、と考えてみたり。
「にちじょうちゃばんじ」と読む若手のアナウンサーに、それは「にちじょうさはんじ」
と読みなさい!と無言の抗議が出来るし。「日滋養佐判事」などと変換して遊べるし。
[2000年4月3日 6時42分22秒]

お名前: フリーラジカル   
派手なパニックは起こさないけど、行き先も告げずに「突然家出」をしてしまう私は
罪深い人間でしょうか。家族だけじゃなく他の人間関係にしてもそうです。
すぐ逃げる、よく逃げる、とにかく逃げる、が私の基本。えっへん。(エバれることかー!)
[2000年4月2日 23時32分21秒]

お名前: ペンギン   
でも、他の人なら、もともとそれほどの関係を結ぶ気もないし、向こうがその気でも
こちらは上手いことスッ逃げちゃうから、「悪あがき」する必要ないじゃん。
もう逃れられない間柄だから、かといって向こうに歩み寄る気もサラサラないから、
「悪あがき」。でも、私が毎日ネチネチとやっている小賢しいイヤガラセなんて、蚊
に刺されたほどにも思われていないみたいだし、せいぜい病名のつかない体調不良で
ゴロゴロ寝てるのを許されるくらいで終わってしまう。
死ぬ前に一度は、派手なパニックとか自傷とかしてみたいぞー!←絶対出来ない。
(一番ひどいのでも、血圧が急降下して目が回って倒れただけ。)
[2000年4月2日 22時48分32秒]

お名前: フリーラジカル   
ええ?絶対服従の師弟関係や家族だから、悪あがきが通用しないんじゃないのお?
というか、悪あがきを認めてくれない(笑)。
[2000年4月2日 22時24分38秒]

お名前: ペンギン   
だいたい、「悪あがき」の相手ってのは、絶対服従の師弟関係とか家族だけだし…。
[2000年4月2日 21時2分59秒]

お名前: ペンギン   
いや、そんな手の込んだことではなくって、思うようにならないことの悪あがきという程度。
なんとかして「ここから逃れたい」、という意思表示。でも、全然通じていないみたい。
結局は、一人芝居の域を出ない。
もっと派手な暴れ方が出来たら、少しは分かってくれるだろうか? それとも、差別されて
しまうだけなのだろうか? 
だいたい、自分自身でも気づかなくて何とかして一人前にならなければと思っていたぐらい
だから、きっと、他人も気づかなくって何とかすればどうにか一人前になると思われていた
んだろうな。
[2000年4月2日 21時0分35秒]

お名前: フリーラジカル   
>「特定の人に意図的に意地悪をしたり、わざと接触を避けることがない」
ほど純真でもない・・・

こういうのは「私は人間関係にずぼらですいません」で済ませてきた。
ひたすら去るものは追わず、の精神。
気に入った人に嫌われるのは確かに身にこたえるけど、
かといって深追いをするのが面倒でできない、
気に入らない(といっても積極的に人を嫌いになったこと、あんまりないけど)
人に嫌がらせをする根気もない。
ってな感じで、とにかく人間関係に身を入れて対応してない、と思ってたんだけど。
[2000年4月2日 18時47分9秒]

お名前: ペンギン   
自分にとって自然にしていると、敷居が高いとか冷たいとか言われる。
が、それが元々の状態で、温かくしたり冷たくしたりしているわけでもないのだから、
そういうときには「冷たい」という概念がこちらにあるわけではない。
それは、連邦市民が普通ならするはずの関わり方や会話をしないという有り様を、地球
人が感情的に評価して「冷たい」と言っているだけなのだから。

ただし、「特定の人に意図的に意地悪をしたり、わざと接触を避けることがない」ほど
純真でもないことを、一言付け加えておく。
[2000年4月2日 17時38分45秒]

お名前: rim   
誰かのためによかれと思ってしたことも、よかれと思ってしなかったことも、
しょっちゅう裏目に出ます。これが短い期間に立て続けに起こると、軌道修正が
困難になって、何に対しても手も足も出ないだるまさんになってしまう。
で、そういうときは家族に対してもDon't disturb.
ホテルで使ってるあの札、欲しいなぁ。
[2000年4月2日 15時24分38秒]

お名前: F8   
己の欲せざるところを人に施すなかれ 

これをやってると、「冷たい」って言われるんだな。
自分だったらとにかく放っておいてほしい場面で、遠慮して近づかないから。
ありがた迷惑の苦しさを、身にしみて知っているから。
[2000年4月2日 9時44分3秒]

お名前: ペンギン   
思いやりがなくて・自己中心的で・身勝手で・冷たい というのは地球人に当てはまる概念だ、
と思う。
だって、「自」も「他」もないところから出発して、「他」の存在に気づいて観念やルールや
パターンで関わって行くしかできないでいるのが連邦市民なのだから。
[2000年4月2日 9時24分14秒]

お名前: ペンギン   
「心の理論」を通過した連邦市民には、思いやりも・気遣いも・優しさも・親切心も・
人を喜ばせようとする気持も・他人の期待に応えようとする心も、ちゃ~んとあります。
ただ、表出パターンが違うのと、場面にそぐわなかったり相手の思惑が分からなかった
りして、トンチンカンで伝わっていないことが多いでしょう。
そして、そういう失敗経験が積み重なった為にそういう気持がなえてしまって、ひねく
れてしまったりひがみっぽくなったりしてしまうのです。
あるいは、自分のことを無視されたとか、正当な取り扱いを受けていないと思い込んで
しまっていることもあります。けれど、それを抗議する方法も妥当でない為に、逆に自
分で自分の首を締めるようなことをしてしまうのです。
[2000年4月2日 7時37分2秒]

お名前: ペンギン   
人との関わりあい方が違うとか、認知システムが違うとか、感情の共感性に欠けるとか。
それをひっくるめて、「想像力の欠如」と言うのだろう。
しかし、学習能力や言語理解力が高ければ、「社会性」を理論的に補っていくことが出
来る。世の中のありとあらゆることから、自分自身までをも研究して…。
こうして、表面上は対地球人コミュニケーションに困難が無くなってしまったかのよう
に振る舞える。

でも、せめて連邦市民同士が出会った時ぐらいは、そういう呪縛から逃れて「自閉語」
で会話したいものなのだが。この国の民衆には、それを許容する豊かさが無い。
連邦市民とそれを取り巻くシンパの家族には楽しく微笑ましいものと映っても、そうで
ない一般市民には「意味不明で・恥ずかしくて・みっともない」と、不評を買う。更に
悪いことに、それを指摘されたり抗議された時に、「どうだ、素晴らしいだろう!」と
自分たちの文化を誇ることが出来ずに「自分を責めて、ひた隠しに隠す」方向に走って
しまう。そうしなければ、存在することさえ許されない。
それが、本人に「普通にならなければいけない」と思い込ませてしまう。そして、「何
とかして普通にしなければ」あるいは「普通に見せかけなければ」と、家族を追い込ん
でしまうのだ。

けれど、実際の場面では理屈は通らないし筋書き通りに運ばないことも多いので、情緒
的コントロールのまずさは隠せない。また、見せかけの人間関係は、脆くてすぐに壊れ
てしまう。
[2000年4月2日 7時12分59秒]

お名前: フリーラジカル   
>突然だけどさあ、

まるっきり気づいていないこともあれば、気づいていても分かりやすく表現できないので抜かしてしまうこともあれば、説明を入れてしまうと面白くなくなってしまうの
で省いてしまうこともあれば、音やリズムの遊びを楽しむのに夢中でそれどころではない

ってなことをアメリカの大学でやると、人生を楽しむ術に卓越したツワモノと尊敬されるのに、
日本の大学でやるとただの変人扱いされる、そんな気がしました。

やっぱり一人一人が違ってて当たり前の国と、
みーんな同じじゃないといけましぇーんの国の違いかしら。

(余談ながら付け加えときますが私はアメリカという国是は大嫌いです。
そんなに日本が嫌いならアメリカに行けっ、てな、これまた乱暴な、
というか、これこそ勘違いなことを言われたことがあるので、念のため。)
[2000年4月2日 1時19分16秒]

お名前: ペンギン   
ここら辺が、発語が遅れてその後もコミュニケーションがうまく発達しないタイプの人たち
と、書いたりしゃべったりすることに難は無くても、「大いなる勘違い」をして遠回り人生
を送らなければならないタイプの人たちとの違いになるのだろうか?
つまり、自分の周りの現象を取りまとめて法則化出来ない為になかなか言語を持てないか、
自分独自の言語を持っていてそれで世の中を勝手に解釈してしまうばかりか、それに固執し
てしまう為に言語はあっても通じていないかのどちらかってこと。前者がカナーで、後者が
アスペと言い切る自信はないが…。
[2000年4月1日 22時34分48秒]

お名前: ペンギン   
思考回路がショートして、自分で自分が分からなくなった時の常套手段。
自分自身に付ける注釈シリーズ、第?弾。

ノーマルな話者と同じような関わりあいの計算が成り立たない理由として、全体的統合の
欠如・結びつきのない無関連な情報処理をするのが容易・解釈に当たってその人に独自な
文脈を呼び出してしまう・心のあり方が違うので話者の意図が理解できない・話者の意向
を文章から読み取れない、とある。
そして、自分の知っている事柄について読者には知識が無いと計算していない。
また、導入プロセスなしに、突然新しい話題に移り変わる、とも。
(最近マイブームの『自閉症とアスペルガー症候群』のハッペさんの論文より)

確かに、まるっきり気づいていないこともあれば、気づいていても分かりやすく表現でき
ないので抜かしてしまうこともあれば、説明を入れてしまうと面白くなくなってしまうの
で省いてしまうこともあれば、音やリズムの遊びを楽しむのに夢中でそれどころではない
こともある。
でも、基本的に「人に分かってもらおうと思っていない」とか「自分の言いたいことを書
き連ねるのが目的で、それ以上の意図もなければ計算もない」、つまり、始めから他者を
想定していない。
これが、一見社会性がありそうで「心の理論」と「関わりあい」に障害があってコミュニ
ケーションが上手く取れないということなのだろう。だから、知識は豊富でも役に立たな
い訳だ。
これも、分かったからと言って出来るようにはならないので、足し算はできない。
でも、「やってはいけないところでブレーキをかける」という引き算は出来るようになる。
[2000年4月1日 22時19分50秒]

お名前: フリーラジカル   
どうにも花粉症がひどく、昨日医者に行ってきたときのこと。
医者「どうされましたか?」
私「どうにも顔面が重くて・・・。(これくらいの表現は、まあいいか、でも次)
鼻を中心にハナミズ爆弾になってしまったんです。」

オイオイ、医者相手にタガがハズれ過ぎだぞ!
[2000年3月30日 21時41分42秒]

お名前: フリーラジカル   
うーん、今「ジャストミートな快感」に大笑いしてます。
[2000年3月29日 5時44分54秒]

お名前: F8   
>同じ経験を要求するかのよ
>うに、これを見よ・あれを読めと資料を呈示したり、人の文章を引用して自分の言いたい
>ことを代弁させる。

だいたい、原書ハンティング、翻訳企画の持ち込みって、まさにこれじゃないでしょうか。
「これを見よ・あれを読め」ってのをやりたくて、企画書を書いている。
「こと」と「という」を満載でな。

そして、訳が終われば、訳者後書きは本文からの引用のパッチワークさ
[2000年3月29日 0時2分15秒]

お名前: F8   
>同じ経験を要求するかのよ
>うに、これを見よ・あれを読めと資料を呈示したり、人の文章を引用して自分の言いたい
>ことを代弁させる。

だから、図書館にしたんだった。
[2000年3月28日 23時59分33秒]

お名前: F8   
ほらあー! 4対0で多数派じゃないかあ!<「という」と「こと」が多いということ
[2000年3月28日 23時57分28秒]

お名前: ペンギン   
「自分のもつ重要な背景的情報を読者は共有していないと認識していないかのよう」
自分が何を見て・何を感じ・何を考えているかについて語ることはあっても、自分がどこに
いて周りに何があるかについての説明がない。

「同じことを感じるには同じ経験をすることが必要と思っている」
「人と共感するとは、一般には実際に人と同じ目に遭うことはなくても、その人と共通に
感ずることを意味します」
そう、だから人の共感を誘うような作為的な文章が書けない。同じ経験を要求するかのよ
うに、これを見よ・あれを読めと資料を呈示したり、人の文章を引用して自分の言いたい
ことを代弁させる。

「対人関係と感情の世界への洞察を欠くこと、さらにそれへの興味の欠如(その根本には
おそらく理解の欠如がある)を示すいくつかの徴候があります」
「言葉の自己流の用法、話題の飛躍、固執性、機械的模倣、他人の心への無理解」
「話者が最適の関わりあいを目指すとき、自己の思考そのままの解釈を伝えるべきではな
い状況はいくらもあります」
私の文章からこういうところを一つ一つ削除して行ったら、きっと何も残らないでしょう。
これこそ、自閉語会話の文法というものです。そして、その人の自閉性を如実に表わして
いるんでしょうね。
仕事用の文章とか生活上必要な会話などのソーシャルスキルは、別の思考回路で習得でき
ても、こと自分のこととなると終生あまり進歩が無いように思います。

何故か今日は、突然『自閉症とアスペルガー症候群』の言葉を借りて物事を考えてみたく
なったので、一番最後のハッペの論文からちょっと気になった箇所を書き出して注釈をつ
けてみました。
それで、何が言いたいかというと、ここではこれが自然だということ。それだけ。

(でも、本当は、にせものに惑わされないように本物の「自閉症」の本質、特に感情につ
いて確かめたくなったのでした。早い話が、代償行動。それで、原点に帰るために原典を
読んでいる。アスペルガーさんのね。お陰で、なんとなくスッキリした。)
[2000年3月28日 22時58分10秒]

お名前: rim   
「という」と「こと」が多いことについては、私も散々仕事で指摘されました。(私は何の因果か文筆業)
最近ようやく「他人の文章を参考にする」という知恵をつけて、推敲時に自主的に刈り込み作業をするように
なりました。
仕事で偉いセンセイに会って、冗談言われたときの私の無能ぶりといったら……。
エライ人の冗談ってどう扱えばいいのやら(-_-;)
[2000年3月28日 21時0分38秒]

お名前: フリーラジカル   
>「という」と「こと」が多い。

ゲゲッ!私の文章にはこれが多いと付けたそうとしてアクセスしたら、F8さんが書いていた。
どこまで同じなのか、コワイよ、全く。

>「あさって」の方向を見てしゃべっちゃう。
親子二人でこれやってたら、オマヌケでしょう。更にあさっての方向を
指差ししてたら、まるでどこかの国の一昔前の(今でもそう?)
政治的プロパガンダの看板みたいだ。
[2000年3月28日 20時43分23秒]

お名前: ペンギン   
↓あれ? これって、誰のこと? 私は、それも多いが、接続語だらけ。
[2000年3月28日 19時43分53秒]

お名前: F8   
編集者に言われた。「という」が多い。別の編集者にも言われた。
「という」と「こと」が多い。でも、それがないとパズルのピースがつながらんのだ。
[2000年3月28日 19時10分51秒]

お名前: ペンギン   
>パズルのピースみたいになってて、そのピースを適所にピタッピタッて嵌めていく
この作業は、私もやっている。
[2000年3月28日 18時3分23秒]

お名前: ペンギン   
それをオマヌケと言われた日にゃあ、私はどうすればえーんじゃ?
聞いてくれる相手がいればしゃべりもするが、"茶飲み友達"はちと遠くにいるので…。
その代わりに、思いついた事をあっちこっちに書きまくっているのは、紛れもなく私なのであった。
一説によると、しゃべるよりも罪が重いとか。
[2000年3月28日 18時1分43秒]

お名前: フリーラジカル   
私にとって(4歳の娘もそうみたいだけど)、頭に浮かんだ「言いたいこと」は
パズルのピースみたいになってて、
そのピースを適所にピタッピタッて嵌めていく作業がしゃべること。
だからどのピースも洩らさず言語化するし、
視線はどこか「あさって」の方向を見てしゃべっちゃう。
ちょっとオマヌケかしら。
[2000年3月28日 17時50分34秒]

お名前: ペンギン   
いやさ、あっちこっちに連邦市民のものの言い方って「まわりくどくてやたらと細かい」
なんて書いてあるからさ、それってこういうことなんだろうなって ふと思ったの。
[2000年3月28日 15時58分35秒]

お名前: F8   
購入申し込みをした で完璧にわかるよ?
ていうか、その方が正確じゃん?
[2000年3月28日 10時46分39秒]

お名前: ペンギン   
「購入申込手続をする」をクリックして、「購入」ボタンを押して、記入事項を確認後「送信」ボタンを押す。
↑の作業をすることを、「購入した」とか「予約した」とか「手続した」とか言うのだろうけれど…。
「購入申し込みした」と書いてしまうとき、頭の中には明らかに↑の作業が浮かんでいる。
本当に自分が実際にしたことを反芻しているだけで、他人に通じる言葉に置き換えていないねえ。

ま、それが分かったからといって、出来るようになるわけではないが…。
[2000年3月28日 10時5分55秒]

お名前: ペンギン   
「精神科医としての腕を買って」という表現。
まさか、もう「腕」や「買う」という単語を、字義通りに解釈することはありませんが…。
精神科なら手術なんかしないのに、「腕を買う」はないだろー! 
それを言うなら、「技量を認めて」と言わんかい! などと思ってしまう。
(世の中こんなんばっか。それにイチイチ引っ掛かってしまうなんて、アホ!)

しかし、「お返し何にしよう?」と聞かれて「コーヒーという手がありますよ」
と画面いっぱいに大きな手のイラストが出るCM。
これは、お株を取られましたな。
[2000年3月27日 6時54分43秒]

お名前: ペンギン   
難しい名詞は、いっぱい使える。
動詞まで「~こと」を付けて、名詞にしてしまう。
ことわざや決り文句は使えるけれど、
意味のよく分からない言い回しって、使えない。
いちおう浮かんでくるけれど、イマイチ自信がない。
それから、「誰が・どうして・どうなった」かも読み取れない。
コメント書くのも、ほとんど部分的な言葉に反応しているだけ。
だから、私は、会話+説明文という戯曲のような文か、
杓子定規に総括したような文しか書けない。
(前者がドナさんの文体で、後者がテンプルさんの文体。その中間は無い。)
[2000年3月14日 10時42分1秒]

お名前: ペンギン   
知っているからといって、何もいま・ここで・この人の前で言わなくてもいいのに…。
でも、知っていることをしまっておけなくって、余計なことをクドクド言ってしまう。

書きたいからといって、いま・ここで・誰に対してでもなく言わなくてもいいのに…。
でも、書きたいことをしまっておけなくって、自分で自分の首を締める。

いつになっても、懲りないヤツだ。
[2000年3月2日 13時42分26秒]

お名前: ペンギン   
三度目の正直なのか、二度あることは三度あるなのか?
本当に知りたいのか、困っている気持ちを共感したいのか?
歩み寄って下から支えたいのか、単に上に引っ張り上げたいだけなのか?

一人一人違うし、始めの頃と慣れて来てからでも違うし、子供の年齢によっても違うし、
今までどうしてきたかによっても違うし、抱えている障害や困難さによっても違うし…。

どこに合わせて良いか、わからない。
だから、こっちはこっちで勝手にしゃべるから、あっちはあっちで勝手に使えばいいんじゃない?
[2000年2月29日 14時39分23秒]

お名前: ペンギン   
「今日は、頭が痛くって。」なんていう会話をするのは、頭が痛いことへの共感を求めている
のか慰めを求めているのか知らないけれど、私はそれを聞くと「頭痛のメカニズム」を調べて
教えてあげようと思ってしまう。
「今日は、いいお天気ねえ。」と言われたら、いつの頃からか「洗濯物が良く乾く」とか「布
団がほせていいねえ」と答えることをパターン化するようになったけれど、それまでは「今日、
晴れている理由」=天気の仕組みと今日の天気図を知らないのかと思った。

ふむふむ、今は「自閉症」で、おなじ事をやっているわけだ。
[2000年2月29日 10時17分33秒]

お名前: ペンギン   
「よく、しゃべる・よく、知っている。」
こういうものを、発達の目安にすべきではない。
「何をしゃべっているか・どういう答え方をしているか。」
こっちの方が、よっぽど重要なのに。
↑のような子供を見ると、よく「おりこうね」なんて言うけれど、
見る目のない近所のオバサンに誉められたって、生活の保証にはならないのだ。

それから、しゃべり始めが遅いからといって「人生終わりだ!」なんてこともない。
音が混じってわけが分からなかったり、
聞こえているんだけれどどうしていいか分からないだけかもしれないから。
[2000年2月27日 10時7分43秒]

お名前: オオカミペンギン   
と言って、そろそろ「くどい!」とか「うるさい!」とか「黙れ!」とか言われそうだけど。
「くどくて、うるさくて、黙れない」のも特徴の一つです。
[2000年2月26日 11時57分25秒]

お名前: オオカミペンギン   
1、まわりくどい説明や前置きは、本人にとっては意味の通じない感情語だったり囚われてし
  まう言葉を増やすだけなので、単刀直入にズバリといってくれた方がいい。
2、怒ったような口調だけど、態度がデカイだけで怒っているわけではないこと。
3、大筋とは関係のない「部分」や「決り文句」に反応して、とんでもない方向に話しが発展
  していくこと。
4、なんでもないようなちょっとしたことや言い回しが、本人にとってはフラッシュバックの
  引き金になってしまうこと。

「自閉語」とは、そういうものです。
[2000年2月26日 11時40分22秒]

お名前: オオカミペンギン   
ゲームが上手く進まない。
自分の腕が悪くて無理かなぁとわかっている時は、素直にというよりあっさり諦める。
何としてでもクリアーしたいと思っているのに、そしてもうちょっととか運が良ければ
という時には、腹いせに「設定が悪い」だの「ズルイ」だの「セコイ」だのと大騒ぎ。

怒ったような口調になるのは、誰もいない部屋で自分一人きりでテレビを見ている時に
テレビに向かっていちゃもんつけているようなものだと思えば、みんな同じだと思うけ
ど。(そんな時に丁寧なしゃべり方をする人は、いないだろう。)
誰にも気兼ねせずに生きているのね。それか、この人には「気兼ねしなくて良い」と思
う人を選んで、一緒に住んでるのかのどちらか。
[2000年2月24日 15時48分56秒]

お名前: ペンギン   
自分の体(頭)から出てしまった(言ってしまった・書いてしまった)ものは、もう自分では
ないのです。
だから、時々自分が言った「コトバ」に自分自身が襲われてしまいます。
耳から入ってくる言葉は、どこから発したものであろうと外からの音だからです。
しかし、文字にして見るとそういう恐怖感なしに客観的に見ることが出来ます。
そして、そうしてみると、書き足りなかったことや意味が通っていないところがよくわかります。
だから、追い書きをしてしまいます。
さらに、文字をもじってみたくなります。
[2000年2月23日 18時23分52秒]

お名前: タクロー   
僕と、同じだぁ。全く同じだ。天気の話のこと。
よかった!一人じゃなかった・・・
しゃべり始めると止まらなくて、誰かが同意してくれないと
ますます興奮して同じことを繰り返ししゃべってしまう。
そうか・・僕だけかと心配してた。頭がおかしいのかとも・・・
僕は天気予報を信じてしまい、予報どうりにならないと
パニックに陥り、「絶対○○になる!!」と叫び続けます。
だから、おいらはきらわれものさ!
[2000年2月16日 6時40分23秒]

お名前: ペンギン   
それから、「今日は」の部分に反応してしまうと、ここ一週間の気温の変化を語ってしまった
りもした。(もちろん、体感温度ではなく最高気温と最低気温の話し。上空にマイナス何度の
寒気団があって、何処から何処に移動したとか。←これも天気図でしたね。)
[2000年2月15日 12時59分52秒]

お名前: ペンギン   
「今日は寒いね~え。」と人が人にいう時、その寒さに共感する返事を求めているらしい。
でも、私は現在の寒さの理由を答えてしまう。
「今日は雲がぶ厚いので、この時間になっても暖かくならないからだ。」とか。
さすがに、天気図の講釈をする事はなくなったけれど。
[2000年2月15日 6時24分37秒]

お名前: ペンギン   
聞かれたことに答えずに、自分の言いたいことをべらべらとしゃべりまくる。
人に何かを伝えようとしない。人を気遣う言葉が無い。
最初に話しかけられた事や見たり読んだりした事は、まるで種火のようなもので、
あとは導火線を突っ走ってダイナマイトが大爆発。
これ、よくあるパターンです。
[2000年2月14日 22時11分34秒]

お名前: ペンギン   
アスペの子供の独り言ねぇ。
その場や状況に無関係、何もないのによくしゃべると皆さんおっしゃいますが…。
頭の中では映像と音声がちゃ~んとあって、それを実物で再現したり口というスピーカーを通
して表わしているだけなんですがねぇ。
確かにウルサイですが、仕組みが分かっているので私には奇妙には見えませんが。逆に、今こ
の子の頭の中にどんな映画が上映されているか、手に取るようにわかって微笑ましいと思いま
すが。そんなにオカシイですかねぇ???
[2000年2月12日 21時50分43秒]

お名前: ペンギン   
「挙げ足取り」をしてしまうのも、他人が怒られている(客)のを見て、
自分のこと(主)として受け止めることが出来ないからでしょう。
だから、「人の振り見て我が振り」に気をつけることができません。
世渡りの上手な人は、これがうまいです。
逆に、他人が怒られていたり他人がしたこと(客)なのに、自分のこと(主)
のように思ってしまうと、必要以上に怖がったりします。
[2000年2月12日 8時6分15秒]

お名前: F8   
懲りないですよねぇ。

私の場合、枕詞のようにたくさん、言い訳や留保をくっつけるということを覚えましたが。
[2000年2月5日 13時1分23秒]

お名前: ペンギン   
ひとたび何かに関心を持ってしまうと、気になって気になって何度も何度も頭の中で再生を繰り返してしまいます。
頭に浮かぶと、そのままにしておくことができません。
パソコンがあれば書いてしまうし、人がいればしゃべってしまいます。
ただちょっと、時と所を心得るようにはなりますが、書きたいから書き・しゃべりたいからしゃべっているだけです。
それを人がどう思おうとどう利用しようと、それはその人の勝手というものです。
それなのに、尾ひれがついた反応が返って来ると驚いてしまいます。
それで、「そんなつもりじゃなかったのに…。」の連続になります。
そうして、良い意味でも悪い意味でも「世の中の学習」をしていくのでした。
でもやっぱり、いつまでも「懲りない」面々です。

あ、それから、言葉じゃなくって絵や音で表わすタイプの人もいます。
[2000年2月5日 9時15分6秒]

お名前: ペンギン   
その言葉の本当の意味は分かっても、慣用的な意味が分からないのが、子供時代。
大人になって慣用句や比喩的表現は覚えられても、何を意図してその言葉が使われたのか分からない。
それから、その言葉から連想される文化的イメージも。
[2000年2月5日 9時1分26秒]

お名前: ペンギン   
他人が不用意に言った「たった一言の誉め言葉」の為に、その後の人生を勘違いしたまま過ご
してしまった連邦市民って、たくさんいるだろうなぁ!?
私の場合は、「お前は、なかなか穿ったモノの見方をする」の一言が一番大きかった。細かい
のは、数え切れないくらいあるけれど。それで、図に乗って突っ走って、気づいた時には後戻
り出来なくなっていて、「また梯子をはずされた!」と何度思ったことか。でも、言った本人
は何も覚えが無くて、結局自分一人が猿回しのサルだっただけなのでした。
ま、笑ってやって下さい。
[2000年2月3日 21時26分48秒]

お名前: ペンギン   
それから、話し言葉は省略が多すぎて分かりにくいけれど、
書くとなるときちんとしてくれるので、分かりやすくなる。
[2000年2月2日 21時1分29秒]

お名前: ペンギン   
言葉に答えることはできるけれど、人間に答えるのは難しいのら。
音声で来るとすぐには考えがまとまらないけれど、文字になっていると意味がつかみやすい。
でもどっちにしても、その場じゃなくって「答えが思いついたら教えて」と言って欲しい。
[2000年2月2日 20時56分46秒]

お名前: F8   
オートリート(毎夏、ニューヨーク州中部の田舎で開かれる連邦市民の県人会)で
助かるなあと思うのは、しゃべらなくても「無視した」と思われずにすむところですね。

あと、筆談だと相手の言うことがわかりやすくて多少は楽だ。
[2000年2月2日 9時11分31秒]

お名前: ペンギン   
何か話しかけられたり聞かれたりした時に、我々のとる態度。
何か言わなければならない状況だということは判っても、何を・どう言って良いか判らない。
(話しかけられたり聞かれたりしていることさえわからない場合は、耳が聞こえていないか
のような印象を与えているでしょう。)
とりあえず相手の言ったことを真似しておくのが、オウム返し。
困惑して口も動かなくなってしまうと、沈黙(フリーズ状態)。
それでも何とか考えて、思いついたことを喋ってしまってバカをみる。
それを何度か繰り返して、どうにかこうにか決り文句や差し障りの無い返事ができるように
なる。
けれど、状況が変わっても応用できなくて、また始めから繰り返し。

でも、その場では意味が判らなかったり、自分の考えや気持ちを言語化できなくて答えられ
なくても、その現場の映像と音声がそっくりそのまま記憶されるので、あとになって突然、
意味が判ったり答えが浮かんだりします。

というわけで、自分からしゃべる分には、物知りで情熱的に見えるかもしれないけれど、人
と普通の日常会話が出来ないのでした。
ただし、何年も付き合ってくれているとか発想の仕方が似ていてこちらの出方をカンペキに
読んでくれる人となら、漫才コンビになれます。
[2000年2月2日 8時17分36秒]

お名前: ペンギン   
「席について」と言われたのに机しかなかったら、混乱します。
つまり立席という「席」だったのですが、「席」と言えば座るものと決めているからです。

さっき、「笑っていいとも」を見ていたら、田代まさしがワザと見えないイスに座ろうと
して、コケるギャグをやっていました。
つまり、そこがパニくるところです。あるいは、ただボー然と突っ立ってしまうかもしれ
ません。
でも、一度そんなことを経験すると、親切にも人に教えたりなんかします。それは、「余計
なお世話」と言われます。
[2000年1月28日 14時32分7秒]

お名前: F8   
ヤラナイでいいです。

ヤラナイことによってこそ、少数文化は保存されるんです。
[2000年1月26日 20時56分40秒]

お名前: ペンギン   
「あなたは、人の話を聞いていない!」と言われた時、私ほど人の話をしっかり聞いている人
は他にいないのに、何を言うかと思った。
確かに、私は一字一句逃さず人の話を聞いていたのだった。
でも、「人の話を聞く」というのは、「人の話を聞き入れる」とか「人の意見を聞いて、自分
の考えや行動を改める」という意味だなんて、ぜ~んぜん知らなかった。
それに、「何故、こんな簡単なことなのに、人に合わせられないのか!」と言われたって、
「出来ないのは何故か」反省するより先に、「そっちの方がオカシイのに、合わせる必要なん
か無い! おかしな事を言う人だ。」と思っていたのでした。
で、そっちが普通でこっちがそうじゃないと言われたって、生存の為に必要な最低限の努力は
いたしますが、今度は「出来ない理由」がハッキリしたので、やっぱりヤラナイのでした。
[2000年1月26日 18時32分38秒]

お名前: ペンギン   
勉強なんてものは一人でするもので、先生の好き嫌いに左右されるなんてオカシイと、ず~っと思っていました。
みんなが、「あの先生、イヤねぇ」とか「困るねぇ」と言っているのを横目で見て、「なにバカなこと言ってい
るんだ、関係無いじゃ~ん。」と思うと同時に、みんなが私みたいに理屈で割り切れる人間に成りたいと思って
いるのに、感情が邪魔して困っているのだと思いました。

その道を極めて、そうなれる方法を教えてやればみんな喜ぶに違いない、そしてその方法は「禅」だと勘違い
して出家しました。でも、誰もそんな事を思っていませんでした。むしろ、感情を共感したかったのでした。
まあ、そもそも「禅」の目指すもの自体が似て非なるもので、社会の中で坊さんの担っている役割となるとまるで
別物だったので、勘違いも甚だしかったのですが…。
そして更に、感情的な人間の姿をチラリと垣間見ただけで、「あんなのが(一人でも)いるなんて、間違っている!」
し「みんなが迷惑している!」と思い込んでいました。確かに、迷惑は迷惑に違いないので、「オカシイねぇ」と
皆口々に言うことは言うのですが、言ったからといってどうこうしようというのではなく、人類とはそういうもの
だったのでした。
そして、人間は人間以外のものに憧れても、本当に人間以外のものに成ろうなんて普通は考えていないなんてこと、
思いも寄りませんでした。

でも、私は未だに、あんなもん(実在する人間)のどこが良いのか、解りません。
[2000年1月24日 10時8分8秒]

お名前: ペンギン   
同様に、「どうしてそんなことを言うの!?」とか「どうして分からないの!?」と、さんざん言われて来た。
子供の頃は、それが「そんなことを言ってはいけない」とか「そういう考え方をするのはオカシイ」という意
味だなんて分かるはずもないから、「だって…。」と理由を言ったら「屁理屈を言うな!」とか「素直じゃな
い!」とか「そんな事を言われたらどういう気持ちになるか考えなさい!」と言われた。それで、言うのは
やめたけどそういう考え方だけは残った。その結果が、整合的な理論の世界と人間についての法則になったの
だった。素直に言うことを聞いて言う通りにやったのに、行き着いた所には誰一人いなかったばかりか単なる
「強迫観念」の集大成だったとは!!!

今、正に答えているのはその質問の続き。だけど、それもまた、アスペの文化を受容しようというんじゃなくて、
どうしたらそれを治して、人間としての普通の感情や興味や生活が出来るようになるか聞き出そうとしている
のかも知れない。 子供の言動の謎が分かることよりも、その子供が「ありがとう」と言ってくれることを待
ち望んでいるのかも知れない。
つまり、理解してその気持ちを子供に伝えたいためじゃなくって、その子供が自分の恩に報いて欲しいとか、
自分の子育ての成果を世に知らしめたいとかいう感情や下心があるのかも知れない!

もしそうだとしたら、自分の子供のことしか考えていない親のエゴにノせられて、またまた、2階に昇ってはし
ごをはずされてしまうのがオチだ。
でも~、ま、いーか、8階の次は10階に居座りャえーってことだから!?
[2000年1月18日 17時42分3秒]

お名前: F8   
「あるから言っているのに、なぜ?」←かつての私のいつものフレーズだ(爆)
(語彙も辞書に載っているし、文法的にも正確だ!←内心の声)
[2000年1月18日 12時34分8秒]

お名前: ペンギン   
「その言い方はない!!!」と怒られたって、他の言い方を知らないから仕方ない。
でも、これは単なる「言い方」の問題ではなくて、そういう(相手の気持ちがわからないような)発想がオカシイ
ということだったのだ。
そんな言い方をされたぐらいで「気を悪くする方がオカシイ」と、ず~っと思っていた。
それどころか、そっちの方こそ「言い方」なんていうどうでもいいことに囚われて、私の言いたかったことを誤解し
て受け取ったヒネクレ者だとさえも思った。
[2000年1月18日 10時58分10秒]

お名前: ペンギン   
あっ、音がこんがらがるのではなく、自分の立場(能動)から言うのは楽だけど、そのことを相手に分かるように
説明しようと相手の立場に置き換えようとすると受動になるので、その作業が頭の中でスムースに行かないんです。
[2000年1月17日 6時19分9秒]

お名前: ペンギン   
確か中学生の頃、避難訓練の標語を作るという課題が出たことがありました。
だいたい、こういうものは(私からすれば浮っついた)美辞麗句を並べ立てるのが通常なんでしょう。避難の手順を
書いたのは私一人でした。
比喩や慣用句は分かるようになって、字義通りの解釈をすることは減りました。それから、鍋なんか食えないんだから
「鍋の中身を食べると言え!」なんて真剣に怒ったりももうしません。ただ、こういうことは冗談に取られてウケルの
で、子供相手にはワザと言ったりもします。(大人にウケナイのは、未だに納得がいかない。なんて頭が固いんだ!と
思ってしまう。)
変わっていないのは、文学的な表現がなんとなくしっくりいかずに、直接的な言い回しをしてしまうことでしょうか。
言葉の繋がりから伝わって来る意味がないと覚え切れなくて、思いついても自信がなくて使えません。
それから、「寄りかかるのはやめて」とはすんなりと言えても「寄りかかられると痛い」ととっさに言えなかったり
します。書き言葉を反転するのは楽だけど、声に出して言おうとすると音が上手く出て来ないからです。吃音がある
からではなく、音がわからなくなってどもってしまうのです。それで、タイミングをはずします。

遠くに離れて暮らしていて症状も違うはずなのに、アスペの子供達が一堂に会するとみんな同じ様な言葉使いをしてい
るは笑えます。失礼だとは思うけど。
[2000年1月16日 10時25分36秒]

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